燃料電池ワールド (2008/03/02 15:49)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.318 2008/03/02発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■WEB LINK NEWS
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2008/02/25 バンテック、ハイブリッド駆動装置開発(日刊工業新聞)

 【宇都宮】バンテック(栃木県那須塩原市、鈴木和芳社長、0287・36・3398)は、燃料電池とキャパシターを組み合わせた駆動装置「PMS」を開発した。同装置を搭載したカートは重さ200キログラムで時速30キロメートル、4時間程度走行できる。燃料電池の弱点である瞬時に大きな力が出にくいことをキャパシターを二次電池がわりに使って補い、重量物を持ち上げたり急に発進や加速したりできる。娯楽施設のカートや物流現場の運搬リフトなどへの採用を提案する。

 開発した同装置の標準モデルは、出力500ワットの燃料電池に電圧70ボルトのキャパシターを組み合わせ、独自の設計回路により三相交流モーターの出力を制御する。カートのほか、電動車いすなど用途に応じて燃料電池やキャパシターの容量を設定できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000013-nkn-ind

2008/02/25  新コスモス電、燃料電池車向け水素センサー開発(日刊工業新聞)

 新コスモス電機は起動や応答速度が速い水素センサーを開発、近くサンプル出荷を始める。ガスに反応する感応部を小型化することで、起動時間や水素への応答時間を1秒以下に短縮した。燃料電池車(FCV)などのわずかな水素の漏れを検出するセンサーとして実用化をめざす。センサー単体のほか車載用モジュールとしても供給し、FCVで50%以上のシェア獲得を目指す。

 ガスが触媒反応で燃焼して温度が上昇するのを検知する「接触燃焼式」を採用した。ヒーターを兼ねた白金線コイルに、貴金属触媒を加えたアルミナ系セラミックスを球状に塗布して焼結させた構造。水素の触媒燃焼に伴う反応熱を電気抵抗値の変化としてとらえる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000014-nkn-ind

2008/02/25 カートリッジ式燃料電池を搭載した発電機を日本で提供開始(japan.internet.com)

 燃料電池技術・製品開発事業を推進する Horizon Fuel Cell Technologies は2008年2月25日、水をカートリッジに注入することで、発電可能になる可搬型のカートリッジ式燃料電池発電機「HydroPak(ハイドロパック)」を開発し、国内での提供を開始すると発表した。発売時期としては、2008年中を予定している。

 今回発表された HydroPak は、高さ22cm、幅21cm、奥行10cm、重量3キログラム以下となっている。燃料カートリッジ1本当たり270Wh(ワット/時間)の容量を備え、AC アダプタ用出力1個、USB ポート2個から25Wから50Wの電力を供給できる。

 ノート PC や携帯オーディオプレーヤー、照明器具など低消費電力機器の電源として、連続10時間以上、稼動させることができます。また、標準のノート PC の充電を1本のカートリッジで、約9回行うことが可能。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000018-inet-sci

2008/02/26 バイオコーク技研、水素化マグネシウムの量産技術を開発(日刊工業新聞)

 バイオコーク技研(東京都港区、上杉浩之社長、03・5888・5870)は、北海道大学大学院の秋山友宏教授と共同で、水素の貯蔵に使える水素化マグネシウムの量産技術を開発した。従来の水素吸蔵合金と比べて9・5倍となる一グラム当たり最大1・9リットルの水素を貯蔵・放出できる。水素化マグネシウムを使った燃料電池の実証機を試作した。低コストで高効率な燃料電池の開発に寄与しそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080226-00000020-nkn-ind

2008/02/26 コロナと出光、各種燃料に対応の燃料電池用燃料処理装置を開発(日刊工業新聞)

 【新潟】コロナと出光興産は25日、市販灯油、都市ガス、LPガスのいずれにも使える燃料電池用燃料処理装置を開発したと発表した。各燃料に共通で使える同装置の開発は世界初という。対象とする燃料が異なっている燃料電池開発メーカー各社に採用を呼びかけ、同装置での業界標準を狙う。2010年度には価格20万円程度で量産を目指す。

 開発した装置は燃料から水素を取り出す装置。起動までの時間が短いことや電力消費の急な増加に対応できるのが特徴という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080226-00000024-nkn-ind

