燃料電池ワールド Vol.714 (2010/07/01 09:26)

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□燃料電池ワールド Vol.714
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■2010年07月01日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成22年度総会【再掲】

 7月23日(金)下記のとおり平成22年度の総会・記念講演会を開催いたします。

 本年5月、戦略会議は世界18カ国の地域が参加する閣僚級会合「水素経済のための国際パートナーシップ(IPHE)」から、優秀リーダーシップ賞を日本で初めて受賞しました。

 そこで、今年の記念講演会は、IPHEアワードの受賞を記念して、我が国が誇る水素研究とエネファームをテーマに、九州大学水素エネルギー国際研究センター佐々木一成センター長と、西部ガス(株)黒田明部長にご講演いただきます。世界最先端の水素研究開発拠点である九州大学の取り組みや、世界最大の福岡水素タウン・創エネハウスの建設などを通じてエネファームの普及を図る西部ガスの取り組みをご紹介いたします。

 情報交換・懇親の場となる交流会とともに、是非、ご参加ください。
◇日時:7月23日(金) 14:00?18:00
◇場所:ホテル日航福岡
(福岡市博多区博多駅前2丁目18番25号 *博多駅より徒歩3分)
◇日程:
・『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜14:50《会場:都久志の間(3階)》
  会長挨拶 新日本製鐵(株) 黒木啓介代表取締役副社長
  知事挨拶 福岡県 麻生渡知事
  来賓挨拶 九州経済産業局長、九州大学総長
  議  事 戦略会議22年度事業計画等
・『IPHE(水素経済のための国際パートナーシップ)受賞報告』 14:55〜15:00
・『記念講演会』 15:05〜16:30
「産学官地域連携による水素社会実現に向けた九州大学の取り組み」

  佐々木 一成氏(九州大学水素エネルギー国際研究センターセンター長)「西部ガスグループのエネファーム普及についての取組み」(仮題)

  黒田 明氏(西部ガス(株)エネルギー統轄本部リビングエネルギー本部営業設備部部長)
・『交流会』 16:40〜18:00《会場:都久志の間(3階)》
◇詳細はこちら→ http://www.f-suiso.jp/H22soukai.html
◇参加費:無料(交流会のみ5,000円/人)
◇申し込み方法:7月15日(木)までに入力フォームからお申し込みください。
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080421174912
◇主催:福岡水素エネルギー戦略会議 http://www.f-suiso.jp/

■2010年06月30日のWEB LINK NEWS
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2010/06/30 JX日鉱日石・木村康新社長「アジア需要取り込み、戦略に」(産経新聞)

 --新エネルギーとして注目される太陽電池や燃料電池の事業への取り組みは

 「提案・設計からメンテナンスまで手がけるシステムインテグレーターとして展開したい。地場の工務店などとの連携が必要だ。特約店のガソリンスタンドでは、家庭向けのLPガスボンベを扱っているところもあり、そうした顧客との接点も生かす」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100630-00000045-san-bus_all

2010/06/30 トヨタなど3社、都バスで新タイプのバイオディーゼル燃料の実証運行(産経新聞)

 トヨタ自動車、日野自動車、昭和シェル石油は30日、新しいバイオディーゼル混合燃料を使った路線バスの実証運行を共同で行うと発表した。天然ガス由来のディーゼル(FTD)燃料と植物由来の水素化バイオディーゼル(HVO)燃料を混合、燃料電池搭載のハイブリッドバスで使う。国土交通省の事業を受託し、都営バスの路線で12日から今年12月まで行う。

 FTDは、従来のディーゼル燃料と比べて排ガス中のPM(粒子状物質)や一酸化炭素が少ないのが特徴だ。天然ガスのほか、石炭からも合成できるうえ、給油施設も既存のものを使える。トヨタは走行試験や車両開発を進めてきた。

 HVOは、植物油のほか動物油などからも合成可能でFTD燃料に性質が似ている。二酸化炭素(CO2)排出削減のため、フィンランドなどで一般の軽油に混合して使われている。

 今回の実証運行ではFTD80%、HVO20%の比率で混合したものを使い、エンジンが問題なく使い続けられるかを確かめる。東京都交通局の保有する「日野ブルーリボンシティ ハイブリッド」1台を使い、都営バス小滝橋営業所(東京都中野区)を起点に営業運行する。

 バイオ燃料は、原料となる植物が成長する過程でCO2を吸収するため、燃焼時のCO2排出はゼロとみなされる。ただ、製造や運搬時のCO2排出を考慮する必要も指摘されている。HVO使用によるCO2削減効果の測定手法はまだ確立されていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100630-00000602-san-bus_all

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
デロイト、電気自動車の新レポートを発表(2010年05月)

 デロイト(Deloitte)は、「牽引力を獲得:米国自動車市場における電気自動車に対する消費者意識調査」の結果を公表した。これは、自動車の購入時の消費者の判断と行動および電気自動車の受容の可能性に焦点を充てている。レポートは主にバッテリー電気自動車(battery electric vehicles:BEVs)を対象としているが、調査結果の多くは燃料電池自動車にも当てはまる。
http://www.deloitte.com/assets/Dcom-UnitedStates/Local%20Assets/Documents/us_auto_GainingTraction051410.pdf
※レポートの全文↑

〔訳注〕デロイトとは デロイトというブランドのもと、デロイト トウシュ トーマツ(DTT/スイスの法令に基づく連合組織体)のメンバーである独立したファームで業務をおこなう十数万人ものプロフェッショナルが協力し、全世界で、監査、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクマネジメントおよび税務に関するサービスをクライアントに提供しています。各メンバーファームは特定の地域で、当該国もしくは複数国の法律およびプロフェッショナルに対する規制の下でサービスを行っています。DTTはメンバーファーム間の調整を支援しますが、DTT自身がクライアントにサービスを提供することはありません。DTTならびにそのメンバーファームは相互に独立した異なる法的存在であり、各々の作為および不作為についてのみ責任を負い、他のファームの責任を負うものではありません。DTTの各メンバーファームはそれぞれの国の法律、規制、実務慣行やその他の要因に従い、独自に構成されており、それぞれの地域で関係会社や提携先を通じてプロフェッショナルサービスを提供しています。

http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/about/tohmatsu-dtt/index.htmより

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!

 7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。

 少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第3回 高度人材育成コース」開催!

 8月31日(火)から9月2日(木)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
※申込みは先着順です。お早めにお申し込みください。
?コースの概要?
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35才未満)
◇開催日程 8月31日(火)?9月2日(木)3日間
◇会場 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会) [初日の講義終了後。全員参加]
 参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月23日(月)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇詳細・お申し込みはこちらから
http://www.f-suiso.jp/3rd_koudo.html
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)/独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター/独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援 水素エネルギー協会(HESS)/燃料電池開発情報センター(FCDIC)/公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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