Vol.534 ■2009年09月24日発行 (2009/09/24 10:40)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.534
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■2009年09月24日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
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☆水素エネルギー先端技術展2009
?日本有数の燃料電池・水素関連分野の見本市?

 燃料電池・水素エネルギーに関する最先端の技術や製品の紹介に加え、国内外の著名な講師による水素エネルギーの最新の動向が聞ける絶好の機会です。
「燃料電池・水素エネルギー専門技術セミナー」は事前申込制、先着順です。「第1回 FC EXPO セミナー In 福岡」(経済産業省資源エネルギー庁/リードエグジビションジャパン株式会社主催)も同時開催します(事前申込制・先着順)。
○会期:10月21日(水)?23日(金) 10:00?17:00
○会場:西日本総合展示場(北九州市小倉北区浅野3-8-1)
http://www.he-t.jp/access.html
○主催:福岡水素エネルギー戦略会議、経済産業省 九州経済産業局、福岡県、北九州市、福岡市、国立大学法人 九州大学、(独)産業
技術総合研究所、水素材料先端科学研究センター、(財)西日本
産業貿易コンベンション協会
●詳細・セミナーのお申し込みは展示会ホームページから↓
http://www.he-t.jp/

■2009年09月18〜23日のWEB LINK NEWS
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2009/09/18 東邦ガス、シャープ製太陽光発電システム発売(時事通信)

 東邦ガスは18日、シャープ製の住宅用太陽光発電システム「サンビスタ」を24日に発売すると発表した。シャープのグループ会社と販売契約した。省エネ給湯器「エコジョーズ」、ガス発電・給湯暖冷房システム「エコウィル」、家庭用燃料電池「エネファーム」の各高効率ガス機器との組み合わせで、より快適で環境性に優れた生活を提案していくという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000206-jij-biz

2009/09/18 新日石、北九州に水素ステーションをオープン(レスポンス)

 新日本石油は、福岡県、岩谷産業、新日本製鐵と共同で取り組む、福岡県北九州市の「北九州水素ステーション」が福岡県北九州市八幡東区東田に9月18日にオープンしたと発表した。

 福岡県と福岡水素エネルギー戦略会議は、環境にやさしい水素エネルギー社会を世界に先駆けて実現するため、昨年度から「福岡水素戦略(Hy-Lifeプロジェクト)」を展開している。今回、「福岡水素タウン」に続く社会実証事業第2弾として「水素ハイウェイ」が構築された。

 水素ハイウェイは、福岡 - 北九州間に次世代環境自動車として期待される燃料電池自動車や水素エンジン車の実証走行を可能とするため、北九州水素ステーション、「九州大学水素ステーション」を整備したもの。

 このうち、北九州水素ステーションは、隣接する新日本製鐵の八幡製鐵所から発生する副生水素をパイプラインで水素ステーションに供給し、高圧化して燃料電池自動車などに充填する日本初の取り組みとなる。ステーションの運営は新日本石油が担当する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000043-rps-ind

2009/09/19 【IRL】もてぎの女神はディクソンに微笑んだ。(レスポンス)

 ホンダの新型燃料電池車FCXクラリティが決勝のリーディングカーを務めた。ステアリングを託されたのは地元栃木県出身の塚越選手。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090919-00000012-rps-moto.view-000
※写真あり

2009/09/21 横浜カーフリーデー、交通を考えるシンポジウムも同時開催 /神奈川(みんなの経済新聞ネットワーク)

 日本大通りと横浜公園で9月22日、マイカー利用を制限し車のない都市空間を体験するイベント「横浜カーフリーデー2009&モビリティウイーク」が開催される。

 会場となる日本大通りと横浜公園では、歩行者によるパレードやクイズラリー、世界各国の自転車事情や自転車による浄水システムなどの紹介、電気自動車や燃料電池車の展示など多彩なイベントを実施。家の中でいらなくなったおもちゃを持ち寄って物々交換するワークショップ「かえっこバザール」も横浜公園で行われる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090921-00000017-minkei-l14
※写真あり

2009/09/22 エネファーム、今導入すべきか?(ITmedia エンタープライズ)

 日本全体の戸建ての約2600万世帯をターゲットにするエネファームですが、現時点ではまだユーザーから熱い視線を注がれているわけではありません。燃料企業も新しい創エネルギー機器として、数年先を見越した営業体制の強化に努めています。

