□燃料電池ワールド
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■Vol.146 2004/06/30発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■お知らせ
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☆『燃料電池パワー』Vol.46の内容
【今週の燃料電池関連画像】著作権フリー/添付ファイル
◇「第15回世界水素エネルギー会議」その1・カナダから
1.FCカナダのHYDROGEN HIGHWAY
2.FCカナダのHYDROGEN VILLAGE
3.グリーンライト社の燃料電池評価装置
4.パルキャン社の燃料電池システム「PalPac-250」
5.パルキャン社の「PalPac-500 UPS」(無停電電源装置)
【沼崎英夫/技術レポート】
◇太陽熱による燃料製造と燃料電池――日本エネルギー学会がセミナー開催
◇米国郵便公社が燃料電池車を導入――9月から首都で2年間の実証試験
◇水素社会の入口に立つキーテクノロジー
※このメールマガジンは、より専門的な情報をPEM−DREAM会員に提供しています。サンプルは、http://www.pem-dream.com/conts.html
■燃料電池関連イベント
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☆(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
「DME(ジメチルエーテル)燃料利用技術の研究開発」成果報告会
◇日 時:7月2日(金)開場時間:9:00、開演時間:9:30
◇場 所:発明会館ホール(地下鉄銀座線「虎ノ門駅」3番出口より徒歩5分、地下鉄「霞ヶ関」A13番出口より徒歩13分、電話:03-3502-5499、港区虎ノ門2-9-14)
◇定 員:350名(客席298席、立見52名)
◇参加費:無料
◇プログラム:
〜9:30〜「開会の辞及び全体概要説明」(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構
〜9:45〜「燃料グレードDME(ジメチルエーテル)高効率・低NOx燃焼技術の実証」(株)日立製作所
〜10:30〜「既設ボイラのDME燃料レトロフィット技術の実証」三菱重工業(株)
〜11:15〜「DME燃料の潤滑特性と対応技術に関する研究開発」三菱重工業(株)・新日本石油?・茨城大学
〜13:00〜「中大型DME自動車の実用化研究開発」コープ低公害車開発(株)・(独)産業技術総合研究所・伊藤忠エネクス(株)・三菱瓦斯化学(株)・伊藤忠商事(株)・JFEホールディングス(株)・岩谷産業(株)
〜13:45〜「DME自動車の実用化フリート試験研究開発」コープ低公害車開発(株)・(独)産業技術総合研究所・伊藤忠エネクス(株)・伊藤忠商事?・三菱瓦斯化学(株)・福山通運?・小野測器?・JFEホールディングス(株)
〜14:45〜「小型で高効率なDME燃料電池システムの開発」 大阪ガス(株)・三菱瓦斯化学(株)・日揮(株)・伊藤忠商事(株)
〜15:30〜「燃料電池自動車用DME低温水蒸気改質システムの開発」大阪ガス(株)・三菱重工業?・日揮(株)・三菱瓦斯化学(株)
◇申し込み方法:6月21日(月)までにEメールにて(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 真家宛(e-mail:maie-takako@jogmec.go.jp 、FAX:043-276-4063)に
☆SSKセミナー
「NOxを大幅低減するエマルジョン燃料と東京都排出ガス規制をクリアした技術」
◇講師等:
<1>エマルジョン燃料の特質
〜廃プラスチックから回収した燃料をエマルジョン化して自家用発電等の実例より〜山本 寛氏(技術ジャーナリスト)
<2>東京都のディーゼル排出ガス規制をクリアしたデュエット・バーン・システム櫻井 眞一郎氏((株)エス・アンド・エス エンジニアリング代表取締役社長)
◇日 時:7月20日(火) 午後2時〜5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2−2−23)
◇受講料:29,800円(消費税込)
「CO2削減の課題と国内初の民間企業独自の供給インフラ――水素エネルギー導入シナリオと東邦ガスの水素供給ステーション」
◇講師等:
<1>水素社会構築の課題と展望
岡野 一清氏(水素エネルギー協会理事)
<2>東邦ガスの水素社会に向けた取組み―水素供給インフラの実現に向けて−石川 秀征氏(東邦ガス(株)都市エネルギー技術開発部燃料電池・水素技術グループ課長)
