□燃料電池ワールド
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■Vol.325 2008/04/21発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■WEB LINK NEWS
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2008/04/14 北京五輪:北京の都市バス、五輪までにユーロ3レベルに(サーチナ・中国情報局)
北京市環保局の杜少中副局長は10日、国内外のメディアに対し、北京市は五輪開幕までに2万台以上の都市バスの大半が欧州基準であるユーロ3、あるいはそれ以上の排気ガス規制の基準に達すると述べた。「中国新聞網」が伝えた。
写真は2005年、北京にはじめて燃料電池を動力とする公共バスが導入された際の様子。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000012-scn-cn
※写真有り↑
2008/04/14 人類初!煙も出さずにスイスイ飛ぶ水素電池の有人飛行機(ギズモード・ジャパン)
上空行ってからは飛行機雲が出ないってこと?
マドリッドの上空1000mを電力だけで飛んでる、こちらの飛行機。これは今月ボーイング社から発表になったハイブリッドの小型機です。1000mまではモーターの助けも必要ですけど、クルーズ飛行の高度に達してからは水素電池だけでス〜イスイ。それで大体20分飛んだそうですよ? 人類初の快挙!
早速マドリッドのボーイング技術研究所ヨーロッパ(Boeing Research&Technology Europe:BR&TE)のFrancisco Escart?マネッジングディレクターにお話を伺ってみましたっ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000001-giz-ent
※写真有り↑
2008/04/14 松下が家庭用燃料電池コージェネシステムを販売へ、100万円以下が目標(ロイター)
[東京 14日 ロイター] 松下電器産業<6752.T>は14日、家庭用燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システムを2009年度から一般家庭に向けに発売すると発表した。発売時点の価格は現時点では未定だが、100万円以下が目標。
2014─15年ごろには1台当たりのコストを60万円に引き下げることを目指す。滋賀県草津市の工場に生産設備を導入し、今年6月から生産を始める。
国内販売台数は2010年度に3000台から5000台、2015年度に6万台から10万台を見込む。海外での発売は未定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000133-reu-bus_all
2008/04/15 代替エネルギー関連銘柄、原油高継続で注目集まる(ロイター)
[東京 15日 ロイター] 原油先物価格が再び最高値を更新したことを受けて株式市場では代替エネルギー関連株に注目が集まっている。次世代燃料として脚光を浴びているメタンハイドレートのほか、太陽電池や風力発電、さらには省エネ機器を取り扱う企業など、原油急騰に比例する形で物色されて行くとみる関係者が少なくない。
さらに、14日に松下電器産業<6752.T>が2009年度から一般家庭向けに発売すると発表した家庭用燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システムに関して「原油高が続けば、先行き評価される可能性が高い材料」(準大手証券情報担当者)との声もあるなど、関連銘柄を探す動きが今後も活発化するとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000306-reu-bus_all
2008/04/15 露の石油生産が頭打ち? 国際石油市場に大きく影響か(産経新聞)
【モスクワ=遠藤良介】石油価格の記録的高騰に煽られ、プーチン政権下で高度経済成長を続けてきたロシアだが、世界第2を誇るこの国の石油生産が、頭打ちになったとの懸念が関係者の間で急激に高まっている。外資排除や過重な税負担など新規油田の開発を阻害する政策上の問題点が指摘されており、メドベージェフ次期政権の舵取りは国際石油市場にも大きく影響しそうだ。
最大の理由は、「西シベリアを中心とする既存油田の生産はピークを過ぎた」(在露専門家)とされるにもかかわらず、重心を移すべき東シベリアや北極圏などでの開発が遅れていることだ。2000年以降の増産は外資の技術を積極的に導入したユコス社(04年に解体・再国有化)など民間企業が牽引したのに対し、プーチン政権が資源分野の国家管理や外資排除を進めたことも悪影響を与えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000983-san-int
2008/04/16 TDK 太陽光発電システム 効率化へ新素材(産経新聞)
TDKは15日、太陽光発電に使う電力変換装置(パワーコンディショナー)の部品素材として、効率よく電流を調節できる新しい磁性材料を開発したことを明らかにした。電力ロスが従来の金属系材料の20分の1から160分の1に低減でき、発電システムの効率化につながる。TDKは金属系から新素材への置き換えを見込み、6月にも量産を始めたい考えだ。
