燃料電池ワールド (2008/08/11 11:48)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.340 2008/08/11発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

http://www.pem-dream.com/

※恒例により、8月17日は休刊にします。次回は8月24日号です。
■燃料電池関連イベント
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☆JHIF第10回会議【再掲】
「低炭素・炭素循環型社会の展望」
○日時:9月5日(金)13:30-16:30(予定)
○場所:大岡山 東京工業大学 百年記念館フェライトホール
○プログラム
・基調講演
「洞爺湖サミットを踏まえたわが国のエネルギー・地球温暖化戦略」(仮題)柏木孝夫氏(東京工業大学統合研究院兼大学院教授)
・講演 「マグネシウム+水素を媒体としたエネルギー循環モデル」(仮題)矢部孝氏(東京工業大学大学院教授)
・講演 海外の水素政策・プロジェクトに関連する講演(未定)
・講演 「炭素循環型水素キャリアシステムの可能性」
加藤之貴氏(東京工業大学原子炉工学研究所准教授)
・分科会報告 「新たな地域エネルギー供給と低炭素化に向けた取り組み」
─地域エネルギー供給構想検討分科会の活動報告─
堀雅夫(地域エネルギー供給構想検討分科会座長)
○締め切り 8月29日(金)
○申し込み方法 FAX又はe-mailで、「9月5日第10回会議参加希望」として、貴団体名(フリガナ)、部署・役職、参加者名(フリガナ)、電話、ファックス、e-mailアドレスを明記の上、事務局(info@ueri.co.jp)までお送り下さい。
○参加費 会員企業・団体は無料、非会員は1人3万円。
○問い合わせ 日本水素エネルギー産業会議(JHIF)事務局
http://www.ueri.co.jp/jhif/index.html
TEL:03-5408-1118(代) FAX:03-5408-0058

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「高度人材育成コース」【再掲】

 将来の水素エネルギー新産業・研究を担う若手研究者の育成を目的としたセミナーです。世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
○日時:8月26日(火)〜 8月28日(木)
○場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 311号室
○対象:大学生・大学院生,若手研究者等(原則30才未満)
○定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
○受講料:無料(ただし、交通費・宿泊費は自己負担)
○申込期間:7月17日(木)〜8月8日(金)  
※詳しくはコチラ:福岡水素エネルギー戦略会議
http://www.f-suiso.jp/koudo/H20koudo1.html

■PEM−DREAMニュース
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☆ブログにチャレンジ → http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

 8月6日だからほんとに数日前に、ブログなるものを手がけてみた。構想としてはインターネットのサイトだが、技術がないのでブログからになった。

 実際に使われているブログをあちこち見てみたら、けっこうなことが出来るようだ。それなら、とりあえず出来ることから始めてみようと思って、メルマガのPEM−DREAMニュースを投稿してみた。

 一番やりたかったことは、写真などのビジュアル情報を掲載することだ。文字では書ききれないことをフォローできるし、にぎやかになるだろう。他のことは徐々にということにして、まず、投稿が簡単にできるブログを探すことにした。

 どのブログも、簡単にできる、と言っているので、適当に選んで開設に取りかかった。やってみると途中まではすんなり行っても、何かでつまずくとその解決方法を探しても分からなかったり、開設方法を何回読んでもそんな問題については書いていなかったりして、デッドロックに乗り上げてしまった。

 他のブログに浮気をしてみても、それぞれ特長があるようで数カ所を転々とした。これで3日間はかかってしまった。自分のスキルのなさにうんざりしながらも、とにかく使えるところを探すしかないので、現在のURLを取ったヤフーのブログに落ち着いた。

 テキストと写真が載せられればいいので、何となく出来てしまったからここでいいやと決めてしまった。いろいろなことがまだよく分からず、整理も何も出来ていないが、追加の投稿だけは出来るので、しばらくはここを使うことになるだろう。

 まだ誰にも教えていないのに、コメントがあった。ずっと気がつかなかったが、コメントが(1)となっているので「あれっ・・・」と思って見てみると、ブログの記事を見た人がいたのだ。

 このスピードはメルマガでは味わえない。また、公開している広がりも比較にならないくらい広いことが実感として分かってきた。少しドキドキして、初めての返事を書いた。
そ のうち慣れてきたら、メルマガとは関係なく記事をどんどん投稿したいので、よろしくお付き合いください。意見もたくさんくださいね。

