燃料電池ワールド Vol.575 (2009/11/26 08:56)

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□燃料電池ワールド Vol.575
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■2009年11月26日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

※昨日配信したマガジンの号数と日付が間違っていましたので、本日の分を正規の数字に直しました。
■2009年11月25日のWEB LINK NEWS
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2009/11/25 水素の特性や可能性学ぶ 木津川の梅美台小でサイエンス教室(京都新聞)水素エネルギーについて学ぶ「サイエンス教室」が24日、京都府木津川市の梅美台小で開かれた。児童らが、水の電気分解実験などを通じて、水素の特性や可能性を体験した。

 液化水素などを手掛ける岩谷産業が、「危険」とのイメージがある水素を理解してもらおうと実施。社員が講師を務めた。

 この日は6年生31人が参加し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を出さないエネルギーとして、水素の特性を学習。実験では水を電気分解し、発生した水素や酸素を使って電球が点灯する様子を観察した。

 また、水素を使った燃料電池車など計3台が紹介され、乗り心地を楽しんだ。浜田みくほさん(12)は「普通の車より静かで揺れも少ない。これなら車酔いしないと思う」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000020-kyt-l26
※写真あり

2009/11/25 日産とコカコーラZEROがタイアップ…FCVをリース販売(レスポンス)

 北米日産は24日、『エクストレイルFCV』を米国で初めてリース販売すると発表した。排気ガスをまったく出さないゼロエミッション車という点を利用して、コカ・コーラ社が「コカ・コーラZERO」のPRに活用する。

 今回、北米日産は、米国における燃料電池車リース販売の第1号車を披露。このエクストレイルFCVは、カリフォルニア州に本拠を置くサクラメント・コカ・コーラボトリング社にリースされる。

 これはエクストレイルFCVがゼロエミッション車であり、コカ・コーラの糖分/カロリーゼロ版、「コカ・コーラZERO」の広告宣伝に最適と判断されたためだ。サクラメント・コカ・コーラボトリングでは、エクストレイルFCVを1年間、各種イベントなどに活用。この契約は2年間延長できる。

 外観は淡いブルーのボディカラーに、コカ・コーラのデカールを貼り付けた仕様。サクラメント・コカ・コーラ社のボブ・ブラウン上級副社長は、「燃料電池車の導入は、我々の環境への取り組みを示す大きな一歩。燃料電池車の納車に興奮している」とコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000012-rps-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●コンシステル社、スピロ燃料電池の供給者として選ばれる(2009/10/12)

 コンシステル社の子会社のコンシステル・インドネシア社(PT CONSISTEL Indonesia)は、ハチソンCPテレコミュニケーションズ社(Hutchison CP Telecommunications;HCPT)によって、インドネシアのジャバやスマトラ、バリ地方に200台のバックアップ電源「スピロ(Spiro)水素燃料電池」を配置するために選ばれた。
http://news.prnewswire.com/ViewContent.aspx?ACCT=109&STORY=/www/story/10-12-2009/0005110674&EDATE=〔訳注1〕PT CONSISTEL 東南アジアやインド、中東の地域を主に、ワイヤレスおよびモバイルネットワークソリューションを提供する独立系サービスプロバイダ。シンガポールに本社を置く。
〔訳注2〕スピロ(Spiro)水素燃料電池 コンシステル社のバックアップ用燃料電池商品。以下のサイトがスピロのパンフレットで、写真がある。
http://www.consistel.com/brochures/Spiro.pdf

<マイクロ燃料電池>
●東芝、燃料電池充電器「ディナイオ」を製造販売(2009/10/24)

 東芝は、新しいモバイル燃料電池充電器「ディナイオ(Dynario)」の3000台限定販売を始めた。この機器は、メタノール燃料を1回注入すると、携帯電話に2回充電できる。
http://www.techchee.com/2009/10/24/portable-fuel-cell-charger-toshiba-dynario/
※画像あり

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆【第4回 家庭用燃料電池補機セミナー】【再掲】
?家庭用燃料電池・補機類に関する最新ニーズを把握できる絶好のビジネスチャンス?

