燃料電池ワールド (2007/01/14 13:40)
水素チャンネル Home
水素チャンネル Home
□燃料電池ワールド
■□□□□□□□□□
■Vol.263 2007/01/14発行
◆燃料電池ＮＰＯ法人ＰＥＭ－ＤＲＥＡＭ
■燃料電池関連イベント
□□□
｡C EXPO 2007
○会期 ２月７日（水）～９日（金）１０：００～１７：００
○会場 東京ビッグサイト
○併催企画 専門技術セミナー／大学・国公立研究所による研究成果発表フォーラム／経済産業省主催特別企画
○主催 リードエグジビションジャパン株式会社
○共催 水素エネルギー協会／燃料電池開発情報センター
○詳細は、http://www.fcexpo.jp/jp/
■ＷＥＢ ＬＩＮＫ ＮＥＷＳ
□□□
07/01/10 川重、ＨＶ・フレックス燃料車など代替２輪車開発を本格化（日刊工業新聞）
川崎重工業は２輪車で先端の環境技術開発に乗り出す。２輪車事業を担当する汎用機カンパニーに設けた「研究部」に、約１０人の専任技術者を置き、２０１０年をめどにハイブリッド車（ＨＶ）や、エタノール燃料を混合して走行するフレックス車などの商品化を目指す。同社は従来、電子制御式燃料噴射装置（ＦＩ）などで環境対応を進めてきたが、ＦＩ搭載車の普及で、次世代技術に軸足を移すことにした。
２輪車メーカーでは、ヤマハ発動機が電気２輪車を商品化、先行している。燃料電池も開発し、商品化を目指している。最大手のホンダは燃料電池、ハイブリッドとも研究段階。電気自動車は一部納入した実績を持つ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070110-00000008-nkn-ind
07/01/10 日清紡、来年度からキャパシターとセパレーターを本格事業化（日刊工業新聞）
日清紡は９日、電気２重層キャパシターと燃料電池セパレーターを０７年度から本格事業化すると正式発表した。両製品の開発・製造を行う化学品事業本部を４月に設置した上で、千葉工場（千葉県旭市）にそれぞれの量産ラインを新設。その後も経営資源を継続投入してこれらエネルギー関連製品をブレーキ、エレクトロニクスなど同社の非繊維分野における新しい収益源に育成する。
約１０億円を投じてまずキャパシターの量産設備を構築。月間１万セルの現行生産能力を今秋に同３万セルに向上。来年には追加投資を行い同５万セルに引き上げる。一方、セパレーターは０８年度に実施する政府の大規模実証試験を踏まえて量産ラインを設計、同年度内の生産につなげる。美合工場（愛知県岡崎市）の試作ラインも千葉工場へ集約する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070110-00000022-nkn-ind
07/01/10
電源開発 石炭ガス化時のＣＯ２回収 北九州市で技術研究へ（西日本新聞）
電源開発（Ｊパワー）は、石炭から有用な水素などを取り出す石炭ガス化の過程で発生する二酸化炭素（ＣＯ２）を分離・回収する環境対応技術の研究開発を、２００７年度から北九州市若松区の若松研究所で行う。米国などでも構想はあるが、実証研究は同社が初めて。環境への負担の大きさがネックとされる石炭の高度利用につながる技術として注目される。
試験研究期間は０９年度までの３年間。事業費は国補助金を含め約８０億円。
石炭ガス化は、石炭を蒸し焼きにして水素や一酸化炭素などの可燃性ガスを取り出す技術。このガスを燃やしたり、水素を燃料電池に使ったりして行う石炭ガス化発電は、石炭をそのまま燃やす火力発電に比べて高効率なことから、欧米でも研究開発が進んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070110-00000019-nnp-l40
07/01/11 法的措置も辞さず＝電力ガスの競争強化で－欧州委（時事通信）
【ブリュッセル10日時事】欧州連合（EU）欧州委員会は10日、電力・ガス部門の競争強化に向けた最終報告を発表した。欧州委はその中で、同部門は非効率で料金が割高に設定されているため消費者や企業が打撃を被っているとし、EUの規則に違反していれば個別のケースについて法的措置も辞さない厳しい姿勢で臨む方針を示した。
欧州委は声明で、旧国営電力会社に代表される発電から送電、小売りまでを一貫して行っている「垂直統合」型のエネルギー企業が競争を著しく阻害していると指摘。エネルギー市場の自由化に向け、反トラスト（独占禁止）や合併、政府援助に関する規則を総動員して問題解決に当たるとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070111-00000022-jij-int
07/01/11
燃料電池車、ＧＭが日米欧で大規模実験へ（読売新聞）
米自動車最大手のゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は１１日、日本を含むアジアと北米、欧州で燃料電池車の大規模実証テストを近く開始する方針を明らかにした。
