燃料電池ワールド Vol.587 (2009/12/14 09:08)

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□燃料電池ワールド Vol.587
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■2009年12月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年12月11〜13日のWEB LINK NEWS
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2009/12/11 福岡モーターショー 3会場で開幕 格安車「ナノ」も登場(毎日新聞)

 国内外の自動車メーカーによる最新作を集めた「福岡モーターショー2009」(福岡自動車博覧会実行委員会主催)が11日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡と周辺の3会場で始まり、多くの自動車ファンでにぎわった。14日まで。

 次世代コンセプトカーなど83社160台を展示。国内メーカーは九州に生産拠点を置くトヨタ自動車、日産自動車、ダイハツ工業、ホンダの4社のみだが、輸入車を前回の5ブランドから15ブランドに増やした。インド・タタ自動車の超低価格車「ナノ」(インド国内価格約21万円)も国内初公開とあって、話題を呼びそう。環境対応の燃料電池車や電気自動車の試乗会、カーエレクトロニクスに関する講演やシンポジウムなども予定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000008-maip-soci
※写真あり

2009/12/11 FC・FESTA:電動自転車、家庭用発電機…燃料電池でエコ生活--大阪/大阪(毎日新聞)
 ◇大型バス、携帯電話充電器…--大阪国際会議場

 二酸化炭素排出量削減の手段として注目される燃料電池の総合イベント「FC FESTA09」が9、10日、2日間の日程で開かれた。会場の大阪国際会議場(大阪市北区)では、来場者が燃料電池にまつわる最先端の技術展示を見学した。

 資源エネルギー庁や燃料電池車の普及活動を担う「おおさかFCV推進会議」、大阪科学技術センターが主催した。燃料電池は水素と酸素を利用して発電する技術。発電時に二酸化炭素が発生しないことから、クリーンなエネルギーとして注目されている。

 会場では、大型バスなど燃料電池車の試乗会も実施。家庭用発電機や電動自転車、小型の携帯電話充電器など燃料電池を利用した技術も紹介され、メーカーの技術者らが熱心に見入っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000135-mailo-l27

2009/12/11 「新電力網」三洋が進撃 大規模システム 来秋実用化(フジサンケイ ビジネスアイ)

 太陽電池などの自然エネルギーと蓄電池などを組み合わせた次世代電力網「スマートグリッド」の実用化に向けた動きが活発化している。三洋電機は10日、参入を表明している業務用スマートグリッド構築サービスで、中規模システムに加え、来秋にも大規模向けも提供する意向を明らかにした。日立製作所も自治体などと連携して地域版の実験準備を進めている。スマートグリッドは日本、欧米を合わせた市場が2015年度に約4兆円になるとの予測もあり、急成長市場をめぐって電機メーカー各社の競争が始まった。
 ◆ローソンと実験
 ◆日立、東芝も本腰
 ≪価格がネック 政府の後押し重要≫
 ■三洋電機の花房寛・エナジーソリューション事業統括部長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000000-fsi-bus_all

2009/12/12 出前講座:山形大工学部が米沢一中3年生に 燃料電池車に歓声 /山形(毎日新聞)

 小さな燃料電池車がスーッと動き出し、生徒から「オーッ」という声が--。米沢市立第一中(金子周治校長)で11日、山形大工学部の飯塚博教授(機械システム工学専攻)の研究室の学生らが3年生137人に2時間の「出前講座」をした。理系、特に工学の面白さにふれて「理科離れ」をなくすのが狙い。

 6班に分かれた生徒に飯塚研究室の学生14人が、燃料電池の仕組みを講義。長さ24センチ、幅11センチ、高さ9センチの小さな燃料電池車や無線操縦車を教室で走らせ、利点や欠点を討議した。ある女生徒は「分かりやすく面白かった」と話した。

