燃料電池ワールド (2006/09/18 01:13)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.248 2006/09/17発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■WEB LINK NEWS
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06/09/11 ドコモ、燃料電池開発会社と業務・資本提携(impress Watch)

 NTTドコモは、携帯機器用の燃料電池を開発するアクアフェアリーの第三者割当増資を引き受け、アクアフェアリーと業務・資本提携を締結したと発表した。

 アクアフェアリーは、水素型燃料電池技術を基礎としたFOMA向けのマイクロ燃料電池充電器をドコモと共同開発している。今回の業務・資本提携により、ドコモはアクアフェアリーの株式の約36.5%を今後取得する予定で、燃料電池開発の強化を図っていくとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060911-00000025-imp-sci

06/09/11 燃料電池式運搬車を共同開発へ=生鮮市場に売り込み―東ガスなど(時事通信)

 東京ガス 、高圧ガス容器製造のJFEコンテイナー 、運搬車製造の関東農機(栃木県小山市)の3社は11日、燃料電池を搭載した構内運搬車を共同開発すると発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060911-00000143-jij-bus_all

06/09/13 省エネ政策が世界のエネルギーの将来を脅かす可能性を警告=サウジ石油鉱物資源相(ロイター)

 [ウィーン 12日 ロイター] サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は12日、石油輸出国機構(OPEC)のセミナーで、省エネルギー政策のなかには、世界のエネルギーの将来に打撃を与えかねない経済的インパクトを持つものもあるかもしれない、と指摘した。

 ヌアイミ氏は「世界は、持続的なエネルギー効率の向上を必要としているが、人為的に需要を抑制し、市場シグナルと関係ない需要の不確実性を生むような一部政府の政策は、世界のエネルギーの将来に危機を与えかねない経済的悪影響を持つだろう」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000156-reu-bus_all

06/09/13 独BMW、来年4月に水素自動車を市場投入(読売新聞)

 【ウィーン=中村宏之】独自動車大手BMWは12日、水素を燃料とする水素自動車を2007年4月から市場に投入すると発表した。水素自動車は大型の「7シリーズ」に採用し、当面はリースで提供する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000105-yom-bus_all

06/09/13 <燃料電池開発>経産省 米ロスアラモス研究所と提携(毎日新聞)

 経済産業省は13日、米国のロスアラモス国立研究所と燃料電池の開発で提携したと発表した。二階俊博経産相と来日中のテリー・ウォレス同研究所副所長が合意した。燃料電池は水素と酸素から発電し二酸化炭素を出さない。産総研は材料研究、ロスアラモス研はシミュレーション技術と互いの強みを持ち寄り開発を進める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000102-mai-bus_all

06/09/14 カネカ、自動車関連事業を強化−2011年度売上高400億円へ(日刊工業新聞)

 カネカは高機能性部材を中心に自動車関連事業を強化する。研究開発本部に「自動車部材開発室」(名古屋市中村区)を新設し、各事業が持つコア技術を同室が自動車向けに応用する。

 対象は主にハイブリッド車や燃料電池自動車、電気自動車。2011年度を目標に自動車関連事業の売上高で05年度比2倍となる400億円を目指す。自動車部材開発室は技術系を中心とした5人のスタッフでスタートし、その後は年間数十億円規模の研究開発費を投入する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000025-nkn-ind

06/09/14 CO2地中貯留 削減の切り札だが、環境への影響は不透明(毎日新聞)

 温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を海底などの地中に封じ込める−−。環境省は温暖化対策の一環として、この貯留技術(CCS)導入に向けた検討を始めた。CO2を大幅に削減する切り札と期待される一方、海中に漏れ出すことによる環境悪化を懸念する声があるほか、省エネという地道な努力を後退させる恐れも指摘されている。

 13日、環境省で開かれた中央環境審議会地球環境部会。同省側がCO2貯留について説明すると、委員から発言が続いた。膨大な量のCO2を封じ込めることができるとも説明されると、ある委員からは「どうとらえていいかなあ」と困惑の声も漏れた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000005-maip-soci

06/09/15 米GM、燃料電池自動車の市場参入目指す(ロイター)

