燃料電池ワールド (2007/02/12 21:28)

水素チャンネル Home

□燃料電池ワールド
■□□□□□□□□□
■Vol.267 2007/02/12発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■燃料電池関連イベント
□□□
☆環境&エネルギーマネジメント戦略特別セミナー
「モバイル向け燃料電池の最新開発動向」
 −「国際標準総合戦略」とマイクロ燃料電池
 −モバイル機器向け燃料電池の電源・部材、市場性
○会期 2月27日(火)午後1時〜午後5時15分
○会場 虎ノ門パストラル(東京都港区虎ノ門4−1−1)
○内容
1.「モバイル用燃料電池の普及基盤整備」
福島清司氏((社)日本電機工業会新エネルギー部部長) 
2.マイクロ燃料電池への期待とカシオの取組み
塩谷雅治氏(カシオ計算機(株)要素技術統轄部第三技術開発部次長) 3.マイクロ燃料電池の開発動向とモバイル機器への展開
上野文雄氏((株)東芝ディスプレイ・部品材料統括技師長)
4.モバイル機器向け燃料電池の市場性と将来展望
風間智英氏((株)野村総合研究所技術・産業コンサルティング1部上級コンサルタント)
○受講料 1名につき2万9800円
○申し込み・問い合わせ
新社会システム総合研究所 Tel 03−5532−8850
○詳細は、http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_07068.html

☆国土交通省主催 燃料電池バス報告会&技術展示会・燃料電池バスの試乗【燃料電池バス報告会 】
◇日時 2月28日(水)14:00〜17:00 (12:00より受付開始)
◇会場 コスモスクエア国際交流センター 1階 講堂
◇プログラム
・石谷 久 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授による基調講演、
・公道走行試験にご協力頂いたメーカー及び事業者の講演、
・(独)交通安全環境研究所による燃料電池バス実用化促進プロジェクトについての発表等を予定。
◇備考 参加無料 /事前の参加申込みをお願いします。
【技術展示会】
◇日時 2月28日(水)12:00〜17:00
◇会場 コスモスクエア国際交流センター講堂ロビー
◇展示物 燃料電池バス・燃料電池自動車に関する技術パネルおよび要素部品等の展ヲ
◇備考 参加無料/事前の参加申し込みの必要はありません。多数の方のご参加をお待ちいたしております。
【燃料電池バスの試乗 】
◇日時 2月28日(水)午後(詳細スケジュール検討中)
◇会場 コスモスクエア国際交流センター正面玄関
◇内容 会場周辺の試乗
◇備考 参加無料/事前の参加申込みをお願いします。
●参加申し込み方法
インターネット:2月23日(金) 〆切
財団法人運輸低公害車普及機構のホームページ
http://www.levo.or.jp/event/fcbus/)から申し込みページにアクセスし、必要事項をご記入の上、送信してください。

 または、ウェブからファックス申込用紙をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、お送りください。
※お申し込み多数の場合、定員になり次第締め切らせていただきます。(技術展示会のみ事前申し込みの必要はありません。 )
※国土交通省のプレスリリースは
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090131_.html
●問い合わせ先
 財団法人運輸低公害車普及機構 内 報告会事務局連絡窓口
電話 03-3359-9008(月〜金9:00〜17:00、祝日は除く)  FAX 03-3353-5439E-mail fcbus@levo.or.jp

■WEB LINK NEWS
□□□
07/02/06 次世代燃料で新会社 三菱ガス化など9社 DME製造(フジサンケイ ビジネスアイ)

 三菱ガス化学、伊藤忠商事、石油資源開発、太陽石油、トタルDMEジャパン、豊田通商、日揮、三菱重工業と三菱化学の9社は、次世代クリーン燃料として注目を集めるジメチルエーテル(DME)の普及促進を目的に新会社を設立し、併せて年産8万トンのDME製造プラントを三菱ガス化学の新潟工場内(新潟市)に新設することで合意した。

