□燃料電池ワールド
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■Vol.282 2007/06/07発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■燃料電池関連イベント
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☆日本水素エネルギー産業会議(JHIF)第6回会議
◇日 時 6月15日(金)13:30〜17:45
懇親会 18:00〜19:00
◇会 場 芝浦工業大学 豊洲キャンパス(交流棟501教室)
(東京都江東区豊洲3−7−5)
◇内 容
・開会あいさつ
笠木伸英氏(東京大学大学院工学系研究科教授、JHIF幹事)
・基調講演1
小林敏雄氏(財団法人日本自動車研究所所長)
「エタノール自動車の導入・プラグインハイブリッド車の展望について(仮題)」
・基調講演2
大聖泰弘氏(早稲田大学創造理工学術院教授)
「自動車の環境・エネルギー技術の将来展望」
・研究報告
高坂幹氏(青森県エネルギー総合対策局副参事)
「六ヶ所村地域エネルギー供給構想
−プラグインハイブリッド自動車導入によるエネルギー・環境・経済効果―」
・提案
堀雅夫氏(エネルギー高度利用研究会・代表、JHIF幹事)
「地域エネルギー供給構想検討分科会」
・閉会あいさつ
平田賢氏(芝浦工業大学学長、JHIF会長)
・会議終了後、懇親会を予定しております。
◇参加費 会員団体 3名まで無料
非会員団体 一人3万円(銀行振込又は当日現金払い)
協賛団体(日本機械学会、日本原子力学会、日本シンクタンクアカデミー)の会員 一人1万円
懇親会 3000円程度
◇主 催 日本水素エネルギー産業会議事務局
◇協賛(予定) (社)日本機械学会、(社)日本原子力学会、(社)日本原子力産業協会、エネルギー高度利用研究会、原子力水素研究会、日本シンクタンクアカデミー
◇申し込み方法 e-mail(info@ueri.co.jp)で。
申込みの際に、件名を「6月15日 JHIF第6回会議 参加希望」として、
・貴団体名(フリガナ)
・部署・役職、参加者貴名(フリガナ)
・電話、ファックス、電子メールアドレス
・会員/非会員の別 を記入してください。
◇締 切 6月13日(水)
◇開催案内及び申込書はこちらからも
http://www.ueri.co.jp/jhif/070615C6flier_ver1.pdf
◇問い合わせ 日本水素エネルギー産業会議事務局
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-3-20 仙石山アネックス4F
ユニバーサルエネルギー研究所内
TEL:03-5408-1118(代) FAX:03-5408-0058
■WEB LINK NEWS
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07/05/31 【中国】トヨタ:環境は、世界No.1メーカーとしての責任(サーチナ・中国情報局)
環境負荷の少ない自動車へのアプローチは、使用燃料の観点から種々のものが考えられる。現在主流を占めているのはガソリン車であり、欧州では軽油を用いるディーゼル車の人気も高い。また、代替エネルギーのアルコール成分、天然ガスからの生成物、電気、燃料電池なども、実用化に向けての研究が行われている。
だが市場で圧倒的なシェアを持つガソリン車の環境負荷を減らさなければ、問題の根本的な解決にはならない。トヨタはそのことを深く理解しており、研究開発の中心課題を王道であるガソリン車の環境負荷削減においている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000005-scn-cn
07/06/01 【中国】荏原製作所:水と空気と環境の分野で、中国に貢献(サーチナ・中国情報局)
【日本財経】日本の環境技術(2)荏原製作所
環境・省資源に舵を切った中国経済。急激な市場経済の発展にともない、資源の浪費・環境の悪化が大きな社会問題としてクローズアップされてきた。荏原製作所は環境と省資源の分野で、世界でも屈指の技術とノウハウを持つ企業である。すでに中国でも、廃棄物処理、水処理、脱硫などの分野で実績を収めている。
荏原製作所は1912年にポンプメーカーとしてスタートした企業である。現在では、各種ポンプをベースとした風水力機械事業、水・廃棄物・ガスなどの処理設備を中心とした環境事業、風力や燃料電池などの新エネルギー事業、そして精密・電子機器へとドメインを広げている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000004-scn-cn
07/06/01 「株式」 田中化研(4080)−個別銘柄ショートコメント(フィスコ)*14:54JST <4080> 田中化研 1038 +87
大幅高。燃料電池分野への進出が材料視されているようだ。第一稀元素と共同で、2割程度の出力アップが見込める燃料電池の新材料を開発したと報じられている。なお、会社側では後場に入ってから正式に発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000033-fis-biz
07/06/03 横浜の赤レンガ倉庫前に「エコカー」80台勢揃い(読売新聞)
環境に優しい低公害車を展示する「エコカーワールド2007」(環境省など主催)が2日、横浜市中区の赤レンガ倉庫前広場で始まった。
