□燃料電池ワールド
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■Vol.305 2007/11/26発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■燃料電池関連イベント
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☆イワタニ水素エネルギーフォーラム2007〜明日の水素社会をめざして〜
○開催日:11月30日(金)13:00〜17:30
○会 場:経団連会館14階「経団連ホール」(TEL 03-5204-1757 )
○参加費:無料
○プログラム
・来賓挨拶
渡邊重信氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課長)
・基調講演「環境問題と新エネルギー」
小池百合子氏(衆議院議員(前防衛大臣、元環境大臣))
・特別講演1「水素エネルギー導入の国際動向と課題」
岡野一清氏(水素エネルギー協会理事)
・特別講演2「BMW Hydrogen7−The BMW Group contribution to the sustainableHydrogen Future」
ネビヨ マンツェ氏(BMW JAPAN Corp. エンジニアリングディレクター)
・パネルディスカッション
「水素エネルギー導入初期段階における課題及びその対応」
モデレーター 太田健一郎氏(横浜国立大学大学院教授、水素エネルギー協会会長)
パネリスト 森豊氏(株式会社荏原製作所燃料電池事業部システム室長)
岡野一清氏(水素エネルギー協会理事)
風間智英氏(株式会社野村総合研究所上級コンサルタント)
守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所シニアマネージャー)
将来の水素エネルギーを考える若手の会(産・官・学、十数名により構成)
○お申し込みについて
*http://www.iwatani.co.jp/jpn/h2_forum/osirase/1001.htmlから*E-mailをお持ちでない方は、電話(03-5405-7030)にてお問い合わせ下さい。
○後 援:水素エネルギー協会、燃料電池実用化推進協議会
○お問合せ:イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局
TEL 03-5405-7030 FAX 03-5405-7022
http://www.iwatani.co.jp/jpn/h2_forum/osirase/1001.html
■WEB LINK NEWS
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07/11/17 【ロサンゼルスモーターショー07】シュワちゃん、カムバック(レスポンス)
昨06年のロサンゼルスモーターショーに登場し、「I'll be back」のお決まりのセリフを残したカリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が、本当に今年もオートショーにやって来た。
去年と同様に、エコカーの推進、最新技術の紹介を行い、その後オートショー会場を視察した。今年知事が紹介したのはアウディ『A5』、GM/シボレー『ボルト』、クライスラー/ダッジ『デュランゴ・ハイブリッド』、ホンダ『FCXクラリティ』、トヨタ『プリウス・プラグイン』、VW『ジェッタTDI』の6車種。
知事は、「このように様々なサイズ、様々な方法で各自動車メーカーが環境問題に真剣に取り組み、技術開発を続ける姿勢に感謝する」と述べ、今後もカリフォルニア州が率先してクリーンエネルギー、エコカー推進を進めることが我々の子孫に良い環境、美しい空気、青い空を残すために今しなければならない最重要課題だ、と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000011-rps-ind
※写真有り↑
07/11/19 ホンダ、新型の燃料電池車 動力性能を大幅アップ(フジサンケイ ビジネスアイ)
ホンダは新型の燃料電池車「FCXクラリティ」を開発し、現在、米ロサンゼルスで開催中の「ロサンゼルスオートショー」(25日まで)に出展している。米国では来年夏から個人客などを対象にリース販売を開始する予定だ。
「FCXクラリティ」は、軽量コンパクト化とともに、動力性能を大幅に向上させた。モーターの最高出力は100キロワット。また、従来のFCXと比べ燃費性能が20%アップし、航続距離も30%伸びた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000012-fsi-ind
07/11/19 エコプロダクツ2007、新日本石油が出展(レスポンス)
新日本石油は、12月13日から開催される「地球と私のためのエコスタイルフェア・エコプロダクツ2007」に出展すると発表した。
同社ブースでは、「石油の採掘と精製」、「燃料電池・水素社会関連」、「バイオエネルギー関連」、「環境貢献活動関連」に焦点をあてて、環境への取り組みについての説明パネルや展示物を出展する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000001-rps-ind
07/11/19 【ロサンゼルスモーターショー07】VWが、燃料電池車の量産化に一歩(レスポンス)
フォルクスワーゲンは、ロサンゼルスオートショー(ロサンゼルスモーターショー)で『space up!blue』を世界初公開した。この車は伝説的な『サンババス』を連想させるスタイルを持つコンパクトなバンで、ゼロエミッションを達成した。
space up!blueには、世界初の高温型燃料電池と12個のリチウムイオンバッテリーを搭載する。エネルギーは、電源コンセントまたはフォルクスワーゲンの高温型燃料電池によって「補給」される。これによって1回のエネルギーチャージで、最大約354キロ走行することが可能だ。加えて、このマイクロバンは「太陽」エネルギーも活用する。
