燃料電池ワールド (2005/06/15 12:19)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.193 2005/06/15発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■お知らせ
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☆愛知万博「燃料電池どっぷりツアー」の申し込みは20日まで

 ツアー参加申し込みは6月16日(木)を締め切りにしていましたが、参加予定人数に少しゆとりがありますので、今週の案内を最後にして、20日(月)まで伸ばします。参加を希望される方は、メールで「氏名、郵便物の宛先、電話番号」を書いて、燃料電池NPO法人PEM−DREAMまでお申し込み下さい。資料及び費用の振込先等の書類を郵送します。

○期日 7月7日(木)〜9日(土)
○集合 名古屋(解散も)
○主催 名鉄観光新霞が関支店
○企画 燃料電池NPO法人PEM−DREAM
○日程 
7月7日(木)昼頃名古屋集合。専用バスで愛知県庁、東邦ガスを訪問。夜はウェルカムパーティ
7月8日(金)朝から万博会場視察。夜は自由行動
7月9日(土)朝から万博会場視察。自由解散
○宿泊 名古屋栄ワシントンホテルプラザ(シングルルーム使用)2泊。同ホテルの燃料電池の見学も。
○費用 一人5万5000円(上記費用一式。万博入場券は1日1枚のため2枚。名古屋までの交通費は自己負担)
○人数 15名程度
○申し込み・問い合わせは、メール info@pem-dream.comまで。

☆6月の燃料電池市民講座
『JHFCパークの活動から見たJHFCプロジェクト』
ゲスト=矢野久氏(JHFCパーク館長)

 JHFCの正式名称は、「水素・燃料電池実証プロジェクト」です。東京、神奈川を中心に水素ステーションを建設して、燃料電池自動車の実証試験を行っています。矢野氏は、JHFCの基地ともいうべき横浜・大黒水素ステーションに併設されたJHFCパークの館長として、来訪者に対する啓発活動などを中心に携わってこられています。「ちょび髭館長」として、燃料電池技術や水素エネルギー啓発にかける高い心意気から見えたJHFC、そして燃料電池自動車と水素インフラの今の状況などについて、体験を元にお話を伺います。概念的でない生のJHFCを理解するいい機会です。
○矢野久氏の自己紹介
昭和37年〜平成11年:石油会社勤務(研究所23年,セールスエンジニア7年)平成14年4月:JEVAでJHFCプロジェクト立ち上げに協力。パーク建設,広報を経て、現在安全、パーク広報担当
燃料電池普及にかける信条=一刻も早く「水素特区」を作り、燃料電池自動車、定置用燃料電池をふんだんに用いた本格的な水素社会での生活に密着したデータを取得するべきである。

○日 時 6月25日(土)午後2時から
○場 所 岩谷産業株式会社本社会議室(新橋駅から徒歩約10分、地図をお送りします)
○参加費 2000円(PEM−DREAM会員は無料)
○申し込み方法 メールまたはFAXにて、「6月の燃料電池市民講座」と明記の上、氏名、勤務先、連絡先、電話番号をご記入の上、お送り下さい。
 メール info@pem-dream.com 

☆PEM−DREAM著『図解入門 よくわかる最新燃料電池の基本と動向』発売!
◇発行:秀和システム ◇体裁:A5版、2色刷、232頁 ◇価格:1680円(本体価格+税)
◇書店またはインターネットの本のサイトから入手できます。

■ブログ的
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◇WEB LINK NEWSのモノローグ

 世の事象を手っ取り早く見るために、マスコミなどで報じられた情報を集めてみよう、と思い立って始めたのが「WEB LINK NEWS」だ。1週間分をまとめているので、URLを載せてもすでに削除されていることもある。以前、このことを指摘するメールを読者からいただいたが、早く削除するところは大体決まっている。申し訳ないが、この「燃料電池ワールド」は無料だし、記事そのものを完全に載せることは法的にできない(現在のスタイルも微妙かな?)ので、それ以降はそういうところのものはできるだけアウトラインがつかめるようにしているつもりだ。

 燃料電池に限らず、何かヒントになるようなものも主観的に選んでいるので、何でこんなものを、と思われる方もいると思うが、記事は一断面を紹介しているにすぎず、人々の関心もさまざまだと思うので、自分の楽しみもあって続けているのが実情だ。週単位で区切っていても、情報の波のようなものがあるようで、今年の初め頃は企業が何か発表するとすぐに株価の情報が続いて発せられた。このメルマガのずーっと初期の頃、つまり数年前になるが、燃料電池情報が企業の株価に連動するようになればいいのに、と思っていたことがあり、しかし、その頃の株関連の記事に載る燃料電池についてのマスコミ情報はとても初歩的なものが多く、仮に自分が何か商品を買おうとすればいろいろ調べてから買っているので、この程度の情報を載せることに意味があるのかな、と考えていた。もちろん、衝動買いをするほどのリッチさがない自分の経済環境から来る反動だったからかも知れないが……。

