燃料電池ワールド (2009/06/19 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.471
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■2009年06月19日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年06月18日のWEB LINK NEWS
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2009/06/18 トヨタの開発戦略 瀧本副社長に聞く(上)環境・エネ・安全に同時対応(フジサンケイ ビジネスアイ)
◆商品化になお課題

 −−HVだけでなく、電気自動車や燃料電池車などの開発にも力を入れている

 「これまでも『RAV4』の電気自動車を開発したり、『e−com』というコミューターの商品化実験などに取り組んできた。しかし、技術開発のレベル、それもコスト面での問題から課題が多く、商品化というような意味ではまだ実を結んではいない。もう少し時間がかかるかもしれないが、サステイナブル・モビリティの一つとして開発には全力を挙げる」

 −−今春、ライバルのホンダが低価格のHVを出してきた。発表を聞いての感想は

 「やっと業界他社から、本格的にHVをやってくれるところが出てきた。正直、大歓迎の思いだった。HVは、一般的には燃費が良いことくらいしか認識がない。そうではなくて、低炭素社会のなかでの有力モビリティ(移動手段)としてHVは大きな存在になる。しかし、市場をつくっていかなければならないのはメーカー自身。でもこれで、市場形成への牽引力が大きくなった。そして競い合える相手が現れた。うれしい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090617-00000050-fsi-bus_all

2009/06/18 みにニュース:カーツ60大会開催 /岡山(毎日新聞)

 園芸・産業機器製造の「カーツ」(東区西大寺五明)は17日、経営方針や新事業を紹介する「カーツ60大会」を中区のホテルで開いた。取引先企業など約500人が参加した。大会は30年ぶり。会社設立57年目を迎え、60周年に向けて燃料電池など新事業を核に展開していく方針を明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000226-mailo-l33

2009/06/18 電動自動車の世界市場、2015年に6倍の12兆円…富士経済(レスポンス)

 富士経済は、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)など次世代自動車の注目度が高まる中、インフラ機器、設備、サービスを含めた世界の主要市場を調査、その結果を「電動自動車関連市場の全貌2009」にまとめた。

 HEV、EV、燃料電池車、電動オートバイ他を含んだ電動自動車の世界市場は、2008年実績では2兆149億円、2009年では2兆5813億円と拡大が見込まれており、2015年には12兆1465億円と、2008年比で約6倍の成長が予測されている。これに伴い、主要部品・部材の市場も2008年実績で2772億円から、2015年には1兆6518億円とこちらも約6倍の成長が期待される。

 EVは、バッテリー価格のコストダウン、充電スタンドなどのインフラ整備が普及への課題となるが、街乗りなどの限定された需要に対し十分な商品価値がある、としている。燃料電池車は1台1000万円以上という価格から、本格的な市場形成は2020年以降と予測。電動オートバイは、安定した需要に支えられ、微増傾向で増加するとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000026-rps-ind
※写真あり

2009/06/18 <原子力発電>20年に発電比率40%に 経産省が強化策(毎日新聞)

 経済産業省は18日、原子力発電所の新増設の円滑化などに向けた「原子力発電推進強化策」をまとめた。エネルギーの安定供給と地球温暖化問題への対応を両立するためには原発が不可欠と位置づけ、総発電量に占める原発比率を「2020年時点で40%程度」との目標を掲げた。

 原発は07年度実績で発電電力量の25.6%を占めている。05年に策定された政府の原子力政策大綱は「30年以後も30〜40%以上」とする目標値を示しており、今回の強化策を踏まえて政府は来年、大綱を改定し、原発比率を引き上げる方針。

 強化策は、低迷する既設原発の稼働率(08年度に60%)を主要国並みの80%程度に引き上げることや、18年度までに9基の新増設の着実な実施などが盛り込まれた。原発立地自治体への交付金制度の重点化や見直しも行う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000110-mai-bus_all

2009/06/18 中国、ケニアとアフリカでの太陽エネルギー利用に着手(サーチナ)

 中国科学院(CAS)は11日、ケニアとアフリカでの太陽エネルギー利用に関する共同研究プロジェクトに着手すると発表した。

 ソーラーパネルとヒーターを、ケニアの気候に適応させるための研究を行うため、中国から研究者をケニアへ派遣する。プロジェクトは、2012年まで継続される。中国政府は、今年4月、今回のプロジェクトを承認しており、38万6000ドルの予算を充てている。

 ケニアでは、豊富な太陽光があるにもかかわらず、電力は主に水力と輸入した石油に依存している。また、農村部の多くは、暖房や調理に薪炭を使用している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000190-scn-cn

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●2008年CA2Netの年末報告書

 カリフォルニア州議会に対するカリフォルニア水素ハイウェイネットワーク(California Hydrogen Highway Network;CaH2Net)構想の年末報告書は、水素の基盤整備と水素利用自動車の開発を支援する2008年に行われた活動を浮き彫りにしている。
http://www.hydrogenhighway.ca.gov/update/cah2net2008reporttoleg.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」開催!【再掲】九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
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★好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしました。
★2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「トヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。
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○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後 援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)
○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日 程:7月28日(火)〜31日(金)
○会 場:〔1日目〕福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)〔2〜4日目〕九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
○受講料:5万円/人
○名刺交換会:1日目講義終了後(参加自由。3000円/人)
○締 切:7月10日(金)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります)
●カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya1.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!

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