□燃料電池ワールド
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■Vol.280 2007/05/20発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■燃料電池関連イベント
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☆日本水素エネルギー産業会議(JHIF)第6回会議
◇日 時 6月15日(金)13:30〜17:45
懇親会 18:00〜19:00
◇会 場 芝浦工業大学 豊洲キャンパス(交流棟501教室)
(東京都江東区豊洲3−7−5)
◇内 容
・開会あいさつ
笠木伸英氏(東京大学大学院工学系研究科教授、JHIF幹事)
・基調講演1
小林敏雄氏(財団法人日本自動車研究所所長)
「エタノール自動車の導入・プラグインハイブリッド車の展望について(仮題)」
・基調講演2
大聖泰弘氏(早稲田大学創造理工学術院教授)
「自動車の環境・エネルギー技術の将来展望」
・研究報告
高坂幹氏(青森県エネルギー総合対策局副参事)
「六ヶ所村地域エネルギー供給構想
−プラグインハイブリッド自動車導入によるエネルギー・環境・経済効果―」
・提案
堀雅夫氏(エネルギー高度利用研究会・代表、JHIF幹事)
「地域エネルギー供給構想検討分科会」
・閉会あいさつ
平田賢氏(芝浦工業大学学長、JHIF会長)
・会議終了後、懇親会を予定しております。
◇参加費 会員団体 3名まで無料
非会員団体 一人3万円(銀行振込又は当日現金払い)
協賛団体(日本機械学会、日本原子力学会、日本シンクタンクアカデミー)の会員 一人1万円
懇親会 3000円程度
◇主 催 日本水素エネルギー産業会議事務局
◇協賛(予定) (社)日本機械学会、(社)日本原子力学会、(社)日本原子力産業協会、エネルギー高度利用研究会、原子力水素研究会、日本シンクタンクアカデミー
◇申し込み方法 e-mail(info@ueri.co.jp)で。
申込みの際に、件名を「6月15日 JHIF第6回会議 参加希望」として、
・貴団体名(フリガナ)
・部署・役職、参加者貴名(フリガナ)
・電話、ファックス、電子メールアドレス
・会員/非会員の別 を記入してください。
◇締 切 6月13日(水)
◇開催案内及び申込書はこちらからも
http://www.ueri.co.jp/jhif/070615C6flier_ver1.pdf
◇問い合わせ 日本水素エネルギー産業会議事務局
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-3-20 仙石山アネックス4F
ユニバーサルエネルギー研究所内
TEL:03-5408-1118(代) FAX:03-5408-0058
■WEB LINK NEWS
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07/05/13 太陽炉:水から水素生成も可能 若狭湾エネルギー研究センターに完成 /福井(毎日新聞)
敦賀市長谷の「若狭湾エネルギー研究センター」にこのほど、巨大なレンズで太陽光を集めて高温を作り出す「太陽炉」が完成した。焦点部分は3000度を超える状態になり、新エネルギーとして期待されている水素の生成も可能という。
太陽炉は「フレネルレンズ」と呼ばれる薄型のアクリル製レンズ(3・3メートル四方)で太陽光を受け、焦点部分に各種の素材を置いて実験する。レンズを支える本体は高さ5・5メートル、幅5メートルで、センターの新宮秀夫所長やエネルギー開発グループが開発を進めてきた。総工費は約2000万円。
高温を利用して、水からの水素生成が行える鉄化合物を作ったり、有害なアスベストを溶融処理することなどが検討されている。また今後、レンズが太陽の位置を自動的に追尾できるようにするなど、機器の改良も行うという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070513-00000247-mailo-l18
07/05/14 岩谷産業、移動式水素ステーションの運用開始(フジサンケイ ビジネスアイ)
岩谷産業は関西電力と共同で、完全車載型の液化水素型移動式水素ステーションを開発し、運用を開始した。
この水素ステーションは、タンクや充填(じゅうてん)設備などの主要な機器をコンパクト化し、車両にすべてを搭載した国内初のシステム。液化水素を用いるタイプのため貯蔵密度が高く、燃料電池車15台程度に充填可能という。水素燃料車両への直接充填のほか、サテライトステーションなどの蓄圧器に充填することもできる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070514-00000006-fsi-ind
07/05/15 日産自動車、先端技術向けR&D施設を新設(ロイター)
[東京 15日 ロイター] 日産自動車 は15日、先端技術向けの研究開発(R&D)拠点として、神奈川県厚木市に日産先進技術開発センター(NATC)を新設したと発表した。神奈川県内に分散していたR&D拠点を厚木地区に集約することで効率化を進め、先端技術を搭載した車両のラインアップ強化や市場投入の早期化をめざす。