 時間が経って、株をしている人も燃料電池の情報をいろいろ勉強しているんだな、と知ると、その頃の情報もとば口の役目を果たしていたのかも知れないと認識が改まった。最近は燃料電池を使う製品情報よりも、燃料電池を構成するパーツ情報が多くなっているので、株の分野で燃料電池情報を追いかけている人はますます勉強が大変だろうなと思う。ぜひとも報われて欲しいものだ。

 さて、今週は燃料電池に直接関係ない記事が多い。長くなるのもどうかなと考えたが、なにかピピッと来るものがあったので「もったいなくて」載せてしまった。必要なかったら飛ばしてください。といいつつも、必要あるかどうかは読んだ後の判断なので、飛ばすことは難しいかも知れませんが……。数秒のタイムラグをお許し下さい。記事を集めて選別作業をしていると、スカのことも多くて時間がないときはイラつくこともあるが、それも勉強の内と納得しているのです。と、語尾がていねいになってきて調子が狂ってしまったので、今週はこれまで。
(もの忘れ)

■WEB LINK NEWS
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05/06/08 新エネルギー製品・技術をPR 浜松で国際会議(中日新聞)

 【静岡県】浜松市のアクトシティ浜松で7日開幕した「2005年国際博覧会記念風力・再生型自然エネルギー・燃料電池国際会議&見本展示」には、静岡県内の企業からも環境に優しい新エネルギーを利用した製品や技術が集まった。環境への配慮の声が高まる中、企業側は展示で顧客らの反応を探る狙いもありそうだ。9日まで。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000012-cnc-l22

05/06/08 石油の次は電力に触手 ロ政権、エネルギー支配へ(共同通信)

 【モスクワ8日共同】ロシア石油大手ユコスを国営企業傘下に収めるなど、エネルギー産業の国家管理強化を進めているプーチン大統領が、今度は電力産業の支配に触手を伸ばしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000174-kyodo-int

05/06/09 経産省、新産業創造戦略を策定−“匠の中小企業”育成(日刊工業新聞)

 経産省は04年5月に初めて新産業創造戦略を策定、日本が成長するために、燃料電池、ロボットなど重点7分野を強化・育成するべきだという方針を打ち出した。05年版は、これらの方針を具体化するために必要な施策を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000001-nkn-ind

05/06/09 温暖化研究に「政治介入」 大統領府が報告修正と米紙(共同通信)

 【ワシントン8日共同】米政府が発行する地球温暖化関係の研究報告に、石油業界出身のホワイトハウス当局者が事前に度々手を加え、温暖化が温室効果ガスの影響によるかどうかは不確かだと強調する内容に修正していたと、8日付の米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000048-kyodo-int

05/06/09 日立、電池制御装置を小型化する制御IC開発=燃料電池車などに搭載へ(時事通信)

 *日立製作所と日立ビークルエナジー(茨城県ひたちなか市)は9日、リチウムイオン二次電池に使用する電池制御装置を、従来製品の10分の1に小型化する専用制御ICを開発したと発表した。省スペース化により、燃料電池車やハイブリッド電気自動車向けの搭載が可能となるという。今月中にサンプル出荷を開始する予定。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000041-jij-biz

05/06/10 巨大洋上風力で水素社会を 国立環境研が将来構想(共同通信)

 地球温暖化を招かないエネルギー供給のため、日本周辺の洋上に巨大な風力発電所を浮かべて海水から水素を作り、陸に運んで燃料電池向けに使う―。こんなアイデアを国立環境研究所の植弘崇嗣(うえひろ・たかし)上席研究官らのチームがまとめた。東京で開かれる同研究所のシンポジウムで12日発表する。

 船の航行や漁業への影響が少ない沖合の海を有効利用し、枯渇が避けられない化石燃料への依存から脱却するのが狙い。試算では、建設などに要するエネルギーの7倍のエネルギーを、水素の形で得られるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050610-00000023-kyodo-soci

05/06/10 燃料電池:ソーダ工場の水素、実用化試験 「効率極めて高い」−−県など報告 /山口(毎日新聞)

 周南コンビナート工場で排出される「副産物水素」を活用した「燃料電池」の実用化試験で、県は再利用可能な電気と熱を取り出すエネルギー効率が8割を超えたとの中間報告をまとめた。通常は4割と言われる火力発電の効率を大幅に上回っており、県は「稼働性能は極めて高い」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050610-00000272-mailo-l35

