燃料電池ワールド Vol.629 (2010/02/22 08:56)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.629
■□□□□□□□□□
■2010年02月22日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆燃料電池市民講座:燃料電池自動車「クラリティ」試乗会【再掲】(注:申込方法が一部変わりました)

 地球規模の環境問題が大きな波となって世の中を動かしています。自動車の分野ではハイブリッド自動車、電気自動車などがガソリンエンジン車に混ざって、道路を走るようになってきました。2015年からは燃料電池自動車の一般ユーザーへの普及が始まります。

 PEM-DREAMは2005年に、燃料電池自動車「トヨタFCHV」の試乗会を行いました。それから5年、今回はホンダの最新の燃料電池自動車「クラリティ」の試乗会を行います。併せて、日本における水素インフラの状況について、建元章氏(岩谷産業株式会社水素エネルギー部長)からの座学を行い、自動車分野の燃料電池の適応について勉強したいと思います。
◇日 時 3月6日(土)午後2時?5時
◇会 場:岩谷産業株式会社東京本社会議室(JR新橋駅より徒歩10分)
◇参加費:3000円
◇定 員:20人くらい
◇申し込み:「試乗会へ参加」と明記して、1)氏名と、2)会社、団体などの所属機関のある方は【会社/団体名と住所・電話番号】を、所属機関のない方は【自宅の住所・電話番号】を記入して、下記メール宛にお送りください。
 E-mail pemdream@gmail.com
◇主 催:燃料電池NPO法人PEM-DREAM

■2010年02月19〜21日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────
2010-02-19 県:岐阜駅周辺エコ化へ、4月から勉強会で協議 「地球に優しい街」PR /岐阜(毎日新聞)

 県は、岐阜市のJR岐阜駅に隣接する商業施設「アクティブG」の室内照明などの電力を太陽光発電や燃料電池などでまかなうシステムづくりを計画している。県の玄関であるJR岐阜駅周辺をエコ化することで、「地球に優しい街、岐阜」をPRする狙い。4月から、電気・ガス事業者やJR東海、ビル管理会社を交えた勉強会を定期的に開き、実現に向けて協議を進める。

 アクティブGでの計画は、県が進める「次世代エネルギーインフラ構築事業」の一環。施設内で消費する電力の一部を太陽光発電と燃料電池、蓄電バッテリーを組み合わせてまかなう。さらに岐阜市内の工場や焼却施設で空中に放出されている排熱を回収し、ジェル状の液体を入れたコンテナに熱をためてトラックで搬送する「熱搬送システム」を導入。アクティブGの冷暖房やテナントの温水プールなどに利用する。

 実施時期は未定だが、早ければ来年度中にも具体案をまとめる。総事業費は約20億円かかるとみられ、国の補助制度などを活用する。県商工政策課の三輪康典・課長補佐は「県単独では難しい事業で、現在は構想段階だが、国の補助金を積極的に活用して成功につなげたい」と話している。

 県は、国の補助金を利用して昨年、可児市の県営公園「花フェスタ記念公園」と郡上市の民間商業施設「クックラひるがの」に、太陽光発電と燃料電池、蓄電バッテリーを利用して、消費電力の一部を自力でまかなうシステムを設置した実績がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000066-mailo-l21

2010-02-19 エネルギー利用効率改善事業、政府が積極推進(聯合ニュース)【ソウル19日聯合ニュース】エネルギー利用効率を改善する事業が国レベルで大々的に進められる見通しだ。

 エナジー経済研究院は19日、知識経済部に提出した省エネルギー基本計画に関する報告書で、エネルギー低消費・低炭素経済体制への転換に備えるため国家エネルギー利用効率を2012年までに対2007年比11.3%、2017年までに同23.5%改善する案の推進を提案した。

 また、2012年までに燃料電池自動車の早期商用化を進め、2018年までに3万台を生産する戦略を提示するとともに、2013年までにプラグインハイブリッド車の早期量産完了についても取り上げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000023-yonh-kr

2010-02-19 【FC EXPO10】プラチナを使わない低コスト燃料電池 住友商事が公開(レスポンス)

