□燃料電池ワールド
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■Vol.283 2007/06/11発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■燃料電池関連イベント
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☆日本水素エネルギー産業会議(JHIF)第6回会議
◇日 時 6月15日(金)13:30〜17:45
懇親会 18:00〜19:00
◇会 場 芝浦工業大学 豊洲キャンパス(交流棟501教室)
(東京都江東区豊洲3−7−5)
◇内 容
・開会あいさつ
笠木伸英氏(東京大学大学院工学系研究科教授、JHIF幹事)
・基調講演1
小林敏雄氏(財団法人日本自動車研究所所長)
「エタノール自動車の導入・プラグインハイブリッド車の展望について(仮題)」
・基調講演2
大聖泰弘氏(早稲田大学創造理工学術院教授)
「自動車の環境・エネルギー技術の将来展望」
・研究報告
高坂幹氏(青森県エネルギー総合対策局副参事)
「六ヶ所村地域エネルギー供給構想
−プラグインハイブリッド自動車導入によるエネルギー・環境・経済効果―」
・提案
堀雅夫氏(エネルギー高度利用研究会・代表、JHIF幹事)
「地域エネルギー供給構想検討分科会」
・閉会あいさつ
平田賢氏(芝浦工業大学学長、JHIF会長)
・会議終了後、懇親会を予定しております。
◇参加費 会員団体 3名まで無料
非会員団体 一人3万円(銀行振込又は当日現金払い)
協賛団体(日本機械学会、日本原子力学会、日本シンクタンクアカデミー)の会員 一人1万円
懇親会 3000円程度
◇主 催 日本水素エネルギー産業会議事務局
◇協賛(予定) (社)日本機械学会、(社)日本原子力学会、(社)日本原子力産業協会、エネルギー高度利用研究会、原子力水素研究会、日本シンクタンクアカデミー
◇申し込み方法 e-mail(info@ueri.co.jp)で。
申込みの際に、件名を「6月15日 JHIF第6回会議 参加希望」として、
・貴団体名(フリガナ)
・部署・役職、参加者貴名(フリガナ)
・電話、ファックス、電子メールアドレス
・会員/非会員の別 を記入してください。
◇締 切 6月13日(水)
◇開催案内及び申込書はこちらからも
http://www.ueri.co.jp/jhif/070615C6flier_ver1.pdf
◇問い合わせ 日本水素エネルギー産業会議事務局
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-3-20 仙石山アネックス4F
ユニバーサルエネルギー研究所内
TEL:03-5408-1118(代) FAX:03-5408-0058
■WEB LINK NEWS
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07/06/06 「音」で熱を電気に変える装置、米研究者が発明(ITmediaニュース)
熱を音に、そして音を電気に変える小さな装置を、米ユタ大学の研究者が開発した。この装置は同校の物理学教授オレスト・シムコ氏が発明した。廃熱を電気に変えたり、太陽エネルギーを活用したり、コンピュータやレーダーを冷却するのに利用できると期待されている。
熱を電気に変えるには、「熱を音に変える」「音を電気に変える」という2つの段階を経る。最初の段階は、シムコ氏とその同僚が開発した新しいヒートエンジン(熱音響原動機)を使う。音を電気に変えるには、音波などの圧力を電流に変える既存の「圧電」器を使う。
シムコ氏の研究室で作られたヒートエンジンのほとんどは、シリンダー型「共振器」に取り付けられている。シリンダーには、金属やガラス繊維、綿、スチールウールなど表面積の大きな物質が入っており、コールドヒートエクスチェンジャーとホットヒートエクスチェンジャーに挟まれている。
この装置にマッチやブロートーチなどで熱を加えると、空気が動いてある1つの周波数の音が発生する。その音を圧電器で圧縮すると電気が発生する。シリンダが長いほど音は低くなる。この装置には可動部がないため、メンテナンスはほとんど必要なく、長期間もつという。
シムコ氏は1年以内に、この装置を使って軍のレーダー施設とユタ大学の温水システムの廃熱を電気に変える実験を行う計画だ。この研究は米軍から助成金を受けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000078-zdn_n-sci
07/06/07 原油価格が高騰!需要急増の代替エネルギー、意外にも…?―中国(Record China)
