燃料電池ワールド (2009/03/10 09:20)

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□燃料電池ワールド Vol.403
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■2009年03月10日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年03月09日のWEB LINK NEWS
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2009/03/09 【インド】1GWの太陽光発電所、ACMEが建設(NNA)

 太陽光発電に力を入れるインドで、今後10年間で最大1ギガワット(GW)の太陽光発電所を建設する計画が浮上している。インフラ開発のACMEグループが、グーグルも出資する太陽光発電システム開発のベンチャー企業、米イーソーラー(eSolar)と提携して進めるもので、まずは100メガワット(MW)の巨大な太陽光発電所を建設する予定だ。

 イーソーラーが米国時間の3日に発表したリリースによると、両社はこのほど独占ライセンス契約を締結。ACMEはイーソーラーの開発した太陽電池モジュールや技術などを利用して独自に発電所を建設したり、他企業との協力で建設する独占権を得た。一方、ACMEはイーソーラーに対し、株式の5%に相当する3,000万米ドルを出資する。

 イーソーラーは太陽の動きを自動的に追いかける大量の鏡で太陽光を集め、そのエネルギーで水を沸騰させてタービンを回し発電するというシステムを開発した。昨年4月には再生可能エネルギービジネスへの参入を決めた米検索最大手のグーグルから1億3,000万米ドルの出資を受けるなど、新エネルギーのベンチャーの中でも注目を集めている企業の一つだ。
 ■年間5,000兆キロワットの日射量

 インドの発電はまだ石炭火力発電所が中心だが、環境汚染を防ぐため、新エネルギーへの関心も高まっている。同国は太陽光エネルギーに恵まれており、国土に降り注ぐ日射量は年間5,000兆キロワット(KW)時の電力エネルギーに相当するという。

 政府は第11次5カ年計画(2007〜2012年)で、50メガワット(MW)規模の太陽光発電所の建設を打ち出したが、これを上回る規模の事業計画が進められている。このほか太陽光発電などを積極利用したソーラーシティーを国内60都市に増やしたり、太陽光パネルを使って農村部に電力を普及する事業などが進められている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090309-00000016-nna-int

■海外ニュース
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<2008年の燃料電池と水素に関する米国の政策活動の要約・終>
●オレゴン州
◎燃料電池に適応できる再生可能エネルギー税額控除を提案

 州法3619は、再生可能エネルギー源を装備した製造業施設に対し4000万ドル以下の税額控除を創設した。再生可能エネルギー源の装備には燃料電池を含む。
http://www.fuelcells.org/info/2008StatesH2FCWrapUp.pdf

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■燃料電池ワールド
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