 本セミナーは、周辺機器(補機類)に応用可能な優れた技術、ノウハウを有する企業の皆様に、燃料電池用補機類に要求される仕様など、新規参入に有用な最新情報を提供しています。

 今回のセミナーでは、NEDO技術開発機構より「家庭用燃料電池システムのコストダウンに向けた周辺機器の技術開発」について解説するとともに、補機分野への参入を果たしたメーカーより「補機類の技術課題や開発において苦労された事、参入成功要因」等についてご講演いただきます。

 また、講演終了後には、講師および補機分野に精通した補機研究会コーディネーターを囲んで名刺交換会を行います。

 参加申込の締め切りは、11月20日(金)となっていますので、お早めにお申し込みください。
○概 要
開催日時:11月27日(金) 14:00〜16:30
会  場: 福岡県吉塚合同庁舎6階 603A会議室
(福岡市博多区吉塚本町13-50)
定  員:100名【定員に達し次第、申込受付を締め切ります】
参 加 費:無料
◇補機セミナーの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/H21hokiseminar4.html
◇参加申込み方法(オンラインでお申込みください)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20091009095852
○主  催:福岡水素エネルギー戦略会議

☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”(参加費無料)/大阪【再掲】

 経済産業省は、燃料電池に関するセミナー、見本市等を開催する。その全容が決まり、事前登録が始まっている。(http://www.fc-osaka.jp)
会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時?午後5時
会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○セミナー会場では、特別講演、8つの技術セミナー、パネルディスカッションを開催プログラムや事前登録はこちら→ http://www.fc-osaka.jp/seminar/index.html
・特別講演:Fuel cell Hydrogen Network(ドイツNRW州)
・パネルディスカッション:「儲かりまっか エネファーム?中小企業は参入できるのか?」
・技術セミナー:エネファームシステムメーカー、SOFC,PAFC,マイクロ燃料電池、水素インフラ等燃料電池基幹企業が最新の技術開発の動向を紹介
○見本市では、大阪ガス、新日本石油、東芝燃料電池システム、日本エア・リキード、富士電機システムズなど基幹企業をはじめ、優れた技術を有する先端企業62社、新エネルギー財団(NEF)、燃料電池普及促進協会(FCA)、水素・燃料電池実証(JHFC)プロジェクト、おおさかFCV推進会議、関西の主要大学・研究機関が出展する。
○燃料電池自動車・バス等の試乗会も開催される(「おおさかFCV推進会議」主催)
  (http://www.fc-osaka.jp/event/index.html)
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター技術・情報振興部内

        「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・米田
         TEL:06-6225-3666 FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

☆有機ハイドライド利用システム研究会 特別講演会【再掲】
「『低炭素社会』実現に向けた現状と展望?有機ハイドライド利用技術の最新動向」
○日 時:12月16日(水) 13:00?17:40
○場 所:弘済会館 東京都千代田区麹町5?1 
     http://www.kousaikai.or.jp/hall/index.html
     JR「四谷駅」麹町出口、
     または地下鉄「四谷駅」共通1番出口から徒歩5分
○会 場:弘済会館 会議室「梅」
○参加費:会員無料(法人会員は無料。複数名可)

     非会員 お一人様 8000円(資料代含む。当日現金払い)
○講演内容
1.基調講演 東京工業大学統合研究院教授 柏木 孝夫氏
「新政権下のエネルギー政策」
2.九州大学・水素エネルギー国際研究センター長教授 佐々木 一成氏「産学官地域連携による水素エネルギー社会実現:福岡水素プロジェクトを例として」
3.株式会社新エネルギー研究所取締役 斉藤 泰和氏
「有機ハイドライドによる海外風力水素の貯蔵輸送利用」
4.財団法人エネルギー総合工学研究所プロジェクト試験研究部部長 坂田 興氏「水素キャリア(高圧および液体水素、有機ハイドライド)に応じたフィージビリティスタディに関して」
5.財団法人石油産業活性化センター新燃料部長 菊池 和廣氏
「製油所における水素製造と供給システムの今後の展開と有機ハイドライドの活用」
◇申込方法(12月14日(月)申込締切)
メール(奥田okuda@hrein.jp)またはファックス(011?209?9778)にて下記の項目を明記の上、お申し込み下さい。定員となり次第、締め切りとさせて頂きます。
 ・参加者貴名(フリガナ)
 ・貴団体名(フリガナ)
 ・参加者の部署・役職名
 ・住所 
 ・電話、ファックス
 ・電子メールアドレス
○お問い合わせ 有機ハイドライド利用システム研究会事務局
   http://www.organic-hydride.com/

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