 4月をめどに設立する新会社は「燃料DME製造」。本社を新潟市に置き、資本金は4億6500万円。プラントの稼働は2008年6月を予定しており、年産10万トン程度まで増産が可能という。プラントの建設は日揮が担当し、DMEの製造は三菱ガス化学に委託する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070205-00000004-fsi-ind

07/02/06 量産型の改質器 出光とコロナが共同開発(フジサンケイ ビジネスアイ)

 出光興産はコロナと共同で、灯油型家庭用燃料電池システムに組み込まれる量産タイプの改質器を開発した。改質器は、灯油から水素を取り出す機器で、システムの中核的な役割を果たす。量産化のめどが立ったのは初めてで、これを機に都市ガスやLPガス型に対応できる改質器の実用化も進め、燃料電池システムの普及につなげていく。

 従来、改質器は手作業で生産していたが、部品点数や溶接部分を減らすなど量産を前提とした設計を採用するとともに、材料を見直すことで量産のめどが立った。

 今回開発した機器は、燃料から水素を取り出す改質効率が80%で、起動してから発電を開始するまでに要する時間は約40分。また、耐久性は10年という。

 出光などは、燃料電池の普及期を2012年とみており、その時点での製造コストについては年間1万台の生産で、20万円を想定している。システムのトータル価格は200万円と大幅に下がる見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000017-fsi-ind

07/02/06 公共交通の利用促進 中経連が温暖化対策提言(フジサンケイ ビジネスアイ)

 中部経済連合会(名古屋市東区)は5日、交通分野での地球温暖化対策の強化を求める提言をまとめた。燃料電池車などの技術開発とともに、トラックから鉄道、海運に輸送手段を変える「モーダルシフト」や、公共交通機関の利用推進が必要としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000003-fsi-bus_all

07/02/06 核再処理関連予算、6割増へ=原子力を優遇−米予算教書(時事通信)

 【ワシントン5日時事】米政府は5日発表した2008年度(07年10月〜08年9月)予算教書で、日本などの技術協力を得て核燃料サイクル確立と核拡散防止を目指す国際原子力パートナーシップ(GNEP)構想の関連予算について、前年度比約6割増の4億500万ドル(約490億円)を要求すると表明した。

 所管するエネルギー省全体の予算が3%増に抑制される中で突出しており、ブッシュ政権の原子力推進路線が鮮明になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000027-jij-int

07/02/06 
NTTドコモとアクアフェアリー、携帯用水素型燃料電池の共同開発の強化で合意(RBBTODAY)

 NTTドコモとアクアフェアリーは6日、携帯電話用水素型燃料電池の共同開発体制と技術協力体制の強化を目的として、共同開発に関する新たな基本合意書を締結した。

 今回締結された基本合意書には、開発プロセスや商用化時の各社の役割など具体的な内容が盛り込まれている。また、2006年9月11日に締結された業務・資本提携契約で実施予定とされていた、NTTドコモからアクアフェアリーへの出資は実施されないことも併せて発表された。

 両社は、今後も携帯電話用水素型燃料電池の早期商用化に向けてパートナーシップを継続し、製品の開発推進・効率化や技術協力の強化を図るとした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000026-rbb-sci

07/02/07 
栗田工業、水など液体不要のFC向け固体メタノール燃料を開発(日刊工業新聞)

 栗田工業は燃料電池向けとして発電時に水などを一切必要としない固体状メタノール燃料を開発した。燃料にメタノールを使って発電するシステム「ダイレクトメタノール形燃料電池」(DMFC)に適用する。従来システムの発電に必要だった水やメタノール水溶液を使わないため液漏れの心配がなく、高い安全性と携帯性を実現した。こうした燃料は前例がないという。携帯電話やノートパソコンといったモバイル機器の電源カートリッジとしての実用化を期待している。同社は08年度をめどに事業化する。

 液体メタノールに特定の化合物を取り込ませて固形化する独自の包接化合技術により実現したという。DMFCに活用することで、「システム本体にも水を供給することなく発電できる」(佐藤重明新エネルギーグループ部長)のが特徴。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000017-nkn-ind

