□燃料電池ワールド
■□□□□□□□□□
■Vol.333 2008/06/22発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■燃料電池関連イベント
□□□
☆JHIF第9回会議【再掲】
「国内外における新たなエネルギーシステム構築に向けた地域社会の取り組み」
○日時:7月2日(水)13:00-16:00(予定)
○場所:学士会館分館(東京大学構内赤門隣り)6号室
*注:神保町の学士会館本館ではありません
○プログラム
・基調講演
「次世代エネルギーシステムの展望と地域の役割」(仮題)
東京大学大学院工学研究科 山地憲治教授
・セッション1:国の政策、地域の取り組み 次世代エネルギーパーク構想の本質
講演 愛知県が描く次世代エネルギーパーク構想(仮題)(愛知県)
・セッション2:海外の国策と地域の取り組み 水素社会への道筋
講演 アイスランドの水素社会に向けた取り組み「SmartH2
Project」(仮題)
講演 ノルウェーの水素社会に向けた取り組み「HyNor
Project」(仮題)
○締め切り 6月27日(金)
○申し込み方法 FAX又はe-mailで、「7月2
日第9回会議参加希望」として、貴団体名(フリガナ)、部署・
役職、参加者名(フリガナ)、電話、ファックス、e-mailアドレ
スを明記の上、事務局(info@ueri.co.jp)までお送り下さい。
○参加費 会員企業・団体は無料、非会員は1人3万円。
○問い合わせ 日本水素エネルギー産業会議(JHIF)事務局
http://www.ueri.co.jp/jhif/index.html
TEL:03-5408-1118(代) FAX:03-5408-0058
☆環境&エネルギーマネジメント戦略特別セミナー【再掲】
「ケータイ電池の品質・安心管理と新型開発
―「インテリジェント電池パック」構想とは
―「電池診断」の研究開発動向
○日時 7月7日(月) 午後3時〜5時
○場所 明治記念館(東京都港区元赤坂2−2−23)
○講師 竹野和彦氏(NTTドコモ移動機開発部技術推進担当担当部長、工学博士)
○内容
1.携帯電話およびそのサービスの概要
2.携帯電話用電池(リチウムイオン電池)の運用状況や課題
3.電池用充電器の概要や充電器の共通化の状況
4.携帯電話用のインテリジェント電池パックの概要
5.電池の診断技術概要
6.電池の安全性の概要
7.今後の携帯電話用の新型電池
(燃料電池、Liイオン電池、その他)の動向
8.質疑応答
○受講料 1名につき 29,800円(消費税込)
○申し込み方法 以下のURLから必要事項を入力の上、送信下さい。
https://www.ssk21.co.jp/seminar/S_08192b_input.html
○主催(申込み・問い合せ先) 株式会社 新社会システ
ム総合研究所
〒105-0003 港区西新橋2−1−1 興和西新橋ビル11階
Tel:03-5532-8850/Fax:03-5532-8851
E-mail:info@ssk21.co.jp
URL:http://www.ssk21.co.jp
■PEM−DREAMニュース
□□□
☆6月16日のホンダの発表とマスコミの記事
本来なら、素晴らしいことだと素直に綴れば良かったはずなのに、頭が混乱してそうはいかなくなってしまったのだ。
先週の日曜にメルマガを出して、多分そこにしか書いていない情報があったので、17日のマスコミ報道が楽しみだった。まず、日本経済新聞を見て、何だ? と真っ青になってしまった。とんでもない誤訳をしでかしたと思ったのだ。こんな書き出しでは読者の頭も混乱してしまうので整理してみる。
発端は、以下の英文ニュースだった。
。Honda Unveils FCX Plans.
Honda plans to deliver about 200 FCX Clarity fuel cell vehicles tocustomers in the first three years of production, with leasesbeginning in July. This lease program marks the world・誑 firstlarge-scale retail initiative for fuel cell vehicles, and Honda hasbegun the process of identifying customers from a group of over50,000 individuals who have expressed interest in the FCX Clarity onthe company・誑 website.
Honda will announce its first customers when the first FCX Clarityrolls off the production line at a ceremony on June 16, 2008 inJapan, where Honda will also showcase the world・誑 first
dedicated fuel cell vehicle production facility.