 住友商事と英国ベンチャー企業のACALエネルギーは19日、「FCエンジン」と名付けた燃料電池モジュールの試作機(モックアップ)を3月3日から東京ビッグサイト(江東区有明)で開催される第6回国際水素・燃料電池展「FC EXPO 2010」で初公開すると発表した。

 ACALエネルギーの燃料電池は、PEFC(固体高分子膜燃料電池)の進化形となる。従来のPEFCは、高分子膜の正極・負極両側に高価な白金の触媒が用いられており、PEFCの高コスト化の要因となっていた。ACALエネルギーでは特許技術により、正極側に白金触媒をまったく使わず、より安価な化合物に置き換えることに成功した。

 負極側でも従来型に比べ、白金の使用量を最大90%削減できる見込みで、低コスト化が図れる。

 また、熱や水分の制御も簡略化できるため、システムコストの削減に加えて、耐久性の向上も図れる。

 FCエンジンは1kWから100kWまでの市場をターゲットに開発を進めており、2年以内に実用化・商業化する計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000023-rps-bus_all

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<定置用電源>
●ニューヨーク州電力公社、ウエストチェスター郡のオフィスビルにUTC社の燃料電池を設置(2010-01-13)

 ニューヨーク州電力公社(New York Power Authority;NYPA)は、ダウンタウンエリアのホワイト・プレインズ(White Plains)にあるオフィスビルに、UTCパワー社(UTC Power)の200kW級燃料電池を設置した。燃料電池は、このビルの年間エネルギー需要の約20%を供給し、このユニットから出される廃熱はオフィスのロビーの冷暖房に使われる。この燃料電池は、ウエストチェスター郡にあるオフィスビルに導入された最初の燃料電池である。この運転によって、二酸化炭素の排出が約1116トン相殺されると見込まれている。
http://www.nypa.gov/press/2010/100113a.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆第4回 イワタニ水素エネルギーフォーラム 大阪【再掲】
?水素と電力との共生をめざして?
◎日 時 2月23日(水) 13:00?17:00
◎会 場  ホテルニューオータニ大阪 鳳凰(大阪市中央区城見1-4-1)
       TEL:06?6941?1111
◎参加料 無料
◎定 員 250名
◎プログラム
■来賓挨拶 井岡 秀自氏(近畿経済産業局資源エネルギー環境部長)
■基調講演 「地球温暖化防止への道筋?低炭素社会への転換?」
鈴木 胖氏(兵庫県立大学副学長、大阪大学名誉教授)
■特別講演 「低炭素社会に向けた電力ネットワークの取組み」
宮里 健司氏(関西電力株式会社エネルギー利用技術研究所副所長)
■特別講演 「低炭素社会の実現をめざして?水素インフラ普及開始に向けたHySUTの取り組み?」
北中 正宣氏(水素供給・利用技術研究組合(HySUT)研究開発本部長)
■特別講演 「水素エネルギーが人類の文明を救う」
?WBCSD発表 2050年90億人と25億台以上の自動車 エネルギーが足りますか??清水 和夫氏(モータージャーナリスト)
◎お申し込み http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1094
◎お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局
         TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022
         (受付時間9:00〜17:30 土、日、祝日除く)

☆SSKセミナー【再掲】
●欧米・台湾・日本におけるSOFC、PEFC新技術の全容
<1>国内におけるSOFCの開発動向と東京ガスの新しい取り組み(SOFC+PEFC)矢加部 久孝氏(東京ガス(株)商品開発部)
<2>欧米におけるSOFCの最新動向とCeramic Fuel Cells社の効率60%SOFCの開発(※逐次通訳がつきます)
Trent Rowe 氏(Ceramic Fuel Cells社 製品およびマーケティング担当 グループゼネラルマネージャー)
<3>台湾における燃料電池の実用化の最新動向と
Asia Pacific Fuel Cell Technologies社の戦略(※逐次通訳がつきます)Jeffrey Huang 氏(Asia Pacific Fuel Cell Technologies社 CEO)
◇日 時:3月1日(月) 午後1時?5時30分
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき35,000円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_10078.html

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1