フォルクスワーゲンは、この新しい高温型燃料電池「HT-FC」によって、燃料電池の量産化の課題を一歩クリアしたと、している。高温型燃料電池は、すべての燃料電池システムと比較して大幅に軽く、日常の使い勝手に優れ、低価格なためだ。この高温型燃料電池は、ドイツにあるフォルクスワーゲンのリサーチセンターで開発した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000002-rps-ind
※写真有り↑
07/11/19 「福岡モーターショー」開催迫る−クルマCM集めた上映イベントも(天神経済新聞)
国内外に自動車の生産地「北部九州」をアピールすることが目的のイベント「福岡自動車博覧会 福岡モーターショー2007」が12月7日〜10日、マリンメッセ福岡、福岡国際会議場、福岡国際センター、福岡サンパレスの4会場で行われる。
マリンメッセ福岡会場の「モーターショーパビリオン」では、トヨタ自動車、日産自動車などの国内自動車メーカーのコンセプトカーや最新の市販車など約70台を展示するほか、屋外では、燃料電池自動車、水素エンジン自動車などの試乗会も行う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000002-hsk_tj-l40
07/11/20 【ロサンゼルスモーターショー07】デザインチャレンジ…アウディ(レスポンス)
アウディ『バーチュアクワトロ』は水素パワー、1人乗りのドライビングマシーンで、様々なホログラフによるエクステリア装備が可能(ロサンゼルスモーターショー、デザインチャレンジ)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000006-rps-ind
※写真有り↑
07/11/20 生ごみや剪定枝を燃料化 京都市が京大などとプロジェクト(京都新聞)
京都市の桝本頼兼市長は20日、生ごみや剪定(せんてい)後の枝などから発電用のガスや液体燃料の材料つくるプロジェクトに京都大などと協力して取り組む計画を明らかにした。本年度から研究に着手し、3年後の実用化を目指す。
計画によると、食材や紙類が混ざったごみを発酵させてメタンガスを回収する。さらにメタンガスから水素を取り出して燃料電池に活用する技術や、せん定枝や間伐材からバイオ燃料の製造に使うメタノールを合成する技術を使い、それぞれ実用機の縮小モデルで実用化を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000056-kyt-l26
07/11/21 「10年内に売り切りできるように」…ホンダ FCXクラリティ 開発の藤本氏(レスポンス)
ホンダがロサンゼルスオートショーに出品中の新型燃料電池車『FCXクラリティ』開発の指揮を執った藤本幸人・本田技術研究所上席研究員は20日、カリフォルニア州トーランスでメディア関係者と懇談し、燃料電池車の売り切りによる早期市販化に意欲を示した。
藤本氏は早期に売り切りによる市販ができる状況を「10年のうちに実現しなければ、社会も我慢できない」と強調した。燃料電池車は「究極の環境対応車として期待されているが、地球環境の変化も思ったより速く進んでおり、(市販化に)そう時間はかけられない」と語った。
ホンダの福井威夫社長は「価格が1000万円程度になれば充分売れる性能を備えてきた」とFCXクラリティについて評価している。藤本氏が目指す当面のターゲットも1000万円レベルであり、時間軸では10年をメドとする考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071121-00000007-rps-ind
07/11/21 【デトロイトモーターショー08】クライスラー エコボイジャー コンセプト(レスポンス)
クライスラーグループは来年1月のデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)で3台のデザインコンセプトカーを発表する。クライスラーとしては初の「エコフレンドリー」をテーマとしたコンセプトで、他のメーカーに遅れをとった分を一気に取り戻す勢いだ。
その1台がミッドサイズカーのクライスラー『エコボイジャー』。1回の燃料注入での継続走行距離300マイル=480kmを実現する水素FCV。丸いシェイプのワンモーションデザインで、4ドア、4人乗り。クライスラーによると「エレガンスを実現するピュア・アメリカンデザイン」で、ロープロファイルのボディながら室内は非常に広く、ゆったりとドライブを楽しめる。200kWのモーター搭載で、0-60マイル/hは8秒ほどで到達と、パワーも秘めたエコカーとなる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071121-00000026-rps-ind
※写真有り↑
07/11/22 ホンダ、米で販売する新型燃料電池車の加速性能は3000cc級(日刊工業新聞)
【ロサンゼルス=明豊】ホンダは、08年夏から米国で販売する新型燃料電池車「FCXクラリティ」の技術内容の一部を明らかにした。リチウムイオン電池やブレーキ分配制御機能などを採用。エネルギー回生効率は「57―58%で小型のハイブリッド車(HV)よりも高い」(藤本幸人本田技術研究所上席研究員)という。車両コストは燃料電池(FC)スタックの改善などで、現行モデルより相当低減できているという。
リチウムイオン電池は他社との共同開発だが、相手先は明らかにしていない。「バッテリーは補助電源用として出力型にした」(同)。基本的に高速時はFCスタック、低速時は電池を使用。電池は容量よりもエネルギーの出し入れの容易さを重視したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071122-00000008-nkn-ind
07/11/22 次世代自動車開発拠点へ 張自工会長が講演 12月8日、福岡国際会議場(西日本新聞)