07/02/07 大ガス、4月から集合住宅で居住実験−新省エネ技術を検証(日刊工業新聞)

 大阪ガスは実験集合住宅「NEXT21」(大阪市天王寺区)で4月から新たに5年間の第3期居住実験を開始する。「持続可能な都市居住を支える住まい、エネルギーシステム」をテーマに、近未来の暮らし方提案や、新エネルギーシステムの実証実験を行う。16世帯が入居する実際の集合住宅で居住実験を行う。水素供給燃料電池コジェネレーション(熱電併給)システムによる住戸間の電力融通や、熱融通などの新たな省エネルギー技術を検証する。少子高齢社会に向けた住戸設備実験など暮らし方に関する研究も行う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000018-nkn-ind

07/02/07 
九州大 水素事故で実験断念 破裂の原因特定できず(西日本新聞)

 九州大伊都キャンパス(福岡市など)で2005年12月、水素製造・供給施設「水素ステーション」の試運転中にパイプが破裂した事故で、九大は6日、水から高圧水素を取り出す九大独自の製造方式による実証実験を断念すると発表した。事故原因が特定できず、構造的な危険性が排除できないため。独自方式は研究室レベルで基礎研究を続けるが、今後、より安全な方式に切り替えてステーションの運用を目指すという。
 この日発表した事故調査中間報告書(第2報)で明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000000-nnp-l40

07/02/07 原油市場、中期的には需給が予想以上にひっ迫へ=IEA(ロイター)

 [ロンドン 6日 ロイター] 国際エネルギー機関(IEA)は6日、中期原油市場報告を発表し、2011年には石油輸出国機構(OPEC)非加盟国の原油供給が予想を下回り、世界の原油市場はこれまで予想されていた以上に需給がひっ迫するとの見通しを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000101-reu-int

07/02/07 燃料電池車の量産化、「できる限り前倒し」=ホンダ(時事通信)

 ホンダの研究開発(R&D)部門である本田技術研究所四輪開発センターの川口祐治執行役員は7日、都内で開かれた第3回国際水素・燃料電池展で基調講演し、燃料電池車の量産化の時期について、「世界各地で議論されている普及のめどである2015年や20年をできる限り前倒ししたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000155-jij-biz

07/02/08 ケータイ用燃料電池の商用化、1〜2年以内

 携帯向けの燃料電池はごく近いうちに民間商用化されるだろう。我々は電池開発メーカーではないので、あくまで通信事業者としての希望だが──NTTドコモ 取締役常務執行役員 研究開発本部長の歌野孝法氏は2月7日に開催されたFC EXPO 2007の基調講演で、携帯電話機能の発展を含めた燃料電池への期待を総じてこう述べた。

 歌野氏は「1、2年以内に外付けのクレードル・充電器型の燃料電池が商用化されるだろう」と展望を示し、将来的に端末内に燃料カプセルと反応セルを含める、完全内蔵型の実現を目指すという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000025-zdn_m-mobi
 
07/02/08 「国際水素・燃料電池展」に浄化器具新製品=日本インテグリス〔BW〕(時事通信)

 【Business Wire】日本インテグリス(東京都港区)は、東京ビッグサイトで開催中(9日ま)の「第3回国際水素・燃料電池展」で、メーカーの燃料電池性能改善に役立つ新製品「パラレルプレート」と「エアロネクス(Aeronex)水素H2」の浄化器具を出展している。「パラレルプレート」は、携帯型、固定型、移動型の燃料電池スタックに使用される圧縮成形バイポーラプレートを均一化する業界の要望に応えるもの。「エアロネクス水素H2」浄化器具は、一種のフィルターで、酸素、湿気、炭化水素などの分子汚染物質を1PPB未満に抑える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000133-jij-biz

07/02/08 
燃料電池車、“クルマ”としての性能は?(+D LifeStyle)

