燃料電池ワールド (2007/06/19 14:37)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.284 2007/06/19発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■WEB LINK NEWS
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07/06/12 軽井沢八月祭:環境保全をPR 音楽家ら送迎の燃料電池車公開 /長野(毎日新聞)

 8月20日に開幕する「軽井沢八月祭」(実行委員長、大賀典雄・ソニー音楽芸術振興会理事長)で、音楽家らの送迎用オフィシャルカーとなる燃料電池車(FCV)が11日、軽井沢町役場で公開された。自然環境保全を掲げる同町で、8月26日までの期間中、4台のFCVが会場間を走り、環境保全をPRするという。

 同町では02年から町長車を含め4台のハイブリッド車を導入している。FCVは市販していないが、開発費などを勘案すると1台約1億円ほどするという。試乗した佐藤雅義町長は「音が静かで思ったより加速もいい。500万円を切るぐらいになれば公用車で使えるのではないか」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000095-mailo-l20

07/06/14 レクサスLSハイブリッド開発 定方理チーフエンジニアに聞く(フジサンケイ ビジネスアイ)

 −−トヨタはハイブリッド車の販売台数を10年代の早い時期に年間100万台に高める目標だが

 「ハイブリッドシステムは、(燃料電池車などへのつなぎの技術ではなく)エネルギーマネジメントの観点でみると将来につながる技術だ。この10年の間に、ハイブリッドシステムを搭載した車種は広がりをみせた。高級車に限る気持ちはなく、技術者としては多方面にこの技術を生かしていきたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000013-fsi-ind

07/06/15 DJ-ホク・サイエンティフィック急騰、子会社がサンテックパワーと供給契約結ぶ(ダウ・ジョーンズ)

 ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)14日のナスダック市場で、燃料電池開発を手掛けるホク・サイエンティフィック(Nasdaq:HOKU)が急騰。前日に子会社のホク・マテリアルズがポリシリコン(多結晶珪素)供給に関し、中国の尚徳太陽能電力(サンテックパワー・ホールディングズ)(NYSE:STP)と10年間で最大6億7800万ドル規模の契約を結んだと発表し買われている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070615-00000015-dwj-biz

07/06/19 エコな走りでV2 燃料電池部門で佐織工高が快挙(中日新聞)

 【愛知県】豊橋市で今月初旬に行われた高等学校エコカーレース総合大会で、佐織工業高校電子機械科の「アローFC」号が燃料電池部門で2年連続優勝を果たした。バッテリー部門でも同校の「アロー10」号が2位に入賞。2台そろっての快挙に、生徒たちは大喜びだ。

 今年の特徴は、スピードを重視するため、動力をチェーンでタイヤに伝える方式から、エネルギーのロスが少ないギア方式に交換。さらに、ボディーをタイヤまで包み込むフルカウルタイプに変更して空気抵抗を抑えるなど、随所に新しい工夫を盛り込んだ。

 レース本番では、燃料電池車が10周を走り、2位に1周の大差をつけて圧勝。逆にバッテリー車は1位に3分ほど水を開けられた。燃料電池車のドライバーを務めた愛西市北一色町の佐藤公祐君(17)は「今年も絶対に優勝したかったのでプレッシャーがあった。みんなの力で勝ててうれしい」と笑顔で話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000009-cnc-l23

■海外ニュース(6月ー1)
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<輸送>
●ベルギーで走りだす燃料電池バス(2007/05/14)

 UTCフュエルシステムズ社(UTC Power fuel cell system)の燃料電池を搭載した43フィートのバンホール社(Van Hool)製ハイブリッド電動長距離バスは、ベルギーで最大のバス会社であるライン社(De Lijn)に配送され、6月前半にサービスを始める。ヨーロッパの他の交通機関にリースされるまでの6カ月間、バスはベルギーで走る。
http://www.utcpower.com/fs/com/bin/fs_com_Page/0,11491,0215,00.html

<定置用電源>
●燃料電池のためのオーストラリアの会社フォスター

 南東クイーンズランドのフォスター社(Foster)のヤタラ醸造所(Yatala Brewery)は、醸造所の廃水からエネルギーを取り出す微生物燃料電池(microbial fuel cell)を設置した。クイーンズランド大学で研究者たちが開発した実験用燃料電池は、電気を発生させている間、砂糖、でんぷんやアルコールなどの水溶性醸造廃棄物を食べるバクテリアを使う。成功すれば、フォスター社の燃料電池は、他の醸造所やワイン醸造所に技術を適用する方法を見つけるだろう。
http://www.fosters.com.au/about/docs/fosters_sustainability_update_april_2007.pdf

<ポータブル/バックアップ電源>
●エリオンはフランスの機関にシステムを設置

 エリオン社(HELIONZ)は、30kW級産業用燃料電池バックアップ電源システムをフランスのサクレー(Saclay)にある新しいフランス原子力庁(CEA ;FrenchCommission for Atomic Energy)本部に設置した。
http://www.helion-fuelcells.com/index.php?flash=yes

<燃料/改質器/貯蔵>
●シャトルバスに燃料を供給するフロリダ水素ステーション (2007/05/23)

 オーランド都市圏(metro-Orlando area)に位置するフロリダ州で最初の水素エネルギー・デモンストレーション・ステーションは、水素動力のフォードEー450シャトルバスに燃料を供給する。
ボギー・クリーク(Boggy Creek)水素ステーションは、中央フロリダに水素ハブの基礎を提供する。ステーションは、フロリダ州、フォード社、シェブロン社の子会社であるシェブロン・テクノロジー・ベンチャー社(Chevron Technology Ventures)とプログレス・エナジー社(Progress Energy)の共同事業として建設された。
http://www.floridadep.com/secretary/news/2007/05/0523_01.htm

<報告書/市場調査>
●クリーンエネルギーの投資

 リサーチ&マーケット社(Research and Markets)は、クリーンエネルギー技術における投資の成長を研究した「クリーンエネルギー投資」初版を発表した。
http://www.researchandmarkets.com/product/4111bd/clean_energy_investing

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