燃料電池ワールド Vol.540 (2009/10/02 08:59)

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□燃料電池ワールド Vol.540
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■2009年10月02日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年10月01日のWEB LINK NEWS
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2009/10/01 家庭用の次世代配電システムを開発=最大10%省エネ―パナソニック電工(時事通信)

 パナソニック電工は30日、家庭用の次世代型配電システムを開発したと発表した。電力会社から送電される交流電力と太陽電池や燃料電池などによる直流電力とを効率よく配電することで、従来に比べ5?10%の省エネにつながるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090930-00000255-jij-biz

2009/10/01 【東京モーターショー09】スズキは アルト 新型と スイフト PHVと
 SX-4 FCV(レスポンス)

 参考出品車の『SX4-FCV』は、燃料電池と高圧水素タンクを搭載した燃料電池自動車。燃料電池はGM製で、高圧水素タンクはスズキが開発した。最大航続距離は250kmと言う。現在は公道の試験走行データの収集中で、実用化に向けて鋭意開発中。東京モーターショーでは、その試作機が出展される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000008-rps-ind

2009/10/01 【東京モーターショー09】スズキ、FCビッグスクーターの バーグマン を出品(レスポンス)

 もっとも注目を集めそうな車両は、燃料電池ビックスクーター『BURGMAN FUEL CELL SCOOTER(バーグマン・フューエルセル・スクーター)』。2007年の東京モーターショーで展示したコンセプトモデル『クロスケージ』の技術をスクーターに採用し、現実的な燃料電池二輪車を提案する。クロスケージはネイキッドタイプの二輪車であったが、いまの時代に合わせてビックスクーターに技術を転用させた。

 頑丈なフレームの内部に、700気圧の高圧水素タンクを登載。燃料電池ユニットは、英国インテリジェントエナジー社製を用いている。

 剛性の高いトラスフレームに400ccのVツインエンジンを搭載したネイキッドバイク『グラディウス400 ABS』は、走りを追求するバイクファンのための一台。機能的なメーターパネルには、ギヤポジションインジケーターを装備。ABSやリンク式リヤサスペンションによって、さまざまな路面状況でも軽快に走れる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000010-rps-ind
※写真あり

2009/10/01 インタビュー:1ドル80円台では利益確保苦しい=ホンダ社長(ロイター)

 ホンダが開発で先行してきた燃料電池自動車(FCV)については、「たった3.5キログラムの水素で栃木から中部国際空港まで走れ、究極の自動車との見方は変わらないが、水素を供給できるインフラの整備には時間がかかる」ため本格量産に時間がかかるとの見方だ。その代わり、FCVの電池技術を活用した電気自動車(EV)への参入を本格的に検討していると表明した。参入にあたっては「米カリフォルニア州での環境規制強化を念頭に勉強中」とコメントし、米市場で先行事業化する可能性を示唆した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000503-reu-bus_all
※写真あり

2009/10/01  2012年までに6万台のエコカー実用化目指す-中国(サーチナ)

 中国全国政治協商会議副主席でもある、万鋼科学技術部長(ハイテク部門大臣)は30日、中国はクリーンエネルギーの発展を非常に重視しており、エコカー(低公害車)を含む新エネルギー自動車の応用を大々的に推進、2012年以前に、6万台を超える新エネルギー自動車の実用化を図ると語った。

 万部長によれば、ハイブリッドカー(HV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCEV)を中心に、現在、中国全国の13都市において、1000台以上の新エネルギー自動車の応用・研究・実験が行われているという。現在の投資状況から考えて、2012年までには年産10万台の電気自動車用部品の生産能力を持つことになる見通しだという。

 万部長は、新エネルギー自動車の普及においては、公共交通領域から始め、大型バスやタクシー、レンタカーなどに投入していくことになると語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000060-scn-bus_all

2009/10/01 三菱重工、SOFCとMGTによる複合発電システムの稼働3000時間を達成(レスポンス)

 三菱重工業は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)とマイクロガスタービン(MGT)を組み合わせた出力200kW級の複合発電システムで、国内最長の3000時間運転を達成した。

 同社はこれまでの実績を踏まえ、同システムのさらなる信頼性向上・コンパクト化を推し進め、トヨタ自動車と共同開発を進めているSOFCとMGTを組み合わせた業務用・産業用ハイブリッドシステム、事業用発電システムの実機開発に結び付けていく方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000060-rps-bus_all

2009/10/01 新日石、エネファームなど4件にグッドデザイン賞(レスポンス)

 新日本石油は、「ENEOSエネファーム」、「ENEOS創エネハウス」、「ルーフ・インテグレート・システム」と、日本郵船と共同出展した太陽光パネル搭載船「アウリガ・リーダー」の4件が日本産業デザイン振興会が主催する「2009年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