厚木地区には、商品開発を手がける日産テクニカルセンター(NTC)やデザインセンターがある。横浜工場にある駆動系機関のR&D機能は将来的にNTCに統合するが、燃料電池車(FCV)関連については機材が揃っている横須賀の総合研究所で継続する方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070515-00000688-reu-bus_all
07/05/16 部門別省エネの行動計画策定を要請 IEA理事会 声明採択し閉幕(産経新聞)
【パリ=飯塚隆志】国際エネルギー機関(IEA)閣僚理事会は15日、CO2など温室効果ガスの削減に向けた部門別省エネ指標を使った削減目標の設定と、その達成に向けた行動計画を世界各国に策定するよう求める共同声明を採択し、閉幕した。中国やインドなどの主要な排出国でありながらIEAに加盟していない国に対しては、加盟国同様に目標の達成状況を検証することを求めた。
IEAが省エネの方策について明快な姿勢を示したのは初めて。
共同声明では「世界全体の資源効率を最善事例に引き上げるために、部門別目標を最大限活用する」よう求めた。また、将来にわたってエネルギーを確保するため、バイオ燃料や太陽光発電、水素燃料電池などの開発と普及の促進が必要と指摘した。温室効果ガスの大幅な削減につながる二酸化炭素の地中貯留の実現と普及を図ることも盛り込んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000014-san-bus_all
07/05/16 好況の鉄鋼業界、設備拡張投資に25兆ウォン(YONHAP NEWS)
【ソウル16日聯合】国内鉄鋼業界は2011年までに国内での設備増設に約11兆ウォンの資金を投じる。中期的な海外工場建設コストまで加えると、投資額は25兆ウォンに達する。
ポスコは、インドの一貫製鉄所建設(2007〜2020年)に12兆ウォンを投じる計画のほか、自動車鋼板加工センター25か所の追加建設に2億ドル以上を投資する。また、直接事業ではないが別途投資として、3500億ウォンを投じ全羅南道・順川にニッケル精錬工場を建設する計画だ。浦項でも2000億ウォンをかけ発電用燃料電池工場の追加建設を進めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000006-yonh-kr
07/05/16 群馬大:家畜のふんをガスにする触媒、コスト100分の1で生産する技術開発 /群馬(毎日新聞)
群馬大学は、家畜のふんを可燃性ガスにする際に使う触媒を従来比10分の1〜100分の1のコストで生産する技術を開発したと発表した。既に特許出願している。
発明者は同大工学部長の宝田恭之教授と森下佳代子助教。単独ではいずれも利用価値の低い褐炭(低品位炭)とニッケルめっき廃液を原料に、効率性が高い触媒を作り出すことに成功した。
家畜のふんをガス化すると、アンモニアやシアンなどの有害ガスが発生するため無害化操作が必要になる。宝田教授らは、この触媒を使い、有害物質を含まない水素、一酸化炭素、メタンなどの可燃性ガスを取り出す処理方法も開発した。ガスはエネルギー資源として活用できるという。同大はこの技術も合わせて特許出願した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000144-mailo-l10
07/05/16
<送電線電磁波>規制へ作業部会 WHO新基準うけ経産省(毎日新聞)
送電線などから出る電磁波の健康影響を考慮した規制について、経産省原子力安全・保安院は16日、同省総合資源エネルギー調査会に作業部会を設置し検討を始めた。世界保健機関(WHO)が近く、電磁波に関する新たな環境保健基準を発表する見通しとなったためで、日本政府が新基準にどう対応すべきかを議論する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000050-mai-soci
07/05/17 ハイブリッド車の累計販売台数、100万台突破…トヨタ(読売新聞)
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は17日の記者会見で、ハイブリッド車の世界全体の累計販売台数が、今月初めに100万台を突破したことを明らかにした。
渡辺社長は「ハイブリッドは、ディーゼルや燃料電池など様々な動力源と組み合わせられる応用性の高いシステム。さらに小型化、軽量化を進めたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000311-yom-bus_all
07/05/18
省エネ工作機械に注目 MEX金沢開幕(中日新聞)
【石川県】日本海側最大の工業見本市、第45回機械工業見本市金沢(MEX金沢2007、石川県鉄工機電協会主催)は17日から3日間の日程で、金沢市袋畠町の県産業展示館で始まった。生産効率や加工精度の向上とともに、省エネにも配慮した最新鋭の工作機械などが紹介され、来場者の関心を集めた。入場無料。
澁谷工業は燃料電池などに使う水素を電気分解してつくる水素ガス発生装置や、リニアモーターを搭載した高精度のレーザー加工機を展示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000011-cnc-l17
■海外ニュース(5月ー1)
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<輸送>
●無人燃料電池ジェット機が飛行する(2007/05/06)
