燃料電池ワールド (2005/10/06 14:02)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.208 2005/10/05発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■燃料電池関連イベント
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☆第25回『INCHEM TOKYO 2005』
特別企画『燃料電池・水素製造』
◇会期 11月15日(火)〜18日(金) 10:00〜17:00
     (最終日は16:30終了)
◇会場 東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)東1〜3ホール
◇主催 社団法人化学工学会、社団法人日本能率協会
◇入場登録料 ¥1,000−(税込)

       ただし招待状持参者、Webからの事前登録者・学生は無料
◇内容
1.展示会 集中展示コーナー(24社)/各展出展者の部品・材料・関連製品展示(35ミ)
       製品・技術セミナー

 展示会無料事前登録/詳細情報は ⇒ http://www.jma.or.jp/INCHEM/2.技術シンポジウム  特別企画セッション『燃料電池の現状と課題』
           11/17(木)14:10〜17:00
3.協賛行事 燃料電池講演会『水素エネルギー社会の実現に向けて』
       11/15(火)、化学工学会主催
◇問い合わせ INCHEM TOKYO 2005事務局
   社団法人日本能率協会産業振興本部内

    TEL 03-3434-1391、Email inchem@convention.jma.or.jp

■ブログ的
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 9月の燃料電池市民講座で燃料電池の実験をする準備をしていたときに聞いたことである。ある大学の工学部でのことだが、来年の授業から、1、2年生の実験の授業を止めることが提案されたという。人件費の削減で実験授業をサポートする人を雇えなくなることが主因と聞いたが、底流には実験をしなくてもよいとする風潮が教授たちの中にもあるらしい。面倒なのか?

 高校の時から理科の授業が嫌いだった私には、科学の勉強に実験は付き物という固定観念があり、大学にまで行って理系の勉強をするからにはさぞかし立派な実験施設があるのだろうと思っていたので、にわかに信じることができなかった。燃料電池に巡り会って、高校の時にもっと勉強しておけば良かったと思うこともあり、それをバネにして今少しずつ勉強することになっているのだが、本で読むだけではリアリティが得られない。イベント会場に行っても静止した物が置いてあることになるので、写真を見るよりはましだが実験には及ばない。

 PEM−DREAMのイベントで燃料電池を展示していたときに、見に来てくれた大学生が大学院に行って燃料電池に取り組んだ。だが、大学院の授業では燃料電池の理論的な勉強をしているので、燃料電池を試作したりすることはないという話を聞いた。4年くらい前のことだが、先端の専門的な研究ではそうなのかな、と意外な感じを受けた。

 PEM−DREAMでは、専門的であっても先端の研究などは想定外なので、基礎的なことを理解するために実験は欠かせない。だが、何もない所から実験をすることはとても難しいことだった。いろいろな方の協力を得てノウハウが少しはできたと思っているが、まだまだ欲深い心持ちを持っている。

 実験のリアリティは、頭がスッとなるように理解が進むことだ。特に失敗したことは忘れないし、より多くの情報が得られる。かつてデザインの実技を教えていたことがあるが、その時は生徒に「失敗してくれると君が何が分かっていないかが分かるので、ちゃんと教えられる。うまくやろうとごまかすことはない」と話した。実技なので理論の勉強とは方法が違うが、実験と通じる所があると思う。

 ある企業の方から、このようなコメントをいただいた。
「日本のものづくり企業はグローバル競争のなか、どこも厳しい経営環境に直面しています。特に昨今話題になっているソニーの苦境などはそれを象徴するものかと思います。このようなビジネス環境の中で、ものづくりに携わっている者にとっては日々効率の追求を迫られ、昔のような気持ちのゆとりがどんどんなくなってきます。ここで最初に犠牲にされるのが、次世代を担う人々への教育(=失敗を経験して本当のことを体で知る)ではないかと思っています。おそらく多くの中年以上で企業に勤める技術者は、短期的な効率が期待され幅広い経験をしていない若手が将来の「ものづくり企業」を背負って日本を先進国として維持していけるのか不安に思っていると思います」。

 大学も企業もそれぞれの立場で頑張っているが、市民活動を進めるPEM−DREAMの夢は「燃料電池の実験室」を持つことだ。立ち寄ってくれればそこには燃料電池が置いてあり、手で触れて、簡単な実験をして理解を深めることができる場所。今集めている燃料電池の資料もそこでは公開して、専門的な勉強をする人にも役立たせたい。時間がかかることなので、それまで中身を濃くすることを進めていこうと思っている。
(もの忘れ)

■WEB LINK NEWS
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05/09/29 新型ハイブリッド、燃料電池バイク モーターショー向け展示車発表(産経新聞)