低公害車の普及に弾みをつけようと、毎年開かれ、横浜では4回目。電気自動車や燃料電池車など約80台の「エコカー」は、近未来的なデザインのものなどバラエティー豊か。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070602-00000414-yom-soci
07/06/04 <中国>気候変動への対策発表 CO2削減目標は示さず(毎日新聞)
【北京・大塚卓也】中国政府は4日、気候変動への総合的対策をまとめた初の国家計画を発表した。2010年までの5年間で国内総生産(GDP)1単位当たりのエネルギー消費を05年末比で20%削減するとの現行計画を実現するため、水力発電の開発加速で5億トン、火力発電の施設・技術改善で1.1億トンの二酸化炭素(CO2)排出削減を目指すなど、温室効果ガス削減策をより具体化した。しかし、農業や家庭部門を含む国全体としてのCO2削減目標は示さなかった。
中国は06〜10年の「第11次5カ年計画」で、GDP1単位当たりのエネルギー消費削減目標を20%と掲げた。中国経済がこの間、年率平均9%で成長したと仮定した場合のGDPは現在の1.5倍以上となる計算で、仮に目標を実現してもCO2排出総量は大幅に増える見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070604-00000078-mai-int
07/06/05 田中化学研究所、第一稀元素化学工業 低コスト電極材開発(フジサンケイ ビジネスアイ)
■高効率燃料電池「SOFC」
ニッケルやリチウムなど2次電池の電極材料最大手の田中化学研究所(福井市)は、発電効率が高い燃料電池「個体酸化物型燃料電池(SOFC)」用の新しい電極材料2種類を第一稀元素化学工業と共同で開発した。SOFCメーカーの開発の進捗(しんちょく)状況に合わせて、今後は改良を進め2008〜2010年にも量産開始を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000011-fsi-ind
07/06/05 水素電池の国際標準化、韓日中が対応策セミナー(YONHAP NEWS)
【ソウル5日聯合】韓国と日本、中国の専門家による水素燃料電池の国際標準セミナーが8日にソウルで開催される。次世代エネルギーの水素燃料電池の国際標準化事業に対する共同対応策をまとめるために行われるもので、3カ国の学界と民間研究所関係者らが出席する。
また今回のセミナーでは、韓国精密化学工業振興会と中国標準化協会が水素エネルギー標準化に共同で対応するための覚書(MOU)を結ぶ。
韓国技術標準院は「不純物が燃料電池自動車の性能や耐久性に及ぼす影響を把握し、安全な作動に向けた品質基準を設けることや、燃料電池システムの水素濃度を測定・モニタリングする水素感知試験の方法などが重要な議題になる」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000023-yonh-kr
07/06/06 【リリース・機械】日本TI、太陽電池などからの昇圧を可能にするコンバータを発表(日刊工業新聞)
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:山崎俊行、略称:日本TI)は本日、業界で最も低い入力電圧で動作し、ポータブル電子機器の電源として太陽電池やマイクロ燃料電池など、新しいエネルギー源の活用を実現する昇圧型DC/DCコンバータ、『TPS61200』を発表しました。この製品は小型パッケージであるとともに、入力電圧0.3V(ボルト)からの昇圧動作が可能であり、携帯電話、ポータブルの医療用機器、メディア・プレーヤなどの回路設計において、太陽電池やマイクロ燃料電池など、新しいエネルギー源を使用する際に問題となる低入力電圧の障壁を克服できます。本件の詳細に関しては
http://www.tij.co.jp/sc07062(日本語)から参照できます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000218-nkn-ind
07/06/06 新日本石油の灯油系燃料電池試験、累積運転1万時間(フジサンケイ ビジネスアイ)
新日本石油は5日、灯油を使う10キロワット級の業務用燃料電池のフィールド実証試験で、累積運転時間が世界で初めて1万時間に達したと発表した。
実証試験は広島ダイヤモンドホテル(広島市)にシステムを設置し、2005年度から三菱重工業と共同で行っている。システムは固体高分子形で、総合エネルギー効率は83%。火力発電と比べた場合、30%分の二酸化炭素(CO2)排出量削減効果があったという。
今回の成果を踏まえ、九州大学の学生食堂に改良型のシステムを設置し10月から運転を開始する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000019-fsi-ind
07/06/06 中勢北部サイエンスシティ:東京の合成樹脂会社進出 11年に操業開始
/三重(毎日新聞)
津市あのつ台の工業団地、中勢北部サイエンスシティに、東京都の合成樹脂製品製造・販売の「ジャパンゴアテックス」(井上忠社長、従業員444人)が進出することになり、5日、津市と立地協定を結んだ。面積は約4万4560平方メートルで、サイエンスシティへの進出工場としては2番目の広さとなる。
同社は年間売り上げ約268億2860万円。業務拡大のため、フッ素ポリマーなどを応用して洋服、燃料電池などの開発・製造をする工場を新設する予定。操業開始は2011年の予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000044-mailo-l24