この最後の文章を、こう約した。「ホンダはまた、最初のFCXクラリティが生産ラインから誕生する2008年6月16日の日本の式典で、最初の顧客を発表する予定である。」
the first FCX Clarity rolls off the production line の rolls
off を完成車がラインから出てくると考えたのだ。ところが、日経では、「生産を始めた」と書いていた。生産を始めたのに何で完成した車が出てくるの? と泡を食った次第である。しかし、英文からは生産を開始したとは読み取ることができなかった。図書館に行って他の新聞を調べたら、結構いい加減だったというしかない。
生産を始めた派は、日経を始めとして次のようだった。
東京(生産を開始し、記念式典)
産経(生産を開始)
毎日(生産を始めた)
フジサンケイ ビジネスアイ(生産を開始)
完成車派は、
読売(米国市場向け1号車の完成式)
注意深か派は、
朝日(生産を開始した1号車の完成式典があった)
日刊工業新聞(量産を4輪新機種センター(栃木県高根沢町)で開始した。同日、1号車を完成し、ラインオフ式を同センターで行った。)nikkei TRENDYnet(生産を開始し、米国向け第1号車を出荷し
た。)
レスポンス(生産を開始し、米国仕様の第1号車を同日ライ
ンオフしたと発表した。)
MONEYzine(生産を開始 ラインオフ式典)
実情は知らなくても生産台数などの数字から考えてみれば、一つの生産ラインで1台の車が1日以上の時間をかけて作られるなんてことはないのだろうし、この日も、確かに生産が開始されたのだし、また、完成車ができたのだろう。そしてその1号車は今頃は海の上にいるのかもしれない。
どの報道も、それだけを呼んでいればそれなりに意味は通じる。何の疑問も起きないが、読み比べてみると報道している内容はそれぞれ違う。そもそもホンダはどういうプレス発表を行ったのか──関心がおありならご覧ください。多分、間違いない情報があります。
http://www.honda.co.jp/news/2008/4080616a.html
■WEB LINK NEWS
□□□
2008/06/16 エコ発信、沖縄から発進 G8科技相会合、燃料電池バス乗用(琉球新報)
15日に名護市喜瀬の万国津梁館で開かれたG8科学技術相会合では、参加閣僚は朝から夕方まで地球規模の課題解決に向けた国際協力による取り組みなどについて議論を交わした。
岸田文雄科学技術政策担当(沖縄担当)相は会合後の会見で「科学技術分野に積極的で、国際交流の拠点でもある沖縄での開催は意義がある」と強調した。
岸田担当相らG8の各国代表は、同日午前8時半、水素を燃料にして走る燃料電池ハイブリッド大型バス(FCHV―BUS)に乗って会場入りした。バスから降りた各国代表は日差しの強さに目を細めながらも笑顔を見せていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080616-00000011-ryu-oki
※写真あり↑
2008/06/16 「二輪車はSUVなどの10倍、大気を汚染」
LAタイムスが指摘(WIRED VISION)
満タンにするだけでかなりの金がかかるFamily Truckster[コ
メディ・シリーズ『ナショナル・ランプーン』の映画『ホリデーロード4000キロ』に登場する悪趣味な改造ステーションワゴン]に代わ
る乗り物として、オートバイやスクーターは魅力的だ。
それもあって、オートバイやスクーターの販売実績は急上昇している。だが、二輪車に乗っているからといって、四輪車に乗るよりも環境に配慮しているということにはならないかもしれない。
1マイル(約1.6キロメートル)単位で比較すると、普
通のオートバイは、乗用車や軽トラック、SUV(多目的スポーツ
車)の10倍大気を汚染することが判明したのだ。燃費効率
が自動車よりも約2倍高く、二酸化炭素の排出量が自動車よりも
はるかに少ないことを考えると、これは直感に反する結果のように思える。
では、二輪車が四輪車よりも大気を汚染するという根拠は何だろうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080616-00000003-wvn-sci
※写真あり↑
2008/06/16 1600枚の鏡で、高さ55mの塔に太陽光を集中:太陽熱
発電所を写真で紹介(WIRED VISION)
米BrightSource Energy社が6月12日(米国
時間)、イスラエルに太陽エネルギー開発センター(Solar Energy
Development Center)を開設した。
同社は、米Google社の公共事業部門Google.orgなどの支
援を受けている新興企業だ。[ワイアードの英文記事によると、
Google.orgのほか、Draper Fisher Jurvetson、BP Alternative
Energyなどから1億1500万ドルの資金を得ている。