世界各地にそれぞれ数十台から１００台投入する方針で、自動車メーカーとしてかつてない規模の実証テストとなる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070111-00000105-yom-bus_all
■海外ニュース（１２月ー４）
□□□
＜ポータブル／バックアップ電源＞
●ジャドーは追加融資を受ける(2006/11/03)
ジャドー・パワーシステムズ社（Jadoo Power Systems Inc.）のソーコム・パワー・プログラム（SOCOM Power Program）は、米国軍２００７国防歳出法案の一部として追加融資の２４０万ドルを割り当てられる。
http://jadoopower.com/pdfs/pdfs/Press%20Releases/2006_11-03_Lungren2007BillRelease.pdf
＜マイクロ燃料電池＞
●サムソンはより小さい燃料電池電話充電器を開発する
サムソン綜合技術院（Samsung Advanced Institute of Technology ;SAIT）とサムソンＳＤＩ社（Samsung SDI）は、今日まで最も小さくて最も効率的な燃料電池による携帯電話充電器を開発したと主張した。同社は、２Ｗ級メタノール燃料電池がモバイル充電器にとって世界で最も高いレベルの出力を持っているが、容積と重量を削減したシステムである、と述べた。
＜燃料／改質器／貯蔵＞
●パワー＋エナジー社は水素技術デモンストレーションのためにＤｏＤ契約を受けた(2006/11/09)
パワー＋エナジー社（Power+Energy, Inc. ;P+E）は、ディーゼル、ガソリン、エタノールなどの液体燃料を超高純度水素へ変換するために、特許を取得した膜の接合を基礎とする燃料加工技術を実証する契約を国防総省（ＤｏＤ）海軍研究所（Officeof Naval Research ;ONR）と締結した。契約下で、Ｐ＋Ｅ社は、１００ｋＷ入力のマイクロチャネル膜反応器を配送して、エタノールの化学エネルギーの超高純度水素への効果的な変換を実証する。
http://www.eworldwire.com/pressrelease/15903
●ナノロジックス社の科学者たちはバイオ水素生産で偉大な進歩を遂げる
ナノロジックス社（NanoLogix）の微生物学者たちは、さまざまな栄養物を水素ガスに変換する独占的なＮＮＬＸ微生物学的方法の使用に成功した。さまざまなバクテリアが嫌気性条件下で成長することができる時、彼らは砂糖を新陳代謝して、１：１の比率で二酸化炭素と水素に変換する。次に、二酸化炭素はガス混合物を通すことによって取り除かれ、残りはすべて水素である。
http://nanologix.net/news_details.php?id=23
＜燃料電池コンポーネント＞
●ゲンセル社はバイポーラプレートでＤＯＥ契約を獲得する
ゲンセル社（GenCell Corporation）は、自動車用陽子交換膜型（ＰＥＭ、日本では固体高分子型）燃料電池のためのプレス加工バイポーラプレートを進歩させるために米国エネルギー省（Department of Energy ;DOE）から１２５万ドルの研究開発契約を獲得した。ゲンセル社は、「窒化バイポーラプレート」プログラムを実行するためにオークリッジ国立研究所（Oak Ridge National Lab ;ORNL）、ロスアラモス国立研究所（Los Alamos National Lab）、再生可能エネルギー研究所（NationalRenewable Energy Lab ;NREL）、アリゾナ州立大学（Arizona State University）、ＡＴＩアルゲニー・ラドラム社（ATI Allegheny Ludlum）とチームを組む。
http://www.gencellcorp.com/
＜その他＞
●ＵＳＦＣＣは燃料電池製品のリストを発表する (2006/11/13)
米国燃料電池協議会（US Fuel Cell Council ;USFCC）は、購入可能な燃料電池製品の初めての総合リストを発表した。マイクロ、携帯、定置用、移動用製品のための４０以上の燃料電池製品リストは、米国、カナダ、ヨーロッパに本社を置く製造業者の製品が特徴である。
http://www.usfcc.com/Nov13-EM-AvailableProductsPressRelease-06-206.pdf
──────────────────────────────────────
■燃料電池ワールド
□毎週日曜日発行
□編集・発行：燃料電池ＮＰＯ法人ＰＥＭ－ＤＲＥＡＭ
□解除：「まぐまぐ」と「melma！」から直接ご購読の方が解除される場合は、「まぐまぐ」か「melma！」から直接解除の手続きを行ってください。ＰＥＭ－ＤＲＥＡＭでの代行はできません。
まぐまぐ http://www.kaijo.com/
melma！ http://melma.com/contents/taikai/
□連絡先： info@pem-dream.com
□マガジンID:0000065319（まぐまぐ） m00039824（melma!）
**H2**