燃料電池ワールド (2008/05/18 14:45)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.328 2008/05/18発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
http://www.pem-dream.com/

※メールアドレスを変更します。新しいアドレスは、pemdream@gmail.com です。また、連休中に引っ越しをして、PEM−DREAMの住所が下記に変わりました。〒198−0032 東京都青梅市野上町3−15−5 サンハイツトリード2―303
■WEB LINK NEWS
2008/05/12 JSR、JMエナジーを完全子会社化(レスポンス)
JSRは、日本ミクロコーティングと昨年8月に折半出資して設立した合弁会社「JMエナジー」の日本ミクロコーティング保有の全株式を買収して完全子会社化すると発表した。
JSRは中期計画「JUMP2010」で、環境・エネルギーを次期成長事業分野と位置づけている。
さらに、JSRの燃料電池用電解質膜やリチウムイオン電池材料など環境・エネルギー分野における材料開発の効率化などシナジー効果も期待できるため、事業の拡充強化を図るとともに、関連会社の経営強化を目指し株式の買収を決めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080512-00000023-rps-ind

2008/05/13 「ナード語は最速スピードで成長中の言語」ってホントにホント?(ギズモード・ジャパン)
ヨーロッパでは今、家電関連のバズワードと頭字語が「最速スピードで拡大している言語」なんだそうな。
欧州ネット通販「Pixmania.com」(本社・パリ)の調べによると、このいわゆる「ナード語」は、どの欧州言語単独よりも広い地域で、あらゆる年齢層の人たちに使われているようです。しかも毎年新たに加わるナードな新語は、オックスフォード英語辞典に加わる新語より多いんだそうですよ?
[Pixmaniaが選ぶナード語トップ10]
・WiMax(次世代高速ブロードバンド)
・Rickroll(リック・アシュトリーの一発ヒットに意味もなく飛ぶ偽リンクのこと。YouTubeは今年これで四月馬鹿をやった)
・UGC(ユーザー生成型コンテンツ)
・mashup(マッシュアップ)
・RFID(ICタグ)
・Android(アンドロイド)
・HDMI(次世代インターフェイス)
・fuel-cell(燃料電池)
・HSDPA(3.5Gの高速パケット通信規格)
・DVB-H(モバイルTV放送用規格)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080513-00000006-giz-ent
※写真有り↑

2008/05/13  <ホンダ>新型の燃料電池車、国内でリース販売 今秋から(毎日新聞)
ホンダは13日、新型の燃料電池車「FCXクラリティ」を今秋から国内でリース販売すると明らかにした。環境意識が高まるなか、新型車投入で市場をリードしたい考え。米国では今夏からリース販売する予定。米国のリース価格は月600ドル(約6万2400円)。日本は未定という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080513-00000087-mai-bus_all
※写真有り↑

2008/05/13 ホンダ、小学生を対象にした燃料電池車教室を開講(レスポンス)ホンダは、子どもに分かりやすい講義や実験を行う「ホンダの燃料電池自動車教室」を2008年も引き続き開催すると発表した。
燃料電池自動車教室は、未来を担う子どもに、地球温暖化とエネルギー問題の両方を解決する究極の技術である燃料電池自動車を通じて、環境問題や先進技術の可能性に関心や夢を抱いてもらうことを目的に、2007年1月にスタートした。教室では、燃料電池自動車「FCX」を開発した技術者が自ら監修した紙芝居風アニメーションを使っての講義や、模型を使用して燃料電池の仕組みを分かりやすく伝える実験やFCXの同乗試乗などを実施する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080513-00000027-rps-ind
※写真有り↑

2008/05/14 太陽光で発電→企業に販売 家庭に利益、年1万円(産経新聞)経済産業省は13日、戸建て住宅に設置されている太陽光発電の電力を、グリーン電力として企業に販売するモデル事業を年内に始めることを決めた。グリーン電力の利用企業によるランキング公表も始まる予定で、グリーン電力の利用が一段と進みそうだ。14日の総合資源エネルギー調査会に示す報告書案に盛り込まれる。グリーン電力の販売が進めば、1戸当たり年間約1万円の利益を生み出す見込みだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080514-00000075-san-bus_all

2008/05/16 シャープ、ダイレクトメタノール型燃料電池において世界最高の出力密度を達成〜モバイル機器向け燃料電池の実用化前進へ(RBB TODAY)シャープは15日、携帯情報端末や電子辞書、ノートパソコンなどモバイル機器向けのダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)において、出力密度20.3W/ccを達成したと発表した。
2008年5月15日現在、パッシブ型ダイレクトメタノール型燃料電池の発電部における単位体積あたりとしては、世界最高の出力密度だという。これにより、現在主流のリチウムイオン電池と同等の体積で、より長時間連続使用が可能な燃料電池の実現が期待できるとのこと。
シャープは、微細加工による薄型セルを用いた「3次元高集積スタック(積層)構造」を開発し、単位体積あたりのセルの表面積を増大させ、かつ均一な隙間領域を確保することで、発電エネルギーの基となる空気をスムーズに対流させることを可能にした。これにより、単位体積あたりの出力密度を世界最高の 0.3W/cc(当社従来比で約7倍)まで向上させることができた。
なお本内容は、同日に開催される「第15回燃料電池シンポジウム」(タワーホール船堀)でも発表される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000022-rbb-sci

