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□燃料電池ワールド Vol.472
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■2009年06月22日発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream
※今週の24日(水)、25日(木)は休刊になります。
■Blog ニュース 画像は→http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream/18522369.html
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☆「ターミネーター4」でまたまた登場
何が? もちろん「燃料電池」です。
前作の「ターミネーター3」で、ターミネーターの動力源として登場した燃料電池、字幕では「水素電池」となっていますが、シュワルツネッガーの発音は「fuel cell」でした。封切られたのは2003年ですから、単語としての燃料電池はまだ一般的ではなく、その電池の爆発は核爆弾でした。
ターミネーター・シリーズの基本的な舞台設定は核戦争です。第1作の制作は1984年で、米ソの核競争がまだ続いていた時代です。核戦争が始まった「審判の日」は1997年8月29日とされていましたが、物語の都合で延期されます。解説によれば、この8月29日という設定に意味があるとのことで、1949年のこの日、ソ連が初めて核実験に成功したのです。
今回のターミネーター4でも、Tー800型のターミネーターが大量に製造されている工場に、その動力源であるfuel cellがあり、それを利用して主人公たちは反撃します。発音は「fuel cell」で、字幕は正しく「燃料電池」になっていました。しかし、電池の説明では「nuclear」となり、場面も核爆発そのものとなります。
どうして燃料電池がこのように使われるのかは分かりませんが、燃料電池の形は進化? していて、より小型化されています。上の写真は「ターミネーター4 燃料電池型ライター」として販売されているもので、税込み2000円前後。下記のヤフーショッピングには4件の情報がありました。
燃料電池ライターだったら画期的なのですが・・・。
■2009年06月19〜21日のWEB LINK NEWS
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2009/06/20 新型燃料電池車「アーバン・カー」、CO2排出は3分の1(CNN.co.jp)
ロンドン(CNN) 環境に配慮した自動車の開発に取り組む英企業リバーシンプルがこのほど、新型の燃料電池車「アーバン・カー」の試作モデルを公開した。二酸化炭素の排出量は1キロメートル当たり30グラムと、超低燃費で知られる独フォルクスワーゲンの「ポロ・ブルーモーション」に比べても約3分の1に抑えられている。
燃料電池車は、水素と空気中の酸素の化学反応から得られる電気で走行し、水を排出する。リバーシンプルによると、アーバンカーはブレーキをかけた時に発生するエネルギーで走行エネルギーの約8割をまかなうため、燃料電池を従来の5分の1の大きさに抑えることができ、車体の軽量化が可能となった。
同社を設立したヒューゴ・スパワーズ氏はかつて、レースカーの設計、開発を専門とするエンジニアだったが、車の排気ガスが環境に及ぼす影響に危機感を覚え、方向転換を決意した。アーバン・カーの開発は過去9年間にわたる研究の成果だ。ソフトウエア業界のオープンソース方式と同様、アーバン・カーの設計内容はすべて公開し、外部の専門家から改善提案などを広く募るという。
同社では、アーバン・カーを月間200ポンド(約3万1600円)のリースで提供する方針。水素燃料にかかる費用は1キロメートル当たり約15円にとどまる見通しだ。
当面は試作モデルを10台生産し、さらに次の段階として、特定の区域に50台を提供して試走実験を実施する計画。対象区域は確定していないが、英国内の小都市としてオックスフォード、ピーターバラなどが候補に挙がっているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000000-cnn-int
2009/06/20 グローバル産官学連携拠点:福岡「新産業構想」を採択−−国公募 /福岡(毎日新聞)
文部科学省と経済産業省が公募していた「グローバル産官学連携拠点」の一つにこのほど、県や九州大学などが福岡を拠点に実現を目指している「新成長産業クラスター連携融合拠点」構想が採択された。麻生渡知事は「国のいろいろな投資支援を受けながら積極的に進められることになり、非常に大きな成果だ」と歓迎している。
両省は共同で、産官学の連携を行っている拠点の形成を支援する事業を行っており、福岡の他、北海道、東海、関西、京都の計5地域が選定された。5地域は、両省の財政面などの支援を優先して受けられるようになる。
福岡は、県・九大の他、北九州、福岡の両商工会議所など産官学の県内13機関が連携し▽システムLSI関連産業▽水素エネルギー新産業▽バイオテクノロジー関連産業▽ナノテクノロジー関連産業−−など新成長産業8分野の育成と拠点化を進めている。システムLSIは自動車開発に、バイオテクノロジーはがん治療への応用などが期待されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000224-mailo-l40
2009/06/20 ドイツ、バイオマスの持続可能な生産に関する規制を承認(サーチナ)
ドイツ政府は10日、発電のためのバイオマスの持続可能な生産に関する規制を承認した。
この規制では、2010年1月1日以降、再生可能エネルギー法で定められている、菜種油や大豆油といった液体バイオマスについて、化石燃料と比較して、少なくとも35%、温室効果ガス排出量を少なくすることが求められる。2018年までに、この数字は60%に引き上げられる。
また、熱帯雨林や湿地帯といった自然保護上、高い価値を持つ土地でバイオマス用の植物を栽培することが禁止される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000020-scn-bus_all
2009/06/21 トヨタ FCHV-adv 同乗試乗会 6月27日から(レスポンス)
アムラックス東京は、6月27日 - 7月5日の土曜、日曜(計4日間)に、「トヨタ FCHV-adv 同乗試乗会 in アムラックス」を開催する。
今回は、インストラクターの運転で実際にFCHV-advに乗車し、究極の環境性能、両立した静かな走りとスムーズな加速性能を体感する同乗試乗会を開催する。また開発担当者による展示説明会も実施する。
- 水素で走る究極のエコカー -
トヨタ FCHV-adv 同乗試乗会 in アムラックス
●会期:6月27日(土) - 7月5日(日)
期間中の土曜と日曜、計4日間
11時30分 - 18時00分
日曜日は17時30分まで
●会場:アムラックス東京1F、B2F
●主催:アムラックストヨタ
●入場料:無料
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090621-00000003-rps-soci
※写真あり
■海外ニュース
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<輸送>
●プロトン社とシュコダ・エレクトリック社、トリプル・ハイブリッドバスを披露(2009/05/08)
プロトンモーター・フュエルセル社(Proton Motor Fuel Cell GmbH)とシュコダ・エレクトリック社(Skoda Electric)は、世界初のトリプル・ハイブリッド燃料電池旅客バスを披露した。この新しい車は、シュコダ・エレクトリック社、UJVニュークリア・リサーチ・レズ社(UJV Nuclear Research Institute Rez plc)とプロトンモーター社の3社の協力協定で作られた。ハイブリッドシステムは、50kW級燃料電池、蓄電池、そしてウルトラキャパシタが組み込まれている。
http://www.proton-motor.de/fileadmin/documents_pm/press_releases/20090508_TripleHybridBusPreview_EN.pdf
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」開催!【再掲】九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
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★好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしました。
★2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「トヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。
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○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後 援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)
○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日 程:7月28日(火)〜31日(金)
○会 場:〔1日目〕福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)〔2〜4日目〕九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
○受講料:5万円/人
○名刺交換会:1日目講義終了後(参加自由。3000円/人)
○締 切:7月10日(金)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります)
●カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya1.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!
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