2007年6月4日、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は、「2007年国際エネルギー展望」を発表した。「展望」は、長期的な国際原油価格の高騰により、2004年から2030年までの間、世界でもっとも消費量の伸びが大きいエネルギー源として石炭を挙げている。その増加率は年平均で2.2%に達する見込み。2004年の石炭消費量47.6億トンから2030年には82.7億トンと消費量は倍増するという。エネルギー消費全体に占める石炭の割合も2004年の26%から2030年の28%へとやや上昇する。
石炭消費量の増加に拍車をかけているのが急増する中国の石炭需要だ。6月4日、中国物流情報センターの発表によると、工業分野の好調を背景に、中国は石炭の産出量、輸入量ともに高い伸びを見せているという。今年3月には石炭の輸入量が輸出量を超え、中国は石炭の輸出国から輸入国へと立場を変えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000004-rcdc-cn
07/06/07 約10%が非常用充電器を持ち歩き〜ケータイのバッテリーに関する調査(japan.internet.com)
携帯電話を長く使うと、どうしてもバッテリーが劣化し、電池のもちが悪くなるもの。携帯電話ユーザーは、携帯電話のバッテリーとどのように付き合っているのだろうか。インターネットコム株式会社と株式会社クロス・マーケティングは「ケータイのバッテリーに関する調査」を行い、携帯電話の充電方法やバッテリーに対する意識を探った。
外出中にバッテリーが切れた場合の対処法はどうだろうか。同じくすべての回答者に「外出中に携帯電話のバッテリーが切れた場合はどうしますか」との質問を行った。
最も多かった回答は「切れたままにすることが多い」で72.7%(218人)。確かによほど重要な用事がなければ、バッテリーが切れたままでも問題はない。それに次いだのは「ショップで充電してもらう」で15.0%(45人)。
3位と4位は非常用充電器を使うという回答で、「非常用充電池をその場で購入する」が12.3%(37人)、「非常用充電器を持ち歩いている」が10.7%(32人)。10人に1人程度が非常用の充電器を落ち歩いているのは興味深い。
太陽電池を携帯電話で 利用する技術 や、燃料電池なども研究されている。新しいエネルギーが実用化されれば、携帯電話のバッテリーとの付き合い方も変わっていくだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000012-inet-inet
07/06/09 県:財政緊プロ見直し 地方交付税大幅に減少、収支改善が不可能に /佐賀(毎日新聞)
古川康知事は8日、県財政の収入不足が拡大し「行財政改革緊急プログラム(緊プロ)に沿って行っている収支改善が実現不可能になった」と明らかにした。地方交付税の減少が見込みを大きく上回ったためで、今秋をめどに緊プロを見直す。一方、骨格予算のままだった今年度当初予算を肉付けする474億1800万円の6月補正予算案も発表した。
◇新エネルギー関連産業集積プロジェクト(8395万円)
基礎研究への支援や、燃料電池分野への県内企業の進出支援など。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070609-00000147-mailo-l41
■海外ニュース(5月ー4)
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<輸送>
●燃料電池航空機を準備するボーイング(07/03/27)
ボーイング社(Boeing)の燃料電池航空機研究プロジェクトは2003年に始まった。そして今、研究者とヨーロッパのパートナーは、燃料電池と軽量バッテリーだけで飛ぶ有人航空機の試験飛行を行う準備をしている。ボーイング社の搭乗員は、水素燃料電池とリチウムイオン電池パックの組み合わせで動かされる電動モーターを操作する。燃料電池は、飛行中は発電しているが、電池パックの付加的な電力は離陸と上昇のために必要である。
http://www.boeing.com/news/releases/2007/q1/070327e_nr.html
●実用車のための燃料電池をトロに供給するヌベラ(2007/04/04)
ヌベラ・フュエルセルズ社(Nuvera Fuel Cells)は、トロ社のワークマン(Workmanィ)実用車に搭載するためにパワーフロー(PowerFlowェ)PFV−5燃料電池システムをトロ社(Toro Company)に供給する。ヌベラ社の燃料電池で動くワークマンは、水素燃料電池で動く次世代芝刈り機をつくるために、トロ社とニューヨーク州エネルギー研究開発公社(New York State Energy Research and DevelopmentAuthority ;NYSERDA)の契約の下で開発されている。芝刈り機は、受賞した「グリーンパーク・プログラム」の一部としてニューヨーク州公園・レクリエーション・歴史保存部(New York State Office of Parks, Recreation and HistoricPreservationユ ;NYS OPRHP)がデモを行い、世界的に有名なナイアガラの滝州立公園とビーバーアイランド州立公園とゴルフコースで使用される。