2008/05/17 低公害車90台が大集合 神戸で「エコカーワールド」開幕(産経新聞)24〜26日に神戸市で開かれるG8環境相会合を控え、低公害自動車約90台を披露する「エコカーワールド2008in神戸」が17日、同市のメリケンパークで始まった。
自動車メーカーや大学などが乗用車やトラック、ミニバイクを一堂に出展。最寄り駅まで燃料電池バスやハイブリッドバスが無料で運行され、日本のエコ技術が広くPRされた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080517-00000926-san-soci
※写真有り↑

■海外ニュース(5月―2)
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<輸送>
●バラード社とレイモンド社はリフト付きトラックで協同する (2008/04/21)バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)とレイモンド社(Raymond Corporation)は、レイモンド社のリフト付きトラックの動力源にバラード社の次世代型燃料電池製品マーク9SSL(Mark9 SSLェ)を使った試作品を開発することを目的として、リフト付きトラック設計の研究を始めるために共同開発契約を結んだ。レイモンド社は2007年11月に、3年間の水素燃料電池計画を開始した。
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=76046&p=irol-newsArticle&ID=1132728&highlight=

<定置用電源>
●2009年に家庭用ユニットを売り出す松下(2008/04/28)
松下電器産業株式会社(Matsushita Electric Industrial Co.)は、2009年4月に家庭用燃料電池コージェネシステムを発売し、2011年3月には3000〜5000台をそして2016年3月には6万〜10万台を目指す。価格はまだ設定されていないが、初期は100万円以下で始めて、だんだん下げて、2012年には約50万円を目標にしている。
http://www.japancorp.net/Article.Asp?Art_ID=17704

<ポータブル/バックアップ電源>
●兵士用発電システムの開発を行うGA社、キネティク社そしてジャドー社(2008/04/09)
ゼネラル・アトミックス社(General Atomics ;GA)、キネティク社(QinetiQ)そしてジャドー・パワーシステムズ社(Jadoo Power Systems, Inc.)は、軍用製品のための軽量で固体の燃料電池ベースの電源システムの開発で協同している。目的は、現在のバッテリーのエネルギー密度を4倍にして、固体のアンモニア・ボラン・カートリッジで水素を運ぶことである。
http://www.jadoopower.com/pdfs/pdfs/Press%20Releases/2008_04-09_GA_QQ_Jadoo.pdf

<報告書/市場調査>
●ORNLの水素レポート (2008/03)
オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)の新しいレポート「水素燃料電池自動車の推移と水素エネルギーインフラ要求の可能性についての分析」は、自動車燃料として水素がはっきりした形をなすであろう変化が起きる2つの理想的な都市として、ロサンゼルスとニューヨークを認定している。特に、この研究は、最初にこれら2つの主要都市圏に焦点を充てて、達成目標として示された政策で、燃料電池車は2030年には50%の市場占有率を達成することができる、と結論づけている。この目的を達成するには、自動車とインフラのための連邦政府の費用の分担と、逆にまた、カリフォルニア州のゼブ規制(ZEV regulations)のような政策を含んだ裏付けとなる政策が要求される。
http://cta.ornl.gov/cta/Publications/Reports/ORNL_TM_2008_30.pdf
※このレポートの全文PDF↑

<その他>
●アキュメントリクス社は新製品を発売する(2008/04/29)
アキュメントリクス社(Acumentrics Corporation)は、850VA, 1250VAまたは1650VAバージョンの軽くてとてもコンパクトな2UサイズのラジッドUPS(Rugged-UPSェ )生産ラインを発売した。新しい2Uバージョンは、高さ3.5インチで、アキュメントリクス社の以前のモデルの半分のサイズである。イベント業界の信頼基準に加えて新しいユニットは、競争者によって要求されるよりも10%高い電力変換効率を提供する。それゆえ、より少ないエネルギーが必要出力電力を生産するために必要とされる。アキュメントリクス社のフロースル(flow-through)ヒートシンク設計は、ごみ、破片、雨、湿度そして他の潜在的な汚染物から内部部品を防ぐために密封したより完全な車台を可能にする。オプションの拡張バッテリーパックはユニットに、全負荷で補助電源を30分まで提供することができる。
http://www.acumentrics.com/5f4c1553-5a81-4b5c-94e6-bc7a8aa2493d/Link.pdf

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