燃料電池ワールド Vol.601 (2010/01/12 10:18)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.601
■□□□□□□□□□
■2010年01月12日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆第4回 イワタニ水素エネルギーフォーラム 東京
?水素と電力との共生をめざして?
【日時】1月27日(水) 13:00?17:00
【会場】東京国際フォーラム「ホールB5」(東京都千代田区丸の内三丁目5番1号)
      TEL:03?5221?9000
【参加料】無料
【定員】300名
【プログラム】
◎来賓挨拶
渡邊 昇治氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課長)
◎基調講演 「温暖化への対応と今後のエネルギー」
茅 陽一氏(財団法人地球環境産業技術研究機構副理事長・研究所長、東京大学名誉教授)
◎特別講演 「低炭素社会実現に向けた東京ガスの取り組み」
村松 治郎氏(東京ガス株式会社技術開発本部技術戦略部長)
◎特別講演 「低炭素社会実現に向けた電気・水素社会のシナリオ」池谷 知彦氏(電力中央研究所・材料科学研究所領域リーダ(先進機能材料領域)上席研究員、工学博士)
◎特別講演 「水素エネルギーが人類の文明を救う」
?WBCSD発表 2050年90億人と25億台以上の自動車 エネルギーが足りますか??清水 和夫氏(モータージャーナリスト)
【申し込み】http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1085【問い合わせ】イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局
         TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022
         (受付時間9:00〜17:30 土、日、祝日除く)

☆『水素先端世界フォーラム2010』開催!
〜福岡から世界へ!水素エネルギー社会実現に向けた最新情報を発信!〜

  詳細、お申し込み→ http://www.congre.co.jp/hydrogen2010/

 2月3日(水)〜4日(木)、世界の第一線研究者や産業人などオピニオンリーダーが一堂に会し、水素エネルギー・燃料電池分野の最新動向や研究開発成果を発信する「水素先端世界フォーラム2010」を開催します。

 4回目を迎える今回は、水素エネルギー社会の実現に先導的な役割を果たす日米欧の産学連携組織から、先進的な地域戦略を発表するほか、産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)及び世界各国から招へいした研究者から最新の研究成果等を発表します。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。

 フォーラム等への参加は無料(レセプション参加費5,000円)です。
 多くのみなさまの参加をお待ちしています。
【プログラム概要】
●2月3日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
  ※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
9:30〜12:00 セッション1『水素エネルギー社会実現に向けた世界の地域戦略』
・麻生 渡氏(福岡県知事、福岡水素エネルギー戦略会議 顧問)
・John W. Tak氏(カナダ水素・燃料電池協会(CHFCA) 代表兼CEO)
・Andreas Ziolek氏(ドイツNRW州Fuel Cell and Hydrogen Network 代表)13:15〜17:20 セッション2『水素研究の最前線』
・Monterey Gardiner氏(米国エネルギー省水素供給プログラム・マネージャー)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
17:30〜19:00 レセプション 参加費 5,000円
●2月4日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
  ※同時通訳なし、参加無料
世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表や施設見学。【主催】(独)産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
【後援】(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)、水素エネルギー協会(HESS)、 燃料電池開発情報センター(FCDIC)、燃料電池実用化推進協議会(FCCJ)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
【申し込み・問い合わせ】ホームページオンラインフォーム、Eメール、電話、ファックスにてお申し込みください。
申込み締切:1月22日(金)
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>
  URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2010/
  TEL:092-716-7116  FAX:092-716-7143

■2010年01月08〜11日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────
2010-01-08 ホンダ FCX クラリティ、ホッケー冬季5輪カナダ代表に納車2010-01-09 (レスポンス)

 米国ホンダは6日、燃料電池車の『FCXクラリティ』を、バンクーバーオリンピックのホッケーカナダチームのキャプテン、スコット・ニーダーマイヤー選手に納車した。

 スコット・ニーダーマイヤー選手は1973年、カナダ生まれの36歳。現在、米NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)の「アナハイムダックス」に所属している。2月に開催されるバンクーバーオリンピックでは、カナダチームのキャプテンを務める。

