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□燃料電池ワールド Vol.567
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■2009年11月13日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream
■2009年11月12日のWEB LINK NEWS
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2009/11/12 水素ステーション:日光市にオープン 燃料電池車のPR効果期待 /栃木(毎日新聞)
日光市芹沼の製菓会社内に10日、水素ステーションがオープンした。これまでの簡易式より供給量がアップすることで、市が日産自動車からリースしている水素で動く燃料電池車の行動範囲が広がり、PR効果が増すものと期待されている。
市の燃料電池車は現在、科学教育や環境啓発などのイベントに使われている。昨年12月に設置された簡易式ステーションに比べ、加圧して充てんできることから、これまでの2倍の370キロの走行が可能となった。
水素ステーションは独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の助成事業である「水素・燃料電池実証プロジェクト」から財団法人エンジニアリング振興協会が行う地方実証事業の実施個所として6月に、日光市が採択された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091112-00000120-mailo-l09
2009/11/12 自然エネの全量買い取りに懸念 電事連会長(フジサンケイ ビジネスアイ)
電気事業連合会(電事連)の森詳介会長(関西電力社長)は11日の定例会見で、鳩山政権が太陽光発電だけでなく自然エネルギー全体の全量買い取り制度の導入を検討していることに対して、「(電力卸売業者のような)営利目的の参加も予想され、コストを負担する国民の公平性の観点からもっと議論するべきではないか」と疑問を表明、「現在のスキームで買い取ると電気料金が上がるが、国民に本当に理解されるのか」と、国民負担がさらに膨らむことに懸念を示した。
今月から余剰分の太陽光発電買い取り価格が2倍になったことによるコスト負担分は年間で800億?900億円となるが、太陽光全量買い取りになると1.8倍に増え、自然エネルギー全量買い取りになるとさらに4.5倍に膨らむと試算されている。
また、森会長は2010年度から導入が検討されている環境税については、「暫定税率廃止の代わりといった安易な導入は控え、(排出量取引など企業の自主的な取り組みを含めた)総合的な議論をしてほしい」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091111-00000026-fsi-bus_all
2009/11/12 毎年4?5%のCO2減を=中国政府シンクタンクが提言(時事通信)
【北京時事】12日付の中国英字紙チャイナ・デーリーによると、中国政府のシンクタンクはこのほど、二酸化炭素(CO2)排出量を毎年4?5%削減する目標設定を求める提言をまとめた。これにより、単位GDP(国内総生産)当たりのCO2排出量が2050年までに05年比で85?90%減少するという。
この提言は、政府高官や各国の有識者による「中国の環境と開発に関する国際委員会」がまとめ、中国指導部にも提出される。
提言はCO2排出抑制策の一環として、新たに生じるエネルギー需要については、30年までにその半分以上を低炭素エネルギーで、50年までに全量をクリーンエネルギーで対応するよう求めている。このほか、20年までの環境税導入も提唱している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091112-00000135-jij-int
■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●パワーテック社、シェル・ハイドロジェン社と高圧水素ステーションの契約を(2009/09/09)
BCハイドロ社(BC Hydro)の子会社のパワーテック社(Powertech)は、カリフォルニア州ニューポートにある小売りガソリンスタンドに新しい水素ステーションを設置するために、シェル・ハイドロジェン社(Shell Hydrogen, LLC)から選ばれた。このステーションは、カリフォルニア州で一般利用としては初めての700気圧の高圧水素補給システムを持ち、同時に4台の水素燃料電池自動車に補給ができる世界で初めてのステーションとなる。
http://powertechlabs.com/cfm/index.cfm?It=106&Id=73
〔訳注〕BC Hydro カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州が出資している国営電力会社。カナダ、アメリカ、メキシコに電力を供給しており、供給電力の90%は水力発電である。
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”のセミナー事前登録について/大阪【再掲】
経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。(参加費無料)
今回、エネファームシステムメーカー全3社をはじめ、SOFC,PAFC,水素インフラ等燃料電池基幹企業の技術セミナーや「儲かりまっか エネファーム?中小企業は参入できるのか?」と題したパネルディスカッション、海外の専門家による特別講演が開催されることが決まり、「事前登録」を開始した。
申し込みはこちら→ http://www.fc-osaka.jp/seminar/index.html
また、同時に開催される見本市では、優れた技術を有する先端企業、中小・ベンチャー企業等約50社以外に、新エネルギー財団(NEF)、燃料電池普及促進協会(FCA)、水素・燃料電池実証(JHFC)プロジェクト、ENEOSセルテック、大阪ガス、東芝燃料電池システム、富士電機システムズ、ジャパン・エア・ガシズなどの出展が予定されているほか、「おおさかFCV推進会議」主催の燃料電池自動車・バス等の試乗会も開催される。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時?午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
(大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○参加費 無料
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内
「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・米田
TEL:06-6225-3666 FAX:06-6443-5319
メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp
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