燃料電池ワールド Vol.557 (2009/10/28 10:18)

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□燃料電池ワールド Vol.557
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■2009年10月28日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
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☆SSKセミナー【再掲】
●次世代自動車 技術開発競争
?水素エネルギーとEV、次世代バイオディーゼルを第一人者が徹底比較?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09331.html
<1>水素エネルギーを利用した次世代自動車の将来展望
首藤 登志夫氏(北海道大学大学院工学研究科准教授)
<2>進化し続けるディーゼル自動車にバイオディーゼル燃料は対応できるか??その課題と解決策とは?
山根 浩二氏(滋賀県立大学工学部機械システム工学科教授)
◇日 時:11月13日(金) 午後2時?5時
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき31,500円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09331.html

☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”のセミナー事前登録について/大阪【再掲】

 経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。(参加費無料)

 今回、エネファームシステムメーカー全3社をはじめ、SOFC,PAFC,水素インフラ等燃料電池基幹企業の技術セミナーや「儲かりまっか エネファーム?中小企業は参入できるのか?」と題したパネルディスカッション、海外の専門家による特別講演が開催されることが決まり、「事前登録」を開始した。
申し込みはこちら→ http://www.fc-osaka.jp/seminar/index.html

 また、同時に開催される見本市では、優れた技術を有する先端企業、中小・ベンチャー企業等約50社以外に、新エネルギー財団(NEF)、燃料電池普及促進協会(FCA)、水素・燃料電池実証(JHFC)プロジェクト、ENEOSセルテック、大阪ガス、東芝燃料電池システム、富士電機システムズ、ジャパン・エア・ガシズなどの出展が予定されているほか、「おおさかFCV推進会議」主催の燃料電池自動車・バス等の試乗会も開催される。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時?午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○参加費 無料
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内

        「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・米田
         TEL:06-6225-3666 FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

■2009年10月27日のWEB LINK NEWS
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2009/10/27 でんじろう先生が東京モーターショーでハイブリッド車の原理を実演(nikkei TRENDYnet)

 本田技研工業は2009年10月26日(月)と28日(水)の2日間、東京モーターショーのホンダブースで「でんじろう先生のスペシャルステージ」を開催する。

 でんじろう先生こと米村傳治郎氏は、ユニークな実験で子供たちに科学の楽しさを伝えるサイエンスプロデューサー。今回のステージではホンダの環境技術を、独自の実験方法を用いて子供たちに分かりやすく解き明かす。26日に行われたステージの模様をレポートしよう。

 まずオープニングでは、2足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」が登場してでんじろう先生を紹介。続いて3枚の紙でブーメランを作って飛ばすおなじみの実験を披露すると、会場を埋めた小学生たちから歓声が巻き起こる。

 続いて、木炭とアルミホイル、食塩水をしみこませたキッチンペーパーで作った「木炭電池」で、化学反応で電気を起こす電池の仕組みを説明。さらにろうそくの火で動くポンポン船に木炭電池とモーターを組み合わせて、ハイブリッド車の基本的な仕組みを解説する。

 さらに、水素と酸素を反応させる燃料電池の実演や、太陽電池パネルを使って水を電気分解し、水素と酸素を作り出す実験も披露。燃料電池車の作動原理を子供たちに分かりやすく伝えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000005-nkbp_tren-sci
※写真あり

2009/10/27 【仏国ブログ】東京モーターショー、開発が進む『燃料電池自動車』(サーチナ)

 24日から一般公開が始まった第41回東京モーターショー。欧米主要メーカーが参加を見送っており、出展者数が半減、展示規模も約半分であるものの、日本のメーカー各社が開発を進めているエコカー関連の展示は、海外からの注目を集めている。

 フランス人ブロガーによる、自動車関連のブログVoiture du Futurでは、「電気自動車とハイブリッドカーが今回のモーターショーの主役だが、燃料電池自動車も忘れてはならないだろう」と記している。