太陽熱発電は、ソーラーパネルによって太陽光を電力に変える従来の太陽光発電とは違い、太陽光線を液体に集光し、液体を蒸発させてタービンを回す技術。太陽熱発電の現状をまとめた記事はこちら(日
本語版記事)。]
太陽エネルギー開発センターは、思いがけないほど完璧に完成予想図通りに作られたような、巨大な試験プラントを備えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080616-00000004-wvn-sci
※写真あり↑
2008/06/16 ホンダが新型燃料電池車の生産開始 購入したセレブの実名を発表(MONEYzine)
ホンダは、新型燃料電池車「FCXクラリティ」の生産を開始す
ると同時に米国での最初の5組の個人顧客を発表した。
米国では7月より、日本では今秋にリース販売を開始する計
画。日米合わせた販売計画台数は、年間数十台、3年間で
200台程度を予定している。7月7日から開催される北海道
洞爺湖サミットの「環境ショーケース」に、環境先進技術の一環として出展する予定だ。
また、ホンダは、6月16日に行った新型燃料電池車
「FCXクラリティ」のラインオフ式典において、米国での最初の
5組の個人顧客を発表した。購入したのは映画プロデューサーのロン・イェクサさんや女優で作家のジェイミー・リー・カーティスさんと映画監督のクリストファー・ゲスト夫妻など。
ホンダによると、彼らはFCXクラリティに強い関心を持ち、自
らホンダに問い合わせてきたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080616-00000000-sh_mon-bus_all
※写真あり↑
2008/06/16 ホンダ、燃料電池車 FCXクラリティ の生産
開始(レスポンス)
ホンダは16日、新型燃料電池車『FCXクラリティ』の生
産を開始し、米国仕様の第1号車を同日ラインオフしたと発表し
た。
生産は栃木県高根沢町の4輪新機種センターに新設した専用ラ
インで行っている。燃料電池スタックの組み立てはホンダエンジニアリング(栃木県賀町)が担当。FCXクラリティ用に電池のセル製造
工程に専用設備を導入するなど量産対応も図った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080616-00000006-rps-ind
※写真あり↑
2008/06/17 ホンダ、新型燃料電池車「FCXクラリティ」の米国
向け第1号車を出荷(nikkei TRENDYnet)
本田技研工業(ホンダ)は、新型燃料電池車「FCXクラリ
ティ」の生産を開始し、米国向け第1号車を出荷した。米国では
7月、日本では今秋にリース販売を開始する予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000019-nkbp_tren-ind
※写真あり↑
2008/06/17 WSJ-インテル、ソーラーパネル市場に参入へ(ダウ・
ジョーンズ)
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)半導体最大手の米インテル(Nasdaq:INTC)は16日、社内チームがソー
ラーパネル技術を研究しており、その取り組みを新会社という形でスピンオフ(分離・独立)すると明らかにした。
インテルは、新会社「スペクトラワット」では太陽光から電力を生み出すソーラーパネルの構成要素である太陽電池を製造する、と述べた。創業資金5000万ドルを提供するのは、インテルのベンチャーキャ
ピタル部門インテル・キャピタル、ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)の電力子会社コジェントリクス・エナジー、
PCGアセット・マネジメントが運用するPCGクリーン・エナジー・
アンド・テクノロジー・ファンド(CETF)、ドイツのソーラーパ
ネルメーカーのソロン(SOO1.XE)で構成する企業連合。
インテルの動きは、クリーンエネルギーの勢いに便乗しようと先を争うシリコンバレー企業の最新例。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000013-dwj-biz
2008/06/17 IBM、次世代太陽エネルギー技術を東京応化と共同開発へ(ITmediaニュース)
米IBMは6月16日、東京応化工業と、次世代太陽エ
ネルギー電池の製造技術の共同開発を行うと発表した。薄膜技術を活用した低コストの太陽電池を量産化することで、太陽エネルギー発電の採用拡大を目指す。
両社は、非シリコン系材料「CIGS」(銅・インジウム・ガリウ
ム・セレン)を使った太陽電池モジュールの製造プロセスや材料、装置を共同開発する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000024-zdn_n-sci
2008/06/17 環境技術満載の住宅=サミットで設置、PRへ−経産