http://www.nuvera.com/news/press_release.php?ID=30
<定置用電源>
●ENrGがNYSERDA資金を受領(2007/04/07)
ENrG社(ENrG Inc.)は、高効率でコンパクトなエネルギー源の開発のための140万ドルの契約の前払いとして、ニューヨーク州エネルギー研究開発公社(New YorkState Energy Research and Development Authority ;NYSERDA)から50万ドルを授与された。
http://www.enrg-inc.com/images/newsarticles/ENrG%20NYSERDA%20PR%2004-04-07%20FINAL.pdf
<燃料/改質器/貯蔵>
●水素貯蔵研究プロジェクトに資金を出すDOE(2007/04/12)
米国エネルギー省(US Department of Energy ;DOE)は、水素貯蔵方法を研究する6つのプロジェクトに820万ドルを提供する。研究組織には、エネルギー省のイリノイ州アラゴンのアラゴン国立研究所(Argonne National Laboratory)、同じくカリフォルニア州リバモアのサンディア国立研究所(Sandia National Laboratories)、オハイオ州オックスフォードのマイアミ大学(Miami University)、コネチカット州東ハートフォードのユナイテッド・テクノロジー研究センター(UnitedTechnologies Research Center)、ホノルルのハワイ大学(University of Hawaii)が選ばれた。4つのプロジェクトは、水素貯蔵、特に燃料電池動力の自動車に使われる新しい高容量の材料を調べる。他の2つは、実際の水素貯蔵に関する開発を支援する目的で、それらの材料を使用する際の安全性について焦点を当てる。
http://www.energy.gov/news/4944.htm
<素材/部品>
●ロチェスター大学に開設する新しいナノテク研究センター(2007/04/16)
ロチェスター大学の新しいナノテクノロジー研究センターであるナノシステム・イニシアチブ(Nanosystems Initiative)は、連邦政府資金180万ドルを受け取った後、開設される。センターは、大学の様々な専門領域の研究者たちが利用でき、主として最新の燃料電池とバイオセンサー研究を大きく発展させることを目的とする。
http://nanotechwire.com/news.asp?nid=4554
<その他>
●ロールスロイスはSOFCoーEFSホールディングスを買収する(2007/04/03)
米国のロールスロイス・フュエルセル・システムズ社(Rolls-Royce Fuel CellSystems (US) Inc.)は、マクダーモット・インターナショナル社(McDermottInternational Inc.)からオハイオに本社を置くSOFCoーEFSホールディングス社(SOFCo-EFS Holdings LLC)の資産を買収した。
http://www.rolls-royce.com/media/showPR.jsp?PR_ID=40452
●ホライゾンはリモートコントロール車のための新しいシステムを発表する
ホライゾン・フュエルセル・テクノロジーズ社(Horizon Fuel Cell Technologies)は、R/C市場で最初の高性能水素ソリューションであるHセル(H-cell)と呼ばれるリモートコントロール車のファンのために、
「ドロップイン(drop in)」水素燃料システムを発表した。システムは、未来形のボディシェルとともに30リットルの液体水素を搭載して、車を従来の充電電池より長い4時間の間、時速22マイルで走らせることができる。
http://www.horizonfuelcell.com/news.htm
※ボディーシェル (BODY SHELL) 外から車を見た場合の、人の乗降のためのドア、エンジンルームのボンネット、リアのトランクリッドなど、開閉する部分を除く外面部分の総称
http://mito.cool.ne.jp/fr_club/bkat/body/body1.html
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■燃料電池ワールド
□毎週日曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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