■WEB LINK NEWS
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2008/08/03 遊び感覚で科学の面白さ触れる 美濃加茂で「科学の祭典」(中日新聞)

 【岐阜県】美濃加茂市蜂屋町のみのかも文化の森で2日、「科学の祭典inみのかも」が開かれ、大勢の家族連れが科学の面白さに触れた。

 「化石のレプリカを作ろう」「おいしいラムネづくり」など、10の体験コーナーを開設。子どもたちは、遊び感覚で実験や工作に挑んだ。瑞浪市の科学体験施設「サイエンスワールド」による「びっくり!! 科学マジック」では、酸素と水素による爆発実験など、実演ショーがあり、子どもたちが興味深そうに眺めていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080803-00000014-cnc-l21

2008/08/04 岡谷電機産業 家電向け需要拡大「雑音防止コンデンサー」(産経新聞)

 同社のもう一つの主力商品は、雷サージ(雷によって発生する電流)対策用コンデンサー。世界シェアは2位(14%)を誇り、同じく激戦区の欧州市場への販売拡大を視野に入れている。

 一方、頭打ちとなっている国内市場の営業対策として「中堅・中小メーカーとの新規契約や新しい業界を発掘し、契約件数を増やす」戦略だ。今年度600件の新規契約が目標で、現在200件ほどの引き合いがあるという。丸山会長は「海外の伸びは年率2ケタだが、地域別売上比率では国内の50%は維持したい」という。

 このため、太陽電池や燃料電池などの新しい発電設備や、LED(発光ダイオード)を使った照明、燃料電池で走る自動車など、顧客企業が環境対応を進める最新技術に対応した電子部品の開発を進める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000053-san-bus_all

2008/08/04 鹿島、微生物燃料電池の実用化にめど−東大と新システム(日刊工業新聞)

 鹿島は次世代のバイオエネルギー技術の微生物燃料電池(MFC、用語参照)について、課題だった長期運転と大型化にめどをつけた。正極を組み込んだカセットを微生物が住み着きやすい特殊な負極とともに嫌気消化槽に差し込み、リアクター(写真、化学反応を起こす装置)に取り付けMFCを構築する「カセットMFCシステム」を、東京大学先端科学技術研究センターと共同で開発。カセットのサイズ変更や正極交換を容易にして問題を解決した。MFCの実用化を加速するものと期待される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000002-nkn-ind

2008/08/04 【夏休み】キッズエンジニア、親子でも楽しい(レスポンス)

 自動車技術会は8 - 9日の2日間にわたり、「キッズエンジニア2008」を横浜のパシフィコ横浜で開催する。

 「教室プログラム」では、クルマの仕組みやオートバイの仕組みを学んだり、燃料電池車の体験教室、カーデザイン教室など19のプログラムが用意されている。また、「展示・体験プログラム」では、視線・画像認識システム、横滑り防止装置シミュレータ体験など14のプログラムがある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000004-rps-soci
※写真あり↑

2008/08/04 球場で「エコ検定」に挑戦 Kスタ宮城(河北新報)

 プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスのボランティアは3日、試合会場のクリネックススタジアム宮城で、球場のエコ活動に触れるイベントを開いた。中学生以下の参加者が、環境に関する知識を問う「エコ検定」などに挑戦した。

 参加者が場内でごみの分別活動を体験し、エコ検定に合格すれば賞品がもらえる。特設ブースに温暖化問題のパネルを展示し、燃料電池の発電の仕組みを学ぶコーナーも設けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000013-khk-l04

2008/08/04 ジャパンエナジー「理科教室 - 燃料電池について学ぼう -」実施(レスポンス)

 ジャパンエナジーは、8月2日に埼玉県戸田市にある同社研究開発センターで、主に地元の小学生を対象とした理科教室「JOMO夏休み理科教室 - 燃料電池について学ぼう -」を実施した。

 教室では、今回も昨年同様「燃料電池」をテーマとして取り上げ、地球環境問題やクリーンエネルギーとして注目される「水素」について、同社の研究員が家庭用燃料電池などの模型やパネルを活用しながら説明するとともに、参加者も燃料電池自動車キットなどで楽しく燃料電池の仕組みを学習した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000021-rps-ind

2008/08/04 【夏休み】こどもエコ絵画コンクール展(レスポンス)

 ブリヂストンは、8月4日から9月5日まで、企業博物館「ブリヂストンTODAY」で「第5回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール展」を開催する。