 カリフォルニア州に住むニーダーマイヤー選手は、妻と4人の子どもの6人家族。休日はアウトドアライフを満喫しており、キャンプをしたりMTBに乗ったりする機会が多いという。彼は自然と触れ合う中で地球環境の大切さを痛感。ホンダにオファーしてFCXクラリティのオーナーになることを決めた。

 FCXクラリティは、ホンダが独自開発した「Vフロー」と呼ばれるフューエルセルスタックを搭載。最大386kmをゼロエミッション走行できる。燃費効率は同クラスのガソリンセダンの約3倍だ。

 納車式において、ニーダーマイヤー選手は「FCXクラリティのオーナーになれるなんて夢みたい。多くの子ども達に自然環境の大切さを伝えていきたい」とコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100108-00000043-rps-ind
※写真あり

2010-01-09 「三洋効果」エコ企業邁進 パナソニック、太陽電池に1000億円(フジサンケイ ビジネスアイ)

 パナソニックの大坪文雄社長は8日、大阪府枚方市内で記者会見し、昨年末に子会社化した三洋電機の太陽電池を増産するため、2015年度までに1000億円規模を投資することなどを盛り込んだ経営方針を発表した。電池事業を強化し、成長市場と位置づける環境・エネルギー事業を推進する。

 「創業100周年の2018年に世界電機トップの環境革新企業になる」

 大阪府枚方市で記者会見した大坪社長はこう述べ、三洋買収で電池などの環境・エネルギー分野に柱に据える考えを強調した。

 パナソニックの家庭用燃料電池と三洋の太陽電池で発生させたエネルギーを、リチウムイオン電池で蓄え、パナソニック電工の施工技術で住宅内に供給する戦略を推進していく。家やビルを“丸ごと”囲い込み、パナソニックグループ製品を浸透させる考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100108-00000001-fsi-bus_all
※写真あり

2010-01-09 上海万博優待キャンペーン…GMジャパン(レスポンス)

 上海万博でGM・上海汽車は、「Drive to 2030」をキーワードにして、2030年の大都市におけるパーソナルモビリティをテーマに展示する。上海万博では「ベター・シティー、ベター・ライフ」の実現につながるような自動車と共にある生活というポジティブなイメージを築くとともに、シボレー『イクイノックス燃料電池車』、シボレー『ボルト』、『PUMA』といった次世代のGM車を展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100109-00000012-rps-bus_all
※写真あり

2010-01-10 サムスン系列4?6社、世宗市への大規模投資を計画(聯合ニュース)【ソウル9日聯合ニュース】サムスン電子とサムスンSDI、サムスンLEDなど、サムスングループ系列4?6社が、忠清南道に建設予定の世宗市に対する大規模投資計画を立てたことがわかった。発電用燃料電池やシリコン薄膜太陽電池など、次世代事業の生産ラインを世宗市に構築する方針とされる。

 一方、半導体や液晶デバイスなどは、「他地域への投資事業を排除する」という李明博(イ・ミョンバク)大統領の方針に基づき、世宗市への投資対象から除かれた。複数の政府関係者が8日に聯合ニュースの記者と会い、こうした世宗市投資企業誘致計画を明らかにした。

 サムスンSDIが数千億ウォンを新たに投じる発電用燃料電池事業は、次世代成長エンジンに挙げられるグリーン成長事業。また、サムスン電子の新規投資事業となるシリコン薄膜太陽電池は、薄膜トランジスタ(TFT)液晶技術を活用し、太陽光発電装備の中核をなす太陽電池を作るというものだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100110-00000001-yonh-kr

2010-01-11 新日石、石油便覧を改訂---よく読むとよくわかる(レスポンス)

 新日本石油は、一昨年公開したウェブサイト「石油便覧」を改訂した。

 石油便覧は、1921年の初版以降、19版を重ねてきた同社編集による石油専門書で、創業以来120年にわたって蓄積してきた石油に関する知見をもとに、国内外の石油産業の現況や歴史、石油製品の用途、関連産業の動向など、石油に関する情報を幅広く、詳細に記載している。

 2008年6月からウェブサイト版としてリニューアルし、検索機能や石油用語辞典などを充実させ、石油に関心のある人に広く活用してもらっており、毎月2万人を超える訪問がある。

