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□燃料電池ワールド Vol.712
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■2010年06月29日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成22年度総会【再掲】
7月23日(金)下記のとおり平成22年度の総会・記念講演会を開催いたします。
本年5月、戦略会議は世界18カ国の地域が参加する閣僚級会合「水素経済のための国際パートナーシップ(IPHE)」から、優秀リーダーシップ賞を日本で初めて受賞しました。
そこで、今年の記念講演会は、IPHEアワードの受賞を記念して、我が国が誇る水素研究とエネファームをテーマに、九州大学水素エネルギー国際研究センター佐々木一成センター長と、西部ガス(株)黒田明部長にご講演いただきます。世界最先端の水素研究開発拠点である九州大学の取り組みや、世界最大の福岡水素タウン・創エネハウスの建設などを通じてエネファームの普及を図る西部ガスの取り組みをご紹介いたします。
情報交換・懇親の場となる交流会とともに、是非、ご参加ください。
◇日時:7月23日(金) 14:00?18:00
◇場所:ホテル日航福岡
(福岡市博多区博多駅前2丁目18番25号 *博多駅より徒歩3分)
◇日程:
・『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜14:50《会場:都久志の間(3階)》
会長挨拶 新日本製鐵(株) 黒木啓介代表取締役副社長
知事挨拶 福岡県 麻生渡知事
来賓挨拶 九州経済産業局長、九州大学総長
議 事 戦略会議22年度事業計画等
・『IPHE(水素経済のための国際パートナーシップ)受賞報告』 14:55〜15:00
・『記念講演会』 15:05〜16:30
「産学官地域連携による水素社会実現に向けた九州大学の取り組み」
佐々木 一成氏(九州大学水素エネルギー国際研究センターセンター長)「西部ガスグループのエネファーム普及についての取組み」(仮題)
黒田 明氏(西部ガス(株)エネルギー統轄本部リビングエネルギー本部営業設備部部長)
・『交流会』 16:40〜18:00《会場:都久志の間(3階)》
◇詳細はこちら→ http://www.f-suiso.jp/H22soukai.html
◇参加費:無料(交流会のみ5,000円/人)
◇申し込み方法:7月15日(木)までに入力フォームからお申し込みください。
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20080421174912
◇主催:福岡水素エネルギー戦略会議 http://www.f-suiso.jp/
■2010年06月28日のWEB LINK NEWS
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2010/06/28 【日本版コラム】誰が「太陽光発電バブル」を作りだしたのか?(ウォール・ストリート・ジャーナル)
「バブルがいつ崩壊するか予測するのは誰にもできない。ただ、過去のバブルは例外なくはじけている。経済学の世界では、決まって多数派が間違える」
これは20世紀を代表する経済学者で、元ハーバード大学名誉教授の故ジョン・ケネス・ガルブレイス氏の格言である。
今回のコラムのテーマは「太陽光発電バブル」である。6月22日、ダウ・ジョーンズ通信は、「スペインの太陽光発電補助金、削減されれば資本逃避の恐れ」と題したインタビュー記事を掲載した。
補助金削減が予想されているのは、2008年9月に操業を開始し、25年間、1メガワットあたり450ユーロの固定価格買い取り制度(フィード・イン・タリフ:FIT)の対象となる発電施設である。スペインは2009年だけで太陽光発電業界に、26億ユーロの補助金が支払われており、今後FITの買い取り単価を下げなと、電力料金の引き上げをしなければならない。
政府レベルでFITを導入したのは1990年のドイツが最初である。これは大きな効果を上げ、ドイツ環境省の報告書によると、2007年の全発電量に占めるクリーン電力の比率は14.2%となり、2000年の6.3%から大幅に増加している。
ドイツの成功にならうように、2007年には世界46ヶ国・地域(REN21による)がFITを導入した。
その結果発生したのが「太陽光発電バブル」である。
PHOTONのデータを基に、全世界で新規に設置された太陽光パネルの量の年別推移を見ると、発電能力ベースで2000年は0.3ギガワットに過ぎなかったのが、04年に1ギガワットを超えている。その後、成長に弾みが付き、08年に5.8ギガワット、09年には8.6ギガワットになった。12年には63.5ギガワットに達すると予測されている。05年を起点に計算すると、なんと年率69.2%の急成長市場である。
これが「太陽光発電バブル」の正体だ。
エコ意識が世界で強くなったから太陽光発電が増えたわけではない。もしエコ意識が成長の理由ならば、CO2削減が既に政治課題に上がっていた2000年代前半に大して増えなかったことを説明できないからである。
世界の46ヶ国・地域で2000年代にFITが相次ぎ導入されて、その政策効果が数年前から加速度的に表れてきたということがバブルの背景である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000009-wsj-bus_all
2010/06/28 EV電池再利用の実証実験を開始=GSユアサ、三菱自ら(時事通信)*ジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)や三菱自動車ら4社は28日、電気自動車(EV)の使用済みリチウムイオン電池を再利用する事業モデルを構築するため、今秋から実証実験を開始すると発表した。大きな出力を必要とする車載用電池としての役割を終えた後も、太陽光など自然エネルギーで発電された電力の貯蔵用電池としての可能性を探る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000121-jij-biz
■海外ニュース
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<輸送>
●カミンズ社とプロトネクス社、SOFCをトラックの補助電源に使うことに成功(2010年05月05日)
カミンズ社(Cummins)は、市販の超低硫黄ディーゼル燃料(ultra-low sulfur diesel:ULSD)で走行する7〜8トンクラスのトラック「ホテル・ローズ(hotel loads)」の動力源として、ハイブリッドに構成された補助電源(hybrid-configured auxiliary power unit:APU)として円筒型固体酸化物型燃料電池(tubular solid oxide fuel cell:SOFC)を使った実証試験に成功した。カミンズ社の補助電源は、ハイブリッド・パワー・エレクトニクスとシステム・コントロール、そしてプロトネクス・テクノロジー社(Protonex Technology Corporation)が提供するSOFCモジュールに組み合わせた発電補助機器類を融合した。
このSOFCは、カミンズ・パワー・ゼネレーション社(Cummins Power Generation)のレクリエーション車用電力システム「ハイブリッド・クワイエット・ディーゼル(Hybrid Quiet Diesel:HQD)」から引き出されるパワー・エレクトロニクス部と統合された。ハイブリッド・パワー・エレクトロニクスは、SOFCとバッテリー間のダイナミックな負荷分散機能を提供する。試験は、長距離輸送トラックの一日の日課である10時間の休憩時間を繰り返しながら行われた。
http://www.cumminspower.com/en/about/news/2010/news-2010-02/index.jsp
〔訳注〕この試験の目的は、トラックのアイドリング時の燃料消費を減らし、同時に騒音やCO2等の排ガスを減らすことにある。
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!
7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。
少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第3回 高度人材育成コース」開催!
8月31日(火)から9月2日(木)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
※申込みは先着順です。お早めにお申し込みください。
?コースの概要?
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35才未満)
◇開催日程 8月31日(火)?9月2日(木)3日間
◇会場 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会) [初日の講義終了後。全員参加]
参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月23日(月)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇詳細・お申し込みはこちらから
http://www.f-suiso.jp/3rd_koudo.html
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)/独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター/独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援 水素エネルギー協会(HESS)/燃料電池開発情報センター(FCDIC)/公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
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