□燃料電池ワールド
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■Vol.297 2007/09/30発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■WEB LINK NEWS
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07/09/24 とぴっくす:環境セミナー、未来の車実感−−佐賀 /佐賀(毎日新聞)
親子で参加する環境セミナーが23日、佐賀市であった。テーマは「地球環境と未来のクルマ」で、約70人が参加した。
自動車と地球温暖化の関係など基礎知識を学んだ後、4種類のクリーンエネルギー車を見学。水しか排出しない燃料電池車では、子供たちが後部の排出口から出てきた生温かい水を手にとって、透明さに驚いていた。
久保田町の佐保勇樹君(10)は「どうやってクリーン車が走るのか不思議だったけど、仕組みが分かってよかった」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070924-00000195-mailo-l41
07/09/26 車の先端技術を体感 県産業会館で来月「テクノフェア」/福井(産経新聞)
県商工会議所連合会などは10月18、19の両日、福井市下六条町の県産業会館で開く「北陸技術交流テクノフェア2007」で先端技術の電気自動車を展示する特別展を開催する。慶應義塾大や大和ハウス工業などが共同開発し、時速370キロを記録した「エリーカ」や、福井大が開発した試験車など5車種で、バスの試乗会も予定されている。
このほか、家庭用電源で急速充電ができる小型車「アイミーヴ」(福井三菱自動車販売)、昨年富山市で走行実験が行われた小型バス「ローザ」(三菱ふそうバス製)、日本原子力研究開発機構の水素燃料電池車が展示される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070926-00000029-san-l18
07/09/27 水素自動車:県内各地にキャラバン隊 興味津々、中高生らが「エコ」学習 /山口(毎日新聞)
環境に優しい水素自動車と燃料電池車のキャラバン隊が25〜26日、県内を回り、中学生や高校生らが体験試乗などして二酸化炭素の排出量を減らす取り組みを学んだ。
キャラバン隊は燃料電池車の開発に取り組む企業や県などで構成。25日に宇部市の県産業技術センターを訪れ、26日は周南市の市立鼓南中と南陽工高を回った。このうち、鼓南中では生徒25人が4班に分かれ、水素の燃焼エネルギーを使う水素自動車と、水素の化学反応で発生した電気を使う燃料電池車の仕組みを教わった。生徒たちは車に乗り込んでエンジン音を確かめたり、排気口にあたる個所から水が出るのを興味深げに観察。担当者に「車に水をためる所はあるの?」などと質問していた。
水素自動車に乗った3年の山本伊代さんは「エンジン音がとても静かで、乗り心地も良かった」と笑顔で話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000185-mailo-l35
07/09/27 水素自動車をPR=マツダ、中国経産局などと共催イベント(時事通信)
マツダは27日、広島市南区の宇品工場で水素自動車「RX―8 ハイドロジェンRE」の水素給燃イベントを実施した。今回のイベントは、水素エネルギー社会へ向けた啓発活動として、マツダや岩谷産業、経済産業省中国経済産業局、広島県などが共催で実施している「中国五県縦断キャラバン」の一環として実施した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000148-jij-biz
07/09/29 近未来型を世界初展示 スズキが試作車 東京モーターショー(フジサンケイ ビジネスアイ)
スズキは28日、来月26日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕する「第40回東京モーターショー2007」に出品する試作車を発表した。
四輪車は1人乗り電気自動車「PICY(ピクシー)」と、ピクシーを2台収容可能な軽自動車ユニット「SSC」など5台を世界で初めて展示する。
SCCはピクシーを遠くに運ぶための専用車両で、ピクシーを2台収容できる。水素と酸素の化学反応で発電し、電気モーターで走る燃料電池を搭載した“究極のクリーンカー”で、最高時速100キロの走行が可能。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070929-00000002-fsi-bus_all
07/09/29 トヨタ 燃料電池車560キロを完走(毎日新聞)
トヨタ自動車は28日、高圧水素ガスを使う燃料電池と電気モーターを併用する燃料電池型ハイブリッド車「トヨタFCHV」の長距離公道走行試験を行い、途中で水素を補充せずに大阪−東京間約560キロを完走したと発表した。
トヨタは92年に燃料電池ハイブリッド車の開発を開始。水素タンクを改良し、従来より約2倍の水素燃料を貯蔵できるようにしたほか、燃料電池とバッテリーの間の効率を高めるなどの改良を行い、走行可能距離を従来型より2.5倍以上伸ばした。燃料電池車の走行距離について公表データは少ないが、トヨタでは「水素の補充なしにこれだけの距離を走行したのは初めてではないか」と話している。
トヨタは引き続き、コスト低減や耐久性の向上のための研究開発を続ける。同車は、10月26日から幕張メッセ(千葉市)で開催される東京モーターショーで出展される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070929-00000007-maip-bus_all
