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□燃料電池ワールド Vol.713
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■2010年06月30日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成22年度総会【再掲】
7月23日(金)下記のとおり平成22年度の総会・記念講演会を開催いたします。
本年5月、戦略会議は世界18カ国の地域が参加する閣僚級会合「水素経済のための国際パートナーシップ(IPHE)」から、優秀リーダーシップ賞を日本で初めて受賞しました。
そこで、今年の記念講演会は、IPHEアワードの受賞を記念して、我が国が誇る水素研究とエネファームをテーマに、九州大学水素エネルギー国際研究センター佐々木一成センター長と、西部ガス(株)黒田明部長にご講演いただきます。世界最先端の水素研究開発拠点である九州大学の取り組みや、世界最大の福岡水素タウン・創エネハウスの建設などを通じてエネファームの普及を図る西部ガスの取り組みをご紹介いたします。
情報交換・懇親の場となる交流会とともに、是非、ご参加ください。
◇日時:7月23日(金) 14:00?18:00
◇場所:ホテル日航福岡
(福岡市博多区博多駅前2丁目18番25号 *博多駅より徒歩3分)
◇日程:
・『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜14:50《会場:都久志の間(3階)》
会長挨拶 新日本製鐵(株) 黒木啓介代表取締役副社長
知事挨拶 福岡県 麻生渡知事
来賓挨拶 九州経済産業局長、九州大学総長
議 事 戦略会議22年度事業計画等
・『IPHE(水素経済のための国際パートナーシップ)受賞報告』 14:55〜15:00
・『記念講演会』 15:05〜16:30
「産学官地域連携による水素社会実現に向けた九州大学の取り組み」
佐々木 一成氏(九州大学水素エネルギー国際研究センターセンター長)「西部ガスグループのエネファーム普及についての取組み」(仮題)
黒田 明氏(西部ガス(株)エネルギー統轄本部リビングエネルギー本部営業設備部部長)
・『交流会』 16:40〜18:00《会場:都久志の間(3階)》
◇詳細はこちら→ http://www.f-suiso.jp/H22soukai.html
◇参加費:無料(交流会のみ5,000円/人)
◇申し込み方法:7月15日(木)までに入力フォームからお申し込みください。
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080421174912
◇主催:福岡水素エネルギー戦略会議 http://www.f-suiso.jp/
■2010年06月29日のWEB LINK NEWS
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2010/06/29 自然、石油、原子力・・・エネルギーも「ベストミックス」の時代 「オルタナ」森摂編集長に聞く(J-CASTニュース)
従来の石炭や石油、原子力、水力に加えて、風力や太陽光発電などの自然エネルギーが台頭してきた。しかも家庭で発電できて、余った電力は売れるようにもなった。CO2削減が電力の供給システムや消費者の生活を大きく変えて、経済成長にも貢献する――。そんな期待について、環境とCSRのビジネス情報誌「オルタナ」の森摂編集長に聞いた。
■マイ箸ではCO2削減に貢献できない
■燃料電池でエネルギーの「地産地消」が可能に
―― エネルギーの生産と消費を小さな地域単位でとらえる「マイクログリッド」も注目されています。
森 マイクログリッドは太陽光、風力、バイオマスなどの小型分散型エネルギーを結び、地域内で電力の需給バランスを調整するエネルギーの「地産地消」で、脱化石燃料対策として浮上してきた。
一般家庭への普及を促すインセンティブとして、「売電」もはじまったが、日本の電力の買い取り価格は1キロワットあたり家庭用で48円、家庭外は24円と安い。また、買い取り方法も海外と異なる。たとえば、ドイツは家庭でつくった電力量をすべて電力会社が一たん買い取ってから、各家庭に再配分する。日本の場合は100の電力を家庭でつくっても、そのうち80の電力を自分で消費したら、残りの20しか買い取ってもらえない。
マイクログリッドは、送電網の遠い過疎地などで有効との指摘もある。電力会社が今ある送電線をどう使うのかなど、インフラの活用もあわせて、考えどころだ。
そうしたなか、石油会社とガス会社が組んで家庭への普及を図っている家庭用燃料電池には大きな期待を寄せている。ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで電気と熱を生み出し、CO2を40%削減でき、エネルギーのムダも減らせる次世代のエネルギー生産システムが燃料電池によって可能になった。家庭で今までどおりガスインフラを活用しながら、「地産地消」に貢献できる。
ハイブリッドカーがすでに広い支持を得ているのだから、家庭で使うエネルギーも自然エネルギーや燃料電池をうまく組み合わせてハイブリッド化するところまで、あとひと息だろう。
―― 政府は環境対策(炭素)税の導入に前向きです。どのように見ていますか。
森 スウェーデンでは、「低炭素社会は長期的な成長の前提条件」との明確な方針を打ち出し、1989年から2006年までの17年間に、CO2を9%削減。その一方で44%の経済成長を成し遂げた。環境問題は、「経済成長につながる」ことがポイントだ。
いずれにせよ、炭素税が導入されれば、おのずと家庭のコスト意識が高まる。燃料電池などは初期投資のコストが普及の足かせになっていたが、エネルギー単価が上がることで投資コストが速やかに回収できるなど、プラスに働く。燃料電池の普及が加速し、多様なエネルギーを利用する「ベストミックス」の時代になることを期待している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100629-00000007-jct-bus_all
※写真あり
