燃料電池ワールド (2008/08/03 23:09)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.339 2008/08/03発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■燃料電池関連イベント
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☆JHIF第10回会議
「低炭素・炭素循環型社会の展望」
○日時:9月5日(金)13:30-16:30(予定)
○場所:大岡山 東京工業大学 百年記念館フェライトホール
○プログラム
・基調講演

 「洞爺湖サミットを踏まえたわが国のエネルギー・地球温暖化戦略」(仮題)
   柏木孝夫氏(東京工業大学統合研究院兼大学院教授)
・講演 「マグネシウム+水素を媒体としたエネルギー循環モデル」(仮題)
   矢部孝氏(東京工業大学大学院教授)
・講演 海外の水素政策・プロジェクトに関連する講演(未定)
・講演 「炭素循環型水素キャリアシステムの可能性」
   加藤之貴氏(東京工業大学原子炉工学研究所准教授)
・分科会報告 「新たな地域エネルギー供給と低炭素化に向けた取り組み」

        ─地域エネルギー供給構想検討分科会の活動報告─
   堀雅夫(地域エネルギー供給構想検討分科会座長)
○締め切り 8月29日(金)
○申し込み方法 FAX又はe-mailで、「9月5日第10回会議参加希望」として、貴団体名(フリガナ)、部署・役職、参加者名(フリガナ)、電話、ファックス、e-mailアドレスを明記の上、事務局(info@ueri.co.jp)までお送り下さい。
○参加費 会員企業・団体は無料、非会員は1人3万円。
○問い合わせ 日本水素エネルギー産業会議(JHIF)事務局
   http://www.ueri.co.jp/jhif/index.html
  TEL:03-5408-1118(代) FAX:03-5408-0058

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「高度人材育成コース」【再掲】

 将来の水素エネルギー新産業・研究を担う若手研究者の育成を目的としたセミナーです。世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
○日時:8月26日(火)〜 8月28日(木)
○場所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 311号室
○対象:大学生・大学院生,若手研究者等(原則30才未満)
○定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
○受講料:無料(ただし、交通費・宿泊費は自己負担)
○申込期間:7月17日(木)〜8月8日(金)  
※詳しくはコチラ:福岡水素エネルギー戦略会議
http://www.f-suiso.jp/koudo/H20koudo1.html

■PEM−DREAMニュース
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☆雑多なエネルギーで活気が出た第3回新エネルギー世界展示会

 東京ビッグサイトで開かれた第3回新エネルギー世界展示会(7月30日〜8月1日)は、再生可能エネルギー世界フェアの主要構成イベントとして行われた──何だかよく分からない説明だ。普通は、新エネルギーと再生可能エネルギーのどちらか一方をネーミングに使うと思うが、この展示会は両方を同時に対象としている。そのためか、複雑で雑多な印象があり、公式ホームページでも「再生可能エネルギーとは・新エネルギーとは」という解説を載せているくらいだ。

 分散型エネルギーとかクリーンエネルギーとか、切り口によっていろいろな言葉が作られているが、これらの言葉の概念からは時々政治臭がただようことがある。だが、この展示会は新エネルギーと再生可能エネルギーをミックスさせたことで逆に、先進的な問題提起と活気をもたらした。もちろん、私が参加した範囲での話であるが。

 31日は一日中講演を聴きまくった。朝10時からは「産総研シンポジウム」があった。全体テーマは「分散エネルギーを効率的に使いこなす技術:インテグレーションと電池技術」で、韓国の新エネルギー政策、EU(主にノルウェー)の風力発電計画、そして、「分散型電源の大量導入を目指した負荷の消費電力制御」(産総研・近藤潤次氏)「都市型自律分散エネルギーシステムの将来構想」(首都大学東京・安田恵一郎氏)の四つで昼になった。その後もシンポジウムは続くのだが、別会場で午後から行うフォーラムを聞きたかったのでそちらに移動した。昼飯を食う余裕はなかった。

