燃料電池ワールド (2009/05/28 09:37)

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□燃料電池ワールド Vol.455
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■2009年05月28日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年05月27日のWEB LINK NEWS
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2009/05/27 地球にやさしい社会に貢献 重要性増す触媒産業(フジサンケイ ビジネスアイ)

 産業界における重要性が増している「触媒」。特に環境保護への関心が高まっている現代では、大気や水の汚染を低減/除去できる環境触媒に対するニーズが増している。生活に、そして産業や経済に、大きな影響を与える「触媒」について、あらためて注目してみよう。

 19世紀初頭にヨーロッパで発見された触媒の存在は、化学反応に基づいて製品を生産する化学工業の発展に大きく寄与してきた。触媒によって化学反応を促進することで、より効率的に製品を作り出したり、化学反応の効果を高めることができるためだ。これまでの歴史の中で、数多くの触媒が発見されてきた。それらの中には、産業や社会に大きな影響を与えるものもある。最近の例で言えば、燃料電池の電極に用いられているプラチナが該当する。触媒としてプラチナを用いることで、より大きな電力を取り出すことができるようになり、燃料電池の発電効率を高められた。燃料電池の実用化に、触媒としてのプラチナは不可欠のものといえる。

 触媒化学の世界は、現在も進化の最中だ。古くからある金属触媒の分野でも、新たな技術が日々開発されている。最近では燃料電池用の触媒として、前述したプラチナに代わる金属触媒を開発する研究などが盛んに行われ、実用化に成功した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000043-fsi-bus_all

2009/05/27 情報BOX:米GMと日本メーカーの提携関係(ロイター)
 ◎スズキ<7269.T>

 カナダのオンタリオ州で合弁工場「CAMI」(カミ・オートモーティブ)を運営。スズキ向けにSUV(スポーツ多目的車)の「XL7」、GM向けにシボレー「エクイノックス」とポンティアック「トレント」を生産している。大型車の販売不振からスズキの「XL7」は生産を休止しており、昨年度の生産車種はほとんどがGM向けだった。

 このほかGM傘下の独オペルに小型車をOEM(相手先ブランド生産)供給しているほか、燃料電池車やハイブリッド車など環境技術開発で協力している。

 鈴木修会長は5月11日の決算会見で「CAMIはGMが生産を中止する車種を作っているから、いろいろな可能性が考えられるが、工場自体が閉鎖することは120%ない」と発言。「GMが不動産屋に変わるなら話は別だが、自動車を作り続けるのは間違いなく、これまでの付き合いや取引関係を続けたい」と述べた。

2009/05/27 「中国経済の統計データは正確だ!」、統計局が疑問に反駁(サーチナ)

 中国国家統計局の関係者が25日、「ある国際組織が中国経済の統計データの正確性について疑問を呈しているが、この疑いは根もはもないことだ。これは厳正さに欠け、国際組織らしくないやり方である」と非難した。

 国家統計局の関係者は、09年第一四半期のエネルギーの消費量と経済の伸び率が同じ方向へ変化しており、このような問題は存在していないと反論したほか、電力の消費量にマイナス成長を呈したことについて、電力消費量が相対的に少ない第3次産業とハイテク産業の成長が速く、エネルギーの消費が多い産業の発展が鈍化したことが主な原因であると説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090527-00000047-scn-cn

■海外ニュース
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<マイクロ燃料電池>
●MTIマイクロ社、電動工具メーカーと協定を結ぶ(2009/04/21)

 MTIマイクロ・フュエルセルズ社(MTI MicroFuel Cells Inc.)は、産業分野における将来のコードレス製品に使うダイレクトメタノール燃料電池「モビオン(Mobion&#174;)」を評価するために大手電動用具メーカーと協定を結んだ。MTIマイクロ社が特許を取得している交換式の燃料カートリッジとともに、この協定は、現在の電池を置き換え、充電時間をなくし、コードが必要ない電力を可能にする。そしてまた、壁コンセントを探す必要をなくすことで使用者の機動性を増やすことができる。
http://www.mtimicrofuelcells.com/news/article.asp?id=358

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