燃料電池ワールド (2009/09/16 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.531
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■2009年09月16日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■情報提供
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☆月刊誌「現代化学」 2009年10月号(9月18日発売、800円)【再掲】「リチウムイオン二次電池の化学的原理と越えるべき課題
   -高出力容量、長寿命、高い安全性を求めて―」
記事執筆:東京農工大学 小山 昇教授
【記事の要点】

 今年は、リチウムイオン二次電池の自動車への本格搭載が始まり、「リチウムイオン二次電池元年」ともいわれています。しかし、技術開発が基礎研究より先行する中、発熱事故の原因となった電極表面反応等の学術的理解は必ずしも十分ではありません。

 そこで、電解液、負極、正極、セパレータの各部材について、候補材料の特性とその長所短所を述べ、リチウムイオン二次電池が、より高出力容量、長寿命、高い安全性を実現してゆく上で欠かせない技術的課題を探ります。電極表面で起こる複雑な化学反応で生じる薄膜層の制御が、性能向上の鍵であることなどが書かれています。

 膨大な文献を著者が整理し、独自に材料特性を比較した表は、関係者にとって役立つ内容かと思います。
○提供元 月刊誌「現代化学」編集室 TEL:03-3946-5311
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html

■燃料電池関連イベント
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☆SSKセミナー【再掲】
●住宅のエネルギーシステムが激変する
?蓄電型エコハウス、ハイブリット太陽光などの技術が描く日本版スマートグリッド?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09289.html
<1>ENEOS わが家で創エネ・PJ
  CO2実質ゼロ「創エネハウス」の概要と実証計画
宇田川 博文氏(新日本石油(株)小売販売本部ホームエネルギー部長)<2>「エコスカイハウス」における省エネ技術
後藤 隆明氏(重エステート(株)建設部設計グループ主査)
<3>蓄電型エコハウスと未来の家の展望
?常識を覆すリチウムイオン2次電池の可能性と経済性?
田路 和幸氏(東北大学大学院環境科学研究科環境科学専攻教授)
◇日 時:9月24日(木) 午後1時?5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2?2?23)
◇受講料:1名につき31,290円(消費税込)
同時に1社より複数ご参加の場合、2人目以降 26,040円(消費税込)
●【イブニング・ディスカッションセミナー】※先着40名限定
燃料電池普及の鍵と勝機はここにある
?技術動向から俯瞰する市場の可能性?
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09324.html
森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)
◇日 時:10月29日(木) 午後6時30分?8時30分
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-1-1)
◇受講料:1名につき6,300円(消費税込)

◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850
申込受付FAX 03?5532?8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、下記HPから申し込みができます。
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09222.html

☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”の出展募集/大阪【再掲】

 経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。

 そのうちの一つである見本市は、優れた技術を有する様々な業種の先端企業、中小・ベンチャー企業等の情報発信と技術交流の場を通じたビジネスマッチングをめざして、現在、燃料電池関連企業の出展を募集している。募集要項は以下の通り。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時〜午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○出展参加費用 無料(ただし、小間内装飾に関する費用は出展者負担)
○申込締切 10月9日(金)
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内

         「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・大原
         TEL:06-6225-3666
         FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

■2009年09月15日のWEB LINK NEWS
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2009/09/15 【フランクフルトモーターショー09】VWのEV、E-Up!…これが次世代コンパクト(レスポンス)

 フォルクスワーゲンは14日、『E-Up!コンセプト』を発表した。2011年から量産が始まる次世代コンパクトカーを示唆したコンセプトモデルで、まずはそのEVバージョンが姿を現した。

 フォルクスワーゲンは2007年、次世代コンパクトを提案するコンセプトカー「up!シリーズ」を初公開。3ドアの『up!』、6ドアの『space up!』、燃料電池車の『space up! blue』の3種類があり、いずれも小型ボディに広い空間を備えた環境に優しいシティコミューターだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000015-rps-ind
※写真あり