 午後のJCREフォーラム「水素・燃料電池」では、四つの講演があった。JCREとは、この展示会の主催者である再生可能エネルギー協議会のことである。「燃料電池自動車の開発状況」(トヨタ自動車・三浦氏)
「太陽電池水素ステーションと燃料電池自動車開発状況」(本田技研・岡部昌規氏)「水素製造技術」(東京ガス・安田勇氏)
「水素燃料性状が燃料電池に与える影響」(日本自動車研究所・赤井泉明氏)

 どの話もおもしろかったので、あれも書こうこれも書こうと思っているうちに相当な量になって、どのくらい正確に理解できたかどうかは心許ない状況となってしまった。そういう訳で詳しくは触れないが、31日の英字新聞「ヘラルド朝日」の20面に、JR東日本と川崎重工業の鉄道車両と燃料電池の記事が大きく載っていて、産総研のシンポジウムでは川崎重工業の講演が、記事と同じ内容の「ニッケル水素電池を利用した鉄道車両の電力回生」だったのは偶然なのかな?

 翌1日は、会場の雰囲気を知りたくて、写真も欲しいので展示会場にやってきた。太陽光発電のPVJapan2008も併催していて、会場は東ホールとしかチラシには書いていない。両展示会の入り口は別だったが中はつながっていて、一度入れば両方見られる仕組みだった。

 新エネルギー世界展示会の方は全体の4分の1くらいの会場スペースだが、ごった返していた。出展テーマが多いなかで、燃料電池に絞ってブースを回った。犬も歩けば、ではないがあちこちのブースで取り上げていて、あっという間に資料がいっぱいになった。

 NEDOのブースでは車いすが止まっていて、乗っている方が熱心にパネルを見ていた。どんな内容かなとのぞいてみたら、株式会社ケミックスが群馬大学と共同研究しているメタノール燃料電池のパネルだった。その利用イメージには、容易に燃料交換、小型・軽量化、長時間駆動と書いてあって、車いすの方は、バッテリーの代わりに早くこういうものを使いたい、車いすで箱根の山に行ってみたいんだ、と語っておられた。

 イギリスからも参加していたので、大使館のブースでロンドンのブラックキャブ(7月13日号海外ニュース)について教えてもらった。向かいのブースは英国東イングランド経済開発公社が出展していて、壁にFuel cell と書かれた垂れ幕があったので資料をもらった。

 本田技研は太陽光発電のパネルを展示していたが、そこには前日に話を聞いた水電解槽が展示してあった。形を見れば燃料電池と同じボックス型で、働きは全く逆の電気を入れて水素を作る水の電気分解を行っているのだから、似ているのは当然の気がした。昨日、講師を務めた赤井さんがいらしたので少し話を伺った。「2年前には今のような状況になるなんて想像も出来なかったが、2年後の状況もどうなっているのか想像がつかない。市民活動で燃料電池の世論を盛り上げてくれるとうれしいですね」と発破をかけられてしまった。

 こんな調子で袋いっぱいの資料を集めたが、今を象徴していると思ったのは積水ハウスの講演だ。「カーボンニュートラルハウス──太陽光発電と燃料電池のトータルシステム」というのだから、再生可能エネルギーと新エネルギーの合体利用の話である。分散型電源と系統の連携もこれからの世の中で起こってくることで、この展示会では、ひとつのエネルギーの話よりもミックスされた時はどうなるの、ということに関心が向かっていて、そのエネルギーが活気をもたらしていると思った。

■WEB LINK NEWS
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2008/07/28 エネルギー技術開発3事業に1474億ウォンを支援(YONHAP NEWS)

 【ソウル28日聯合】知識経済部は28日、エネルギー分野技術開発の3事業、電力産業研究開発、エネルギー資源技術開発、再生可能エネルギー技術開発の新規課題に1474億ウォン(約15億7900万円)を支援すると明らかにした。来月29日までエネルギー技術企画評価院を通じ事業計画書の提出を受け、9月中に最終支援課題を選定する。

