□燃料電池ワールド
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■Vol.237 2006/06/11発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■燃料電池関連イベント
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☆(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
「DME燃料利用技術及び新規天然ガス転換技術の研究開発」成果報告会
◇日 時 7月4日(火) 開場12時30分
◇場 所 西新宿ホール(東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿公園3号館1F)
◇定 員 180名
◇参加費 無料
◇プログラム:
13:00〜 「開会の辞及び全体概要説明」
A.DME関連技術
13:10〜 「燃料電池自動車用DME低温水蒸気改質システムの開発」
大阪ガス(株)・三菱重工業?・日揮(株)・三菱瓦斯化学(株)・?ルネッサンス・エナジー・リサーチ
13:55〜 「DMEからのプロピレン製造プロセスの開発」
日揮?
14:35〜 「DMEの石油化学原料化技術の開発」
出光興産?・日揮ユニバーサル?
15:15〜 「ジメチルエーテル等からのオレフィン合成における触媒の選択性制御」
富山大学 椿 範立
15:35〜 「ジメチルエーテルを媒体とする水素製造触媒および水素利用触媒に関する研究」
静岡大学 武石 薫
B.新規天然ガス転換技術
16:05〜 「LPガス直接合成法」
日本ガス合成?・北九州市立大
16:45〜 「RIPIのOCM触媒に対するプロセス開発技術協力(フェーズ2)」
イランRIPI、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
17:05〜 「酸化鉄の還元・酸化を応用したメタンからの新規純水素製造法」
九州大学大学院 竹中 壮
17:25〜 「閉会の辞」
◇参加申し込み 6月23日(金)までに出欠届
(http://trc.jogmec.go.jp/japanese/topics01_20060526.html)に記入し、Eメールで(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 真家宛(e-mail:
maie-takako@jogmec.go.jp 、FAX:043-276-4063)に送信してください。
☆「携帯電話用マイクロ燃料電池の開発動向と課題
−最新試作事例と導入にあたっての商品性・安全性−」
◇講 師:
(株)NTTドコモ 研究開発本部移動機開発部移動機技術推進担当課長
NEDO「携帯情報機器用燃料電池技術開発」研究評価委員会委員
工学博士 竹野和彦氏
◇日 時:7月7日(金)午後3時〜午後5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2−2−23)
◇受講料:29,800円(昼食代・消費税込)
◇主 催:株式会社新社会システム総合研究所
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_06174.html
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03−5532−8850
申込受付FAX 03−5532−8851
E-mail:info@ssk21.co.jp
または、上記HPから申し込みができます。
■WEB LINK NEWS
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06/06/05 岩谷産業 燃料電池搭載の電源車 環境配慮の純水素型開発へ(フジサンケイ ビジネスアイ)
岩谷産業は、環境に配慮した純水素型燃料電池を搭載した移動電源車の開発に着手した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が燃料電池の新利用形態の拡大を目指す新プロジェクトの助成事業として、3年後をめどに開発する。
純水素型燃料電池は起動時間が短く、排出ガスもないなど、クリーンで環境に優しい。そのうえ、騒音や振動も少なく、単独運転が可能な分散型電源の切り札と期待されている。
また、この電池を搭載する移動式電源車は、災害時の非常用電源や工事用、さらにはイベントの際に用いる電源など幅広い用途を見込んでいる。
今回の研究では、国内で初めてとなる10キロワット型の純水素型燃料電池、FRP(繊維強化プラスチック)製容器など小型・軽量水素供給システムをまず開発し、安全性や実用化に向けた課題の検証を行う。そのうえで、さまざまな分野で利用できる電源車としてシステム化を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060605-00000009-fsi-ind
06/06/07 九大水素事故 施設外にも有害物質 調査委中間報告 飛散し車体など腐食(西日本新聞)
2005年12月の九州大・伊都キャンパス(福岡市など)内の実証実験施設「水素ステーション」パイプ破裂事故で、同大は6日、有害物質が施設外に飛び散り、周辺に駐車中だった車両のガラスなどが一部腐食していたことを明らかにした。人体にかかれば、やけどなどのけがにつながる可能性があったという。
施設は水を電気分解して高圧の水素をつくる。同大によると、水素発生装置にはチタンやフッ素などの素材を使用していた。同装置内で異常な化学反応が起き、圧力や温度が急上昇したため、有害なフッ化水素酸や硫化水素などが発生、破裂したとみられる。化学反応の原因は不明。フッ化水素酸は施設外に飛散し、約10メートル先の車両5台のフロントガラスやボンネットなどに幅1―2ミリのくぼみができた。
同大は年内の原因特定を目指す一方、実験再開のめどは立っていないとした。同大工学研究院教授らでつくる内部調査委員会の杉村丈一委員長は「このシステムの発想そのものに問題がないか検討を進めたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000012-nnp-kyu
06/06/07 三菱商事、米バテル研と合弁=知的財産の事業化を支援(時事通信)
三菱商事は7日、世界最大級の独立系研究所、米バテル記念研究所(オハイオ州)と、バテルの知的財産の事業化を支援する合弁会社「バテルジャパン」(東京)を設立したと発表した。研究者が常駐し燃料電池や電子・医療機器材料などに関する日本企業の事業化を支援、バテルが保有する知財の一段の活用促進を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000128-jij-biz
06/06/08 ヤマハ発、世界初の燃料電池2輪車公開―直接メタノール電池搭載(日刊工業新聞)