 新型ハイブリッドカーや、燃料電池バイク−。千葉・幕張メッセで十月二十一日開幕の東京モーターショーに向け、自動車メーカー、二輪車メーカー各社によるコンセプトモデルの発表が二十八日から始まった。この日、出展内容を公表したのは三菱自動車、富士重工業、ヤマハ発動機と、米フォードモーターの四社。二輪車ではヤマハ発動機が、メタノールを燃料とする小型燃料電池を搭載した小型バイクの試作車や、モーターとエンジンを搭載したハイブリッドスクーターや小型電動スクーターを一斉に公開、低公害二輪車による環境対策への取り組みをアピールする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000014-san-bus_all

05/09/29 Jパワー、水素FC用膜・電極接合体と試験・評価セルを製品化(日刊工業新聞)

 Jパワーは燃料電池(FC)を構成する中核部品となる膜・電極接合体(MEA)と試験・評価装置(セル)の販売に乗り出す。成長性の高い研究開発領域として素材メーカーなどのFC参入が相次ぐ中で、研究者向けに先端技術でMEAを試作する外注先が限られていることに着目。再現性に優れた試験・評価セルについても競合する有力商品が少ないことから市販に踏み切る。

 Jパワーが製品化したのは、水素を燃料に使う固体高分子形燃料電池(PEFC)用のMEAと試験・評価セル。当面はテスト販売とし、市場からの反応を見極めながら事業化を探る。販売は取引関係がありFC部材の販売を手がけるミクロ(千葉県柏市)と組む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000023-nkn-ind

05/09/29 【中国】「地球に優しいエネルギー」で発電量15%へ(サーチナ・中国情報局)

 国家発展・改革委員会(国家発改委)の張国寶・副主任は、「再生可能エネルギーを利用した発電を毎年25%を超えるペースで増やしていき、エネルギー供給全体に対する比重を高めていく」と述べた。27日付で香港・経済通などが伝えた。再生可能エネルギーとは、太陽、風力、水力、地熱などによるエネルギーを指す。ただし、再生可能エネルギーに関する研究開発費の対GDP比が、日本や欧米の数十分の1という低水準にとどまっていることや、06年1月施行の「再生可能エネルギー法」でも細則に不備があることを指摘する専門家もいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000008-scn-int

05/09/29 韓国LG:ノート機用の燃料電池、年内に発売へ(WIRED)

 韓国のLG化学社は28日(現地時間)、ノートパソコン用の燃料電池を年内に発売すると http://www.lgchem.com/press/releases/releases_view.jsp?idx=131 発表した。メタノールを燃料として1回の充てんで10時間以上動かせるタイプを、製品化できるめどが立ったという。業界の規格の話し合いも順調に進むことが条件だが、ノート機用の実用化が近づいてきた。

 本体は体積が1000ccで、重量は1キロ未満。これにメタノールの入った燃料カートリッジ(200cc)を取り付けたり、はずしたりして使用する。出力は25ワットで業界最大という。25ワットの電力を要するノートパソコンを、カートリッジ1本で10時間以上動かせる。将来的には出力50ワットの実現を目指す。電池の寿命も4000時間以上に延長し、ライバルの8倍以上になったと強調している。予想価格は発表していないが、韓国からの報道によると、50万ウォン(約5万円)程度を考えている模様だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050929-00000002-wir-sci

05/09/30 「株式」荏原(6361)−個別銘柄ショート・コメント(フィスコ)

 3日続伸。460円レベルの抵抗線突破で3/10高値525円を意識。カナダのバラード社から燃料電池部品の製造開発権を取得したと報じられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000017-fis-biz

05/10/01 実験開始 はや活気 九大・伊都キャンパス1日一部開校(西日本新聞)

 九州大の伊都キャンパス(福岡市西区など)が一日、一部開校する。同市内に分散した二つの拠点キャンパスを二〇一九年度までに移転する計画で、吹き抜けを多用し開放感を重視した研究教育棟では、すでに実験を始めた研究室もあった。この日は、三日の講義開始を前に学生向けのキャンパス説明会も開かれ、学内には早くも活気が満ちあふれていた。

 舗装したての道路脇にガソリンスタンドのような場所があった。九大が掲げる「水素キャンパス」構想の拠点の一つ、燃料電池自動車に水素燃料を補給するステーションだ。窓が一つもない建物には高さ十メートル、重さ四十トンの超高圧電子顕微鏡が収められていた。これも九大が重視するナノテクノロジー(超微細技術)の材料開発に欠かせない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000019-nnp-kyu

05/10/01 【リリース・電気機器】オリンパス、次世代の水素エネルギー技術研究を英社に委託(日刊工業新聞)

 オリンパス株式会社(社長:菊川 剛/以下、オリンパス)は、欧州最大の科学技術研究機関である英国QinetiQ Limited(キネティック社)に、水素燃料電池に使用する次世代の水素エネルギー技術に関する研究を委託します。本技術により、将来のユビキタス環境で必須となる民生携帯機器用の小型、高出力、長時間駆動を可能にする水素燃料電池の実用化を目指します。