 同館では、今年度の受賞作品101点と、作品全てを車体にデザインしたメルセデスベンツ日本の燃料電池自動車『F-Cell』を館内特別コーナーに展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080804-00000017-rps-ind
※写真あり↑

2008/08/05 ハイブリッド車100万台に=オバマ氏、沿岸原油採掘を容認(時事通信)

 【ワシントン4日時事】米民主党の大統領候補指名が確定したオバマ上院議員は4日、ミシガン州の州都ランシングで演説し、低燃費のハイブリッド車を2015年までに100万台普及させるなどの数値目標を盛り込んだ包括的なエネルギー政策を発表した。また、これまで反対してきた米沿岸大陸棚の原油採掘について、共和党候補のマケイン上院議員からの批判を受け、条件付きで容認する考えを表明した。

 オバマ氏は、ガソリン1リットルで約65キロ走行可能なハイブリッド車の開発・普及を目指す考えを示した上で、自動車メーカーに対する40億ドル(約4300億円)の支援や、購入者への7000ドル(約76万円)の減税措置を講じると説明。また、電力消費量を10年間で15%削減することや、風力などの再生可能エネルギー利用を4年間で2倍以上にする方針も示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080805-00000027-jij-int

2008/08/06 日産、電気自動車/ハイブリッド車の実験車両を公開、高出力の燃料電池スタックを開発(nikkei TRENDYnet)

 日産自動車は8月6日、2010年度に日本と北米で発売する予定の電気自動車とハイブリッド車について、実験車両を公開した。また同社は、単位体積当たりの発電能力が従来比2倍の新型燃料電池スタックを発表した。

 電気自動車の実験車両は、出力80kWの新開発モーターとインバーターシステムを搭載する前輪駆動(FF)車。アクセルペダルに対する応答性が高く、力強い加速が可能という。電力を供給するリチウムイオンバッテリーは、居住空間を犠牲にしないよう床下に配置した。性能確認用の試作モデルであり、実際に販売する車両は電気自動車として専用デザイン/設計の新型車とする。2012年には全世界向け量産販売を行う予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080806-00000021-nkbp_tren-ind
※画像あり↑

2008/08/06 ロシアエナジー:解体の危機にあるガスプロム(サーチナ・中国情報局)

 プーチン首相が独立系のガス会社を差別し、これら会社の全国パイプラインシステムへのアクセスを阻止していることに関して、ガスプロムのミラー会長を公の場で強く非難したことはまったくの予想外の出来事だった。ガスプロムは、ロシアのメディアにとって、依然として「神聖な牛(神聖で不可侵の存在)」であり、政府の息のかかったテレビ局や新聞は、同社に対する批判的なコメントを自主規制しているのである。

 独占ガス会社であるガスプロムを過去8年間にわたって強化してきた2人の人物、すなわちプーチン首相と、同社の取締役会議長(会長)だったメドベージェフ大統領は、同社の業績に対して懸念を強めている。ガス田開発に対する資金調達の不足は、国家経済に対する深刻な脅威となりつつあるのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080806-00000017-scn-brf

2008/08/06 日産自、2012年に電気自動車をグローバルに量産 エコカーで先を行くトヨタの牙城を崩せるか(MONEYzine)

 日産自動車は6日、2010年度に日本及び北米で発売を予定している、リチウムイオンバッテリーを搭載した独自開発の電気自動車及びハイブリッド車の実験車両を公開した。

 同社は1999年に独自開発のハイブリッド車「ティーノ ハイブリッド」を国内で、2006年には「アルティマ ハイブリッド」を北米で発売するなど、継続的に電動車両の開発に取り組んできたが、ガソリン価格高騰で近年注目が集まっているハイブリッド市場では、「プリウス」などを販売するトヨタに一歩、リードされている状況だ。

 そこで日産は巻き返しを図るべく、ゼロ・エミッション車でのリーダーを目指し、2010年度に日本及び北米で後輪駆動のハイブリッド車と電気自動車を発売し、電気自動車は2012年にグローバルに量産させる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080806-00000001-sh_mon-bus_all
※写真あり↑

2008/08/07 <総合経済対策>原油高で緊急支援 高速料金下げなど柱(毎日新聞)

