燃料電池ワールド Vol.678 (2010/05/10 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.678
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■2010年05月10日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント【再掲】 詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
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☆2010年度立命館グローバル・イノベーション研究機構エネルギー研究拠点シンポジウム 「低炭素社会のエネルギー技術と立命館大学」
◇日時:5月17日(月)13:00?17:30(交流会17:30?19:00)
◇会場:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス エポック立命21 エポックホール
    (滋賀県草津市野路東1-1-1)

☆第17回燃料電池シンポジウム
◇会期:5月19日(水)?20日(木)
◇会場:タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール、江戸川区船堀4-1-1)

☆あらゆる機器をモバイルに、超小型燃料電池
?単3サイズでノートパソコン?
◇日時:5月27日(木)午後3時から午後5時
◇場所:東葛テクノプラザ 大学等研究交流サロン
(千葉県柏市柏の葉5-4-6)

■2010年05月07〜09日のWEB LINK NEWS
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2010/05/08 燃料電池車:県が導入 低炭素社会、先進県PR 山梨大でも技術開発中 /山梨(毎日新聞)

 県は燃料電池ハイブリッド車を導入した。トヨタ自動車による6カ月間のレンタルで、公用車として使うほか、各地で試乗イベントなどを開く。山梨大では燃料電池の技術開発が進んでおり、県は低炭素社会構築の先進県をアピールしたい考えだ。レンタル料は月額84万円。

 導入される燃料電池車は「トヨタFCHV-adv」。水素を充てんすると、空気中の酸素と反応して電気を発生させて走るため、走行中の二酸化炭素発生はゼロ。約5分の充てんで830キロの走行が可能だ。ナンバーは「4020(シーオーツーゼロ)」。

 トヨタによると、08年ごろから官公庁や企業に貸し出しており、今回で15台目。購入すれば1億円ほどになるという。同社は「15年までには数百万円程度で商品化できるようにしたい」としている。

 4月28日には県庁駐車場で納車式が行われ、横内正明知事が水素を充てん。横内知事は「多くの県民に試乗してもらい、普及につなげたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100508-00000081-mailo-l19

2010/05/09 なるほドリ:福岡で水素エネルギーを開発? /福岡(毎日新聞)
 ◆福岡で水素エネルギーを開発?
 ◇産学官で先端地域目指す 糸島市に「製品研究試験センター」

 なるほドリ 糸島市に「水素エネルギー製品研究試験センター」ができたそうだけど?

 記者 水素エネルギーは燃やしたり、化学反応を利用して電気を作ったりしても水ができるだけなんです。これを利用した燃料電池自動車は二酸化炭素や窒素酸化物などを出しません。次世代のクリーンエネルギーとも呼ばれ、期待が大きいんですよ。
 Q すごいねぇ。で、いつから使えるの?
 Q 課題って?
 Q なぜ福岡県に作られたの?
 Q 長い名前だけど、何をするところ?
 Q 部品を作る会社が自分たちで試験すればいいんじゃない?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100509-00000163-mailo-l40

2010/05/09 ゴミからエネルギー “一石二鳥”の新技術「ビル・バイオマスター」(産経新聞)

 清水建設が、オフィスで出る紙ごみや家庭の食品ごみなどの「バイオ系廃棄物」をエネルギー変える取り組みに挑んでいる。短時間で効率よく電気や燃料に転換できる次世代技術「ビル・バイオマスター」の実証プラントを自社工場に設置。2011年3月ごろまで実証運転をした上で、オフィスビルや工場などで実用化を目指す。廃棄物の削減だけでなく、省エネにもつながり、“一石二鳥”の新技術だ。

 この技術は、紙ごみや廃木、捨てられる食品の残り、農業副産物といったさまざまな種類の廃棄物を高熱分解する。そこで得られたガスから電力とバイオメタノールを作り出す仕組みだ。燃焼性に優れたバイオガスを使った発電と、貯蔵や運搬に適したバイオメタノールという異なった2つのエネルギーを作り出す。原料1キログラムから、おおよそ発電量1キロワット時相当のバイオガス、または約400ccのバイオメタノールを合成できる。

 木材加工などを手がける清水建設の東京木工場(東京都江東区)に実証プラントが設置されている。2段階の燃料合成プロセスをへて、2種類の燃料を合成する。具体的には原料をガス化する「浮遊外熱式高カロリーガス化装置」と、製造したガスをメタノール化する「多段メタノール合成装置」で構成する。

 浮遊外熱式高カロリーガス化装置には、3ミリ以下の粉状に細かくした廃棄物を高温の反応炉に花びらを散らすように投入。炉外から加える約900度の熱で一瞬のうちにガスに変換する。このガスは、水素、一酸化炭素とメタンを含む高カロリーで、発電用の燃料としても使用できる。

 メタノール合成装置は、燃料として利用しなかったガスを管に通し、触媒の作用で高純度のメタノールに変える。合成は20気圧以下、210度程度の環境下で行う。一般的な工業用メタノール製造手法に比べて低い圧力・温度で合成するため、今まで難しかった装置の軽量化と小型化を実現した。これまでは複雑な付帯設備を必要としたため、プラントは大型化する傾向にあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100509-00000516-san-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●アイダテック社、インドネシアの通信設備の契約を受注(2010/04/14)

 アイダテック社(IdaTech)と、パートナーのカスケイディアント社(Cascadiant)は、インドネシアのスマトラ島でのバックアップ電源用燃料電池「エレクトラゲンH2(ElectraGen H2)」の設置と保守に関する契約を結んだ。両社は、インドネシアの無線通信業者PTハッチソンCPテレコミュニケーションズ社(PT Hutchison CP Telecommunications:HCPT)と協働している。
http://www.idatech.com/uploadDocs/041410_IdaTech_Cascadiant_Deployment.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第9回 経営者コース」開催!【再掲】

 水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした「経営者コース」を開催します。

 皆様からのご要望にお応えし、今回から、講義「水素エネルギー新産業の市場展望」では海外の市場動向を新たに追加します。

 また、施設見学では、平成21年9月に供用開始した「九州大学水素ステーション」や燃料電池自動車の実物をご覧いただきます(ご希望の方のみ)。

 水素の基礎から市場展望までを短時間で学んでいただける好評のコースです。

 水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部の方々のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
○日時:5月28日(金)12:50〜17:40
  ※施設見学 17:50〜18:10(希望者のみ)
   交流会 18:15〜19:15(希望者のみ)
○会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡774 ウェスト4号館914号室)→ http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
○受講料:3000円/人(交流会参加の方は別途2000円)
○締切:5月14日(金)※定員40名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/9th_keieisha.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

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