 まず、本研究委託によりキネティック社が、水素含有率が20%と高く、エネルギー効率の良いアンモニアボラン(固形材料)を使った小型水素発生器の試作機を2008年に完成させる計画です。その後、オリンパスは同社未来創造研究所が目指すセンサネットワークシステムやユビキタスシステムをはじめ、その他様々な民生携帯機器への適用に向けた水素燃料電池の研究を行ってまいります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000213-nkn-ind

05/10/02 釜石の風力発電、落雷で半年以上停止…ようやく再開へ(読売新聞)

 国内最大の風力発電施設として昨年12月にスタートした岩手県の釜石広域ウインドファーム(定格出力4万2900キロ・ワット)が3か月運転しただけで停止状態になり、ようやく今月中にも運転再開できるめどが立った。

 環境に優しく、観光施設にもなる風力発電施設は全国で建設が進んでおり、新エネルギー・産業技術総合開発機構のまとめでは、3月末現在で924基総定格出力92万6575キロ・ワットに上る。しかし、落雷で壊れる被害も相次いでいる。高い避雷針を立てる方法もあるが、コストが高く、奥山寛・同社発電所長は「背の高い施設だけにすべての雷を避けるのは無理。落ちても耐えられるように改良していくしかない」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051002-00000303-yom-soci

05/10/03 情報・通信・映像の総合展示会「CEATEC JAPAN 2005」が開幕(RBB TODAY)

 情報・通信・映像の総合展示会「CEATEC JAPAN 2005」が4日、千葉・幕張メッセで開幕した。会期は4日〜8日まで。全来場者登録入場制で、事前登録者は入場無料。当日登録の入場料は一般が1,000円、学生が500円となる。見どころは、プラズマや液晶、リアプロ、SEDといった大型テレビをはじめ、ブルーレイやHD DVDレコーダー、次世代携帯端末、燃料電池など、多数。なお、各ブースのレポートは別途掲載する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000012-rbb-sci

05/10/05 KDDI、燃料電池内蔵ケータイを展示(ITmediaモバイル)

 KDDIは10月4日に開幕したCEATEC JAPAN 2005の展示ブースで、燃料電池を内蔵した携帯電話2機種を展示している。日立製作所製と東芝製で、いずれもメタノールを燃料につかうDMFC方式。内蔵の燃料電池で実際に端末が駆動し、燃料の充填もデモンストレーションしてみせた。

 日立製作所のプロトタイプ。液晶背面にパッシブタイプの燃料電池を組み込んでおり、内蔵できる3ccの燃料で10時間程度の待受が可能だという。燃料は濃度60%以下のメタノール水溶液。最大300ミリワットの出力を持つ。プロトタイプは最新機種「W32H」をベースとしたもので、重さは150グラム。W32Hよりも25グラムほど重くなっている。また燃料電池の厚みは5ミリ程度だという。ペンタイプの燃料カートリッジは初公開されたもの。これまで東海と圧縮空気によるカートリッジを使ってきたが、より小型機器向けに新開発した。6ccの容量を持ち、繊維状のペン先を端末内に差し込んで燃料を充填する。

 東芝製のプロトタイプ。「A5509T」をベースとしたもので、厚みは40ミリ、重さは160グラムとなっている。バッテリー側にパッシブタイプの燃料電池を組み込んだ。7ccの燃料を内蔵でき、リチウムイオン電池の2.5倍にあたる時間の駆動が可能だという。燃料は99.5%のメタノール。出力は300ミリワットとなっている。

 両機種とも、燃料電池のほかにリチウムイオン電池を内蔵している。これは現在の300ミリワットの出力では携帯電話が必要とするピークの出力をまかなえないため。東芝は1ワットの出力を目指しているが、「電波状態がよいところで静止した通話で1ワット程度。1ワットの出力ではピークには足りない」(東芝)ことから、リチウムイオンなどのバッファとなる電池を必要とする。こうした用途にはキャパシタも利用できるが、コメントはもらえなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000029-zdn_m-sci

05/10/05 HDDビデオカメラ「gigashot V10」にネットワーク対応の次世代機(ITmediaライフスタイル)

 東芝ブースの展示は、液晶テレビ「face」シリーズやDVDレコーダー「RDシリーズ」のほか、HD DVDレコーダー/プレーヤー、SEDと内容豊富。先日発表されたHDDビデオカメラ「gigashot V10」の次世代機も展示されている。
●来場者の絶えない燃料電池コーナーでは発電デモ