 「2030年のエネルギー消費効率30%改善を目指している日本では、エコカーの開発が一段と進んでいる。日本の自動車メーカーや電力会社は、2002年から燃料電池自動車と水素ステーションの実用化を目指すプロジェクト『JHFC(水素・燃料電池実証プロジェクト)』を開始し、活動を行っている」とフランスではあまり話題に上らない燃料電池自動車が日本では実用化に向かい、確実に進められていることを紹介している。

 また、モーターショー内でのJHFCによる水素ステーションなどの展示、本田技研工業、スズキ、マツダなど各社が開発した燃料電池自動車について記しているほか、「スズキではこの燃料システムを採用したスクーターを開発。また本田技研工業は燃料電池を用いて家庭用に天然ガスから電気を生産させる技術も開発しているそうだ」と燃料電池の用途の多彩さについても綴っている。 

 最後に「トヨタ自動車が展示している燃料電池自動車『FCHV-adv』は航続距離が約800キロメートルであり、前モデルと比べて2倍となった」と説明、「これは、日本における燃料電池自動車の開発の進歩を表す一例であろう」と結んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000028-scn-int

2009/10/27 次世代自動車特集:カギ握る電池大容量化、業界に構造変化も(ロイター)

 [東京 27日 ロイター] モータリゼーション普及の起爆剤となった「T型フォード」を米フォード・モーター<F.N>社が世に送り出してから約100年。産業界のチャンピオンとして世界に君臨した自動車業界は今、歴史的な転換点に差しかかった。

 環境問題の重要性が意識される中、次世代自動車の心臓部はエンジンからエレクトロニクス技術を基盤とする蓄電池に代わるとの見方が強まっている。クルマを取り巻く産業地図が大きく塗り替えられる可能性が高まると同時に、電力インフラやIT(情報技術)ネットワークと融合し、従来は想像もしなかったような新ビジネスが生まれる可能性も指摘されている。自動車、エレクトロニクス、エネルギーなど広大なビジネスのすそ野に波及しそうな一連の動きは、「新・産業革命」と呼べるほどのインパクトを予感させる。ロイターは次世代自動車を中核とした巨大なうねりの一端を3本の記事で紹介する。
 <普及台数で電気自動車に水を空けるハイブリッド車>

 しかし、エコカーの主流は当面、ハイブリッド車とみられている。調査会社の富士経済によると、ハイブリッド車の世界市場は2009年見込み68万4000台だが、電気自動車は2010年で3000台程度。2020年の予測でもハイブリッドは375万台まで急増するが、電気自動車は13万5000台程度にとどまる見通しだ。

 電気自動車は、搭載する電池が300万円程度と高い上に、現在の電池容量では走行距離が最長160キロ程度(日産「リーフ」の場合)にとどまる。電池の容量や充電施設などインフラの整備が不可欠で普及へのハードルは高い。

 このためトヨタは、家庭で充電可能で、ガソリンも併用できるプラグインが「現実的な解」(内山田竹志副社長)との立場。同社の豊田章男社長はモーターショーが報道陣に公開された21日に「短距離は電気自動車、長距離は燃料電池車という住み分けになっていくと思う」と述べ、次世代技術は全方位で取り組む姿勢とともに電気自動車は当面、短距離輸送手段に限定されるとの見方を強調した。
 <充電済み電池の交換方式、電気自動車の将来変える可能性>
 <攻める電機メーカー>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000326-reu-bus_all
※写真あり

2009/10/27 経産省、太陽光など買い取り制度でPT設置(産経新聞)

 直嶋正行経済産業相は27日の閣議後会見で、衆院選のマニフェスト(政権公約)に掲げた太陽光など再生可能エネルギーによる発電全量を電力会社に買い取らせる制度について、11月上旬にも省内で政務3役と有識者で構成するプロジェクトチームを設置することを明らかにした。来年3月までに中間取りまとめを提示し、他省庁との調整に入りたいという。