 政府が来週初めにもまとめる総合経済対策の骨格が6日、固まった。原油高に苦しむ農業や水産業?輸業への支援や、高速道路料金引き下げなどの緊急的な対策に加え、原油高に対応した構造転換を進めるため、太陽光発電など新エネルギーの普及策を柱に据えた。今年度予算を前倒しして執行するほか、予備費の投入や補正予算の編成も検討する。骨格をもとに早急に具体的政策や規模を固める作業に入る。

 一方、新興国などの需要の高まりなどで原油高は今後も続く可能性が高いことから、中長期的な対応が必要として省エネや新エネルギーの導入・普及を急ぐ。太陽光発電や、燃料電池など次世代自動車の導入、大規模太陽光発電(メガソーラー発電)施設の設置促進に向けた対策を可能な限り前倒しする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000012-mai-bus_all

2008/08/07 大ガス、家庭用SOFCコジェネで4万時間稼働実現へ(日刊工業新聞)

 大阪ガスは家庭用の固体酸化形燃料電池(SOFC)を使ったコジェネレーション(熱電併給)システムの連続稼働時間の向上にめどをつけた。燃料電池のセル部分の改良による耐久性のアップで、商品化に必要な4万時間(約5年間)の稼働実現の可能性が高まった。商品化時期は未定だが、排熱回収効率の向上など実用化をにらんだ改良を施しており、今後は新エネルギー財団が行う実証試験などを経て一般家庭への早期販売を模索する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000019-nkn-ind

2008/08/07 【パリモーターショー08】スズキ アルト 参考出品(レスポンス)

 スズキは、10月2日からパリで開催される「2008パリモーターショー」に新しいコンセプトのAセグメント車新型『アルト』(ALTO)を出展すると発表した。

 また、北海道洞爺湖サミットで参考出品した燃料電池車『SX4-FCV』と、昨年の東京モーターショーに参考出品した燃料電池二輪車『crosscage』も展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000012-rps-ind

2008/08/08 キッズエンジニアが作る面白さ体験/自動車メーカーが集結(カナロコ)

 体験を通じてものづくりの楽しさを−。自動車メーカーや業界団体などが一堂に会し、子どもにものづくりを体験してもらうイベント「キッズエンジニア2008」が八日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で始まった。メーカーが集結するものづくりイベントは初めてという。入場無料。九日まで。二日間で五千人程度の参加を見込む。

 自動車技術会の主催で、日産自動車やトヨタ、ホンダなどのメーカーや業界団体など二十四団体が協賛。工具でエンジンを分解したり組み立てたりする体験や、燃料電池を使った模型の製作などができる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080808-00000009-kana-l14

2008/08/08 植物の光合成のように太陽エネルギーを蓄える新手法(MIT)(ギズモード・ジャパン)
 太陽発電って、曇りや雨だと、どうしようもないんですよねー。

 その突破口になりそうな嬉しいニュースが入りました。 マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学者たちが、新しい燃料電池プロセス方法に辿り着いたのです! 

 この手法では、植物が太陽光線を蓄える光合成の仕組みを真似てます。だから効率が良く、かつ安価。もちろん環境にもやさしいのだそうな。

 太陽電池でラップトップ使えたら最高ですけど、まだ先の話なので過剰な期待はセーブ、セーブ、と。詳しくは開発者したDaniel Nocera氏とMatthew Kanan氏が『Science』7月31日号に書いてるので、そちらご参考に。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080808-00000009-giz-ent
※写真あり↑

2008/08/10 CO2出さない機械です 信州大で駒ケ根工高が披露(中日新聞)

 【長野県】駒ケ根市の県立駒ケ根工業高校が、二酸化炭素(CO2)を出さない技術研究により2005年度から本年度にかけて産学連携で作った機械3種類を南箕輪村の信州大で9日開幕した「青少年のための科学の祭典」に展示した。

 機械は、廃食油からバイオディーゼル燃料(BDF)を作る装置、BDFで動く発電機、水素燃料電池で動く電動自転車の3種。初めて関連づけての展示で、発電機を動かす時に一瞬必要な電気は太陽光発電パネルで発電してみせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080810-00000001-cnc-l20

2008/08/11 東京ガス、東京・立川市にショールームを開設(日刊工業新聞)

 東京ガスは、東京都立川市に「東京ガス多摩ショールーム」を10月31日に開設する。大規模のショールームとしては東京・新宿、横浜市に続く3カ所目。東京・多摩地区を対象に最新のガス機器などをアピールしていく。

 同施設ではガスコンロやミストサウナ、家庭用燃料電池「エネファーム」などを実演して展示。展示機器数は80―100点程度を予定する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080811-00000019-nkn-ind