 8車種、約60台――これが現在、日本国内を走る燃料電池車の数だ。多くは、「水素・燃料電池実証プロジェクト」など研究事業の一環として官公庁や自動車関連企業が保有しているもので、一般のドライバーとは、まだまだ縁が薄い。

 しかし、将来的にガソリンの代替として期待される燃料電池車だけに、その性能や開発状況は気になるところだ。日常的に利用するクルマとして捉えたとき、燃料電池車はどれほどの性能を発揮できるのだろうか。東京ビッグサイトで開催中の「FCEXPO 2007」で本田技研工業に話を聞いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000075-zdn_lp-sci

07/02/08 水素燃料電池の軍事利用を検討=米政府(時事通信)

 米エネルギー省の燃料電池政策の責任者、ピート・デブリン氏は8日、都内で開かれた第3回国際水素・燃料電池展で講演し、米政府として水素を燃料とする燃料電池の本格的な軍事利用を検討していることを明らかにした。パソコンや携帯電話など戦闘地で必要となる電子機器向けに幅広く利用することを想定している。

 同氏は燃料電池の軍事利用のメリットについて、「(従来の発電機に比べて)重量当たりのキャパシティーが非常に大きく、1回の充電でより長時間の利用が可能となる」と説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000233-jij-int

07/02/08 
<廃炉費用>原発55基合計で2兆9千億円 新試算公表(毎日新聞)

 原子力発電所の解体やその後の放射性廃棄物の処分などにかかる「廃炉費用」について、電気事業連合会は8日、全国の運転中の原発55基の合計で2兆9000億円余りに達するとの新たな試算を公表した。従来は2兆6000億円弱としており、3000億円余増えた。廃炉費用は電力各社が社内で積み立てており電気料金の原価にも算入している。料金値上げには国の認可が必要だが、各社は積立額を増やすことになり、電気料金にも影響する見通しだ。

 経済産業省の総合資源エネルギー調査会の原子力発電投資環境整備小委員会で示した。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000127-mai-soci

07/02/09 省エネ法 戸建て住宅も規制対象 経産省方針 補完制度を検討(産経新聞)

 経済産業省は8日、エネルギーの効率的な利用を義務付けている省エネ法の規制対象に、一般の戸建て住宅を含める方針を固めた。まず、新築住宅の冷暖房機や給湯器などの省エネ基準を設定する。地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの排出抑制対策が家庭部門で最も遅れていることから、業務部門に集中されている省エネ規制対象を拡大することにした。ただ、コスト面で割高になることから、減税や補助金などの措置を併せて検討する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070209-00000002-san-bus_all

07/02/09 【FC EXPO 2007】燃料電池ゴジラ 現る!(RBB TODAY)

 東京ビッグサイトで、水素・燃料電池の国際見本市、FC EXPO 2007が2月7日から9日までの日程で開催された。ゼロエミッションエネルギーとして注目されている燃料電池の最前線テクノロジー展だ。

 ここでは、専門的な展示が多いなか、身近なおもちゃなどへの応用例とりあげてみた。まず、小さいながら会場で異彩を放っていたのは、燃料電池ゴジラだ。FC-R&D社のブースで、市販のラジコンゴジラのバッテリー部分を取り外し燃料電池ユニットを組み込んだものをデモしていた。必要な電力はすべて背中の燃料電池でまかなっているそうだ。右の写真の右上奥に見える銀色の小さい部品が水素タンクだ。

 これ以外にも多数のブースで、燃料電池を組み込んだ鉄道模型やロボット、ラジコンカーなどの展示があったが、燃料電池の小型化はかなり進んでいる。エンドマーケットでの商品化は、製造コストやインフラ(水素タンク)整備しだいといったところだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070209-00000034-rbb-sci

07/02/09 【FC EXPO 2007】燃料電池バイク! 航続距離160km(RBB TODAY)

 燃料電池の国際見本市 FC EXPO 2007で、英国INTELLIGENT ENERGY社が燃料電池バイク ENVを展示していた。かなり斬新なデザインで、市販、製品化については各社と検討中だそうだ。