省(時事通信)
経済産業省は17日、7月の北海道洞爺湖サミット(主要
国首脳会議)の際、国内外の報道陣が多数集まるプレスセンターの隣りに省エネルギーや環境保護の先端技術を活用した近未来型住宅「ゼロエミッションハウス」を設置すると発表した。地球温暖化対策が主要議題の1つとなるサミットで、太陽光発電や燃料電池など日本の技術
力をアピールし、存在感を発揮したい考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000117-jij-pol
2008/06/17 【洞爺湖サミット】新日石、家庭用燃料電池システムをアピール(レスポンス)
新日本石油は、7月7日から9日までの3日間
開催される「北海道洞爺湖サミット」の国際メディアセンターに隣接する形で経済産業省が設置する近未来型住宅「ゼロエミッションハウス」内の体験コーナーに2台の家庭用燃料電池システムを設置・運転
すると発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000032-rps-ind
2008/06/18 日産 エクストレイル ディーゼルと燃料電池
仕様を展示 6月22-29日(レスポンス)
日産自動車は、日産札幌ギャラリーに、今秋発売予定のクリーン
ディーゼルエンジンを搭載した『エクストレイル』のプロトタイプ車両と『エクストレイルFCV』(燃料電池車)を展示する。
今回展示するクリーンディーゼルエンジン搭載のエクストレイルは、2009年10月から施行される新しい排出ガス規制「ポスト新長期規
制」にいち早く対応する予定で、今年9月に発売を予定している。
また、環境性能、省エネルギー性能に優れた燃料電池車は、実用化に向け積極的な開発を続けており、2010年代には北米および日本で
の販売を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000007-rps-ind
※写真あり↑
2008/06/19 夕刊キャスター 3F危機に脱石油の知恵を(産経新聞)
世界経済は「3F危機」にさらされている−大阪で開かれた主要8カ国(G8)財務相会合で仏のラガルド経済財務雇用相は警鐘を鳴らした。3つのFとはFinance(金融)、Fuel(燃料=原油)、Food(食料)のことだ。
そんな中で光明も見え出した。ホンダが新型燃料電池車の生産を始め、7月から米国で、秋には国内で販売する。マツダは水素ロータリーエンジンカーを実用化するなど“脱石油”技術開発が進んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000119-san-bus_all
2008/06/19 ルノー、グランセニックがベースの新開発燃料電池車
「Scenic ZEV H2」展示(マイコミジャーナル)
仏Renault(ルノー)は、日産自動車との共同開発を進め
た最新燃料電池車「Scenic ZEV H2」を、スペインのバルセロナ
で開催中の環境ワークショップ「Atelier Ambiente」に出展して
いる。
Scenic ZEV H2は、日産が開発に成功した燃料電池車「X-Trail
FCV」に採用されている燃料電池システムを、ルノーの「Grand
Scenic」(グランセニック)に搭載して誕生。Grand
Scenicの快適な車内スペースを確保しつつ、燃料電池スタック、水素燃料タンク、リチウムイオン電池などを、床下後部へスマートに装備する開発努力が払われてきたという。
現時点ではScenic ZEV H2の市販モデルに関するアナウンスは
出されていないが、すでに高い完成度で公道走行テストが繰り返されており、欧州では今夏に各地でデモ走行も予定されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000000-myc-sci
2008/06/20 再送:特殊電極、燃料電池部品のインターコネクタに関し特許を出願(ロイター)
[東京 20日 ロイター] 特殊電極<3437.Q>は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の主要部品であるインターコネクタに関して、東邦ガス<9533.T>と共同で特許を出願したと発表した。
インターコネクタに特殊電極が開発した技術を用いて表面処理を施すことで、従来に比べて発電効率、耐用度、製造コストなどの点で優れたものになることが実証されたという。特殊電極では、今後、実用化に向けて開発を進めたい考え。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000665-reu-bus_all
2008/06/20 マツダ、水素ハイブリッド自動車がナンバー取得(レスポンス)
マツダは20日、水素ロータリーエンジン車のマツダ『プレマ
シーハイドロジェンREハイブリッド』が、国土交通大臣の認定を
受け、ナンバープレートを取得したと発表した。