2009/09/15 住友金属グループ、技術開発賞をトリプル受賞(レスポンス)

 住友金属工業は、グループで日本金属学会から第32回技術開発賞をトリプル受賞した。

 技術開発賞を受賞した技術は「高級極厚鋼板用新連続鋳造技術(PCCS法)の開発」(住友金属)、「固体高分子形燃料電池セパレータ用ステンレス箔の開発」(住友金属、住金直江津)、「焼準省略可能な高強度軟窒化クランク用鋼の開発」(住友金属、住金小倉)。焼準省略可能な高強度軟窒化クランク用鋼の開発は本田技術研究所との共同受賞。

 技術開発賞は、日本金属学会会報「まてりあ」の新技術・新製品欄の著者で、金属工学とこれに関連する新技術・新製品などの独創的な技術開発に携わった技術者に贈られる賞。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000036-rps-ind

2009/09/15 【フランクフルトモーターショー09】VW L1、燃費世界一…72.46km/リットル(レスポンス)

 フォルクスワーゲンは14日、『L1コンセプト』を発表した。効率的なディーゼルハイブリッドを搭載し、エアロダイナミクスと軽量化に徹底的に取り組んだ結果、欧州複合モード燃費72.46km/リットル、CO2排出量36g/kmという、EVや燃料電池車を除いて、世界トップの環境性能を実現する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000037-rps-ind
※写真あり

2009/09/15 【オーストラリア】豪州石炭、日本が排出量削減しても拡大(NNA)

 豪州産石炭の主要輸出市場である日本が温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で25%削減したとしても、石炭業界での投資や生産は記録的な伸びを見せ、向こう5年間で豪州の石炭生産量は現行の年産3億5,000万トンから30%増の4億5,000万トンに拡大する――エネルギー・コンサルタント会社ウッド・マッケンジーの調査を基に、14日地元各紙が伝えた。

 豪農業資源経済局(ABARE)によると、2007年に日本が輸入した一般炭は9,517万トンで、このうち豪州産が65.2%を占めた。原料炭については8,579万トンで同47.4%に上り、大半の石炭を豪州から輸入している。

 エイジによると、豪州の08年度(暦年)の石炭輸出額は546億豪ドルで、このうち日本向けが45%。うち約55%が一般炭で、残りが原料炭だったという。

 豪ミネラル・カウンシル(MCA)の広報担当者は、日本が16年までに294万キロワット相当の石炭火力発電所の建設を予定していることを指摘し、石炭需要の低下を否定。「日本のエネルギー需要は今後堅調に伸び、この大半を石炭火力発電が賄うことになる」と主張している。

 なお、ファーガソン資源相の広報官は、排出量削減の動きが石炭の需要を下げるより、クリーンなエネルギー技術の開発を促進するとの見解を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000009-nna-int

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●SFCスマートフュエルセル社、米国の販売代理店にシリウス・インテグレーター社を選ぶ(2009/07)

 SFCスマートフュエルセル社(SFC Smart Fuel Cell AG)は、新しい販売代理店に米国に拠点を置くシリウス・インテグレーター社(Sirius Integrator, Inc.)を選んだ。シリウス社は、以下のような保安用途に役立つものとして「イーフォイ」燃料電池製品を販売する。警察の監視、物理的な本土防衛、交通管理、イベント警備、有人または無人の観察、移動オフィス、センサ、衛星利用測位システム(GPS)追跡と工業通信、そしてその他の多くの遠隔電力用途など。
http://www.sfc.com/en/sfc-press-release/10000.html

〔訳注〕physical security(物理的セキュリティ) システムに対する無権限な物理的アクセスを予防する有形の手段。(例: フェンス、壁および他の障壁; 錠、金庫および金庫室; 番犬および武装した警護; センサーやアラーム(ベル))
http://www.ipa.go.jp/security/rfc/RFC2828-03PJA.htmlより

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