2008/02/27  新日石、福岡に「水素タウン」−燃料電池システムを団地に集中設置(日刊工業新聞)

 新日本石油は26日、福岡県と西部ガスエネルギー(福岡県粕屋町)と共同で、燃料電池システムを集中設置した「水素タウン」を整備すると発表した。福岡県前原市の南風台団地と美咲が丘団地を対象に、全戸数の1割近くとなる約150世帯に設置するもので、集中設置サイトとしては世界最大となる。集中設置による設置コストの低減効果や、世帯ごとで異なる使用形態などを検証する。

 福岡県が進める「福岡水素戦略」の一環で、隣接する両団地の1802世帯を対象に募集し、08年度中に設置する。05年度からスタートしている大規模実証事業に参加するもので、参加家庭の負担はメンテナンス費用の一部として年6万円。

 ただ今回は実証事業の補助金に加え、福岡県からも設置工事費の半額近くとなる40万円の補助金を1台ごとに受けるため、新日石ではさらに負担を軽くすることも検討中。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000019-nkn-ind

2008/02/27 OKI、太陽光発電用インバーター開発に着手(日刊工業新聞)

 OKIは太陽光発電システム用インバーターの開発に着手し、年内に製品化する。電源装置の開発製造子会社、OKIパワーテック(福島市)が販売している通信基地局用インバーターの電源制御技術を太陽光発電システムに転用する。インバーターは、太陽電池が発生した直流電力を電力会社から供給される商用電源と同じ交流に変換する装置。OKIは通信基地局向けで実績のある技術を用いて効率がよいインバーターを製品化する。燃料電池や風力発電システムなどの用途への開発も進める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000016-nkn-ind

2008/02/27 モバイル機器向け燃料電池プロトタイプを発表=米MTI〔BW〕(時事通信)

 【ビジネスワイヤ】マイクロ燃料電池技術開発大手の米メカニカル・テクノロジー(NASDA:MKTY)の子会社、MTIマイクロフューエル・セルズ(MTI Micro)は、「FC

 EXPO2008第4回国際水素・燃料電池展」(2月27日―29日、東京ビッグサイト)で、デジタルカメラ市場向けの新しいプロトタイプを発表する。最新型「Mobion」外部パワーパック充電器のデモのほか、カメラグリップのプロトタイプ、組み込み式燃料電池のコンセプトモデルを展示。「Mobion」技術による直接メタノール型燃料電池(DMFC)カメラグリップ・プロトタイプは、デジタル一眼レフ(DSLR)カメラ用のバッテリーパック・グリップとして使用でき、同サイズの従来型カメラ用バッテリーパック・グリップに比べて2倍の発電能力を発揮する。また、メタノールを再充填(てん)して瞬時に電力を得ることが可能なため、壁面コンセントから充電する必要がなく、時と場所を選ばずにカメラを使用できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000067-jij-biz

2008/02/27 家庭用燃料電池システム:県、「水素タウン」を前原に 省エネ効果など実証 /福岡(毎日新聞)
 ◇150世帯対象

 県は26日、水素を使った家庭用燃料電池システムを県内の住宅地に集中整備する「水素タウン」事業を、前原市の南風台団地と美咲が丘団地の150世帯程度で実施すると発表した。事業は新日本石油と西部ガスエネルギーが共同で行い、県が工事費の一部を助成。今春から住民説明会を開き、今年10月に整備を始め、3年間にわたり省エネ効果などを実証する。

 麻生渡知事は26日の会見で「一定の地域に集中設置するのは、世界初の取り組み」と述べ、事業の意義を強調した。会見には新日本石油の松村幾敏常務と、西部ガスエネルギーの遠藤恭介社長も同席。松村氏は「150世帯でいろんな使い方の検証ができる。同じような条件と場所でデータをとれると、普及の大きなサポートになる」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000220-mailo-l40

2008/02/27 「地球温暖化はたわ言」--GM副会長の発言に消費者から怒りの声(CNETJapan)

 General Motors(GM)副会長Robert Lutz氏の地球温暖化は「まったくのたわ言」との発言がウェブ上で大きな波紋を呼んでいる。この事態を受け、Lutz氏は社外の人々に対し、同氏の発言ではなく、活動内容でGMを判断するよう呼びかけている。