 AV機器に比べると地味な印象はぬぐえないものの、常に来場者が絶えないが燃料電池コーナー。同社は以前よりノートPCや携帯電話などに利用できる小型燃料電池の開発を進めており、ポータブルオーディオプレーヤーに搭載しての実験も開始している。

 ブースではHDDオーディオプレーヤーに燃料電池を搭載、実際に稼働させて発電される電力をリアルタイムで表示するデモが行われている。この燃料電池はパッシブ型ダイレクトメタノール燃料電池(パッシブ型DMFC)と呼ばれるもので、デモが行われているHDDプレーヤーに搭載されている電池は300ミリワットの出力をもち、1回の燃料補給で約60時間の駆動が可能だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000066-zdn_lp-sci

05/10/05 新デザインの次世代燃料電池車=東京モーターショーに出展―ホンダ(時事通信)

 ホンダ は5日、21日に開幕する東京モーターショーの出展概要を発表した。低い車高と高級セダンを超える広い室内空間を実現した新デザインの次世代燃料電池車「FCXコンセプト」などコンセプトカー3機種を含め、計23機種を展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000138-jij-biz

05/10/05 松下グループ会社を傘下に=ハイブリッド車用蓄電池事業を強化―トヨタ(時事通信)

 トヨタ自動車 と松下電器産業 、松下電池工業は5日、3社が出資するハイブリッド車用のニッケル水素蓄電池の製造会社、パナソニックEVエナジー(静岡県、資本金20億円)に対し、トヨタが10億円追加出資し、出資比率を従来の40%から60%に高めたと発表した。環境や資源問題への関心の高まりを背景に、販売好調が続くハイブリッド車の開発を、トヨタ傘下で加速する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000135-jij-biz

05/10/05 マツダ 水素ロータリーエンジン車を来年発売(毎日新聞)

 マツダは4日、スポーツ車「RX−8」をベースにした水素ロータリーエンジン車を、来年発売することを明らかにした。官公庁や企業向けに月額100万円以下でリースする予定で、21日開幕の東京モーターショーに出品する。

 マツダが独自開発したロータリーエンジンを水素かガソリンを燃料にして動かす。水素とガソリンのどちらを使うかは、運転者がスイッチで選択できる。燃料満タン時の走行可能距離は、水素のみの使用で100キロ、ガソリンのみ使用では549キロ。同社は、電気モーターでも走行可能なハイブリッド型の水素ロータリーエンジン車の開発も進める方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000005-maip-bus_all

■海外ニュース(9月―4)
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<輸送>
●ヌベラは自動車用燃料電池で幾つかのマイルストーンを達成 (2005/08/09)

 ヌベラ・フュエルセルズ社(Nuvera Fuel Cells)は、ミラノ(イタリー)にある会社の施設で最近の認定試験で、アンドロメダ II と呼ぶ次世代型自動車用燃料電池スタックが幾つかの重要なマイルストーンを達成したと発表した。125kW(168馬力)を発電可能で、燃料電池車を開発する顧客に現在納品できる新しいスタックは、出力密度、コールドスタート能力、システム効率、耐久性、そして大量生産コストのために鍵となるマイルストーンを越えた。
http://www.nuvera.com/news/press_release.php?ID=9

<定置用電源>
●新しいエネルギー法案には定置用燃料電池税額控除がある

 大統領が署名したエネルギー法案は、住宅用または商品として使う燃料電池の購入で1kW当たり1000ドルまでの燃料電池税額控除がある。税額控除は2006年1月から実施され、税額控除の資格のあるユーザーには電気通信事業者も入っている。さらに法案は次の10年間で、水素と燃料電池の研究開発、実証、市場創出のために37億ドルを承認している。

<ポータブル/バックアップ電源>
●オボニックはUPS用燃料電池のために交付金を受ける (2005/08/24)

 オボニック・フュエルセル有限責任会社(Ovonic Fuel Cell Company LLC)は、ミシガン州公益事業委員会(Michigan Public Service Commission)から40万ドルの交付金を受け取った。ミシガン州公益事業委員会グラントは、無停電電源装置(uninterruptible power supply ,UPS)と予備電力製品のための試作燃料電池システムの開発のために9カ月の計画を支援する。
http://www.ovonic.com/news_events/5_2_press_releases/20050824.htm

<燃料/改質器/貯蔵>
●太陽光発電のコンペに水素貯蔵を使うNYIT

 ニューヨーク工科大学(New York Institute of Technology ,NYIT)は2005太陽光発電国際競技会(Solar Decathlon international competition)で、エネルギー貯蔵のために水素燃料電池技術を使って決勝戦に出場する唯一の学校である。競技会には、最も魅力的で効果的なエネルギー効率に優れた太陽光発電住宅を設計し、建築して実証する学生たちが挑戦する。
http://iris.nyit.edu/solardecathlon/

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■燃料電池ワールド
 □毎週水曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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