PE90は、発電した直流電流を家庭で使う交流に転換するパワーコンディショナー内部で、電流を整える部品「リアクタ」の芯(しん)材に用いる。電力ロスを、芯材で主流の金属材料センダストの約20分の1、ケイ素鋼板の約160分の1に低減。家庭の太陽光発電に導入すれば、ケイ素鋼板に比べ二酸化炭素排出量を年間32キログラム削減できる計算だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080416-00000096-san-ind
2008/04/16 国内太陽光産業水準、日米に5〜10年の遅れ(YONHAP NEWS)【ソウル16日聯合】国内太陽光産業が化石燃料レベルの経済性を確保するには今後12年間ほどが必要で、米国や日本などの先進国に比べると5〜10年の遅れがあると、業界が自己診断している。
大韓商工会議所の持続可能経営院が16日に明らかにしたところによると、先ごろ新・再生エネルギー専門企業204社を対象に調査した結果、国内太陽光産業が単価の面で化石燃料レベルの経済性を備えるのは2020年になると答えた企業が、全体の52.9%に達した。2025年との回答は20.1%、2015年も23.0%に及んだが、2010年との回答は3.4%にとどまった。太陽光エネルギーの経済性確保の時期を、日本は2010年、米国は2015年と見通している。これと比較すると、韓国は5〜10年の遅れを取っていることになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080416-00000027-yonh-kr
2008/04/16 【IRL】オフィシャルカーにホンダの燃料電池車(レスポンス)
ホンダは、新型燃料電池車『FCXクラリティ』が、ツインリンクもてぎで4月17 -19日に開催される「2008IRL インディカー・シリーズ第3戦ブリヂストン・インディジャパン300マイル」のオフィシャルカーとして採用されると発表した。
インディカー・シリーズ(IRL)では、2007年から燃料に環境負荷が低い100%エタノールを採用しており、今回のINDY JAPANでは「水素」という再生可能なエネルギーで走行し、CO2などの環境負荷物質ゼロで水しか排出しない究極のクリーンカーである燃料電池車を、オフィシャルカーとして採用する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080416-00000015-rps-moto
※写真有り↑
2008/04/17 明日のために:見え始めた力/3 燃料電池 /三重(毎日新聞)
◇家庭用は市販へ
3月中旬、汗ばむほど温かいビニールハウスの中、真っ赤なイチゴが鈴なりになっていた。必要な電気、熱などの源となっているのは農業用の燃料電池だ。「電力が少し物足りない感じもあるけど、総じて良かった。環境にも良いしね」。鈴鹿市石薬師町の農家、大嶋誠治さん(47)は話す。
燃料電池は、実用化に向けた実験が各地で進む。県内は全国に先んじ03〜07年度、北勢地方10カ所で10種類の実験を行った。大嶋さんのハウスもこの一つで、04年12月から今年3月まで協力した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000050-mailo-l24
2008/04/19 大型2次電池 国内市場規模、6年で2倍に 富士経済が調査(フジサンケイ ビジネスアイ)
自動車や電動アシスト自転車などに使用される大型2次電池の国内市場規模(出荷額)は、今後6年間で倍増近くに拡大する見通しであることが、富士経済(東京都中央区)の調べで明らかになった。2007年度の2802億円(実績見込み)が、13年度には約5400億円になると推定しており、電池搭載の自動車の普及などを背景に、有望製品と位置づけることができそうだ。
■リチウムイオンは8倍に/ハイブリッド車が成長牽引
この調査では、携帯電話やノートパソコンなど小型民生機器を除く、大型製品に使用される大型2次電池を分野別に35製品に分けて動向を分析した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000010-fsi-ind
2008/04/20 【IRL 第3戦】ダニカ勝利! もてぎでインディ初の女性ウィナー(レスポンス)
20日、豪雨後のコースコンディション整備の為、予備日に順延となったインディジ?パン300マイルの決勝レースが行われた。優勝はダニカ・パトリック、インディレーシングリーグ初の女性ウィナー、ニューヒロインが誕生した。
午前11時、Fニッポン、SUPER GT(スーパーGT)参戦中の木暮選手がステアリングを握る本邦初公開の燃料電池自動車ホンダ『FXCクラリティ』、の先導によるパレードラップの後、200周・300マイル先のゴールを目指すレースが始まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080420-00000008-rps-moto
2008/04/21 北京モーターショーが開幕 1000万台市場 熱気と緊張(産経新聞)
【北京=福島香織】中国最大規模のモーターショー、第10回北京国際モーターショーが20日、北京郊外の会場で開幕した。中国の国内新車販売台数は今年、米国に次ぐ世界2位の1000万台規模となる見通しで、シェア拡大を狙う国内外のメーカーから約890台が出展された。22日からは一般公開され、70万人の観客が見込まれている。