 再生可能エネルギー開発部門では、風力、水素・燃料電池、石炭利用などの分野で輸出産業化や成長動力育成の戦略的技術開発のほか、太陽熱や廃棄物、地熱などの分野では普及につなげる短期実用化中心の中核技術開発を進める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080728-00000027-yonh-kr

2008/07/29 ホンダ FCXクラリティ 第1号車、米国の映画プロデューサーに納車(レスポンス)

 ホンダの子会社アメリカン・ホンダモーターは、新型燃料電池車『FCXクラリティ』の米国でのリース販売を7月25日に開始し、映画プロデューサーのロン・イェクサ夫妻に第1号車を納車した。

 アメリカン・ホンダモーターのジョン・メンデルエクゼクティブ・バイスプレジデントは「FCXクラリティのリース販売開始は、持続可能な循環型社会の実現に向けての重要な第一歩であり、実質的に環境負荷物質を全く排出しないクルマを実用化したという大きな意味を持つ」とコメント。

 米国での販売やサービスは、FCXクラリティ販売ディーラーに指定された南カリフォルニアの3店のホンダディーラーで対応する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000011-rps-ind
※写真あり↑

2008/07/30 「第3回新エネルギー世界展示会」きょう東京で開幕(フジサンケイ ビジネスアイ)

 IT(情報技術)を活用した最新の教育システムの総合展「e−Learning

 WORLD 2008」(主催・e−Learning WORLD 2008実行委員会、フジサンケイビジネスアイ、シー・エヌ・ティ)と、新エネルギー技術を紹介する展示会「第3回新エネルギー世界展示会」(主催・再生可能エネルギー協議会、協力・フジサンケイビジネスアイ)が30日から3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。

 新エネルギー世界展示会では、最新技術の展示やセミナーほか、燃料電池バスの試乗会や未来のエコカーに関する研究発表なども行われる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080730-00000002-fsi-bus_all

2008/08/01 太陽光と水を「燃料」に変換:安価な触媒で(WIRED VISION)

 太陽エネルギーを使って水を分離できる新しい触媒が発見された。

 これは、Daniel Nocera教授(化学)をはじめとするマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが7月31日(米国時間)に『Science』誌に発表したもので、この触媒を安価な光起電性の太陽電池パネルと組み合わせることで、水を利用して太陽光から作り出したエネルギーを蓄える、安価でシンプルなシステムを作り出せるという。

 MITの触媒を使うと、電気分解システムを常温常圧で効率的に機能させることができる。この触媒を使った反応では、燃料電池と反対に、水が酸素と水素に分離される。そこで、標準的な燃料電池を使ってその分子を再結合させれば、酸素と水素を利用してエネルギーをオンデマンドで生成できるようになるのだ。

 「自宅が燃料ステーションになる。これであのろくでもない送電網は不要になる」とNocera教授は語る。

 「燃料電池の中で、水素に関する部分では、生成分子1つにつき2つの電子しか関与しない。しかし酸素の部分では、分子1つにつき4つの電子が関与する。電気化学の原則では、関与する電子の数が多くなるほどそのプロセスが複雑になる」とMallouk教授は説明する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000004-wvn-sci
※写真あり↑

2008/08/01 夜でも太陽エネルギーで発電、MITが新手法発見(ITmediaニュース)

 太陽光エネルギーを保存しておいて、日が照っていないときに使えるようにする方法を、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が発表した。

 その方法とは、太陽光エネルギーを使って水を水素と酸素に分解し、後でこの水素と酸素を燃料電池内で化合させて電気を作るというもの。カギとなるのは水から酸素ガスを発生させる新しい触媒で、コバルト金属、リン酸塩、電極で構成される。これを水に入れて電極に電流を流すと、コバルトとリン酸塩が電極上に薄い膜を作り、酸素ガスが発生する。この触媒は室温で、中性の水の中で作動し、使うのも簡単だという。これをプラチナなど、水から水素ガスを発生させる触媒と組み合わせると、光合成の際に起きる水の分解反応を再現できると研究者は説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000081-zdn_n-sci
※図あり↑