◇日 時:7月27日(火) 午後2時〜5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2−2−23)
◇受講料:29,800円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_C6_search1.html
◇問い合わせ・申し込み:
株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03−5532−8850
申込受付FAX 03−5532−8851
E-mail info@ssk21.co.jp
または、上記HPから申し込みができます。
■PEM−DREAMニュース
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◇NEDOが高効率高温水素分離膜開発プロジェクトの中間報告――水素ステーション、家庭用改質器に有望技術
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究評価委員会は23日、「高効率高温水素分離膜の開発プロジェクト」の第1回研究評価分科会(菊池英一分科会長、早稲田大学理工学部応用化学科教授、触媒化学専攻)を開き、同プロジェクトの中間報告を受けた。8月20日の次回分科会で確定した評価報告書案を評価委員会が審議して10月頃までに同プロジェクトの中間評価を決める。
このプロジェクトは、燃料電池の燃料である水素を炭化水素などの改質によって得る方法で、改質反応と改質によって得た水素とその他の生成物の篩い分けを同時に行おうとするもので、実用化されれると高効率化、省エネ化、装置の小型化などの利点が得られ、燃料電池自動車の水素ステーションや家庭用コジェネレーションのエネルギー源となる定置型燃料電池の改質器の小型化、低コスト化、効率向上に繋がるだけでなく、石油精製、石油化学など水素を使う産業への波及効果が期待されている。
このプロジェクトは02年度から06年度までの5年間で、3年間を経過する04年度は中間目標を達成して、運営機関であるNEDOの評価を受け、継続を承認されれば成果物である小型モジュールをつくって06年度に実証試験を行って終了し、07年度に事後評価を受ける。開発予算は5年間で24億円、04年度までの実績額は14億4200万円。
委託研究開発の成果に関わる知的財産権については、全て委託先に帰属することになっている。NEDOの研究評価委員会でのプロジェクトの概要説明は公開されているが、詳細説明は、知的財産権の保護のために、プロジェクトの当事者と評価委員以外には非公開で行われている。
このプロジェクトは、経産省産業技術環境局が去る2月に決めた「地球温暖化防止新技術プログラム基本計画」に含まれている34の「フォーカス21」プロジェクトの1つである。「フォーカス21」は、研究開発成果を迅速に事業に結び付け、産業競争力強化に直結させるため、技術的革新性により競争力を強化できること、研究成果を新たな製品・サービスに結びつける目途があること、比較的短期間で新たな市場が想定され、大きな成長と経済波及効果が期待できること、産業界も資金等の負担を行うことにより、市場化に向けた産業界の具体的な取り組みが示されていること、が求められている。
現在、日本政府は2010年以降の燃料電池の普及を目指して国家プロジェクトを推進している。具体的には水素を燃料とする固体高分子型の燃料電池による燃料電池自動車と定置型燃料電池による家庭用コジェネレーションの普及である。水素供給インフラとしては、燃料電池自動車用は水素ステーションであり、家庭用コジェネ用は都市ガスとプロパン・ボンベである。このうち、水素ステーションは実証試験の推進団体であるJHFCが東京都と神奈川県に合計10か所設け、家庭用定置型燃料電池向けには東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、一部の燃料電池メーカーなどが改質器を開発している。
水素ステーションは、10か所中3か所(移動式1か所を含む)が他所で製造した水素の供給を受けるオフサイト方式で、7か所が現場で水素を製造するオンサイト方式で、その内、6か所が都市ガスや炭化水素系燃料から改質し、1か所がアルカリ水電解で水素を製造している。自動車用も家庭用もオンサイトの改質方式は、改質と改質ガス中の水素の分離を2段階に行っている。この改質と水素の分離を同時に行う実用的な方式の開発がこのプロジェクトの目的である。同時に1段階で行うことによって水素製造プロセスの高効率化と省エネ、システムの簡素化、小型化、低コスト化を図り、普及促進に弾みをつけることにある。