 D Magazineの1月30日付けの記事によると、Lutz氏は、地球温暖化は「まったくのたわ言」と述べ、さらに「私は(地球温暖化に対する)懐疑派であり、否定派ではない。そうは言っても、私の意見などどうでもいい……。(二酸化炭素の議論)よりも、輸入石油から(他の燃料に)切り替えたいという願望が私のより強い原動力になっている」と語った。Lutz氏がこの発言を行った会議に居合わせたGMの広報担当者も、後にLutz氏がこの発言を行った事実を認めている。

 このコメントに対する怒りの声があまりに大きかったため、Lutz氏は21日にブログで、この発言はあくまでLutz氏自身の個人的見解であり、GMの見解ではないと弁明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000011-cnet-sci

2008/02/27 FC EXPO 08…燃料電池自動車が人気の的に(レスポンス)

 「国際水素・燃料電池展(FC EXPO2008)」が27日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。4回目の今回は過去最多の467社(前回462社)が出展し、規模も前回に比べ拡大した。

 会場には燃料電池に関する新製品や最新技術が数多く展示されていて、実際に製品を見ながら商談する光景も見られた。なかでも人気になっていたのは燃料電池自動車で、その周りには多くの人が集まっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000025-rps-ind
※写真有り↑

2008/02/28  FC EXPO 08…スズキの燃料電池バイク、英国パビリオンに(レスポンス)

 「第4回国際水素・燃料電池展(FC EXPO2008)」が27日、東京ビッグサイトで開幕した。同展では海外からも多数の出展があり、英国、スイス、カナダ、フィンランド、ドイツの5か国はパビリオン形式で自国のFC技術や製品を紹介している。

 そんな中で、スズキの燃料電池二輪車『クロスケージ』を展示しているのが英国パビリオンだ。同二輪車は昨年開かれた東京モーターショーにも出品され、来場者の話題をさらっていた。

 実はこの燃料電池システムを開発したのが英国のインテリジェント・エナジー社ということで、今回英国パビリオンでの展示となったわけだ。同パビリオンにとっての目玉のようで、一番目立つ形で展示されていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000004-rps-ind
※写真有り↑

2008/02/28  FC EXPO 08…未来の給油機 タツノ(レスポンス)

 東京ビッグサイトで27日から開催されている「第4回国際水素・燃料電池展(FCEXPO2008)」で、未来の給油機「ハイブリッド・ディスペンサー」が登場した。タツノ・メカトロニクスのブースにあるのがそれで、今回が初めての展示だ。この給油機はガソリンをはじめ、水素ガス、天然ガスを供給するというもの。

 同社では現在、さまざまな種類の自動車燃料が登場していることから、この1台3役をこなす給油機を開発したわけだが、国内の現行法ではまだ設置は認められていない。ただ、同一ガソリン・サービスステーション内ではガソリンと水素ガス、天然ガスの供給が認められている。

 「まだまだ改良の余地があり、細かい設計を詰めなければいけない。日本より先に海外で販売する可能性が高い」と同社関係者。その横では外国人が興味を示し、熱心に給油機を眺めていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000003-rps-ind
※写真有り↑

2008/02/28  <燃料電池自動車>「ハイドロジェン3」軽やかに加速 国際水素・燃料電池展で試乗会(毎日新聞)

 電気自動車と「未来の車」の座をめぐってライバル争いを繰り広げる燃料電池車の試乗会が、東京ビッグサイト(東京都江東区)で27日開幕した「第4回国際水素・燃料電池展」(29日まで)で行われている。

 ゼネラルモーターズ(GM)の燃料電池乗用車「ハイドロジェン3」を運転してみた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000016-maiall-bus_all
※写真有り↑

2008/02/28 “Photovoltaic”──いまさら聞けない太陽電池、燃料電池って何?(Business Media 誠)

 エコロジーやCO2削減、原油高、再生可能エネルギー――。こうした昨今話題のキーワードに対応して、太陽電池や燃料電池を使った製品やサービスが、ニュースに登場する頻度が増えてきた。

 でも、太陽電池や燃料電池っていったい何だろう? 電池っていうからには、乾電池のようなもの? それともノートPCのリチウムイオンバッテリーのようなもの?
●“電池”といいながら電池でない不思議