今年は地球温暖化や原油高騰を背景に、環境を重視した各社のエコカーも出揃った。トヨタはハイブリッドスーパーカーのコンセプトカー、ホンダは燃料電池車FCXクラリティ、マツダは水素ロータリーエンジン搭載のMazda5を出展した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080421-00000047-san-int
■海外ニュース(4月ー3)
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<輸送>
●インテリジェンス・エナジー社とスズキは協同を強める (2008/03/26)
インテリジェンス・エナジー社(Intelligent Energy)とスズキ自動車株式会社(Suzuki Motor Corporation)は、商業的に可能な燃料電池オートバイのためにさらなる開発協定を通して彼らの関係を強化した。この協同はすでに、2007年に発表された水素燃料のコンセプトバイクのスズキ「クロスケージ(Crosscage)」に結実されている。
http://www.intelligent-energy.com/index_article.asp?SecID=15&secondlevel=798&artid=3860
<定置用電源>
●インテリジェンス・エナジー社とSSE社はCHPのベンチャーを立ち上げる(2008/03/03)
インテリジェンス・エナジー・ホールディングス社(Intelligent EnergyHoldings PLC)とスコティッシュ・アンド・サザンエナジー社(Scottish andSouthern Energy ;SSE)は、イギリスとアイルランドにおける住宅・商業部門(residential and commercial market)の燃料電池熱電併給システム(combinedheat and power systems ;CHP)の開発と製造のために、合弁会社を立ち上げた。このパートナーシップは、インテリジェンス・エナジー社がリードする燃料電池と水素製造技術をSSE社の重要な顧客基盤とサービス事業と結びつける。
http://www.intelligent-energy.com/index_article.asp?SecID=15&secondlevel=798&artid=3853
※スコティッシュ・アンド・サザンエナジー社(Scottish and Southern Energy;SSE) イギリス有数のエネルギー会社であり、電力、ガス、通信機器の生産、配給を一挙に担っている。原発は行っていない。
http://www.ecology.or.jp/f_repo/0611.htmlより
<ポータブル/バックアップ電源>
●燃料電池無人陸上車両ロボットを開発するプロトネクス社(2008/04/01)
プロトネクス・テクノロジー社(Protonex Technology Corporation)は、燃料電池発電システムを無人陸上車両(Unmanned Ground Vehicle ;UGV)ロボットと統合するために、アドバンスド・テクノロジー・インスティテュート社(AdvancedTechnology Institute)の次世代製造技術イニシアチブ(Next GenerationManufacturing Technology Initiative ;ATI-NGMTI)とともに53万7249ドルを受け取った。ATI-NGMTIのプログラムの一部として、フォスター・ミラー社(Foster-Miller, Inc.)のタロン(TALON)ロボットUGVに、プロトネクス社の先進的なパルス(Pulse)UGV燃料電池発電プラットフォームを統合する。
http://www.protonex.com/4-1-08_ATI-NGMTI_FINAL.pdf
※フォスター・ミラー社(マサチューセッツ州ボストン)はすでにタロン(Talon)UGV プラットフォームの武装版を開発している。武装版タロンロボットには、都市部での戦闘用にマシンガンやグレネードランチャーといった武器を搭載できるようになっている(図 3 参照)。今後、これ以外にも同じような戦闘用ロボットの開発が期待されている。
NEDO海外レポート NO.985, 2006.9.20より
<報告書/市場調査>
●NRCのフリーダムカーと燃料パートナーシップの報告(2008/03/18)
全米科学アカデミー(National Academies of Science)の全米研究会議(National Research Council ;NRC)は、米国連邦政府が資金援助するフリーダムカーと燃料パートナーシップ(FreedomCAR and Fuel Partnership)の進捗についての年次報告を発表した。この報告は、燃料電池とそれを支える水素インフラの開発が個人的に使う乗用車の動力として最も効率的で最小の汚染を提供するが、耐久性と価格の重要な改善が車の大量生産と販売を可能にするためには必要である、と結論づけている。
http://www8.nationalacademies.org/onpinews/newsitem.aspx?RecordID=12113
※National Academiesの概要は、
http://crds.jst.go.jp/kaigai/report/TR/US20071001.pdf
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□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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