■海外ニュース(8月―2)
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<輸送>
●ハイドロジェニックス社、国防総省のフォークリフトに20基のパワーパックスを提供(2008/07/08)

 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、クラウン社(Crown)のフォークリフトに統合するために、コンカレント・テクノロジーズ社(ConcurrentTechnologies Corporation;CTC)と20基の「燃料電池パワーパックス(Fuel CellPower Packs)」を供給する契約を結んでいる。フォークリフトは、ジョージア州ワーナーロビンズにある国防物資補給部門(Defense Distribution Depots;DDWG)に配置される。

 CTC社は、ハイドロジェニックス社の水素で動く燃料電池パワーパックスを、クラウン社のクラス1フォークリフトが現在使っている鉛蓄電池に置き換えていくつもりである。
http://www.hydrogenics.com/ir_newsdetail.asp?RELEASEID=320140

〔訳注〕コンカレント・テクノロジーズ社(Concurrent Technologies Corporation;CTC) 応用研究及び開発の専門的サービスを目的とする独立・非営利機関である。顧客である連邦・州政府や民間企業が世界水準の競争力を獲得するため、製品の質、生産性、効率性の向上に関する包括的解決策を提示することを業務の核としている。1999年度連邦政府支援額は、1億872万ドルで、その約95パーセントの1億334万ドルが国防省、残りをエネルギー省と環境保護庁からの支援によっている。/homepage1.nifty.com/bicycletour/sci-ron.priv.htm#5.%20Concurrent 作者(遠藤悟)より
【燃料電池ワールドの過去記事】
Vol.245 2006/08/27発行「FCEは2種類の燃料システムを実証(2006/07/11)」Vol.246 2006/09/04発行「日本のOEMでフォークリフトで使うために、スチールへ燃料電池を供給するハイ_ドロジェニックス(2006/07/18,24)」

●バラード社、ダイムラー社と2年間のサービス契約を結ぶ(2008/07/28)

 バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、6台のメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)のバス「シターロ(Citaro)」に搭載されている燃料電池システムのフルサービス・サポート・パッケージ(full service support package)の提供を続けるために、ダイムラー社(Daimler AG)と2年間のサービス契約を結んだ。

 これはドイツのハンブルグ市で、収益をもたらすサービスとして現在も走っているバスに対するバラード社の3回目のサービス契約である。
http://phx.corporate-ir.net/preview/phoenix.zhtml?c=76046&p=irol-newsArticle&ID=1180185&highlight

<定置用電源>
●プラグパワー社、燃料電池CHPのためにNYSERDAから50万ドルの契約を獲得(2008/07/01)

 プラグパワー社(Plug Power Inc.)は、同社の住宅用マイクロCHP(熱電併給、micro-combined heat and power;CHP)燃料電池システムの商業化を支援するために、ニューヨーク州エネルギー研究開発公社(New York State Energy Research andDevelopment Authority;NYSERDA)から50万ドルの契約を獲得した。

 プラグパワー社の発電用製品である「ゲンシス(GenSys(R))」商品のひとつのマイクロCHP燃料電池は、住宅用と小型商用製品として熱需要のために使われている現在の技術を置き換えることを意図している。
http://www.plugpower.com/news/press.cfm?vid=1176246&liak=91384490

<燃料/改質器/貯蔵>
●CTC社、水素燃料ステーションプロジェクトのために480万ドルを受け取る

 海軍省(Department of the Navy)は、「水素を燃料とした素材取扱機器と水素自動車燃料ステーション試験計画(the “Hydrogen-Fueled Material HandlingEquipment and Hydrogen Vehicle Fueling Station Pilot Projects”)」提案書による計画のために、コンカレント・テクノロジーズ社(Concurrent TechnologiesCorporation;CTC)に483万ドルの契約を与えた。
https://www.fbo.gov/?s=opportunity&mode=form&id=9212325a8600a5fef141a29a81da1996&tab=core&_cview=1

<報告書/市場調査>
●NRCの水素報告書

 全米研究会議(National Research Council ;NRC)は、新しい報告書「代替燃料自動車技術の推移:水素の焦点を当てて」を発表した。報告書は次のように結論づけている──水素自動車への移行は、米国の石油への依存と二酸化炭素排出量を大きく削減するが、それには重大な投資が必要とされる。
http://books.nap.edu/catalog.php?record_id=12222

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