 基本でありながら根源的な誤解を生んでいるのが、“電池”という名前。普通は、電気が溜まっている池のように思うものだが、実は違う。

 「燃料電池という呼び名が、実は普及の妨げになっているのではないか。オール電化のような良い通称を付けたほうがいいのではないか」。新日本石油のFC(燃料電池)事業部長である山口益弘氏が、「FC EXPO2008」の講演でもらした言葉だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000050-zdn_mkt-bus_all
※写真有り↑

2008/02/28 <有機ハイドライド水素自動車>「現実味のあるCO2削減策」 洞爺湖サミットでPRも(毎日新聞)

 水素とガソリンの混合燃料を使い、燃費向上や二酸化炭素(CO2)排出抑制効果のある「有機ハイドライド水素自動車」が開発された。水素の生成・貯蔵装置を製造するフレイン・エナジー(札幌市)が、市川勝・北海道大名誉教授、自動車部品メーカーのフタバ産業(愛知県岡崎市)などと共同研究。試作車は東京ビッグサイト(東京都江東区)で29日まで開かれている「国際水素・燃料電池展」で公開されている。

 同車は、(1)エンジンを始動する(2)脱水素反応器で排気熱を利用し有機ハイドライドから水素を発生させる(3)気液分離器で水素だけを取り出す(4)取り出した水素をエンジンに供給し、ガソリンや軽油と混合燃焼させる−−という仕組み。試作車には、実用化に向け日産マーチ(排気量1200cc)の車体を利用した。実験で混ぜた水素の割合は3%程度だが、ガソリン車に比べて燃費は27%向上し、CO2の発生は27%抑えられた。

 燃料電池車や電気自動車の実用化にはまだ時間がかかりそうだが、フレイン・エナジーの小池田章社長は「有機ハイドライド水素は現在のガソリンスタンドの貯蔵タンクを一つ専用にするだけで済み、現実味のあるCO2削減即効策だ」と話している。同社は7月の北海道洞爺湖サミット時にデモ走行させたいとして、排気量1500ccクラスの試験車両でも研究を進めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000020-maiall-bus_all
※写真有り↑

2008/02/28 新会社の名称と社長が決定=新日石と三洋電の合弁会社(時事通信)

 新日本石油と三洋電機は28日、4月1日に設立で合意している家庭用燃料電池の合弁会社の名称と社長が決定したと発表した。社名は「ENEOSセルテック」。社長には現新日石常務の一色誠一氏が就任する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000171-jij-bus_all

2008/02/29 米エネルギー省、クリーンエネルギー起業家支援プログラムを立ち上げ(ITmediaニュース)

 米エネルギー省は2月27日、クリーンエネルギー技術の開発および商用化推進を目的としたパイロットプログラム「Entrepreneur in Residence」(EIR)の新設を発表した。このプログラムに参加する民間のベンチャーキャピタル(VC)3社が選出されており、それぞれが国立研究所と協力し、クリーンエネルギーを開発する起業家を技術面、資金面で支援する。

 各VCと研究所は、所定の期間内に支援する起業家を決定する。エネルギー省は各起業家に最高10万ドルを提供し、VCはそのほかに必要な資金提供を行う。また起業家は研究所のスタッフの協力を仰いだり、開発した技術の特許取得や市場展開の際、VCの援助を得ることができる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000020-zdn_n-sci

2008/02/29 FC EXPO 08…ダイムラー、燃料電池自動車で主導権(レスポンス)

 「第4回国際水素・燃料電池展(FC EXPO2008)」が27日、東京ビッグサイトで開幕したが、そこで燃料電池自動車を積極的にPRしていたのがダイムラーだ。『Aクラス』の燃料電池自動車を展示し、「このクルマは外観も内装も市販されているAクラスのものと変わりません」と同社関係者。現在、国内で5台走っているという。

 「2010年には『Bクラス』をベースとした燃料電池車をつくり、販売していく」(同社関係者)という。ダイムラーは燃料電池自動車の分野で主導権を取ろうというわけだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000010-rps-ind
※写真有り↑

2008/02/29 あとはコストとソケット規格──小型・高出力化進むモバイル向け燃料電池(+D Mobile)

