燃料電池ワールド (2009/05/14 09:33)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.445
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■2009年05月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池を語る会【再掲】
久しぶりにダベりませんか。テーマは決めません。燃料電池に関心を持たれる方ならどなたでも参加できます。ただし、必ずしゃべることが条件です。
◇日 時:5月23日(土) 午後2時〜5時
◇会 場:岩谷産業株式会社東京本社会議室(JR新橋駅より徒歩10分)
◇参加費:無料(飲み物は各自でご用意を)
◇定 員:20人くらい
◇申し込み:「語る会へ参加」と明記して、氏名、連絡先電話番号を下記のメール宛にお送りください。
 E-mail pemdream@gmail.com
◇主 催:燃料電池NPO法人PEM−DREAM

■2009年05月13日のWEB LINK NEWS
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2009/05/13 グリーン技術に12兆ウォン投資へ、政府戦略発表(YONHAP NEWS)【ソウル13日聯合ニュース】大統領直属のグリーン成長委員会は13日、韓昇洙(ハン・スンス)首相、金炯国(キム・ヒョングク)委員長が出席する中、第3回会議を開き、グリーンIT(情報技術)国家戦略とグリーン技術商用化戦略を確定した。

 政府は、グリーン技術先導国への飛躍を目指し、2012〜2013年まで12兆ウォン(約9300万円)を集中的に投資することで53万人の雇用を創出し、グリーンITを新成長エンジン産業として育成する方針だ。

 政府は2012年まで高効率シリコン太陽電池、液化天然ガス(LPG)ハイブリッド自動車、高効率薄型発光ダイオード(LED)、知能型電力網技術を商用化し、市場を先取りする。また、2020年まで燃料電池・電気自動車、2次電池、石炭ガス化複合発電(IGCC)プラント、原子力水素生産システム開発に集中投資する計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000025-yonh-kr
※写真あり

2009/05/13 自動車8社、今期予想5社赤字 当面の頼みは「環境」「新興国」(フジサンケイ ビジネスアイ)

 自動車大手8社の2009年3月期決算がまとまり、最終損益ではトヨタ自動車の4369億円、日産自動車の2337億円などを筆頭に6社が赤字に転落した。10年3月期も急速な需要回復が見込めず、為替の円高傾向が続くとみて、5社が最終赤字を見込む。国内や主力の欧米市場の需要回復が見込めない状況の中で、各社ともコスト削減努力を強化すると同時に、当面は「環境技術」「新興国市場」をキーワードに業績回復を見込むしかないのが現状のようだ。

 「われわれはゼロエミッション車でリーダーになる。電気自動車(EV)や燃料電池車の開発がその一環だ」。12日、東京都中央区の日産自動車本社で開かれた決算会見で、カルロス・ゴーン社長はこう述べた。今期も1700億円という巨額の最終赤字を見込む同社は、10年秋に投入予定のEVに業績回復の期待をかける。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090512-00000026-fsi-bus_all

2009/05/13 三菱(7211)エコカー技術特集 エコカーはやはりi−MiEV(サーチナ)

 三菱 <7211> は技術志向の強いメーカー。それはいつの時代も変わらない。

 しかし欠陥車問題で一気に信用を失い、続いて追い討ちをかけるように三菱FUSO事件でピンチに陥った。経営危機はダイムラーの傘下に入らなければならないほどひっ迫したもので、やがて傘下に入ったダイムラー自体も北米でのクライスラー事業が重荷となって、再び三菱グループの援助の元、日本のメーカーとして独立することになった。

 そんな環境が三菱のエコへの取り組みに影響を与えないわけがない。次世代環境技術に対して三菱は技術オリエンテッドなメーカーらしく様々なアプローチをしていた。ストロングハイブリッドも実用化寸前まで来ていたし、燃料電池車も開発が進んでいた。

 ところが経営危機を機に全てを休止してコストの圧縮を図り、売れる車づくりに専念した。そこにはダイムラーが環境技術を担うという住み分けもあったのかもしれない。

 しかし、切迫する次世代の環境技術に取り組まなければならなくなった時、三菱の選んだ道は電気自動車だった。これは日産の選択枝とも似ている。燃料電池車の電気自動車であることを考えるとハイブリッドを飛ばして直接、電気自動車を開発するのは理に適っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000193-scn-ind
※写真あり

2009/05/13 日産自動車(7201)、EV生産計画への不安=北浜流一郎(サーチナ)

 日産自動車 <7201> は12日、電気自動車(EV)を2010年秋より同社の追浜工場(神奈川県横須賀市夏島町)で生産すると発表しました。ゴーン社長が高らかにぶち上げたのでが、それを聞いて「なんだかなあ・・」こんな感想を持ったのは私一人ではないのではないでしょうか。

 ゴーンマジック効果が年々薄らぎつつあることを考えると、日産の株主は不安になるでしょう。そもそも日産はなぜハイブリッド車の開発製造に力を入れていないのか。ハイブリッド車に対する認識に間違いがあったからといわざるを得ません。ハイブリッド車を過渡的な世代の車と認識してしまったところに最大の過ちがあるといえます。