「ハイフィッシュ(Hyfish)」と名付けられた無人の水素燃料電池駆動のジェット機が、時速200kmに達しながら、垂直上昇、宙返りやその他の曲技飛行を行い、スイスのベルン上空を飛行した。このハイフィッシュは、ドイツ宇宙科学センター(German Air & Space Center ;Deutsches Zentrum fuer Luft-und Raumfahrt orDLR)と、ホライゾン・フュエルセル・テクノロジーズ社(Horizon Fuel CellTechnologies Pte Ltd.)を含む国際的パートナーとで共同開発した成果である。熱工学のDLRの科学者たちは、ホライゾン社の超軽量でコンパクトな1kW級燃料電池システムをちょうど6kgの全重量で飛行機に統合した。ハイフィッシュは、全長がちょうど1.2m、翌幅は1mである。
http://www.horizonfuelcell.com/hyfish.htm
●ハートフォードは新しい燃料電池バスを走らせる(2007/04/10)
ニューイングランド地域で最初のゼロエミッションの燃料電池駆動のハイブリッドバスは最近、ハートフォードの通りにデビューした。40フィートのハイブリッドバスは、最初はフリー・ダウンタウンのハートフォード・スター・シャトルルート(Hartford Star Shuttle route)で、その後の数カ月はハートフォードと周辺の町を走る他のルートで、CTトランジット(CTTRANSIT)がサービスと操業を行う。
http://www.utcpower.com/fs/com/bin/fs_com_Page/0,5672,0212,00.html
※CTトランジット(CTTRANSIT) コネチカット州の交通公社Connecticut Transit
ハートフォード(Hartford) コネティカット州の州都
<定置用電源>
●フュエルセル・エナジーとバーサ・パワーシステムズは予定より早くSECAテストを終了する(2007/04/24)
フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc. ;FCE)とバーサ・パワーシステムズ社(Versa Power Systems, Inc.)は成功裏に、米国エネルギー省(U.S.Department of Energy ;DOE)から委託された3〜10kW級プロトタイプ燃料電池の性能と耐久性テストを、予定より6カ月早く終了した。FCE社とバーサ・パワー社は、クリーンな石炭(clean coal)を効果的に使って大規模で多メガワットの発電プラントシステムを開発する「固体酸化物型燃料電池の商業化(Solid State EnergyConversion Alliance ;SECA)」プログラムに参加するために、競争入札を通してDOEによって選ばれた。
http://www.fce.com/
<燃料/改質器/貯蔵>
●水素ステーションがイリノイに開設(2007/04/10)
イリノイ州で最初の水素燃料ステーションが、イリノイ州デスプレーンズのガス技術研究所(Gas Technology Institute)で開設した。ステーションは、地域で運転する水素燃料電池試走車を提供し、天然ガスかエタノールから、または水の電気分解を通して、自身で水素の供給を実現できる。GTIはまた、カリフォルニアとテキサスで水素インフラプロジェクトを進めている。
http://www.hydrogencarsnow.com/blog/2007/04/illinois-opens-first-hydrogen-fueling.html
<素材/部品>
●ポリフュエルは二つの特許を受ける(2007/04/12)
米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office)は最近、ポリフュエル社(PolyFuel, Inc.)に、基本的な燃料電池技術の二つの広範囲な特許を与えた。「イオン伝導ブロック共重合体(Ion Conductive Block Copolymers)」と「スルホン化共重合体(Sulfonated Copolymer)」の特許は、ポリフュエル社の炭化水素ベースの高分子燃料電池膜にあって、高度な技術力の化学と突破口のいくつかをもたらすだろう。
http://www.polyfuel.com/pressroom/press_pr_041207.html
<その他>
●ハイドロジェニックスは新しい顧客から注文を受ける(2007/04/19)
ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は2007年の現在までに、準商業市場の展開に向かって8つの新しい顧客と一つのリピーター客から約100万ドルの燃料電池発電モジュール「HyPMィ」の注文を受けた。注文は、二つの発電モジュールと軽車両の顧客を含んでいる。
http://www.hydrogenics.com/ir_newsdetail.asp?RELEASEID=238677
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■燃料電池ワールド
□毎週日曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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