 写真はタンクカバーをあけたところで、中に見える発電セルのユニットは、石油ストーブのタンクのような形状で、とりはずすことができる。とりはずしても発電できるので、他の装置に電源を供給することもできる。

 燃料電池バイクの最高スピードはおよそ80km/h。搭載した水素タンク1本での航続距離は160km。発進から最高速度までは12秒で加速する。重量は80kg。スプロケットがずいぶんと大きいのが特徴だ。乗り心地は、振動や音などがないので、バイクというよりスキーやヨットのようだという。製品化についてはいろいろな企業と協議しているところ。発売などは現時点では未定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070209-00000042-rbb-sci

07/02/10 
新型は周回走行OK 岐阜工のミニSL(中日新聞)

 【岐阜県】笠松町の岐阜工業高校の自動車部が伝統的に取り組み、地域の各種イベントで人気アトラクションとして親しまれているミニSLに、この春から新型モデルが加わる。これまでの「D51」モデルは直線線路しか走れなかったが、「弁慶号」と名付けられた新モデルはカーブ走行が可能の優れもの。9日、同校3年生による「生徒研究発表会」で、初めてお披露目された。

 「弁慶号」は自動車部のほか、機械科と設備システム科の共同研究で、動力も進化。「D51」はガソリン燃料による発電機でエアシリンダーを動かしていたが、「弁慶号」は燃料電池と蓄電池のクリーンエネルギーでモーターを回して走行する。出力が落ちて坂道走行は不可能なため、新年度以降もイベントによっては「D51」も運用する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070210-00000008-cnc-l21

■海外ニュース(1月ー4)
□□□
<定置用電源>
●ハイドロゲンが試験設備を完成(2006/12/13)

 ハイドロゲン社(HydroGen Corporation)は、2.5kW級りん酸型燃料電池(PAFC)の試験設備と2.5kW級燃料電池スタックの成功裏の操作を完了した。最近のコミッションで、加圧試験設備は、計画中の多メガワットシステムに加えて建造中の同社の本格的な400kW級実証試験プラントの操作条件と制御方法を再現した。ハイドロゲン社は2007年に、完全な商業実証プラントを提供することを目指している。
http://www.hydrogenllc.net/hydrov2/index.php?id=18,50,0,0,1,0

<ポータブル/バックアップ電源>
●米国DODは成功裏にスマートフュエルセルとデュポンの計画の検査を終了する(2006/12/06)

 米国国防総省(U.S. Department of Defense ;DOD)は野外兵士のための軽量で携帯用発電システムを導入するために、SFCスマートフュエルセル社(SFC SmartFuel Cell AG)とデュポンフュエルセルズ社(DuPont Fuel Cells)の計画の初期検査を成功裏に終了した。もし、二つの追加の陸軍の検査に成功すれば、それは米国陸軍によって少量の初期生産という特典に導くこともあり得る。SFC社とデュポンフュエルセルズ社のプロジェクトの終了は2008年である。
http://www.dupont.com/fuelcells/pdf/pressrel_12062006.pdf

<その他>
●パワーエアーとHプラスの結合した力(2006/12/15)

 パワーエアー社(Power Air Corporation)は、同社が供給する亜鉛空気燃料電池(zinc air fuel cell ;ZAFC)スタックを使って、韓国とアジア市場のバックアップ電源の開発、製造、商業化のためにHプラスエコ社(H-Plus Eco Ltd.)と同意書に署名した。韓国主導のジョイントベンチャー企業は、HプラスPAC社(H-Plus PAC)と呼ばれる。
http://www.integratir.com/newsrelease.asp?news=2130981305&ticker=PWAC&lang=EN

──────────────────────────────────────

■燃料電池ワールド
 □毎週日曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

 □解除:「まぐまぐ」と「melma!」から直接ご購読の方が解除される場合は、「まぐまぐ」か「melma!」から直接解除の手続きを行ってください。PEM−DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/  
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □連絡先: info@pem-dream.com
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1