燃料電池ワールド (2007/04/15 13:42)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.276 2007/04/15発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■WEB LINK NEWS
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07/04/10 <プレスリリース>ブリヂストン、本社ビルのコミュニケーションスペースを改装(毎日新聞)

 ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、本社ビル(東京都中央区京橋)1階のコミュニケーションスペースを改装し、「第4回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」の受賞作品とダイムラー・クライスラー社の燃料電池自動車「F−Cell」(※)の展示を開始しました。

 ブリヂストングループでは、「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていけるために・・・」を環境理念とし、地球の未来の主人公となる子供たちに大切な自然をしっかり残すことが大人の責任であるという考えのもと、子供たちの環境意識の醸成や、子供たちに自然の大切さを再認識してもらえるような活動を進めています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070410-00000022-maibz-ind

07/04/11 新日石とコスモ石油、燃料電池で提携(日刊工業新聞)

 新日本石油とコスモ石油は10日、燃料電池分野で業務提携すると発表した。コスモは07年度から、新日石より家庭用燃料電池システムをOEM(相手先ブランド)で調達し、新エネルギー財団が行う大規模実証事業に参画する。新日石はジャパンエナジーとも同様の提携を結んでおり、燃料電池の普及促進に向けて同分野での大同団結が進む可能性がある。

 両社は新日石が燃料電池メーカーと共同開発したシステムの市場開拓を共同で進め、コストダウンによる早期の普及促進を狙う。

 石油各社はそろって大規模実証事業に参画しているが、06年度実績では新日石の設置台数が301台と圧倒的。液化石油ガス(LPG)と灯油の両タイプをそろえているのも新日石だけで、その他の石油会社はすべて東芝のLPGタイプを採用している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000021-nkn-ind

07/04/11 マッスルカーをエコカーに--環境にやさしい車に改造する新ビジネス登場(CNET Japan)

 Jonathan Goodwin氏が、エタノールや水素、バイオディーゼル、天然ガスといった完全にクリーンな燃料で走る車を開発した。燃費は1ガロンあたり40マイル(約64km)に相当するという。しかも、車体は「Hummer」だ。

 バイオディーゼル車への改造の専門家で、新興の代替エネルギー会社、SAE Energyの設立者であるGoodwin氏は、マッスルカー(大排気量のアメリカ車)をエコカーに改造するという、クリーンテクノロジー市場の思いもよらない特殊な市場に現れた新星だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000002-cnet-sci

07/04/11 新日石株とコスモ石株が堅調、燃料電池提携を好感(ロイター)

 [東京 11日 ロイター] 午後の株式市場では、新日本石油<5001.T>株とコスモ石油<5007.T>株が堅調。海外市場で原油先物相場が反発し地合いが好転ている中で、両社が前日、燃料電池分野で業務提携することで合意したと発表したことが支援材料となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000935-reu-bus_all

07/04/12 トヨタの開発費、1兆円に…ハイブリッドなど環境技術強化(読売新聞)

 トヨタ自動車は12日、2007年度のグループの研究開発費が約1兆円に拡大するとの見通しを明らかにした。

 06年度の実績見込み(約8900億円)を1割超増やす。ハイブリッド技術を中心に、バイオエタノールや燃料電池、次世代ディーゼルエンジンなど、先進環境技術の開発を加速させる。

 主要企業の研究開発費(06年度見込み)は、ホンダが5450億円、日産自動車が4900億円、他産業では松下電器産業が5900億円。研究開発費を公表しない企業もあるが、単年度で1兆円規模を投入する日本企業は、トヨタが初めてとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070412-00000506-yom-bus_all

07/04/13 リガルジョイント、研究・実験棟を新設−流体制御機器の開発強化(日刊工業新聞)

 【厚木】リガルジョイント(神奈川県相模原市、稲場久二男社長、042・756・7411)は、本社敷地内に研究・実験棟を新設する。8月に着工し、08年8月に完成の予定。主力の流体制御機器、オゾンを用いた環境製品などの研究開発機能を強化する狙い。総投資額は約5億7600万円。

 研究実験棟は鉄筋5階建てで、敷地面積約2300平方メートル、延べ床面積約2000平方メートル。現研究開発棟を取り壊した後、同棟跡地に建設する。液晶パネルや半導体製造装置の大型化や高精度化に対応、流体制御機器の機能融合やシステム化を進める。燃料電池システムの補機類に使用される配管継ぎ手や、オゾンによる「殺菌・脱臭・漂白・浄化」機能の研究に向けた実験設備も導入する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070413-00000002-nkn-ind

07/04/14 
電気自動車用リチウム電池生産へ新会社 トーキンなど(河北新報)