 確かにハイブリッド車は過渡的世代の車ではあります。電気自動車や水素自動車へのつなぎとなるエコカー。こう言えるのですが、利用者の立場からはハイブリッド車でさえ、十分過ぎるほど新しく、買うのをためらうほど画期的なのです。そんな消費者心理をゴーン社長が理解出来なかったはずはないのに、日産はハイブリッド車の開発、製造に積極的ではなかったのです。

 実は日産もハイブリッド車を開発、販売をしたことがあります。2000年に限定販売しました。しかし販売実績が上らなかったのか、それで終わってしまったのです。経営効率が最優先されたから。こういうことになります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000098-scn-bus_all

2009/05/13 マツダ、ノルウェーで水素自動車 RX-8ハイドロジェンRE を公開(レスポンス)

 マツダは11日、ノルウェー・オスロで行われたHyNorの水素ステーション開所を祝う記念式典で、ノルウェー仕様の水素自動車『RX-8ハイドロジェンRE』を公開した。

 HyNorは、オスロ-スタバンゲル間を結ぶハイウエーの各拠点に水素ステーションを設置し、全長580kmを水素自動車で走行可能にすることを目指すノルウェーの国家プロジェクト。今回の水素ステーションのオープンによって、HyNorはノルウェーでの水素インフラ構築に向けて一歩踏み出した。

 式典にはホーコンノルウェー王国皇太子とリーヴ・シグネ・ナーヴァルセーテ運輸・通信大臣も出席、皇太子が水素を給燃した後、運輸・通信大臣がオスロからドランメンの水素ステーションまで水素ロータリーエンジン車でドライブした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000037-rps-ind
※写真あり

2009/05/13 続・石油ピークは食糧ピークであり文明ピークでもある(下)(サーチナ)

 私はドバイを訪問したことがある。ドバイは周知のとおり石油の大手輸出国。オイル・マネーで経済が潤い、マネー大国となっていたが、昨年夏以降の原油価格の急落でバブルが崩壊し、急速にメッキが剥がれてきた。このように急速な経済発展を遂げていた産油国が衰退するとき、文明の脆弱さを覚えるし、科学技術でなんとかなるようなものではないことが分かる。一般に、地球温暖化によって、「地球が危ない」といわれるが、そうではなく、「人類が危ない」のである。従って、我々は、限りある地球資源を大切にすることが肝要なのである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000011-scn-brf

■海外ニュース
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<定置用電源>
●太陽光と水素の住宅、これまでにない住宅をサウス・カロライナ州で開発(2009/04/03)

 太陽光と水素で発電するこれまでにない住宅が、環境意識の高いエーケン・エレクトリック・コーポラティブ社(Aiken Electric Cooperative)と他の協力会社との協働によって建設されている。エーケン社は、サウス・カロライナ州でいくつかの「ネットゼロ住宅(“net zero” houses)」(住宅のエネルギーを再生可能エネルギーでまかなう住宅)を建設している会社だが、今回の住宅は夏至の頃に完成する予定である。
http://www.thestate.com/hydrogennotebook/story/736761.html?RSS=general_news

〔訳注〕ネットゼロ住宅(“net zero” houses) 住宅のエネルギーを再生可能エネルギーでまかなう住宅、またはエネルギーの請求書のない住宅。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆SSKセミナー【再掲】
●〜市場はどう変わる?V字復活への切り札となるか〜
日本版FITと太陽光発電ビジネスの実態
◇講師 (株)発電マン 代表 ((株)フォトボルテック 取締役)
     岩堀 良弘氏
◇日 時:5月20日(木) 午後3時〜5時
◇会 場:虎ノ門パストラル(東京都港区虎ノ門4−1−1)
◇受講料:1名につき26,040円(消費税込)
同時に1社より複数ご参加の場合、2人目以降 20,790円(消費税込)
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09160.html
●〜自動車+新エネルギー+ITで拡がる未来とは〜
次世代自動車がもたらすエネルギーイノベーション
<1>プラグインハイブリッド、電気自動車の役割、経済性とスマートグリッドの展望
◇講師 (株)ユニバーサルエネルギー研究所 代表取締役社長
     金田 武司氏
<2>プラグインハイブリッド車など電動自動車導入のエネルギー効果と関連技術の現状
◇講師 (株)ユニバーサルエネルギー研究所 技術顧問(エネルギー高度利用研究会・
     代表)
     堀 雅夫氏
◇日 時:5月26日(木) 午後2時〜5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2−2−23)
◇受講料:1名につき31,290円(消費税込)
同時に1社より複数ご参加の場合、2人目以降 26,040円(消費税込)
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09151.html

◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03−5532−8850
申込受付FAX 03−5532−8851
E-mail  info@ssk21.co.jp
または、上記HPから申し込みができます。

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