 日本全体の戸建ての数は約2600万世帯。使用ガス区分でみると、LPG(液化石油ガス)使用が1300万世帯、都市ガスも1300万世帯となっています。また、給湯区分では、LPGが830万世帯、灯油が470万世帯あり、都市ガスが1300万世帯となっています。エネファームは、この市場に参入しようとしています。

 エネファームは現在のところ、都市・LP(液化石油)・簡易ガスの供給企業による特約店や系列の販売網のほか、住宅メーカーの販売店や工務店といったネットワークで販売されています。FCや太陽電池(PV)のような創エネルギー機器が家庭に入っていく時代になり、燃料企業は軒並み新しい事業戦略を求められています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090922-00000004-zdn_ep-sci

■海外ニュース
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<定置用電源>
●韓国政府、家庭用燃料電池に助成金を(2009/08/25)

 来年から2020年に向けて、韓国政府は、家庭に電気と熱を供給する水素燃料電池の購買・設置費用を30〜80%補助するように計画を立てている。政府は2012年までに、ある家庭が1台の燃料電池を購入して設置する費用の80%を補助する予定である。この補助金の割合は、2013年から2016年にかけて50%に下がり、そして2020年までの最後の3年間には30%にする予定だ。政府は、2013年から毎年数百台から1000台の要求数を増やして、燃料電池の購買・設置費用を2015年までに5000万ウォン(4万米ドル)から1000万ウォン(8000米ドル)に、さらに2018年までに500万ウォン(4000米ドル)に減らそうと考えている。
http://joongangdaily.joins.com/article/view.asp?aid=2909200

■情報提供(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆月刊誌「現代化学」 2009年10月号(9月18日発売、800円)【再掲】「リチウムイオン二次電池の化学的原理と越えるべき課題
   ―高出力容量、長寿命、高い安全性を求めて―」
記事執筆:東京農工大学 小山 昇教授
【記事の要点】

 今年は、リチウムイオン二次電池の自動車への本格搭載が始まり、「リチウムイオン二次電池元年」ともいわれています。しかし、技術開発が基礎研究より先行する中、発熱事故の原因となった電極表面反応等の学術的理解は必ずしも十分ではありません。

 そこで、電解液、負極、正極、セパレータの各部材について、候補材料の特性とその長所短所を述べ、リチウムイオン二次電池が、より高出力容量、長寿命、高い安全性を実現してゆく上で欠かせない技術的課題を探ります。電極表面で起こる複雑な化学反応で生じる薄膜層の制御が、性能向上の鍵であることなどが書かれています。

 膨大な文献を著者が整理し、独自に材料特性を比較した表は、関係者にとって役立つ内容かと思います。
○提供元 月刊誌「現代化学」編集室 TEL:03-3946-5311
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆SSKセミナー【再掲】
●住宅のエネルギーシステムが激変する
?蓄電型エコハウス、ハイブリット太陽光などの技術が描く日本版スマートグリッド?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09289.html
<1>ENEOS わが家で創エネ・PJ
  CO2実質ゼロ「創エネハウス」の概要と実証計画
宇田川 博文氏(新日本石油(株)小売販売本部ホームエネルギー部長)<2>「エコスカイハウス」における省エネ技術
後藤 隆明氏(重エステート(株)建設部設計グループ主査)
<3>蓄電型エコハウスと未来の家の展望
?常識を覆すリチウムイオン2次電池の可能性と経済性?
田路 和幸氏(東北大学大学院環境科学研究科環境科学専攻教授)
◇日 時:9月24日(木) 午後1時?5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2?2?23)
◇受講料:1名につき31,290円(消費税込)
同時に1社より複数ご参加の場合、2人目以降 26,040円(消費税込)
●【イブニング・ディスカッションセミナー】※先着40名限定
燃料電池普及の鍵と勝機はここにある
?技術動向から俯瞰する市場の可能性?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09324.html
森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)
◇日 時:10月29日(木) 午後6時30分?8時30分
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき6,300円(消費税込)

◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09222.html

☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”の出展募集/大阪【再掲】

 経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。

 そのうちの一つである見本市は、優れた技術を有する様々な業種の先端企業、中小・ベンチャー企業等の情報発信と技術交流の場を通じたビジネスマッチングをめざして、現在、燃料電池関連企業の出展を募集している。募集要項は以下の通り。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時〜午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○出展参加費用 無料(ただし、小間内装飾に関する費用は出展者負担)
○申込締切 10月9日(金)
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内

         「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・大原
         TEL:06-6225-3666
         FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

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