 このうち、エネファームは特別賞「グッドデザイン・ライフスケープデザイン賞(経済産業大臣賞)」に選出された。

 今回受賞の4件は、未来へ向けた「新エネルギーのあり方の可能性を拓く」という点が評価されたとしている。特別賞に選出されたエネファームは10月1日から11月8日まで東京ミッドタウンで開催される「グッドデザイン・エキシビジョン2009」で展示される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000065-rps-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ウェグマン社、フォークリフト用の水素ディスペンサー購入助成金を授与される(2009/08/15)

 スーパーマーケットチェーンのウェグマンズ社(Wegmans)は、カス・タウンシップ(Cass Township)ハイリッジ産業地区にある同社の配送センターのいくつかの装備に水素燃料電池技術を供給することを助けるために、ペンシルバニア州エネルギー開発局(Pennsylvania Energy Development Authority)から100万ドルの助成金を授与された。この州の助成金は、屋外の水素貯蔵タンクと屋内の燃料ディスペンサーを含む現地の水素基盤設備の購入に使われる予定である。燃料は、一般に使われている鉛蓄電池で動かされているセンターのフォークリフトとパレットジャッキに使われる。水素設備の取り付けは、9月に完成する予定である。

 同社はまた、50台の新しいパレットトラックと9台のフォークリフトを購入する計画である。ウェグマン社の社員は、鉛蓄電池から水素燃料電池に転換することは生産性を増し、操作コストを下げ、地球温暖化ガスの排出を減らす、と語った。ウェグマン社はまた、この後の段階でよりたくさんの燃料電池フォークリフトを受け入れるためにジェンコ社(GENCO)と協働している(このニュースは、昨日の海外ニュース<輸送>をご覧ください)。
http://www.mcall.com/business/all-5wegmans.6989828aug15,0,1112918.story?track=rss
〔訳注〕Townshipについて
civil township〈米〉行政区タウンシップ◆郡(county)の下位区分に当たり、地名の後ろにTownshipという名前が付けられる。中西部の州では1測量区画タウンシップが行政区タウンシップ(survey township)に相当することが多いが、多くは複数の測量区画タウンシップにまたがっている。州によっては、単なる郡の出先機関がある地域を指すこともあり、また地名にTownshipが付いているが行政区ではないものもある。survey township〈米〉測量区画タウンシップ◆国家土地測量システム(PLSS)が定めている6マイル四方(36平方マイル)の正方形の区画。1タウンシップは1マイル四方(640エーカー)の36のセクション(section)に分割され、さらにそのセクションの4分の1の160エーカーがクオーター・セクションと呼ばれる。1862年にリンカーン大統領が署名したホームステッド法(Homestead Act)では、入植者はクオーター・セクションの土地を入手できることが定められている。
Wikipedia(ウィキペディア)より

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆SSKセミナー【再掲】
●【イブニング・ディスカッションセミナー】※先着40名限定
燃料電池普及の鍵と勝機はここにある
?技術動向から俯瞰する市場の可能性?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09324.html
森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)
◇日 時:10月29日(木) 午後6時30分?8時30分
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき6,300円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09222.html

☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”の出展募集/大阪【再掲】

 経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。

 そのうちの一つである見本市は、優れた技術を有する様々な業種の先端企業、中小・ベンチャー企業等の情報発信と技術交流の場を通じたビジネスマッチングをめざして、現在、燃料電池関連企業の出展を募集している。募集要項は以下の通り。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時〜午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○出展参加費用 無料(ただし、小間内装飾に関する費用は出展者負担)
○申込締切 10月9日(金)
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内

         「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・大原
         TEL:06-6225-3666
         FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

☆水素エネルギー先端技術展2009【再掲】
?日本有数の燃料電池・水素関連分野の見本市?

 燃料電池・水素エネルギーに関する最先端の技術や製品の紹介に加え、国内外の著名な講師による水素エネルギーの最新の動向が聞ける絶好の機会です。
「燃料電池・水素エネルギー専門技術セミナー」は事前申込制、先着順です。「第1回 FC EXPO セミナー In 福岡」(経済産業省資源エネルギー庁/リードエグジビションジャパン株式会社主催)も同時開催します(事前申込制・先着順)。
○会期:10月21日(水)?23日(金) 10:00?17:00
○会場:西日本総合展示場(北九州市小倉北区浅野3-8-1)
http://www.he-t.jp/access.html
○主催:福岡水素エネルギー戦略会議、経済産業省 九州経済産業局、福岡県、北九州市、福岡市、国立大学法人 九州大学、(独)産業
技術総合研究所、水素材料先端科学研究センター、(財)西日本
産業貿易コンベンション協会
●詳細・セミナーのお申し込みは展示会ホームページから↓
http://www.he-t.jp/

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