2008/08/02 4万人集め閉幕 新エネルギー世界展示会(フジサンケイ ビジネスアイ)

 新エネルギー技術を紹介する展示会「第3回 新エネルギー世界展示会」(主催・再生可能エネルギー協議会、協力・フジサンケイビジネスアイ)が1日、閉幕した。

 新エネルギーは石油などと異なり環境へ与える影響が小さく、太陽光や風力は枯渇する心配がない。このため、エネルギーセキュリティーの確保という観点から“国産”エネルギーである新エネルギーの動向に注目が集まっており、今回は4万人を超える来場者を集めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000006-fsi-bus_all

■海外ニュース(8月―1)
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<輸送>
●中国、燃料電池自動車で金を目指す(2008/07/30)

 上海大衆汽車有限公司(Shanghai Volkswagen Automotive Company)が製造した20台の水素燃料電池自動車は、北京オリンピックの要人たちや関係者、そして報道関係者のために提供される予定である。

 15台はすでに配置されている。自動車用の燃料電池は、同済大学(TongjiUniversity)、上海汽車工業集団公司(Shanghai Automobile Industry Corporation)そして上海燃料電池自動車パワートレイン社(Shanghai Fuel Cell VehiclePowertrain Co., Ltd)が協同で設計・開発した。
http://www.fuelcelltoday.com/online/news/articles/2008-07/20-fuel-cell-vehicles-for-the-Be
【燃料電池ワールドの過去記事】 
Vol.245 2006/08/27発行「バラードは上海燃料電池自動車パワートレインと覚書に調印(2006/07/04)」

●USPS、燃料電池自動車を受け取り、代替燃料の自動車を計画中(2008/07/23)

 カリフォルニア州アービン(Irvine)でアメリカ合衆国郵便公社(U.S. PostalService;USPS)は、ゼネラル・モータースのプロジェクト・ドライブウェイ計画の一部として郵便配達環境で試すために、燃料電池車シボレー・イキノックス(Chevrolet Equinox)を受け取った。

 USPSはまた、19万5000区域の配達車をどんな代替燃料の自動車に置き換えることができるかを調査する計画を発表した。
http://www.usps.com/communications/newsroom/2008/pr08_078a.htm
※アメリカ合衆国郵便公社 (United States Postal Service, USPS) とは、アメリカ合衆国の郵便事業を担当する公社である。アメリカなどではU.S.メール (US mail)などとも呼ばれる。また日本ではアメリカ郵便公社、アメリカ郵政公社もしくはアメリカ合衆国郵政公社と訳される場合が多いが、政府機関ではアメリカ郵政庁と訳されている。 1971年7月1日、アメリカ郵政省より、郵便事業をすべて移管し発足した。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
【燃料電池ワールドの過去記事】 
Vol.252 2006/10/15発行「GMは来年、大きな燃料電池車の隊列を作り、新しい郵便業務燃料電池車を公開す_る。(2006/09/17、26)」
Vol.308 2007/12/16発行「GMのプロジェクト・ドライブウェイに参加するディズニー(2007/11/14)」
Vol.319 2008/03/09発行「ロサンゼルス国際空港から燃料電池車「イキノックス」で上級サービスを提供する_バージン航空 (2008/03/03)」

●トロピカル社、ギリシャでCRESのために2人乗りのクルマを配送(2008/06/04)