2010/06/29 世宗市投資計画企業ら、修正案否決受け「白紙化」(聯合ニュース)【ソウル29日聯合ニュース】世宗市計画修正案が29日の国会本会議で否決されたことを受け、世宗市への投資を決めていたサムスン、ハンファ、ロッテ、熊津グループは、投資計画白紙化の立場を明らかにした。
政府の計画修正案を受け、世宗市にはこれら4グループとオーストリアの太陽光製品メーカーが入居を決めていた。再生可能エネルギー、発光ダイオード(LED)などの分野で総額4兆5150億ウォン(約3287億円)を世宗市に投資し、2万2994人を雇用する計画だった。
サムスンは世宗市に代わり、従来の系列会社工場の余裕用地や代替用地を探し投資する方向で積極的に検討する方針だ。当初はサムスン電子、サムスンLED、サムスンSDI、サムスンSDS、サムスン電機の5社が、2015年までに世宗市一帯にグリーンエネルギー、ヘルスケアなど新事業関連分野で2兆500億ウォンを投資することになっていたが、これらは事実上、「なかったこと」になる。原案通りの世宗市では企業に割り当てられる土地や税制恵沢など企業インセンティブも少なく、入居は現実的に難しいとの立場だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100629-00000029-yonh-kr
■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●大コロンビア燃料電池チャレンジ2010始まる(2010年05月)
サウスカロライナ大学(University of South Carolina ;USC)とコロンビア市、EngenuitySC、サウスカロライナ州技術研究所(SCRA)で組織されるUSC・コロンビア燃料電池コラボレイティブ(USC-Columbia Fuel Cell Collaborative)は、17万5000ドルの大コロンビア燃料電池チャレンジ2010(Greater Columbia Fuel Cell Challenge 2010)を始めた。大コロンビア燃料電池チャレンジ2010は、サウスカロライナ州の水素や燃料電池、クリーン・テクノロジーなどの提携および商業化に焦点を当てた革新性をベースにしたコンテストである。世界中からの参加チームは、水素と燃料電池技術、燃料電池構成部品を次世代型に発展させるための事業計画を提出することを求められる。
提出は2段階で行われ、第1ラウンドの締切は6月16日である。予選を通過するために参加チームは、知的所有権および商業的に実証するそれ相応の事業計画を持っていなければならず、そして以前の燃料電池チャレンジと関わりなく、州の資金を使っていないことを保証しなければならない。さらに応募者は、コロンビア地域で営業するか、移転してくる意欲を持っていなければならない。
http://www.engenuitysc.com/initiatives/greatercolumbiafuelcellchallenge.aspx【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.330 2008/06/01発行「大コロンビア燃料電池チャレンジの第2期受賞者が選抜」[訳注]EngenuitySC 「501c6非営利活動法人として、民間企業からの資金調達を受け取るengenuitysc 、コロンビア号のリージョン、市と郡政府、連邦政府の資金調達や高等教育機関です。」(EngenuitySCのウェブから)。Engenuityの後にあるSCの文字は、サウスカロライナ州の略語。同組織のモットーらしい標語がロゴの下についていた。buildinga brighe to the next economy in south carolaina
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!
7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。
少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第3回 高度人材育成コース」開催!
8月31日(火)から9月2日(木)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
※申込みは先着順です。お早めにお申し込みください。
?コースの概要?
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35才未満)
◇開催日程 8月31日(火)?9月2日(木)3日間
◇会場 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会) [初日の講義終了後。全員参加]
参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月23日(月)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇詳細・お申し込みはこちらから
http://www.f-suiso.jp/3rd_koudo.html
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)/独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター/独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援 水素エネルギー協会(HESS)/燃料電池開発情報センター(FCDIC)/公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
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□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
□連絡先:pemdream@gmail.com
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