 また、飯塚教授の紹介で本田技術研究所主任研究員の米口宏さん(47)が「クルマを、救え」と題し、開発に携わったハイブリッド車「インサイト」や燃料電池車から環境問題を話した。スーパーカー世代でF1設計を夢見て入社したことや、石油枯渇や二酸化炭素増による温暖化をデータを示しながら説明。電気自動車を含めたエコカーの必然性と将来性を話し「なぜいろいろな現象が起こるのか深く掘り下げて考える力を付けて」と結んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091212-00000116-mailo-l06

2009/12/13 自動車保有台数、2020年に4倍増の2億台へ―中国(Record China)

 2009年12月10日、網易汽車によると、湖南省長沙市で開催されている「第5回長沙国際モーター博覧会」で、中国機械工業聯合会の張小虜(ジャン・シャオユー)副会長は中国の自動車保有台数は現在の5000万台から2020年前後に2億台まで増加し、自動車大国から自動車強国に変貌を遂げるとの見通しを発表した。

 また、ある専門家の「中国の自動車保有台数が現在の米国並みの水準になったら、資源不足のため、地球があと十数個あってはじめてエネルギーが賄える」との指摘について、張副会長は「こうした指摘は中国の自動車産業を発展させたくないとの発想に基づいている。中国はなぜ米国人と同じことができないのか?石油は米国人が全部利用して、中国人は利用できないのか?」と反発した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091213-00000007-rcdc-cn
※写真あり

■海外ニュース
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<素材/部品>
●ジョージア工科大学、固体酸化物型燃料電池の新しい材料を開発(2009/10/18)

 ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)の研究者たちは、固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)に適した材料を広げる新しいセラミック材料を開発した。新しいイオン伝導混合物質の長期の信頼性はまだ証明されていないけれども、その開発は、固体酸化物型燃料電池が直面している2つの最も難しい問題--燃料中の対硫黄性とコーキングとして知られる炭素集積に対する抵抗--に取り組むことができた。この新しい材料はまた、固体酸化物型燃料電池の低温作動や材料と製造コスト削減の可能性について効果があった。
http://www.sciencedaily.com/releases/2009/10/091001163721.htm

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆有機ハイドライド利用システム研究会 特別講演会【再掲】
「『低炭素社会』実現に向けた現状と展望?有機ハイドライド利用技術の最新動向」
○日 時:12月16日(水) 13:00?17:40
○場 所:弘済会館 東京都千代田区麹町5?1 
     http://www.kousaikai.or.jp/hall/index.html
     JR「四谷駅」麹町出口、
     または地下鉄「四谷駅」共通1番出口から徒歩5分
○会 場:弘済会館 会議室「梅」
○参加費:会員無料(法人会員は無料。複数名可)

     非会員 お一人様 8000円(資料代含む。当日現金払い)
○講演内容
1.基調講演 東京工業大学統合研究院教授 柏木 孝夫氏
「新政権下のエネルギー政策」
2.九州大学・水素エネルギー国際研究センター長教授 佐々木 一成氏「産学官地域連携による水素エネルギー社会実現:福岡水素プロジェクトを例として」
3.株式会社新エネルギー研究所取締役 斉藤 泰和氏
「有機ハイドライドによる海外風力水素の貯蔵輸送利用」
4.財団法人エネルギー総合工学研究所プロジェクト試験研究部部長 坂田 興氏「水素キャリア(高圧および液体水素、有機ハイドライド)に応じたフィージビリティスタディに関して」
5.財団法人石油産業活性化センター新燃料部長 菊池 和廣氏
「製油所における水素製造と供給システムの今後の展開と有機ハイドライドの活用」
◇申込方法(12月14日(月)申込締切)
メール(奥田okuda@hrein.jp)またはファックス(011?209?9778)にて下記の項目を明記の上、お申し込み下さい。定員となり次第、締め切りとさせて頂きます。
 ・参加者貴名(フリガナ)
 ・貴団体名(フリガナ)
 ・参加者の部署・役職名
 ・住所 
 ・電話、ファックス
 ・電子メールアドレス
○お問い合わせ 有機ハイドライド利用システム研究会事務局
   http://www.organic-hydride.com/

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