 参加する有識者は山内弘隆・一橋大大学院教授や、横山明彦・東京大大学院教授ら5人。関係者からのヒアリングも行い、買い取り対象の選定、価格や実施期間、費用負担のあり方、電力系統の安定化対策などについて、議論を進める予定だ。

 再生可能エネルギーの買い取り制度をめぐっては、自民党政権時代に考案された太陽光発電の余剰電力買い取り制度を11月から先行して行い、2年以内にすべての再生可能エネルギーを対象にした制度に切り替える方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000532-san-soci

2009/10/27 次世代自動車特集:エコカー普及、電力産業の構造変化要因に(ロイター)

 [東京 27日 ロイター] 太陽光発電など再生可能エネルギーの飛躍的拡大と電気自動車の普及によって、電力産業やインフラのあり方が大きく変化する可能性が浮上している。

 今後多くの市民の間で、太陽電池で発電した電気を電気自動車やハイブリッド自動車に積まれた蓄電池に貯めて、状況に応じて電力会社に売るといったライフスタイルが広がることも予想され、「供給者と利用者」という形で固定化されてきた電力会社と市民の関係は、より双方向的な姿に変わるとみられる。環境テクノロジーとIT(情報技術)ネットワークによって電力インフラが強化されることで、様々なニュービジネスが生まれることも期待できそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091027-00000324-reu-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●米国運輸省、燃料電池と水素の計画に資金提供(2009/09/21)

 米国運輸省(U.S. Department of Transportation;DOT)は、米国再生・再投資法(American Recovery and Reinvestment Act;ARRA)による100万ドルの資金援助を、環境技術を進歩させる計画を持つ43の交通公社に授与した。

 我々の産業にとって興味のあることは、ACトランジットは、再生可能な水素を生産しているへーワード(Hayward)の中央保全施設に多数の太陽光発電モジュールを設置するために640万ドルを受け取っている。ACトランジットがすでに設置している太陽光発電と一緒になって、この太陽光発電の設置はCO2を排出しない水素を1日あたり180kg生産できる予定である。

 コネチカット州交通局(Connecticut Department of Transportation)は、ディーゼル/電気ハイブリッド交通バスと、コネチカット州全体のバスシステムに使う定置用燃料電池の購入のために700万ドルを受け取った。この定置用燃料電池は、バスの車庫の主要な、そして緊急時の補助電源を提供するだろう。
http://www.fta.dot.gov/news/news_events_10555.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆SSKセミナー【再掲】
●【イブニング・ディスカッションセミナー】※先着40名限定
燃料電池普及の鍵と勝機はここにある
?技術動向から俯瞰する市場の可能性?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09324.html
森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)
◇日 時:10月29日(木) 午後6時30分?8時30分
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき6,300円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09222.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「経営者コース」/「技術者育成コース」開催!【再掲】
【経営者コース】11月11日(水)開催!
燃料電池・水素エネルギーの基本知識を短時間に習得

 今年度から「水素エネルギー新産業の市場展望」をカリキュラムに追加。施設見学では、九州大学の研究施設に加え、9月に供用開始したばかりの「九州大学水素ステーション」、水素燃料電池自動車をご覧いただきます。
○対 象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
○場 所:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○受講料:3,000円/人
○名刺交換会:2,000円/人(参加者のみ)
○締 切:10月28日(水)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21keieisha2.html
【技術者育成コース】11月7日(火)?20日(金)開催!
「実践的な実習」と「幅広い講義」により、技術者に必要な知識を習得

 好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしました。2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「トヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。
○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○会 場:〔1日目〕 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)〔2?4日目〕 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○受講料:50,000円/人
○名刺交換会 :1日目講義終了後(参加自由。3,000円/人)
○締 切:11月2日(月)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya2.html
○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
http://www.f-suiso.jp/

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 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
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