北部九州を燃料電池車など次世代の自動車研究・開発拠点にするための課題を探る「自動車産業フォーラム」(福岡県など主催)が12月8日午後1時半から、福岡市博多区石城町の福岡国際会議場である。同7日から10日まで開かれる「福岡モーターショー2007(福岡自動車博覧会)」の関連企画。
日本自動車工業会の張富士夫会長が「日本自動車メーカーのグローバル展開と北部九州に対する期待(仮題)」と題して特別講演。続くパネルディスカッションで、自動車メーカーや大学、民間研究機関などの関係者が「北部九州の次世代自動車開発拠点化に向けて」をテーマに論議する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071122-00000010-nnp-l40
■海外ニュース(11月ー2)
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<輸送>
●エキザイド社とバラード社はフォークリフトシステムの開発で結合する(2007/10/09)
エキサイド・テクノロジーズ社(Exide Technologies)は、フォークリフト車とマテリアル・ハンドリング市場のために車載のハイブリッド水素燃料電池と鉛蓄電池の開発でバラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)と協定に署名した。この計画は、バラード社のマーク1020ACS燃料電池スタックとエキサイド社の鉛蓄電池を調節するエレメントバルブを利用する。
http://phx.corporate-ir.net/preview/phoenix.zhtml?c=76046&p=irol-newsArticle&ID=1060673&highlight
●韓国の研究者は10時間以上飛行する無人飛行機を開発する(2007/10/10)
韓国科学技術院(Korea Advanced Institute of Science and Technology ;KAIST)の韓国人研究者のチームは、1回の水素充填で10時間以上飛行する燃料電池駆動の無人飛行機(unmanned aerial vehicle ;UAV)を開発した。
http://english.chosun.com/w21data/html/news/200710/200710100024.html
※写真有り↑
<定置用電源>
●海軍基地に燃料電池を提供するフュエセル・エナジー社(2007/11/01)
フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、伝統的なエネルギー源が高価で取得するのが物流的に難しい、ハワイの孤立した海軍基地(カウアイ島の太平洋ミサイル射撃場(Pacific Missile Range Facility ;PMRF))に電力を提供するために1台のDFC300発電プラントを販売した。ダイレクト・フュエルセル(Direct FuelCellィ ;DFCィ)システムは、フュエルセル・エナジー社の販売代理店ローガンエナジー社(LOGANEnergy)によって購入されている。DFC300プラントは、PMRFの電力のおよそ36%と、吸着冷凍機を通して処理され、空調に使われる高級な熱を提供する。ユニットは、2009年9月までに設置される予定である。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=272540
<ポータブル/バックアップ電源>
●バラード社はヴォラー社とAPU契約に署名する(2007/10/16)
バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、レジャーや海洋、そして建設市場を目的としたヴォーラー社の1kW級補助電源装置(auxiliarypower units ;APUs)と統合するために、バラード社のマーク1030(Mark1030ェ)燃料電池スタックを提供する契約をヴォーラー・エナジーグループ(Voller EnergyGroup PLC)と結んだ。契約の下でバラード社は、2007年か2008年にヴォーラー社へ燃料電池を配送する。マーク1030は、液化天然ガス(LPG)またはプロパンで動いて、5kVAガスまたはディーゼル発電機と同等な機能を提供する製品であるヴォーラー社のエメラルド(Emerald)燃料電池発電機の心臓部となる。
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=76046&p=irol-newsArticle&ID=1063448&highlight
<燃料/改質器/貯蔵>
●固形貯蔵を開発するシェルとイリカ社
シェル・ハイドロジェン社(Shell Hydrogen)は、水素吸蔵合金に適切な素材を開発するためにイリカ・テクノロジーズ社(Ilika Technologies)と共同開発プロジェクトを開始した。イリカ社は、水素貯蔵に適した素材を素早く作り、ふるい分ける組み合わせ技術を専門としている。
http://www.shell.com/home/content/media-en/news_and_library/press_releases/dir_2007_pressrleaseindex_11012007.html
<その他>
●韓国に新しい燃料電池工場を建設するポスコ社
ポスコ社(POSCO)は、韓国浦項市(Pohang)のYoungil Bayで、燃料電池を製造する新しい工場の建設を始めた。
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■燃料電池ワールド
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□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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