 トロピカル社(Tropical S.A.)は、アテネの再生可能エネルギー源センター(Center of Renewable Energy Sources;CRES)に、ギリシャで初めての2人乗り水素燃料電池自動車を配送した。この車は、先進的で完全に自動化された1.8kW級の燃料電池システムを使う。
http://www.tropical.gr/site-en/images/stories/PR/16%20-%20cres%20-%20h2%20car.pdf
※写真あり↑
【燃料電池ワールドの過去記事】 
Vol.290 2007/08/06発行「CRESはアルカリ型燃料電池を設置する」

<定置用電源>
●UTC、セントヘレナ病院にピュアセル400を提供(2008/07/01)

 UTCパワー社(UTC Power)は2009年夏に、カリフォルニア州ナパバレー(Napa Valley)にあるセントヘレナ病院(St. Helena Hospital)に新しい次世代型燃料電池発電機「ピュアセル(PureCell(R))」モデル400システムを供給する予定である。

 セントセレナ病院は181床の完全看護の公立病院で、燃料電池は、3棟の病院の建物のために温水と暖房を提供する廃熱と、400kWの電力を提供することになる。病院の燃料電池の資金の一部は、カリフォルニア州の自家発電優遇措置制度(California Self Generation Incentive Program;SGIP)からの助成金でまかなっている。
http://www.utcpower.com/fs/com/bin/fs_com_Page/0,5672,0281,00.html【燃料電池ワールドの過去記事】  
Vol.278 2007/04/30発行「富士通はシリコンバレーのキャンパスにUTCのユニットを購入する(2007/03/07)」
Vol.296 2007/09/23発行「富士通はUTCの燃料電池を設置する(2007/08/17)」Vol.303 2007/11/11発行「新しいコネチカットの高校に燃料電池を提供するUTC社(2007/10/16)」
Vol.335 2008/07/06発行「ニューヨーク市の新しいフリーダムタワーの電源に12の燃料電池(2008/06/11)」

<ポータブル/バックアップ電源>
●SFR、コルシカにアイダテック社の燃料電池を設置

 フランスの代表的な携帯電話サービス会社であるSFRは、コルシカのピグナコルビーにある同社の遠隔基地局のひとつに代替予備電源として、アイダテック社(IdaTech)の液体燃料メタノールを使う直流48V「エレクトラゲン(ElectraGen™)」5XTR燃料電池システムを設置した。
【燃料電池ワールドの過去記事】 
Vol.291 2007/08/19発行「アイダテック社はCERDECと追加契約を結び、3つの新しい国際契約に署名した」
Vol.316 2008/02/17発行「アイダテック社とミクロム社は販売契約を結ぶ」Vol.320 2008/03/16発行「アイダテック社はモトローラ展示会に電力を提供する(2008/02/11)」
Vol.324 2008/04/13発行「バラード社とアイダテック社は非常用電源で攻める(2008/03/27)」

<燃料/改質器/貯蔵>
●ハイドロジェニックス社、研究センターに電解槽と燃料電池を提供(2008/07/11)

 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、ウェールズ州バグラン・エネルギー公園にある新しい再生可能水素研究実証センター(Renewable HydrogenResearch and Demonstration Center)に、水素電解槽と燃料電池を提供する会社として選ばれた。エアリキッド・アドバンスト・テクノロジーズ社(Air LiquideAdvanced Technologies)そのシステムを統合する予定である。
http://www.hydrogenics.com/ir_newsdetail.asp?RELEASEID=320985

<報告書/市場調査>
●LBST、新レポートを発表

 ルートヴィヒ・ベルコフ・システム技術社(Ludwig Bo¨lkow Systemtechnik;LBST)は、『水素と燃料電池――再生可能エネルギーシステムの最強のパートナー』と題する新レポートを発表した。
http://www.lbst.de/publications/studies__e/2008/DWV_EHA_Study_EN_final_260508.pdf
※全ページ掲載↑
【燃料電池ワールドの過去記事】 
Vol.233 2006/05/14発行「LBSTは新しい水素自動車のサイトを始める」

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■燃料電池ワールド
 □毎週日曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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