プレマシーハイドロジェンREハイブリッドは、水素でもガソリ
ンでも走行できるデュアルフューエルシステムを搭載した世界初の水素ハイブリッド自動車。水素ローターリーエンジン(水素RE)には
電気モーターを組み合わせ、水素RE用ハイブリッドシステムを搭
載することで、出力を約40%、水素での航続距離を倍の
200kmと大幅に改善している。
今後は公道走行試験を行い、2008年度中のリース販売開始を目
指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000027-rps-ind
※写真あり↑
■海外ニュース(6月―3)
□□□
<輸送>
●ACトランジット、バスのための8台の燃料電池システムを購入
(2008/05/06)
カリフォルニア州オークランドのACトランジット(AC
Transit)は、UTCパワー社(UTC Power)から、追加的な13
ユニットのオプションをつけて、最低で8台の120kW級
「ピュアモーション(PureMotion)」(モデル120燃料電池シ
ステム)を購入することを承諾した。ACトランジットは、これらを次世代ハイブリッド燃料電池バスの動力源とする予定で、2009〜2010年に配送されることになっている。
http://www.utcpower.com/fs/com/bin/fs_com_Page/0,11491,0274,00.html
<ポータブル/バックアップ電源>
●バラード社、ACMEグループと供給契約を結ぶ(2008/05/08)
バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)
は、ACMEグループ(ACME)の子会社に無線通信市場のバックアップ電源として燃料電池を提供する複数年の供給契約を結んだ。ACMEグループは、インドの遠距離通信基盤整備の主要な供給者である。
供給契約は、2010年までインドの無線通信バックアップ電源市場のために両社に相互排他性を課す。そして、独占権を維持するためにACMEは、この間に最低でも22.7MWの燃料電池製品を
注文しなければならない。
バラード社は、同社の既存の「マーク1020(Mark1020)」
ACS製品を供給する予定である。それは、現在開発中の新しい水冷式の改質可能な燃料電池製品で、サブkWから7kWの変動幅
を持っている。
ACMEは、直ちにバラード社の燃料電池製品を統合するシステム設計を始める予定だ。2009年の早期に試験を始めて、その年の遅くには初期展開を検討している。
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=76046&p=irol-newsArticle&ID=1142479&highlight=
<燃料/改質器/貯蔵>
●風力水素計画のために電気分解装置を提供するハイドロジェニックス社(2008/05/27)
ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、カ
ナダのニューファンドランド・ラブラドール州ラメア地域で公的な風力水素・ディーゼルシステムのために水素電気分解装置を提供することになった。ハイドロジェニックス社は、1年以内にハイドロ
(Hydro)へ商業的に立証されたオンサイト電解層「ハイスタッ
ト(HySTAT)」を配送する予定である。
http://www.hydrogenics.com/ir_newsdetail.asp?RELEASEID=312365
<その他>
●新しい燃料電池教育キットを提供するアレヴァ社
水素エネルギーに特化した子会社であるヘリオン社(HELION)
を通して、アレヴァ社(AREVA)は、技術者や学校、大学向けの
教育キット「バヒア(BAHIA)」燃料電池システムを商品化し
た。キットは、マルセイユ工業短期大学(IUT of Marseille)、
エコール・ポリテクニーク(Ecole Polytechnique)、パリ国立
高等鉱業学校(Ecole des Mines)の教師と共同して開発された。
http://www.areva.com/servlet/news/pressroom/groupnews-en.html
■燃料電池ワールド
□毎週日曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
□解除:「まぐまぐ」と「melma!」から直接ご購読の方が解
除される場合は、
「まぐまぐ」か「melma!」から直接解除の手続きを行ってくだ
さい。PEM−DR
EAMでの代行はできません。
まぐまぐ http://www.kaijo.com/
melma! http://melma.com/contents/taikai/
□連絡先: pemdream@gmail.com
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824
(melma!)
**H2**