燃料電池ワールド Vol.586 (2009/12/11 09:29)

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□燃料電池ワールド Vol.586
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■2009年12月11日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年12月10日のWEB LINK NEWS
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2009/12/10 狙いは次世代エコカー技術 スズキ、交渉したたか 大量生産へ部品共通化(産経新聞)

 スズキと独フォルクスワーゲン(VW)の資本提携には、VWの出資比率を連結対象企業になる20%ギリギリにとどめるなど“ガリバー”VWを相手にした鈴木修会長兼社長のしたたかな交渉術が垣間見える。米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁解消から1週間もたたないうちの電撃発表。エコカー開発や新興国での協力を通じ、VWとの関係をいかに構築するか、注目されそうだ。

 ただ、提携を持ちかけたのはVW側だ。交渉は9月下旬ごろから加速し、11月にはVWのウィンターコルン会長自らが浜松市の工場を訪れた。

 世界自動車販売の首位を目標とするVWにとって、喫緊の経営課題は新興国市場の開拓。その点、新興国で主流の小型車分野で高い技術力を誇るスズキは、魅力的なパートナーに映ったに違いない。条件さえ整えば「スズキは海外の多くの自動車メーカーにとって組みたい企業」(アナリスト)といわれ、“競争率”は高かった。VWとしては譲歩をしても交渉を急ぎたかったものとみられる。

 ただ、スズキは米GMと燃料電池車の共同開発を進める方針で、出資比率を含めたVWとの提携がどう進むか、流動的な面も少なくない。その帰趨(きすう)は「あと20年(経営トップを)やる」と鼻息の荒い鈴木会長の手腕次第とも言えそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000055-san-bus_all
※写真あり

2009/12/10 積水ハウスと三洋電機、省エネ住宅共同開発(産経新聞)

 積水ハウスと三洋電機が太陽光発電による電力を蓄える蓄電池を搭載した省エネルギー住宅の共同開発に向け、提携を検討していることが10日、明らかになった。平成24年の商品化を目指し、来年中に積水ハウスの総合住宅研究所(京都府木津川市)などで実証実験を行う。

 三洋の大容量タイプのリチウムイオン電池を搭載し、太陽光発電の電力や料金の安い深夜電力をためて使用する。従来の太陽光発電システムと燃料電池を組み合わせ、電力を効率的に使う新システムを共同開発していく。

 また、太陽光で発電した電力を直流のまま使えるシステムも開発し、LED(発光ダイオード)照明などに利用する。住宅内で利用する際に直流から交流に変換していた電力ロスをなくす。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000553-san-bus_all

2009/12/10 トヨタのインド専用新型車 デリーモーターショーで発表へ(レスポンス)

 トヨタ自動車は、2010年1月5日から11日までインド・ニューデリーのプラガティ・マイダン国際展示場で開催される「10th Auto Expo in Delhi」(デリーオートエキスポ)に、トヨタブースで合計14台の市販車・参考出品車を出展する。

 他にも、東京モーターショーで公開したパーソナルモビリティコンセプト『i-REAL』、燃料電池ハイブリッド車『Fine-S』などの参考出品車も展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000014-rps-bus_all
※写真あり

2009/12/10 【エコプロダクツ09】大盛況で開幕、12日まで(レスポンス)

 エコプロダクツ2009が10日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。11回目となる同イベントの今回のテーマは「問い直せ、日本の力 - ソーシャルパワー元年 - 」。自動車メーカーや家電メーカーといった企業をはじめ、NGO・NPO、自治体、研究機関などありとあらゆるジャンルの721団体が出展し、それぞれのビジネスと環境への取り組みをアピールする。

 自動車メーカーでは、トヨタ、日産、マツダ、富士重工、三菱、三菱ふそうが出展し、電気自動車や新開発のクリーンエンジンなどを展示している。また、エコカー乗車体験コーナーでは三菱『i-MiEV』、スバル『プラグインステラ』といったEVのほか、トヨタ『FCHV-adv』やマツダの『プレマシーハイドロジェンREハイブリッド』のような燃料電池車の実験車両にも無料で試乗する事ができる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000041-rps-bus_all
※写真あり
■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●SFC社、2つの新型燃料電池を発表(2009/10/05,26)

 SFCスマート・フュエルセル社(SFC Smart Fuel Cell AG)は、車両装備と車両装備外の防衛用途のための新型燃料電池「エミリー2200(EMILY 2200)」を発表した。補助電源を搭載した軍用車両として、「エミリー2200」は、車両バッテリーを充電できるように保っていて、無線や他の通信設備から暗視装置や航海装置、そしてコンピューターに至る装置のために電力を届ける。車両装備外のものとしては、「エミリー2200」は携帯や定置用用途のために電力を供給する。それは、無人用途はもちろん野外でバッテリーを充電するステーションとしても使われている。一つの燃料容器は、装置に100時間以上電力を供給できる。

 SFC社はまた、「イーフォイ・プロ2200(EFOY Pro 2200)」を発表した。この燃料電池は、監視カメラや測量、そして交通管理システムの早期警戒センサーのような系統外の産業システムに適合している。
http://www.efoy.com/en/press-release/11161-markteinfuehrung-der-emily-2200-brennstoffzelle-von-sfc-smart-fuel-cell.html
http://www.efoy.com/en/press-release/11163-sfc-smart-fuel-cell-bringt-leistungsstaerkste-efoy-pro-2200-auf-den-europaeischen-markt.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆有機ハイドライド利用システム研究会 特別講演会【再掲】
「『低炭素社会』実現に向けた現状と展望?有機ハイドライド利用技術の最新動向」
○日 時:12月16日(水) 13:00?17:40
○場 所:弘済会館 東京都千代田区麹町5?1 
     http://www.kousaikai.or.jp/hall/index.html
     JR「四谷駅」麹町出口、
     または地下鉄「四谷駅」共通1番出口から徒歩5分
○会 場:弘済会館 会議室「梅」
○参加費:会員無料(法人会員は無料。複数名可)

     非会員 お一人様 8000円(資料代含む。当日現金払い)
○講演内容
1.基調講演 東京工業大学統合研究院教授 柏木 孝夫氏
「新政権下のエネルギー政策」
2.九州大学・水素エネルギー国際研究センター長教授 佐々木 一成氏「産学官地域連携による水素エネルギー社会実現:福岡水素プロジェクトを例として」
3.株式会社新エネルギー研究所取締役 斉藤 泰和氏
「有機ハイドライドによる海外風力水素の貯蔵輸送利用」
4.財団法人エネルギー総合工学研究所プロジェクト試験研究部部長 坂田 興氏「水素キャリア(高圧および液体水素、有機ハイドライド)に応じたフィージビリティスタディに関して」
5.財団法人石油産業活性化センター新燃料部長 菊池 和廣氏
「製油所における水素製造と供給システムの今後の展開と有機ハイドライドの活用」
◇申込方法(12月14日(月)申込締切)
メール(奥田okuda@hrein.jp)またはファックス(011?209?9778)にて下記の項目を明記の上、お申し込み下さい。定員となり次第、締め切りとさせて頂きます。
 ・参加者貴名(フリガナ)
 ・貴団体名(フリガナ)
 ・参加者の部署・役職名
 ・住所 
 ・電話、ファックス
 ・電子メールアドレス
○お問い合わせ 有機ハイドライド利用システム研究会事務局
   http://www.organic-hydride.com/

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