□燃料電池ワールド
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■Vol.296 2007/09/23発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■WEB LINK NEWS
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07/09/18 「株式」 ダイハツ(7262)−個別銘柄ショートコメント(フィスコ)
窓をあけて上昇し、9/6の下落であけた窓を埋めた。二酸化炭素を排出しない新たな燃料電池基礎技術を開発したと伝えられた。白金を使用しない電極触媒材料を使用し、水素燃料電池に匹敵する高出力を確保した上、省資源・低コストが実現できるという。目先25日移動平均線を一時回復しており、同レベルをサポートに1100円を突破できるかが注目される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000011-fis-biz
07/09/20 シルバー特集:退職後は株投資で小遣い稼ぎ、秘訣は「腹八分目」(ロイター)
<シニア世代は国内製造業の技術水準に強い自信>
小川氏のように株に興味を持つシニア世代は多い。8月13日─16日に実施したロイター個人投資家調査(インターネット経由)で、投資または投資の増額を検討している金融商品として、60代以上の回答者の7割が国内株式を挙げた。国債や不動産投信(REIT)など他の金融商品を挙げた回答者は軒並み1割以下で、株への関心の高さが際立つ結果となった。
金融広報中央委員会が実施した世論調査によると、1世帯当たりの金融資産保有額(2005年)は60代で平均1703万円、70代で1496万円と若い世代を大幅に上回るほか、そのなかの有価証券比率もそれぞれ15%以上と、全世代の12.4%を上回っており、リスク許容度が大きいことがわかる。
高度成長期の立役者でもあるシニア世代のもう1つの特徴は、国内製造業の技術水準に強い自信を持っていること。ロイター調査でも「燃料電池等の先端技術は日本企業が世界で最も優位」(60代の男性年金生活者)との見方や、「技術のある会社を世界の資本が狙いに来る」(70代以上の自由業の男性)との声が寄せられた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070920-00000698-reu-bus_all
07/09/21 次世代燃料 全国PRの旅 水素カー種子島を出発 鹿児島市で試乗会 乗り心地好評(西日本新聞)
水素を燃料にした電気自動車2台とエンジン車1台で日本を縦断し、次世代エネルギーとして注目される水素への理解を訴えるキャラバン隊が20日、南種子町の宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターを出発した。ゴールの北海道稚内市まで、33日間かけて約4500キロを走り抜く。水素供給の国内最大手である岩谷産業(大阪市)が企画した。
出発地点の種子島宇宙センターは、水素をロケット燃料として使う「水素利用の象徴的施設」(同社)。キャラバン隊は20日午前に同センターを出発し、同日午後に鹿児島市入り。同社代理店として水素を扱う同市東開町の「サツマ酸素工業」で、燃料業界関係者向けに試乗会を行った。参加者は、静かなモーター音や一般の車と変わらない乗り心地に感心した様子。岩谷産業の担当者から「1回の供給で300‐400キロ走れる」と説明を受け驚いていた。
キャラバン隊は日本列島を北上しながら、各地で試乗会などを開催する。岩谷産業の菊地一博担当部長(48)は「ゴールまで完走して水素エネルギーの有用性を証明したい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000011-nnp-l46
07/09/21 「東京モーターショー」来月26日開幕 “環境対応車”目玉に(産経新聞)
日本自動車工業会(自工会)は20日、千葉市の幕張メッセで来月開幕する「第40回東京モーターショー2007」の開催概要を発表した。会期は10月26日からの17日間(一般公開は27日から)。総出展台数は520台に上り、うち71台が世界初公開、97台が日本初公開となる。大半のメーカーはまだ出展車の詳細を公表していないが、燃料電池車や電気自動車などの環境対応車がショーの目玉になるのは確実。低迷する国内自動車市場の「起爆剤」としても期待が集まる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000924-san-bus_all
07/09/23 来月学術会議と共催 東北大・サイエンスカフェ日程決定(河北新報)
科学の面白さを市民に知ってもらおうと、東北大が毎月1回開いている「サイエンスカフェ」の本年度後期(10月―来年3月)のプログラムが決まった。
サイエンスカフェは、最先端の研究に取り組む科学者と市民が飲み物を片手に気軽に話し合う場。講師が最新の研究成果を分かりやすく紹介し、テーブルごとに参加者と学生らが議論を深める。社会人も参加しやすいよう、平日の夜に開催している。
11月以降の開催日とテーマ、講師は次の通り。いずれも午後6時―7時45分で、会場はせんだいメディアテーク(青葉区)。申し込み不要で参加無料。