 東京・有明の東京ビッグサイトで2月27日から、燃料電池業界の展示会「FC EXPO2008」と太陽電池業界の展示会「PV EXPO 2008」が開催されている。

 今回はその中でも、出力2〜5ワットほどの小規模なモバイル機器向け燃料電池製品を展示していたメーカーや製品を見ていく。
。MTI Micro Fuel Cells
●myFC、日本製鋼所
。NEC
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000078-zdn_m-mobi
※写真有り↑

■海外ニュース(2月ー3)
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<輸送>
●スマート・フュエルセル社はハイブリッド制御システムを紹介する (2008/01/11)

 SFCスマート・フュエルセル社(SFC Smart Fuel Cell)は、レクリエーショナル・ビークル(recreational vehicles ;RVs)に搭載した太陽電池とともに同社のEFOY燃料電池の操作を可能にする新しく聡明なハイブリッド制御システムを紹介した。Buettner-Elektronik社によって開発されたハイブリッド制御システムは、連続して電力を提供するEFOY燃料電池と組み合わせて、太陽エネルギーを最大限に利用することを可能にする。
http://www.efoy.de/index.php?option=com_content&task=view&id=920&Itemid=177

<定置用電源>
●デルファイ社とRIT社はSOFCのために275万ドルを受け取る(2008/01/08)

 デルファイ社(Delphi)とロチェスター工科大学(Rochester Institute ofTechnology ;RIT)統合生産研究センター(Center for Integrated ManufacturingStudies ;CIMS)は、燃料電池開発のためにフェデラルファンド(federal funds)の275万ドルを受け取った。共同事業は、固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuelcell)のアプリケーションを米国国防総省(U.S. Department of Defense)の定置用と移動用のシステムで促進することを追求する。
http://delphi.com/news/pressReleases/pr_2008_01_08_001/

<マイクロ燃料電池>
●ハイドロパックをお目見得するホライゾン社とミレニアムセル社 (2008/01/03)

 ホライゾン・フュエルセル・テクノロジーズ社(Horizon Fuel Cell Technologies)とミレニアムセル社(Millennium Cell)は、水を加えるユニークなカートリッジシステム(water-activated cartridge system)を一体化した「ハイドロパック(HydroPakェ)」ポータブル発電機の試作サンプルを完成した。ハイドロパック製品は、ミレニアムセル社の「ハイドロゲン・オンデマンド(Hydrogen on Demandィ)」貯蔵技術とホライゾン社の燃料電池を結合する。
http://www.horizonfuelcell.com/file/HydroPak.pdf

<燃料/改質器/貯蔵>
●水素パイプラインのテストに焦点を充てる新しいNISTラボ

 工事は、コロラド州ボールダー(Boulder)の商務省標準技術局(NationalInstitute of Standards and Technology)キャンパスの新しい750平方フィートの実験室で始まった。水素パイプラインのための試験、材料、機械的特性と規格を評価する。施設は2008年の中頃に稼働する。
http://www.nist.gov/public_affairs/techbeat/tb2008_0123.htm#hydrogen

<報告書/市場調査>
●2008年版産業レビュー

 フュエルセル・ツデー(Fuel Cell Today)が新しく出版した2008年版産業レビュー『燃料電池:商業化』はその分析で、燃料電池産業は2007年の間に約1万2000の新しい燃料電池ユニットを出荷して、新ユニットの配送で昨年1年間で75%の成長を遂げた、と報告している。燃料電池産業レビューは、次の2年間のために世界的な燃料電池の活動概要と出荷の予測を提供する。予測は、世界市場、燃料電池技術タイプ、最終用途アプリケーションのデータを含んでいる。報告書は、500英ポンド(1000米ドル)の価格で、
http://www.fuelcelltoday.com/events/industry-review から注文できる。

<その他>
●エコタリティ社は燃料電池ストアをサンディエゴに移動する(2008/01/08)

 エコタリティ社(ECOtality, Inc.)は、コロラド州ボウルダーからカリフォルニア州サンディエゴへ燃料電池ストア(Fuel Cell Store)の移動を完了した。燃料電池ストアは、イナジーパワー社(Innergy Power Corporation)と倉庫と作業施設を共同で使用する。
http://www.ecotality.com/pressreleases/010808_ETLY_Completes_Fuel_Cell_Store_Move.pdf

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