燃料電池ワールド Vol.556 (2009/10/27 08:48)

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□燃料電池ワールド Vol.556
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■2009年10月27日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■Blog ニュース 画像は→ http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream/21896068.html
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☆東京モーターショーレポート(3)

 トヨタは社長が何度も言っているように、燃料電池車の開発は続けており、その成果は時期を見てドッと出すつもりらしく、今回は見慣れたFCHV-advが置かれていた。

 ホンダも燃料電池技術は全体のコンセプトの一部分となり、白いクラリティ、燃料電池のカットモデル、水素製造・供給システムがそれぞれ従来通り展示されていた。

 ヤマハは燃料電池バイクに変えて、燃料電池発電システムを展示していた。野外コンサートなどで使えるよと言うわけだ。
 JHFCも出展しているが、展示は従来と変わらない。

 今回の変わり種は、韓国のCT&Tという企業である。電気自動車のコミューターカーを展示しており、その真ん中に燃料電池車もこれから取り組むという意味のパネルを展示していた。マスコミはこのパネルを燃料電池モデルと紹介していたが、この程度のものならそう難しいことではなく、実物がお目見えするまで乞うご期待というところだろう。

 幕張メッセは広い会場である。海外からの出展が全くといって良いほどなくなってしまったので、歴代のカーオブザイヤーの受賞車がドーンと展示されていた。好きな人にはたまらない企画だ。
(おわり)

■燃料電池関連イベント
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☆SSKセミナー【再掲】
●次世代自動車 技術開発競争
?水素エネルギーとEV、次世代バイオディーゼルを第一人者が徹底比較?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09331.html
<1>水素エネルギーを利用した次世代自動車の将来展望
首藤 登志夫氏(北海道大学大学院工学研究科准教授)
<2>進化し続けるディーゼル自動車にバイオディーゼル燃料は対応できるか??その課題と解決策とは?
山根 浩二氏(滋賀県立大学工学部機械システム工学科教授)
◇日 時:11月13日(金) 午後2時?5時
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき31,500円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09331.html

☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”のセミナー事前登録について/大阪【再掲】

 経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。(参加費無料)

 今回、エネファームシステムメーカー全3社をはじめ、SOFC,PAFC,水素インフラ等燃料電池基幹企業の技術セミナーや「儲かりまっか エネファーム?中小企業は参入できるのか?」と題したパネルディスカッション、海外の専門家による特別講演が開催されることが決まり、「事前登録」を開始した。
申し込みはこちら→ http://www.fc-osaka.jp/seminar/index.html

 また、同時に開催される見本市では、優れた技術を有する先端企業、中小・ベンチャー企業等約50社以外に、新エネルギー財団(NEF)、燃料電池普及促進協会(FCA)、水素・燃料電池実証(JHFC)プロジェクト、ENEOSセルテック、大阪ガス、東芝燃料電池システム、富士電機システムズ、ジャパン・エア・ガシズなどの出展が予定されているほか、「おおさかFCV推進会議」主催の燃料電池自動車・バス等の試乗会も開催される。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時?午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○参加費 無料
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内

        「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・米田
         TEL:06-6225-3666 FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

■2009年10月26日のWEB LINK NEWS
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2009/10/26 【東京モーターショー09】ホンダ、電気に開発リソースを大きく割く(レスポンス)

 ステージにはEV、ハイブリッドカー、燃料電池車など、エコカーがズラリと並ぶ。今年6月にホンダおよび研究開発子会社である本田技術研究所の社長に就任した伊東孝紳氏がスピーチに立ち、「クルマの低燃費化はもちろん、太陽電池、各モビリティの電動化技術まで総合的にCO2削減に取り組み、環境・エネルギー技術のトップランナーを目指します」と謳った。

 ホンダは創業以来、エンジン技術に格別のこだわりを持ってきたメーカーだが、今回の展示は電気エネルギー利用技術に開発リソースを大きく割くという方向性を強く打ち出した格好だ。

 クルマにおける電気エネルギー利用技術を見ると、バッテリーを筆頭に解決困難な技術的課題が山積みである。それを技術で何とかしていきたいという思いが、“ないものつくれ”というブースコンセプトに込められている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000000-rps-ind
※写真あり

2009/10/26 【フランス】トタル、環境政策による石油供給不足に懸念示す(NNA)

 石油大手トタルは、石油・ガスへの投資を阻害する環境政策の導入により、石油供給不足が生じる懸念を示している。23日付フィナンシャルタイムズが、同社のクリストフ・ドマルジェリ最高経営責任者(CEO)の話として報じた。

 同CEOは、各国の環境政策はエネルギー安全保障政策と連動させる必要があると主張。12月にコペンハーゲンで行われる気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)について、「環境への懸念だけで論議するべきではない」と警告を発した。

 また、同CEOは、各国政府が二酸化炭素(CO2)削減に向けて明瞭な政策を導入していないため、石油各社は投資計画の策定に困難が生じているとした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000014-nna-int

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ハイドロジェニックス社、ブーシャン・パワー&スチール社から電解槽を受注(2009/09/23)

 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、インドのブーシャン・パワー&スチール社(Bhushan Power & Steel Limited)から電解槽「ハイスタット(HySTAT)」の2メガワット級装置を受注した。このユニットは、2010年の第1四半期の間に配送する予定である。
http://www.hydrogenics.com/invest/News_Details.asp?RELEASEID=410958

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆SSKセミナー【再掲】
●【イブニング・ディスカッションセミナー】※先着40名限定
燃料電池普及の鍵と勝機はここにある
?技術動向から俯瞰する市場の可能性?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09324.html
森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)
◇日 時:10月29日(木) 午後6時30分?8時30分
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき6,300円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09222.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「経営者コース」/「技術者育成コース」開催!【再掲】
【経営者コース】11月11日(水)開催!
燃料電池・水素エネルギーの基本知識を短時間に習得

 今年度から「水素エネルギー新産業の市場展望」をカリキュラムに追加。施設見学では、九州大学の研究施設に加え、9月に供用開始したばかりの「九州大学水素ステーション」、水素燃料電池自動車をご覧いただきます。
○対 象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
○場 所:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○受講料:3,000円/人
○名刺交換会:2,000円/人(参加者のみ)
○締 切:10月28日(水)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21keieisha2.html
【技術者育成コース】11月7日(火)?20日(金)開催!
「実践的な実習」と「幅広い講義」により、技術者に必要な知識を習得

 好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしました。2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「トヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。
○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○会 場:〔1日目〕 福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)〔2?4日目〕 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○受講料:50,000円/人
○名刺交換会 :1日目講義終了後(参加自由。3,000円/人)
○締 切:11月2日(月)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります。)
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya2.html
○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
http://www.f-suiso.jp/

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