11月16日=「液晶の秘密と液晶テレビ―未来のディスプレーはこうなる!」(内田龍男教授)▽12月14日=「守れ!海中林―磯焼けってなんだろう?」(谷口和也教授)▽1月18日=「ベトナムから見える発展途上国経済とグローバリゼーションの真実」(川端望教授)▽2月22日=「アンモナイトが語る大陸移動―古生物地理のロマン」(永広昌之教授)▽3月21日=「そこまで来ている新しいエネルギー―燃料電池のしくみ」(佐多教子准教授)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070923-00000014-khk-l04
■海外ニュース(9月ー2)
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<輸送>
●フォード・フュージョンが最高速度を達成する(2007/08/16)
フォード(Ford Motor Company)は、市販車ベースの燃料電池車で最高速度を達成した世界で最初の自動車メーカーになった。フォード・フュージョン・ハイドロジェン999燃料電池車は、最高速度を達成するためにユタ州ウェンドーバーのボンネビル・ソルトフラッツで時速207.297マイルを記録した。フォード"999"は、世界で最初の、そして唯一の市販車ベースの燃料電池レース車である。車は、バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)、ルーシュ社(Roush)、オハイオ州立大学(Ohio State University)との協力で製造された。フォードの研究者たちはまた、時速300+マイルを試みるストリームライナー型の燃料電池レーシングカーであるバックアイ・バレット2(Buckeye Bullet 2)を製作しているオハイオ州立大学の学生エンジニアを支援している。
http://media.ford.com/newsroom/release_display.cfm?release=26565
※関連写真↓
http://www.hobidas.com/blog/akimoto/archives/2007/08/2898km.html
http://mesidiary.exblog.jp/
●税額控除の資格があるホンダのFCX(2007/08/08)
水素駆動のホンダFCX燃料電池車は、アメリカ合衆国内国歳入庁(IRS ;TheInternal Revenue Service)のQualified Fuel Cell Motor Vehicle Credit programで資格を与えられた。1万2000ドルの税額控除は、手ごろな価格で、信頼できて、環境に優しいアメリカの未来のためのエネルギーの生産と販売を促進する2005年連邦エネルギー政策法(federal Energy Policy Act)の一部である。
http://corporate.honda.com/press/article.aspx?id=4092
<定置用電源>
●富士通はUTCの燃料電池を設置する(2007/08/17)
富士通アメリカ(Fujitsu America, Inc.)は、UTCパワー社(UTC Power)の燃料電池「ピュアセル・モデル200(PureCellェ Model 200)」をサニーベールのカリフォルニアキャンパスに設置した。燃料電池は、キャンパスのデータセンターと研究室の冷房に必要な50%の電力を提供する。そして、カリフォルニア大気資源局(California Air Resources Board)が定めた最も厳しい排気基準に対処している。
http://www.fujitsu.com/us/news/pr/20070817-01.html
<ポータブル/バックアップ電源>
●アメリカン・ハイドロジェン社は水素のためにアンモニア技術からの特許を与えられた(2007/08/06)
アメリカン・セキュリティ・リソース社の小会社であるアメリカン・ハイドロジェン社(American Hydrogen Corporation)は、オハイオ大学のジェラルダン・ボッテ博士(Dr. Gerardine Botte)―ラス技術工科大学(Russ College of Engineeringand Technology)で化学と生体分子工学の準教授でもある―が開発した特許出願中の触媒電解糟技術の商業化のために世界的な独占特許を与えられた。ボッテ博士は、現在の商業価格にふさわしいアンモニアから水素を製造する方法を開発した。
http://www.americansecurityresources.com/news/20070806.cfm
<素材/部品>
●フュエルセル・エナジー社はPOSCONにスタックとBOPを販売する(2007/08/13)
フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、同社の韓国市場における戦略的パートナーであり、ポスコ(POSCO)の子会社の一つであるポスコン(POSCON)に、300kW級燃料電池スタックモジュールと補完的なバランス・オブ・プラント(balance of plant ;BOP)機器を販売した。これらの機器は、ポスコンがアジアで自身のBOP製造の準備をする最初の発電プラントを建設することを可能にする。機器は、完全なDFC300MAシステムと同じで、今秋に出荷すると予想される。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=259348
※バランス・オブ・プラント(balance of plant ;BOP) 燃料電池本体以外の、燃料プロセッサー・圧縮機・熱交換機及びパワーコンディショナーなどのプラント構成機器。
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