 今回の改訂は、ウェブサイト版となって初めての改訂で、石油業界の家庭用燃料電池(エネファーム)や太陽光発電などの新規事業への取り組み、燃料油卸価格での新価格体系導入などの記述を盛り込むと同時に、各種データ、資料を最新の内容に更新した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100111-00000000-rps-inet
※画像あり

2010-01-11 【ドイツ】電気自動車版Aクラスの生産開始=ダイムラー、10月から(NNA)

 自動車大手ダイムラーは8日、10月からメルセデス・ベンツ「Aクラス」の電気自動車版の量産を開始すると発表した。これにより、同社の環境対応車のラインアップは3モデルとなる。

 ダイムラーは、2009年11月から超小型車スマートの電気自動車版を1,000台規模で生産を開始。欧州6カ国と米国、カナダでリース提供しており、2012年からは大量生産に移行する計画だ。また、水素燃料電池車の「Bクラス・Fセル」の組み立ても始まっており、第1弾として200台が今年中に欧州と米国の顧客へ納入されるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100111-00000013-nna-int

2010-01-11 <韓国>世宗市は「経済都市」に…首都機能移転を撤回(毎日新聞)【ソウル大澤文護】韓国政府は11日、西部・忠清南道などを中心に建設中の新都市「世宗(セジョン)市」への首都機能移転計画を白紙撤回し、代わりに大企業や大学・研究機関を誘致して「教育科学中心の経済都市」を建設すると正式発表した。計画見直しに対し、首都機能移転を決定した盧武鉉(ノ・ムヒョン)前政権を支えた野党・民主党は強く反発。李明博(イ・ミョンバク)大統領は今後、国民を説得し政治的求心力の維持を図ることになる。

 都市機能の中核となる企業活動分野では、サムスン・グループが進出して太陽光発電、燃料電池、発光ダイオードなどの生産体制を整えるほか、ハンファ・グループはエネルギー分野、ロッテ・グループは食品研究分野で進出し、オーストリアの太陽光製品メーカーも投資する。学術部門では、高麗大学、韓国科学技術院(KAIST)が大学院などを建設するほか、先端科学研究施設建設も目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100111-00000045-mai-kr

2010-01-11 <上海万博>「排出ゼロ」未来都市展示…環境の日本売り込め(毎日新聞)

 中国で5月に開幕する上海国際博覧会(上海万博)で、日本政府と企業・団体が共同出展するパビリオン「日本館」に、二酸化炭素(CO2)を排出しない未来の都市「ゼロエミッションタウン」が登場する。太陽光パネルや環境対応車(エコカー)など日本の先端技術のほか、下水を飲用水に処理する最新の水システムも紹介。「環境の日本」を世界にアピールして、今後世界的に需要が高まる環境関連技術や水ビジネスの国際展開につなげることを目指す。

 展示の目玉の一つがゼロエミッションタウンだ。CO2を排出しない2020年の街の姿をセットなど実物大で表現するのが売り。風力発電や次世代型送電網(スマートグリッド)、燃料電池自動車に水素ガスを供給する「水素ステーション」などが立ち並ぶ風景を写真で立体的に作り出し、エコカーや省エネ家電を配置。窓ガラスに張り付けて発電する「太陽光発電窓ガラス」、人や車が通る圧力で電気を生む「発電床」など、実用化に向けて開発が進む先端技術の実物も展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100111-00000050-mai-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<ポータブル/バックアップ電源>
●プロトネクス社、陸軍向けの固体酸化物型燃料電池の製造で100万ドルの契約を受注(2009/12/01)

 プロトネクス・テクノロジー社(Protonex Technology Corporation)は、南カロライナ大学研究基金(University of South Carolina (USC) Research Foundation)とWinTec Arrowmaker社を通して、米国陸軍へ固体酸化物型燃料電池(SOFC)発電システムの製造と試験、そして配送するために、最大で100万ドルの契約を落札した。この12カ月間の契約で、プロトネクス社は、完全に統合された液体燃料発電機の開発を続ける。そして、さらなる試験と評価のために、多様な液体燃料を使用する固体酸化物型燃料電池発電システムを陸軍に配送することを期待されている。
http://www.protonex.com/_assets/pressrelease/77b532ca-2d62-4340-9716-66c13d6940b8.pdf

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1