05/06/10 国主導で次世代原子炉開発、電力会社任せから転換(読売新聞)

 経済産業省資源エネルギー庁は、2020年代後半から必要になる次世代原子炉の基礎研究に乗り出す方針を固めた。来年度予算で約5000万円を要求し、実用化までに300億円前後の開発費を見込んでいる。来月には同省総合資源エネルギー調査会原子力部会もほぼ4年ぶりに再開、電力自由化以降、商用炉(軽水炉)導入について電力会社の経営判断にゆだねていた方針を転換し、国が原子力発電を推進していく姿勢を明確にする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050610-00000012-yom-soci

05/06/11 科学技術白書 中韓の追い上げ急 人材確保の必要性指摘(産経新聞)

 中国、韓国が科学技術分野に力を入れ、日本を追い上げている現状が、十日に閣議提出された科学技術白書で明らかになった。両国は、ここ数年で研究者数・研究費を大幅に伸ばしており、白書では、「知をめぐる国際的な競争が激しさを増しており今後、わが国の『科学技術力』を一層高めていく必要がある」と危機感を強調している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000007-san-pol

05/06/11 シャープ亀山工場に国内最大級の燃料電池システム(中日新聞)

 【三重県】シャープの御手洗顕専務は10日、津市内で開かれた日本環境経営大賞(三重県など主催)の表彰式で、2006年10月の稼働を目指して建設中の亀山第2工場(三重県亀山市)に、国内最大級の燃料電池システムを導入する方針を明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000013-cnc-l24

05/06/12 時速370キロの8駆電気車も…横浜にエコカー集合(読売新聞)

 1986年から開かれており、今年で20回目。時速370キロを記録した8輪駆動の電気自動車「エリーカ」や、燃料電池車、天然ガス車など計93台が集合した。燃料電池車などに試乗した小池環境相は「環境と経済の両立が進みつつあると感じた」と話した。12日まで。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000518-yom-soci

05/06/13 太陽発電利用のデータセンター、環境保護志向の顧客に人気(WIRED)

 たいていのウェブホスティング企業は、自社のデータセンターにあるサーバーの速度や信頼性を誇る。だが、自社のサーバーを流れる電気が100%クリーンであることを誇りにしている企業も一部にある。

 ここ数年間、これら小規模のホスティング専門企業は、ソーラーパネルで発電した電気だけでデータセンターを運営することにより、競争過多のウェブホスティング市場に「環境保護」というニッチを開拓している。ソーラーパネルは環境に優しいだけでなく、ビジネスにも有益だ。ソーラーパネルを使う企業は、電気代を月に数千ドル削減できるうえに、環境を保護するデータセンターに自分のウェブサイトを置きたいと考える世界中の顧客を引きつけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050613-00000003-wir-sci

05/06/13 議定書内容7割超が知らず 大学生の環境意識調査(共同通信)

 地球温暖化防止を目的に今年2月に発効した「京都議定書」について、国内の大学生の約74%が具体的内容を説明できない−などとの、エネルギーと環境に関する意識調査の結果を13日、社会経済生産性本部(東京)などが発表した。

 「エネルギーと環境の問題が自分たちの生活にどうかかわっているか実感できない」と答えた学生が約半数を占めることも判明。調査をした信州大の渋沢文隆教授は「温暖化問題に対する切迫感は希薄だ。理解と行動を促すための教育が必要だろう」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050613-00000158-kyodo-soci

05/06/14 新潟―仙台天然ガス送管活用 工業団地に熱電供給(河北新報)

 山形県米沢市郊外を東西に横断する新潟―仙台間天然ガスパイプラインを活用し、コージェネレーションシステム(熱電供給システム、CGS)で工業団地に電気や熱を供給するプロジェクトが動きだす見通しになった。米沢商工会議所と民間3社でつくる「米沢エネルギー企画開発」(山地敏男社長)が事業実施会社を9月にも設立し、2007年の事業開始を目指す方針。パイプラインを利用して地域単位で電力や熱を供給する試みは全国的にもほとんど例がなく、東北では初めてとなる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000015-khk-toh

05/06/14 マツダなど、バイオガスを燃料に使うREコジェネシステムを開発(日刊工業新聞)

 【広島】マツダと広島ガスは共同で、バイオガスを燃料に使うロータリーエンジン(RE)の熱電併給(コジェネレーション)システムを開発する。通常のレシプロエンジンに比べ燃料品質に影響を受けにくいREで有機性廃棄物から生じるバイオガスを有効利用する。05年中に基本技術を確立し、廃棄物処理施設に売り込む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000024-nkn-ind

