燃料電池ワールド Vol.679 (2010/05/11 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.679
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■2010年05月11日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント【再掲】 詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
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☆2010年度立命館グローバル・イノベーション研究機構エネルギー研究拠点シンポジウム 「低炭素社会のエネルギー技術と立命館大学」
◇日時:5月17日(月)13:00?17:30(交流会17:30?19:00)
◇会場:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス エポック立命21 エポックホール
    (滋賀県草津市野路東1-1-1)

☆第17回燃料電池シンポジウム
◇会期:5月19日(水)?20日(木)
◇会場:タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール、江戸川区船堀4-1-1)

☆あらゆる機器をモバイルに、超小型燃料電池
?単3サイズでノートパソコン?
◇日時:5月27日(木)午後3時から午後5時
◇場所:東葛テクノプラザ 大学等研究交流サロン
(千葉県柏市柏の葉5-4-6)

■2010年05月10日のWEB LINK NEWS
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2010/05/10 100%自給可能な太陽光発電 水素で効率変換、同志社大開発(産経新聞)

 太陽光発電で得たエネルギーを水素に置き換え、新型の燃料電池を利用して効率的に電気や給湯用の熱を生み出す新しい自給システムを、同志社大の千田二郎教授(54)の研究チームが開発し、本格実験に乗り出した。こうしたシステムの開発は全国初といい、当面は家庭で使用するエネルギーの15%前後の自給率を想定しているが、同チームは「今後、燃料電池の開発が進めば100%のエネルギー自給も可能」としている。

 エコへの関心の高まりとともに太陽光発電も広がりつつあるが、共働き世帯など昼間に家族が外出する家庭では、太陽光パネルを設置してもバッテリーの設置費用などがネックとなり、効率的なエネルギー自給が難しい現状にあるという。

 同チームが開発したシステムでは、太陽光パネルで集めた電気エネルギーを、水道水を使って電気分解装置で水素に置き換え、ボンベに貯蔵。給湯や電気を必要とする際に都市ガスと混合させ、現在メーカーが開発中の個体酸化物型燃料電池(SOFC)で電気、熱エネルギーに変換する。

 実験は、京都府京田辺市にある同志社大エネルギー変換研究センター屋上の約20平方メートルで実施。住宅用太陽光パネルなどを使った小型システムで、約半年間データを集めるという。

 今回開発されたシステムについて、大阪大学大学院の赤松史光(ふみてる)教授(機械工学)は「無公害の世界最先端の画期的システム。大型化すれば、住宅のほか都市部のオフィスなどでの普及も期待される」と評価している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100510-00000547-san-soci
※写真あり

2010/05/10 走行音装置付けたEV体験=視覚障害者「車いるの分かった」-国交省(時事通信)

 「静か過ぎて気付かず危険」と指摘されるハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)。国土交通省は10日、接近を知らせる走行音を出す装置を付けた試作車の体験会を、東京都内の自動車学校で開き、視覚障害者らに聞いてもらった。

 同省は1月、HV、EVと燃料電池車の「車両接近通報装置」のガイドラインを公表。時速20キロまでの低速時と後退時、エンジンやモーターに似た音が自動的に出るようにすると定め、任意装着を促している。

 これを受け、各社は接近音を開発。「175ヘルツと235ヘルツの和音に認知性を高めるためうなりを加えた」(トヨタ自動車)、「小さいが聞こえやすい高周波と距離感を感じやすい低周波の音を組み合わせた」(三菱自動車)という。

 体験会では、通報装置を付けたトヨタのHVプリウス、三菱のEVアイ・ミーブ、日産自動車のEV試作車がいったん停止した後に発進したり、ガソリン車の後を追走したりした。

 参加した日本盲人会連合会長の笹川吉彦さん(76)は「3社とも分かりやすい音だった。ただ、ほかの車の騒音と一緒になると聞き取りにくいと思う。すでに走っているHVやEVにどう対応するのか気掛かりだ」と指摘。盲導犬を連れた愛沢法子さん(54)は「電車や工事の音がしても、車がいることが何となく分かった。聴力が弱い高齢者らは聞こえないかもしれない」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100510-00000093-jij-soci

2010/05/10 JXホールディングス、中期経営計画と長期ビジョンを策定(レスポンス)

 新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合したJXホールディングスは、2010年度から3か年の経営目標・戦略を定めた「中期経営計画」と2020年度を目途とするグループのあるべき姿を示した「長期ビジョン」を策定した。

 2020年度を目途とする長期ビジョンでは、 新エネルギー関連事業を加えた世界有数の総合エネルギー・資源・素材グループに飛躍するため、既存事業で世界基準で高評価を得られる事業への変革を推進するとともに、新エネルギー関連事業の収益基盤を確立する。市況変動に左右されにくい安定した収益力を確立し、成長分野に戦略投資を継続する。

 事業ごとの目標では、石油精製販売事業は、1日100万バレルにして需要に見合ったスリムで強靭な生産体制を構築する。石油開発事業ではオペレーターシップを主体に持続的に成長する石油開発会社を目指す。金属事業では、資源の確保とエコを軸とした事業を展開、自山鉱比率80%を目指す。新エネルギー事業として収益基盤を確立するため、燃料電池を年間30万台販売することを目標とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100510-00000054-rps-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●エアー・プロダクツ社、ユナイテッド・ナチュラルフーズ社とウェグマン社に水素充填システムを納入(2010/04/28、26)

 フロリダ州サラソータ市にあるユナイテッド・ナチュラルフーズ社(United Natural Foods, Inc.)のフロリダ配送センターは、この配送センターに配属される65台の燃料電池フォークリフトのためにエアー・プロダクツ社(Air Products)の水素充填技術を取り入れようとしている。35万2000平方フィートのサラソータ工場は、米国南東部の消費者に配送するための地域の中心施設として働いており、この水素充填設備は2010年6月末の操業を目指している。

 エアー・プロダクツ社はまた、ウェグマン社(Wegman)の小売りサービスセンター(Retail Service Center:RSC)で働く50台の燃料電池パレットトラック群に水素を供給している。このサービスセンターは、5つの州のウェグマン社の店舗に製品を毎日出荷しているペンシルバニア州ポッツビルの倉庫にある。ウェグマン社に設置されているエアー・プロダクツ社の水素充填設備は、操作係が再充填するための複数の屋内充填ディスペンサーに加えて、屋外の液体水素貯蔵と圧縮システムが含まれている。
http://www.airproducts.com/PressRoom/CompanyNews/Current/AreaOfInterest/Markets/HydrogenEnergy/28Apr2010.htm
http://www.airproducts.com/PressRoom/CompanyNews/Current/AreaOfInterest/Markets/HydrogenEnergy/26Apr2010.htm

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第9回 経営者コース」開催!【再掲】

 水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした「経営者コース」を開催します。

 皆様からのご要望にお応えし、今回から、講義「水素エネルギー新産業の市場展望」では海外の市場動向を新たに追加します。

 また、施設見学では、平成21年9月に供用開始した「九州大学水素ステーション」や燃料電池自動車の実物をご覧いただきます(ご希望の方のみ)。

 水素の基礎から市場展望までを短時間で学んでいただける好評のコースです。

 水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部の方々のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
○日時:5月28日(金)12:50〜17:40
  ※施設見学 17:50〜18:10(希望者のみ)
   交流会 18:15〜19:15(希望者のみ)
○会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡774 ウェスト4号館914号室)→ http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
○受講料:3000円/人(交流会参加の方は別途2000円)
○締切:5月14日(金)※定員40名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/9th_keieisha.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

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