 [デトロイト 14日 ロイター] 米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>のボブ・ルッツ副会長は14日、燃料電池自動車の本格生産に向けて投資を進める体制が整った、との認識を示した。副会長はロイターとのインタビューで、2015年までに燃料電池自動車を生産に持ち込めるとした上で「個人的には2015年よりかなり前に準備が整うと期待している」と語った。

 GMは14日、2005年北米国際自動車ショーで発表した燃料電池車のコンセプトモデル「シークウェル」について、実際に運転可能なモデルが完成したと発表。ルッツ副会長は、工場閉鎖や人員削減に努めた結果、先端技術に新規投資する準備が整った、と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000521-reu-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000005-maip-soci

■海外ニュース(9月ー1)
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<輸送>
●ボーイングの水素飛行機が離陸の準備ができる(2006/08/27)

 ボーイング社(Boeing)は、燃料電池と電気モーターを動力源とする小型飛行機の開発のためにインテリジェントエナジー社(Intelligent Energy)と共同作業をしている。ダイヤモンド社のディモーナ(Diamond Dimona)をベースにした2シートの飛行機は、時速70マイル(mph)で飛ぶ。開発者たちは、飛行機が次の12カ月で処女飛行をすることを希望している。
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2087-2330386,00.html
※ダイヤモンド社のディモーナ(Diamond Dimona) ダイヤモンドエアクラフト社の2シートのモーターグライダー「ディモーナ」

<定置用電源>
●玉ねぎ農場が2台の燃料電池を購入(2006/08/26)

 新鮮なカット玉ねぎの大手通年栽培者で製造加工業者のジル・オニオンズ社(Gills Onions)は、2台のフュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy)のダイレクトフュエルセル300MA(Direct FuelCellィ 300 MA ;DFCィ)発電プラントを購入した。電気を作るために廃棄物である玉ねぎの皮からバイオガスを作って会社のエネルギーコストを削減し、同時に廃棄物の処理費用を下げるためである。
http://www.fce.com/

<ポータブル/バックアップ電源>
●APCへ500ユニットを配送するハイドロジェニックス (2006/08/10)

 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)はアメリカン・パワー・コンバージョン社(American Power Conversion ;APC)と、APC社のNCPIソリューション、特にインフラストラクチャ・アーキテクチャー(InfraStruXureィarchitecture)と統合するために、500台の12kW級燃料電池モジュール「HyPMィ XR」の製造供給契約書(manufacturing and supply agreement)を結んだ。今日、この燃料電池製品は、高品質を求める、例えば、ビジネスに不可欠なデータセンターの3相交流「連続運転異常(extended run)」バックアップ電源や、空調とそれらの製品の電力需要の両方を満たすというような顧客を対象としたAPC社のインフラストラクチャ(InfraStruXure)システムのオプションとして利用できる。
http://www.hydrogenics.com/ir_newsdetail.asp?RELEASEID=207097
※NCPI(Network-critical Physical Infrastructure) 高可用ネットワークに必須の物理インフラ

<燃料/改質器/貯蔵>
●ノルウェーに最初の水素ステーションが開設(2006/08/23)

 自動車のためのノルウェーで最初の水素充てんステーションが、首都オスロと西部ノルウェーのスタバンゲル(Stavanger)間に「水素ハイウェイ(Hydrogen Highway)」を創設する「ハイノル(HyNor)」と呼ばれる共同事業の一部として、南ノルウェーに開設した。2009年にハイノル・プロジェクトは、水素セルを動力とする自動車が普通に走れるように580km(360マイル)のルートに沿って十分な燃料ステーションを計画している。
http://biz.yahoo.com/ap/060823/norway_hydrogren_highway.html?.v=1
※HyNor ノルウェーの代替燃料としての水素事業推進のための国家プロジェクト。この開所式にはマツダの水素自動車RX−8ハイドロジェンREがデモ走行を行った。

<報告書/市場調査>
●バッテリーと燃料電池の化学製品と素材(2006/07)

 リサーチ・アンド・マーケッツ社(Research and Markets)は「バッテリーと燃料電池の化学製品と素材ーー世界的戦略ビジネス報告」を発表した。
http://www.researchandmarkets.com/product/567047/battery_fuel_cell_chemicals_and_materials

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■燃料電池ワールド
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 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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