 日産自動車とNECは13日、ハイブリッド車や電気自動車に搭載するリチウムイオン電池を開発、生産して販売する新会社を共同出資で19日に設立すると発表した。NECの子会社のNECトーキン(仙台市)も出資参加する。同電池は既存のニッケル水素電池に比べてコンパクトで出力が高い。新会社は量産化に向けて新工場の建設を検討中で、2009年度までに世界の自動車メーカーへ供給する。

 電気自動車などの環境対応車は、搭載電池の性能向上が課題。トヨタ自動車も松下電器産業と電池事業で共同出資会社を設立しており、大手電機会社を巻き込んだ開発競争が激しくなりそうだ。

 新会社はオートモーティブ・エナジー・サプライ(神奈川県相模原市)。日産が50%、NECが42.5%、トーキンが7.5%を出資する。トーキンからは電池事業担当取締役が役員入りする。

 当面はトーキンの富山事業所(富山県入善町)などで試験生産し、量産化を目指す。本格的な生産工場の立地先は未定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000012-khk-l04

07/04/14 
温暖化は国際平和に関連──安保理、紛争予防で討論へ(読売新聞)

 【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会が、地球温暖化などの気候変動問題を「国際の平和と安全」に関連する問題と位置づけ、紛争予防の観点から検討する初めての公開討論を17日行うことになった。

 4月の安保理議長国として討論を提起した英国は、注目度の高い安保理で議論を深めることで、国際社会の問題意識を高めたいとしている。

 英国が配布した事前説明資料は、気候変動がもたらしうる紛争の要因について〈1〉地形の変化に伴う国境、領海線の見直し〈2〉人口の大量移動〈3〉エネルギーや水、耕作地の争奪――などを列挙。国家や民族、宗教間の対立を激化させる恐れがあると警告している。気候変動についてはこれまで、環境問題と見られがちだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000105-yom-int

■海外ニュース(4月ー1)
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<輸送>
●セレックスを取得するプラグパワー (2007/04/04)
プラグパワー社(Plug Power Inc.)とセレックスパワー・プルダクツ社(CellexPower Products Inc.)は、最終的な株式売買契約に署名した。それによってプラグパワー社はセッレクス社を取得する。プラグパワー社は、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー後格でセッレクスパワー社の現在の操業を続ける予定である。
http://www.plugpower.com/news/press.cfm?vid=960775&liak=83801952

<定置用電源>
●CCEFはプロジェクト100の下で7つの燃料電池プロジェクトを選択する(2007/03/26)
11の再生可能エネルギープロジェクトのうちの7つが、プロジェクト100の第2ラウンド(燃料電池)の下で州の2つの配電会社に託すために、コネチカット・クリーンエネルギー・ファンド(Connecticut Clean Energy Fund ;CCEF)によって選ばれた。これらの配電会社は、選択されたプロジェクトを長期の電力購入契約の受注につなげるために追加的な分析を行い、CCEFの提案を再検討する。これは、プロジェクト100を通して選ばれた2番目のプロジェクトであり、プロジェクト100は、コネチカット州の全消費者の利益のために少なくとも100MWの電力を再生可能エネルギーによって産出するというコネチカット州議会によって作られた革新的な計画である。
http://www.ctinnovations.com/news/291.php

<燃料/改質器/貯蔵>
●カナダの水素ハイウェイが資金を受け取る (2007/03/13)
カナダのスティーヴン・ハーパー首相は、地球温暖化ガスと大気汚染物質の放出の確実な削減をもたらす州のプロジェクトを支持する新しいカナダ・エコトラストの一部として、約2億ドルをブリティッシュコロンビア州(BC)に与えた。BCのプロジェクトは、燃料電池バスと自動車のための水素燃料ステーションのネットワークである「水素ハイウェイ」の開発を含んでいる。
http://www.fuelcellscanada.ca/cfm/index.cfm?It=106&Id=32

<素材/部品>
●新しいセンサーを出荷するビアスペース(2007/02/28)
ビアスペース社(VIASPACE Inc.)は、水素燃料電池の湿度レベルをリアルタイムで計測するように設計された新しい湿度センサー「ビアセンサーHS−1000(VIASENSOR HS-1000)」の出荷を始めた。ビアセンサーHS−1000の最初の出荷はフュエルセル・テクノロジーズ社(Fuel Cell Technologies, Inc.)である。
http://www.viaspace.com/press_content.asp?id=1117

<報告書/市場調査>
●最良の燃料電池要覧
フュエルセル2000は、燃料電池産業に関係している1000以上の企業、政府機関、協会そして非営利組織を収録した燃料電池要覧第9版を発表した。項目は、会社概要と現在の研究計画、並びに住所、電話、会社のURL、銘柄記号、そして連絡者名とメールアドレスを含んでいる。要覧の印刷版は125ドルだが、電子版(アクセスまたはワード)は無制限使用のため500ドルである。
http://www.fuelcells.org/directoryorderform.pdf

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 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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