05/06/14 <プレスリリース>日立製作所、横浜国立大学と包括的産学連携協定を締結(毎日新聞)

 横浜国立大学(学長:飯田嘉宏)と日立製作所(執行役社長:庄山悦彦/以下、日立)は、自動車関連技術を中心に、研究開発分野において連携を図ることで合意し、本日、包括連携協定を締結しました。両者は本協定に基づき、自動車の省エネルギー・クリーン排ガス技術の共同研究を進めます。さらに、将来的にはハイブリッド自動車や燃料電池、ITSなどの分野において、共同研究を計画しています。また、両者は教育面での連携として、それぞれの強みを生かす相互補完的な教育・人材育成の枠組みづくりについても協力していきます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000008-maibz-ind

■海外ニュース(6月―1)
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<輸送>
●ダイムラークライスラーは3大の燃料電池車をカリフォルニアに配送(2005/05/26)

 ダイムラークライスラー社(DaimlerChrysler)は、カリフォルニア大気資源局(California Air Resources Board、CARB)、カリフォルニア総務局(California Department of General Services、CDGS)とカリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission、CEC)に燃料電池自動車F-Cell を配送した。これらの州機関は、燃料電池車の新たな経験と知識を提供するF-Cell を毎日使う。
http://www.prnewswire.com/cgi-bin/stories.pl?ACCT=104&STORY=/www/story/05-26-2005/0003692048&EDATE=

<定置用電源>
●アキュメントリクスがクヤホガバレー国立公園にSOFCユニットを設置

 アキュメントリクス社(Acumentrics Corporation)は、5kW級固体酸化物型燃料電池(SOFC)システムをオハイオ州コロラド近くのクヤホガバレー国立公園(Cuyahoga Valley National Park)に設置して作動させた。これは、アキュウメントリクス社が行っているベータフィールドテストプログラムの19番目に当たる。このプロジェクトは、米国の国防総省(Department of Defense)、国立公園局(National Park Service)、電力研究所(Electric Power Research Institute、EPRI)とクヤホガ地域の地方電力事業体のファーストエナジー(First Energy)によって援助されている。

●FCTはメンフィス植物園に燃料電池を出荷(2005/05/09)

 フュエルセル・テクノロジーズ社(Fuel Cell Technologies、FCT)は、5kW級熱電併給(CHP)システムのSOFCをメンフィス植物園(Memphis BotanicGarden)に出荷した。設置はガス技術研究所(Gas Technology Institute、GTI)の分散電源投資信託(Distributed Generation Mutual Fund、DGMF)メンバーによって資金が提供された。燃料電池は、熱と電力を供給し、園に温水を提供して、温室に要求される熱帯環境を維持する。
http://www.fct.ca/index.php?pressid=46

<ポータブル/バックアップ電源>
●Antig が携帯用燃料電池のプロトタイプを公開

 Antig Technology Companyは最近、ドイツのハノーバーで3月に行われたセビット国際見本市中に、ノートパソコンに統合した12W級DMFCのプロトタイプを公開した。同社はまた、携帯電話用の燃料電池充電器のプロトタイプも展示した。
http://www.antig.com/english/index.asp
※Antig Technology Company 台湾の企業

<燃料/改質器/貯蔵>
●DOEは水素R&Dプロジェクトに6400万ドルと発表(2005/05/25)

 米国エネルギー省(DOE)は今後3年間、DOE科学局(DOE Office ofScience)が6400万ドルの資金を提供する70の水素研究開発プロジェクトを発表した。このプロジェクトは、水素貯蔵材料、燃料電池及び他のガスから水素を分離精製する膜、水素製造・貯蔵・使用のためのナノスケールの触媒、太陽光エネルギーを使った水素製造、水素製造へのバイオプロセスの利用又は模倣、という5つの主要な研究領域に挑戦するだろう。
http://www.energy.gov/engine/content.do?PUBLIC_ID=17971&BT_CODE=PR_PRESSRELEASES&TT_CODE=PRESSRELEASE

<燃料電池コンポーネント>
●デュポンが新しい膜を発表(2005/05/23)

 デュポン・フュエルセル社(DuPont Fuel Cells)は、総合的なパワー性能と長寿命を備えたダイレクトメタノール型燃料電池用膜/電極接合体(MEA)の次世代となる最新のテクノロジー「 DuPont Gen IV 」を発表した。デュポンの「 DuPont GenIV 」技術は、出力密度を約20%高め、費用対効果に優れた燃料電池システムの耐久性と信頼性を2倍に向上させて、これまでの技術と比べて触媒担持量を著しく減らしている。
http://www.dupont.com/fuelcells/pdf/pressrel_05232005.pdf

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■燃料電池ワールド
 □毎週水曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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