07/06/06
DJ-フュエルセル・エナジー、2−4月期は赤字縮小、前年に特別損失計上(ダウ・ジョーンズ)
ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)燃料電池開発を手掛けるフュエルセル・エナジー(Nasdaq:FCEL) が4日取引終了後に発表した2−4月期(2007年10月期の第2四半期)決算は前年同期に比べ赤字幅が縮小した。前年に多額の特別損失を計上したことが主因。結果は市場の予想を売上高が上回り赤字額は下回った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000020-dwj-biz
■海外ニュース(5月ー3)
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<輸送>
●バラードとダイムラーは契約を拡大する(2007/04/02)
バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、2007年と2008年にハンブルグとアムステルダムでメルセデスベンツ社(Mercedes-Benz)の燃料電池バスの現場サービス(field service)を提供する契約の拡大をダイムラークライスラー社と行った。これは、2003年に制定されたヨーロッパのためのクリーンな都市交通(Clean Urban Transport for Europe ;CUTE)プログラムの成功裏の延長となるハイフリート:キュート燃料電池バス実証プログラム(HyFLEET:CUTE fuelcell bus demonstration program)2都市パートナーの2番目の事例である。
http://www.ballard.com/be_informed/about_ballard/news/2007/04/02/BUS_Service
<定置用電源>
●アキュメントリクスはハノーバーで家庭用燃料電池のデモを行う。(2007/04/13)
アキュメントリクス社(Acumentrics Corporation)は、4月にドイツのハノーバーで行われたハノーバーフェアで、新しい燃料電池駆動の家庭エネルギー製品のデモンストレーションを行った。マイクロCHP(熱電併給)装置は、市営ガスかプロパンから直接、熱と電気を生産する。アキュウメントリクス社のアヘッド・マイクロCHP(AHEAD micro-CHP)は、ピーク時には電力網かバッテリーに接続されて、平均的な家庭で使うのに十分な電力を供給する。
http://www.acumentrics.com/55ea1108-554e-4abe-b517-288b3d21e457/press-releases-release-details.htm
<燃料/改質器/貯蔵>
●ミレニアムセルはプロトネクスの外注を受注し、クチェラと関係を築く(2007/04/09,2007/04/18)
ミレニアムセル社(Millennium Cell Inc.)は、長時間滞空の無人航空機(long-endurance unmanned aerial vehicle ;UAV)ミッションのための燃料システムの開発で協力するために、ミレニアム社の特許「ハイドロゲン・オンデマンド(Hydrogen on Demandィ)」技術によってプロトネクス・テクノロジー社(ProtonexTechnology Corporation)の外注先となった。ミレニアムセル社は又、クチェラ・デフェンスシステムズ社(Kuchera Defense Systems ;KDS)と、KDS、ミレニアムセル、ゲッコー・エナジー・テクノロジーズ社(Gecko Energy Technologies)が開発した製品の商業化に向けて戦略的提携を結んだ。初期のKDS製品は、ミレニアムセル社の「ハイドロゲン・オンデマンド」技術と、最大出力30Wの薄くて低コストの電源と最大出力500Wの用途のためのジャドー・パワー社(Jadoo Power)製燃料電池を提供するゲッコー社の「パワースキン(PowerSkinェ)」燃料電池を含んで企画された。
http://www.millenniumcell.com/fw/main/default.asp?DocID=92&reqid=982898
http://www.millenniumcell.com/fw/main/default.asp?DocID=92&reqid=986662
<その他>
●CMRはスタックの開発でザールとソルベイと協力する
CMRフュエルセルズ社(CMR Fuel Cells)は、CMRの燃料電池アーキテクチャに基づいた完全な燃料電池スタックの大量生産のためのシングルステップ製造プロセスの開発で、ザール社(Xaar)とソルベイ社(Solvay)と包括的業務提携を結んだ。協力は、コストの低下、サイズ縮小そして信頼性の増大のための重要な要素である燃料電池スタックの製造のために、シングルステップ製造プロセスを創造する目的でプリント技術を開発する。
http://www.cmrfuelcells.com/
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■燃料電池ワールド
□毎週日曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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