燃料電池ワールド (2009/09/09 16:04)

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□燃料電池ワールド Vol.526
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■2009年09月09日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”の出展募集/大阪

 経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。

 そのうちの一つである見本市は、優れた技術を有する様々な業種の先端企業、中小・ベンチャー企業等の情報発信と技術交流の場を通じたビジネスマッチングをめざして、現在、燃料電池関連企業の出展を募集している。募集要項は以下の通り。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時〜午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○出展参加費用 無料(ただし、小間内装飾に関する費用は出展者負担)
○申込締切 10月9日(金)
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内

         「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・大原
         TEL:06-6225-3666
         FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

■2009年09月08日のWEB LINK NEWS
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2009/09/08 シャープ製太陽電池搭載のソーラーカーで東海大学が豪州のレース参戦(japan.internet.com)

 シャープ株式会社は2009年9月7日、シャープ製太陽電池を搭載した東海大学チームのソーラーカーが完成し、電気自動車や燃料電池車などの環境対応車で競う「グローバル・グリーン・チャレンジ」のソーラーカー部門に参戦することを発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090908-00000012-inet-sci
※写真あり

2009/09/08 「ENEOS創エネハウス」の一般公開開始 新日本石油(住宅新報)

 新日本石油は9月29日から、「ENEOS創エネハウス」(横浜市港北区大曽根1-6-21)の一般公開を開始する。

 「ENEOS創エネハウス」は、家庭用燃料電池システム「エネファーム」、太陽光発電システム、蓄電池システム、各種エネルギー機器の運転制御や監視を行うHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)など、最先端のエネルギー関連機器を同時に設置することで、同社が開発中の「住宅用総合エネルギーシステム」の実証試験を行うモデル住宅。

 見学には、同社サイトからの事前予約が必要。予約は9月8日から受け付ける。見学は9月29日から毎週火曜日と第1・3土曜日で、それぞれ午前10時、午後1時、午後2時30分から。定員は各回10人。見学時間は約1時間で、説明員による説明が行われる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090908-00000004-jsn-ind

2009/09/08 ロイターサミット:燃料電池車、量産技術確立が最大の課題=ホンダ(ロイター)

 [東京 8日 ロイター] ホンダ<7267.T>の燃料電池車開発責任者である藤本幸人上席研究員は8日、ロイターサミットで講演し、燃料電池自動車の開発について「私が学生時代走っていた箱根駅伝に例えれば、今が一番厳しい勾配の続く5区」とし、量産技術の確立が現下最大の課題と強調した。

 ホンダは80年代から燃料電池自動車の開発に着手、81年にホンダの研究開発部門を担う本田技術研究所に入社した藤本氏も、98年から燃料電池開発に携わっている。2002年にはホンダとトヨタ自動車<7203.T>がそれぞれ当時の小泉純一郎首相官邸に燃料電池自動車をそれぞれ納車し、次世代自動車技術として注目を集めた。

 当時と違って、昨今のエコカーブームでは、ハイブリッド自動車(HV)や電気自動車(EV)と比べ燃料電池自動車への注目が相対的に少なくみえる。しかし、藤本氏は、「02年当時の燃料電池への報道が過剰だった。技術開発は現在まで着実に進みつつある」と強調した。例えば、燃料電池を構成する「セル」と呼ばれる電池の障壁に使われる素材を炭素樹脂から、量産が簡単なステンレスに転換するなど、生産技術の抜本的な改革を行っている。

 ただ、ホンダが昨年製品化したFCXクラリティは、製造コスト(非公開)が1億円近いとされ、納入実績もリース形式で日米合計10台(リース料金月額84万円)にとどまっており、量産品には程遠い。藤本氏は、「FCXクラリティを計画通り200台作ってゆくなかで、さまざまな量産技術を確立し、次の世代の燃料電池自動車開発を目指す」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090908-00000019-reu-bus_all
※写真あり

2009/09/08 【ドイツ】VW、家庭用コジェネ市場に参入へ(NNA)

 欧州最大の自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は、再生可能エネルギーを手掛けるリヒトブリック(Lichtblick)と手を組み、家庭用の小型コジェネレーション(熱電併給)設備市場に参入する方向だ。地元週刊誌シュピーゲル(電子版)が6日、情報筋の話として報じた。

 住宅にガスを使ったコジェネレーション設備を取り付け、各世帯に暖房や温水を供給すると同時に、生産された電力を需要に応じて公共の給電網に送る仕組み。VWとリヒトブリックは、数千世帯を対象とし、大型原子力発電所2個分に相当する電力を生産する方針とされる。両社は、今週中にも世界全体を対象とした小型コジェネレーション設備の取り付けやマーケティングにおける独占契約を結ぶ見通しだ。

 ガスコジェネレーション設備については、VWが天然ガス車で採用している技術が応用されるもよう。シュピーゲルによると、原発の発電効率は30?40%となっているのに対し、天然ガス車のモーターの発電効率は94%にも上るという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090908-00000013-nna-int

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●セイカ社、新しい生産ラインを導入(2009/07)

 西華産業株式会社(Seika Corporation)の米国子会社であるセイカ・マシナリー社(Seika Machinery, Inc.)は、新しいバッテリー/燃料電池生産ラインを導入した。そのラインは、両方の測定器具とプロセス用機器から構成されている。
http://www.seikausa.com/products/battery-fuel-cell.asp
※画像あり

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