燃料電池ワールド (2009/05/29 09:18)

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□燃料電池ワールド Vol.456
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■2009年05月29日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年05月28日のWEB LINK NEWS
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2009/05/28  2030年世界エネルギー需要、06年水準から44%増へ=米EIA(ロイター)

 [ワシントン 27日 ロイター] 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は27日公表した2009年版の世界エネルギー見通しのなかで、世界のエネルギー需要は、2030年には2006年水準から44%増加すると予測した。

 EIAは、増加分の約75%は、ブラジル、ロシア、中国、インドなどの新興国での増加となるとしている。

 EIAは、世界的な景気の低迷でエネルギー消費が減少したものの、2010年には景気は回復すると予測されるため、需要も回復しエネルギー価格も上昇する可能性があると指摘。米市場の原油価格は、2009年の予測平均である1バレル=61ドルから、2015年には110ドル、2030年には130ドルに上昇すると予測した。

 世界の原油需要は2009年の日量約8400万バレルから、今後20年間で日量1億0700万バレルに増加すると予測した。

 また、2030年までには、世界の全エネルギー供給に原油が占める割合は32%と、2006年時点の36%から低下すると予測。太陽光や風力などの再生可能エネルギーが占める割合は急速に伸び、11%になると予測した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090528-00000564-reu-int
※写真あり

2009/05/28 温暖化で東京の桜はあと100年で見納め!?(オリコン)

 ウェザーニューズは28日、3パターンの気象変化シナリオを使った2010年から2110年の『桜の開花シミュレーション』結果を発表。それによると、3パターンの中で最も気温変化率が高いシナリオの場合、100年後の東京を含む太平洋側の地域では“桜が開花しない”可能性があるという。

 同シミュレーションは、同社が展開している「さくらプロジェクト」で一般ユーザーと共に観察した観測データと、世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)により設立された組織「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)」による今後の気温データをもとに、同社独自の地域別気温分布予測、桜開花予測式を用いて計算したもの。同社のデスクトップアプリを使い、一般ユーザー約1万人と共同で算出した初の試みとなる。

 IPCCの報告書にもとづいたシミュレーションシナリオは“気温上昇最大シナリオ”、“気温上昇平均シナリオ”、“気温上昇最小シナリオ”の3パターン。同社は石油などの化石エネルギーを重視した経済成長が続く場合を想定した“気温上昇最大シナリオ”の場合「21世紀末になると20世紀末と比べて世界平均気温が4.0度程度上昇し、日本では4〜7度程度上昇する」ため、「50年後には北海道で4月上旬から中旬、東北地方で3月下旬前後、東日本、西日本で3月上旬頃に桜が開花する」とコメント。また、このパターンだと「気温が上昇するにつれて桜が開花するのに必要な休眠打破を促すまでの気温の低下がなくなるため、季節変化に対応した桜の開花が見られない状態になる」(同社)ため、100年後には日本の桜の代表種でもあるソメイヨシノが、太平洋側地域で咲かないという現象が起きる可能性を指摘している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090528-00000012-oric-ent
※写真あり

2009/05/28 <OPEC>生産量据え置き決める さらなる価格上昇望む(毎日新聞)

 【ロンドン藤好陽太郎】石油輸出国機構(OPEC)は28日、ウィーンで臨時総会を開き、目標生産量を現行の日量2485万バレル(イラクとインドネシアを除く11カ国)に据え置くことを決めた。原油相場が上昇傾向にあるため。ただ、実需の落ち込みを背景に油田の開発投資は激減しており、供給途絶への懸念が強まっている。

 米原油先物相場は昨夏に最高値を付けて以降、今年2月に30ドル台前半まで急落。OPECが昨年9月以降、日量420万バレルの減産を決めるなどしたため、現在は60ドル超まで回復している。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は「1バレル=75〜80ドルが適当」とさらなる価格上昇を望む姿勢を示した。

 ただ、国際エネルギー機関(IEA)によると、ロシア石油最大手ルクオイルが09年の油田・ガス田の開発投資を前年比54%減とするなど非OPEC諸国を中心に、開発投資が激減する見通しだ。このため、「景気回復後に原油が高騰し、供給が途絶する可能性が高まっている」(英石油サービス会社)との懸念が欧米諸国で強まっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090528-00000106-mai-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●NASA、再生可能エネルギーを使った水素ステーションを実証(2009/04/16)

 米航空宇宙局(NASA)のグレン研究センター(Glenn Research Center)は産学の協力者チームを率いて、商業的に運用される試作水素充てんステーションの実証を行っている。その課題は、水から水素を生産するために風力と太陽光発電を用いることである。ステーションは、グレイトレイク科学センター(Great Lakes Science Center)のあるクリーブランドの下町に設置される予定で、大クリーブランド地域交通局(Greater Cleveland Regional Transit Authority)の燃料電池バスに使うためにエリー湖(Lake Erie)の水から水素を生産する。交通局は料金を課してバスを運行する。
http://www.spaceref.com/news/viewpr.html?pid=27988
※写真あり

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