燃料電池ワールド (2009/02/26 09:20)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.395
■□□□□□□□□□
■2009年02月26日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント(明日まで)
□□□───────────────────────────
☆FC EXPO 2009(第5回国際水素・燃料電池展)【再掲】
◇会 期 2月25日(水)〜27日(金)
◇会 場 東京ビッグサイト
◇主 催 リード エグジビジョン ジャパン株式会社
◇共 催 水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/2009_jp/index.phtml

■2009年02月25日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2009/02/25 日立は英で直接メタノール形燃料電池事業化発表で反発(サーチナ)
■年初来安値からの反発局面
 日立製作所は反発。12円高の246円まで買われている。

 中期続落で来て、前日24日には年初来安値230円をつけた。そこからの反発局面に加え、同日、「英国において、当社と日立ハイテクノロジーズ英CPI社が、直接メタノール形燃料電池の事業化を目指した取り組みを開始」と発表したことが、買い材料となっているもようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000030-scn-biz

2009/02/25 JSR、燃料電池用電解質膜の量産設備を完成…自動車2万台分(レスポンス)

 JSRは24日、燃料電池用材料として高性能で実用特性に優れた炭化水素系電解質膜の量産対応設備を四日市工場内に完成したと発表した。

 同社はすでに、電解質膜のセミコマーシャルプラントを保有、顧客の要望に対応できる製造、品質保証、出荷の体制を整えているが、本格的な需要拡大に対応するため、今回自動車用換算で年間1万 - 2万台に対応できる量産体制を確立した。

 同社製の電解質膜は自動車用途では、国内自動車メーカーの燃料電池車に採用されている。今後は、家庭用燃料電池システムなどの定置用、携帯機器用ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC)への展開も図っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000003-rps-ind

2009/02/25 <燃料電池車>国内外の車が勢ぞろい 国際水素・燃料電池展( 毎日新聞)

 国内外から473社が集まった燃料電池の世界最大の展示会「FC EXPO 2009 第5回国際水素・燃料電池展」が25日、東京ビッグサイトで始まった。

 日本初公開となるガソリン1リットル相当の水素で5385キロを走破しギネス記録を持つスイスのPAC−Car2をはじめ、国内に1台しかない米GMのEquinox Fuel CellやホンダのFCX Clarityなどの燃料電池車が展示されている。また、▽メルセデス・ベンツAクラス F−Cell▽トヨタのFCHV−adv▽日産のX−TRAIL FCV▽氷点下の寒冷地でも使用可能なホンダのFCXは試乗することもでき、国内外の最新の燃料電池自動車を見ることができる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000012-maiall-bus_all
※写真あり

2009/02/25 日産、新開発の 燃料電池スタック 搭載車両で寒冷地テストを開始(レスポンス)

 日産自動車は25日、新開発の燃料電池スタックを実験車両『X-TRAIL FCV』に搭載し、寒冷地での走行実験を開始したと発表した。

 この新開発の燃料電池スタックは、2008年8月に発表されたもので、従来のスタックに対し容積を4分の3に小型化しながらも、出力は130kWと従来の90kWから1.4倍向上した。さらに白金の使用量を従来の半分に削減するとともに触媒の耐久性も高めて、大幅な低コスト化と長寿命化を図った。

 日産は2008年末からこの燃料電池スタックを搭載した車両による走行実験を開始し、2009年2月には同社の北海道陸別テストコースで寒冷地実験を実施するなど、燃料電池車の商品化に向けた開発を推進している。

 同社は、東京ビッグサイトにて開催される世界最大級の燃料電池展示会「FC EXPO 2009」でこの燃料電池スタックを出展する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000011-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<2008年の燃料電池と水素に関する米国の政策活動の要約・その1>
●連邦政府
◎燃料電池投資に対する税額控除が2016年まで延長

 2008年緊急経済安定化法(Emergency Economic Stabilization Act of 2008)が制定されたので、この税額控除の改正は、設置者が産業用に購入した場合はkWあたり最高3000ドルまで、家庭用に購入した場合はkWあたり最高1000ドルまで、設置者は納税の際、燃料電池ユニットの設置にかかったと適正に評価される金額から30%を控除される。投資税額控除(Investment Tax Credit;ITC)は、全ての公益事業会社と通信事業者がこの控除を利用するのを可能にするために延長された。

 この法律はまた、控除が最低代替税(Alternative Minimum Tax;AMT)に対して使われることを認めている。納税者は、彼らの税負担の一部を控除するために最低代替税を利用する。
http://www.fuelcells.org/info/2008StatesH2FCWrapUp.pdf
〔訳注1〕投資税額控除 investment tax credit〔米〕 新規投資を奨励する所得税制上の特別措置(goo 辞書 EXCEED 英和辞典より)
〔訳注2〕最低代替税 Alternative Minimum Tax 米国特有の税制で、1969年に高額所得者の節税策に歯止めをかける目的で導入された。
http://www.tax-j.com/text/Indiv-8.htm

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆再生可能エネルギーの現状と展望−世界を牽引するドイツ・NRWと日本【再掲】

 NRWジャパンは、デュッセルドルフ市を州都とするドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州経済振興公社の日本法人で、日本企業NRW州への誘致を主たる業務とする事務所です。( www.nrw.co.jp )

 ドイツ最大のエネルギー産業州ノルトライン・ヴェストファーレン州では、2月25〜27日に東京ビッグサイトで開催される「FC EXPO 2009」及び「PV EXPO 2009」に合わせ、下記のように燃料電池、太陽電池を中心に、「再生可能エネルギーの現状と展望 - 世界を牽引するドイツ NRW州と日本」と題して、セミナーを開催します。(参加費無料)

 ドイツより、多数のエネルギー関連機関、有力企業が講演者として参加し、さらには、日本からも同分野の専門家を迎え、日独両国の協力の可能性、今後の展望につき協議します。是非ご参加ください。
○日 時 2月27日(金)9:00〜17:00(引き続き、交流会)                
○会 場 東京ベイ有明ワシントンホテル 3F「アイリス」
     (東京ビッグサイトより徒歩3分)
○主 催 NRW.INVEST/NRWジャパン
○共 催 燃料電池・水素ネットワークNRW
○後 援 ドイツ連邦共和国大使館
○参加費用 無料
○言語 日英語(同時通訳付き)
○申し込み及びプログラム詳細は、
 http://www.nrw.co.jp/events/seminar09227.html

────────────────────────────────────

■燃料電池ワールド
 □毎週日曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

 □解除:「まぐまぐ」と「melma!」から直接ご購読の方が解除される場合は、「まぐまぐ」か「melma!」から直接解除の手続きを行ってください。PEM−DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □連絡先: pemdream@gmail.com
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1