※写真有り↑
07/09/29 水素自動車:日本縦断キャラバン隊、大田・長久小を訪問 /島根(毎日新聞)
◇水素自動車が来た
次世代を担う子どもたちに、未来のエネルギーとして注目される水素への理解を深めてもらおうと、燃料電池車と水素自動車を走らせ日本を縦断中のキャラバン隊が28日、大田市の長久小(泉充規校長、児童152人)を訪問した。
キャラバン隊は、岩谷産業(本社・大阪市)が所有する車両4台で構成され、20日に鹿児島県・種子島を出発した。全国33の地域を巡り、来月22日に北海道の稚内にゴールする予定で、走破する距離は4500キロに及ぶという。
同社の創業者で、2年前に102歳で亡くなった岩谷直冶さんは長久小の卒業生。大田市の名誉市民でもあり、同小が訪問先に選ばれた。
子どもたちは教室で水素を使った実験をしたり、校庭で車に試乗。水素と酸素の化学反応で発電しながら走る燃料電池車や燃料に水素を使う水素自動車の乗り心地に歓声を上げた。3年の宇谷佐和子さん(8)は「音がしなくて静か。うちの車と全然違う」と目を丸くしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070929-00000227-mailo-l32
■海外ニュース(9月ー3)
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<輸送>
●UNAMは燃料電池「クーガー」を開発する(2007/08/14)
メキシコ国立自治大学(Universidad Nacional Aut溶oma de M支ico ;UNAM)の研究者たちは、同大学のマスコットであるクーガー(cougar)を連想させる水素駆動の燃料電池車を開発した。自動車は、平均時速70−80km(およそ50−55マイル)、満タンで300km(190マイル)程度の性能を出せる2つの水素タンクとバッテリーラックを装備している。
http://www.autobloggreen.com/2007/08/14/mexico-develops-first-multifunctional-ecologic-vehicle/
※画像有り↑
<定置用電源>
●100kW級燃料電池をテストするテネシー大学チャタヌーガ校
テネシー大学チャタヌーガ校(University of Tennessee Chattanooga)は、3万平方フィートの建物かスーパーマーケットのエネルギー需要を提供できる100kW級燃料電池の設置とテストを行うシムセンター(SimCenter)のために歳出予算請求書に350万ドルを当てた。燃料電池はブルーム・エナジー社(Bloom Energy)によって作られる。
http://www.utc.edu/Administration/UniversityRelations/news/2007/08/17/simcenter-poised-to-expand-fuel-cell-research/
※シムセンター(SimCenter) コンピューテーショナル・シミュレーション&デザインセンター、計算のシミュレーションおよび設計中心等の訳がある。
<マイクロ燃料電池>
●MTIはDOE資金を受け取る
MTIマイクロフュエルセルズ社(MTI MicroFuel Cells Inc.)は、MTIの「モビオン(Mobion)」技術基盤(technology platform)の最適化と大量生産技術を開発する経費負担プログラムに資金を供給し続けるために、米国エネルギー省(U.S.Department of Energy ;DOE)から50万ドルの追加的資金を受け取った。
http://www.mtimicrofuelcells.com/news/article.asp?id=292
<燃料/改質器/貯蔵>
●アルゴンヌは新しい触媒を開発した(2007/08/20)
アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)の化学者たちは、科学者や技術者が、燃料電池で使う水素の生産を妨げる幾つかの困難に打ち勝つことを助けるかもしれない新しい触媒を開発した。アルゴンヌの化学者マイケル・クランプ(Michael Krumpelt)と彼の同僚たちは、改質をしている間、低温で水素製造を増やすために、プラチナかルテニウムのどちらかとドープしたセリアまたはランタンクロム鉄鋼をベースとした「シングル・サイト(single-site)」触媒を使った。工業生産された多くの水素は、水蒸気改質で作られている。この過程で、ニッケルベースの触媒は、天然ガスを水蒸気と反応させて純水素と二酸化炭素を作るために使われる。
http://www.anl.gov/Media_Center/News/2007/news070820.html
<その他>
●チャブ保険グループはグリーンエネルギーチームを形成する(2007/08/15)
環境に優しいエネルギー、製品、技術の急速な開発に対応して、保険会社のチャブグループ(Chubb Group)は、経験豊富な保険会社と損失コントロール専門家で構成するグリーンエネルギーチームを形成した。チームはさらに、この部門で営業するのに中核となる営利保険製品と顧客に適合させたサービスを開発する。燃料電池は含まれている。
http://www.chubb.com/corporate/chubb7645.html
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