究極のエコ2輪車発進―。ヤマハ発動機は7日、静岡県伊豆市で世界初の燃料電池2輪車「FC―Me」を報道陣らに公開した。改質器を使わない直接メタノール燃料電池「ヤマハDMFC」の搭載車だ。
試乗すると、聞こえるのはモーターの回転音のみでガソリン車よりはるかに静か。最高速度は原付き並の時速40キロメートルだが、加速性能はむしろいいくらいだ。出力は0・6キロワット。3・2リットルタンク満タンで約100キロメートルの走行が可能。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060608-00000009-nkn-ind
06/06/08 燃料電池:関心持つ60社が研究会 四日市で設立記念セミナー /三重(毎日新聞)
四日市市安島のじばさん三重で7日、「県燃料電池関連技術研究会」の設立記念セミナーが開かれ、北勢地方の製造業を中心に約60社の約75人が参加した。
県と四日市市、鈴鹿市、四日市、鈴鹿、桑名、亀山の各商工会議所が主催した。同研究会は、燃料電池の研究開発に関心を持つ企業のネットワークを確立する目的で設立された。今後、会員企業を募集し、技術テーマごとに6部会に分かれて専門的な研究を行う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060608-00000008-mailo-l24
06/06/09 次世代の深海探査機開発へ 文科省 巡航型とロボット型(フジサンケイ
ビジネスアイ)
地球温暖化の解明や大地震の早期警報、資源開発を目指し、次世代の無人深海巡航探査機と深海作業ロボットを開発することが、8日開かれた文部科学省の作業部会で決まった。日本の深海探査技術は世界をリードしてきたが、中国や韓国などの追い上げを受けており、安全保障に貢献する「国家基幹技術」のひとつに位置付けた。
海洋研究開発機構が5年間で39億円をかけ、推進機やセンサー類などの技術開発を行った後、2011年度にも各1号機を製造する。政府の総合科学技術会議での評価を経て、07年度概算要求に盛り込む。製造費を含む総事業費は150億円の見込み。
次世代の深海巡航探査機は、現在の「うらしま」の後継機。うらしまは燃料電池を搭載し、遠隔操縦なしでコンピュータープログラムに従って連続巡航でき、昨年2月、317キロの世界記録を達成した。
後継機は燃料電池の効率を上げ、日本の排他的経済水域(EEZ)をカバーできる3000キロの連続航行能力を目指す。最大潜航深度も約2倍の6000メートルに高める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060609-00000019-fsi-ind
06/06/10 次世代ハイブリッド車道開け 新炭素材使い高性能蓄電器 福岡科技財団など試作(西日本新聞)
福岡県産業・科学技術振興財団(福岡市)は9日、地場自動車部品メーカーなどによる産学官連携チームが、新炭素材を使った高性能キャパシタ(蓄電器)と、小型発電器を搭載した次世代型ハイブリッドカーの試作車を製作したことを明らかにした。試作車はガソリン1リットル当たり40―50キロの走行が可能。関係者は今後、高性能キャパシタの量産化を進め「九州発の次世代ハイブリッド車の実用化を目指す」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000012-nnp-kyu
■海外ニュース(5月ー4)
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<定置用電源>
●フュエルセル・エナジーは1MWのシステムをカリフォルニア州立大学に販売する(2006/04/20)
フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc. )とパートナーのアライアンスパワー社(Alliance Power Inc.)は、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校(California State University, Northridge ;CSUN)に、素晴らしいエネルギーの自立と資本の成長、コスト管理とグリーン電力の使用の増加という大学の目標を助ける熱電併給設備のために1MW級燃料電池発電プラントを販売した。ダイレクト・フュエルセル(Direct FuelCellィ ;DFCィ)発電プラントは、大学の施設のための基礎電力と温水のための余熱を作る。大学はまた、隣接した温室と植物園で植物の生長と収穫を10〜40%増やす光合成の増大のために、熱交換器からの排気経路を計画している。
http://www.fce.com/#
<ポータブル/バックアップ電源>
●スマート・フュエルセルは資本を調達する(2006/04/18)
SFCスマート・フュエルセル社(SFC Smart Fuel Cell AG)は、いくつかの有名なヨーロッパ機関投資家から1500万ユーロの自己資本を成功裏に調達した。
http://www.smartfuelcell.de/index.php?id=146&L=1&tx_ttnews%5Btt_news%5D=96&tx_ttnews%5BbackPid%5D=1&cHash=a03888bd31
<燃料/改質器/貯蔵>
●クエストエアーはハイドロケムと特許契約を結ぶ(2006/04/03)
クエストエアー・テクノロジーズ社(QuestAir Technologies Inc.)は、ハイドロケム社(Hydro-Chem)が世界中の顧客に販売する産業用水素プラントで使うためのクエストエアー社のH−3100圧力スイング吸着法システムを製造するために、ハイドロケム社と特許契約を結んだ。クエストエアー社は、独自の回転弁と工程設計の提供で特許料を受け取る。契約の初めの期間は5年間である。
http://www.questairinc.com/investor_relations/press_releases/archived_releases/2006/04-03.htm
<燃料電池コンポーネント>
●フュエルコンが製造ラインを延長する(2006/04/10)
フュエルコン社(FuelCon)は、診断ツールの新しい製品ラインを紹介した。トゥルーデータ(TrueData)製品ラインは、燃料電池、バッテリー、スーパーキャパシタ、または一般的な電気化学研究の分野で検査官を助けるためのさまざまな分析機器とアクセサリーを持っている。
http://www.fuelcon.com/en/news/index.html
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□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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