水素の高効率製造プロセスの開発研究は、欧米でも活発化している。特に米国では、DOE(エネルギー省)プロジェクトの一環として水素分離膜の開発と、それを応用した膜反応器による高効率水素製造プロセスの開発に関する基礎研究が進められている。
現在、分離膜としては、高分子系材料を用いた有機膜、パラジウム(Pd)系合金膜、セラミックス材料による多孔質無機膜があるが、耐熱温度100℃程度の有機膜では水蒸気改質と同時に行うことは困難であり、Pd系合金膜は高い水素選択透過性を示すが、水素脆性劣化、硫黄成分等による被毒・劣化の不安定要素がある上、非常に高価であるためにその実用化に難点がある。多孔質無機膜は耐熱性・耐薬品性に優れており、コスト面でも有望で、このプロジェクトでは、多孔質無機膜を対象として、約500℃以上の高温での化学反応プロセスを利用した水素精製と水素分離を一体的に行う高効率高温水素分離膜の開発と膜モジュール化技術開発を行う。日本は無機膜のプロセス技術では世界をリードしており、無機膜微構造解析に関する基礎技術を持っている。これらはナノ構造制御に不可欠な要素技術であり、高温での安定した使用に耐えうる高性能な水素分離膜の開発を推進する上で有利である。世界に先駆けて小規模モジュールの実証試験を実施し、次世代のエネルギー開発と地球温暖化対策技術を有することにより国際競争力の確保を図る、としている。
(開発目標と現状、実用化による経済効果等については、今号の「燃料電池パワー」に掲載)
■WEB LINK NEWS
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04/06/24 日本自動車研究所から燃料電池エンジン受注=加バラード〔BW〕(時事通信)
*ゼロエミッション陽イオン交換膜(PEM)燃料電池の世界大手、カナダのバラード・パワー・システムズ(NASDAQ:BLDP)(TSX:BLD)は、財団法人の日本自動車研究所(JARI)から軽量型燃料電池エンジン「Xcellisis HY―80」と関連技術を受注したと発表した。この受注は、昨年JARIに出荷された同社燃料電池モジュールに次ぐもので、JARIによる性能比較試験や標準化活動に利用される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000199-jij-biz
04/06/24 太陽エネルギーを宇宙から地球に中継する「宇宙太陽発電」計画の現状(WIRED)
世界中の科学者が集まり、人工衛星から地球に太陽エネルギーを中継する技術を使って、世界のエネルギー需要に対応する方法を話し合う会議が、まもなく開催される。しかし、米国政府が2001年に研究の打ち切りを決定したことにより、この代替エネルギー源は今後まったく日の目を見ない可能性もはらんでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000001-wir-sci
04/06/24 東芝、世界最小・親指サイズの燃料電池を開発(ITmediaニュース)
東芝は6月24日、世界最小のダイレクトメタノール燃料電池システムを開発したと発表した。22(横)×56(縦)×9.1(厚さ)ミリの親指サイズながら出力は100ミリワット。小型オーディオプレーヤーなら最大約20時間の駆動が可能という。2005年中の実用化を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000019-zdn_n-sci
04/06/25 「株式」東芝(6502)−個別銘柄ショート・コメント(フィスコ)
しっかり。メリルリンチでは投資評価「買い」、12ヶ月目標株価560円としているようだ。総合電機5社の中で最も出遅れている同社の株価は、リストラ費用発生などのリスクを大方織り込んでおり、むしろ燃料電池など、今後の技術力の発表に注目が集まると。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000048-fis-biz
04/06/25 代替燃料への転換を先導するハリウッドスターたち(WIRED)
米国のエネルギー自給率の低さを懸念して、映画スターらが代替エネルギーの普及活動に続々と参加している。何人ものハリウッド大物スターが、自ら率先して代替エネルギーに切り替えることでファンに影響を与え、外国産石油の輸入量削減に向けて主導的な役割を果たしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000004-wir-sci
04/06/26 27日から世界水素会議=燃料電池開発、時代の潮流に―横浜(時事通信)*燃料電池など水素を利用したエネルギーへの関心が高まる中、第15回世界水素エネルギー会議(WHEC15)が27日から7月2日まで、横浜市の国際展示場パシフィコ横浜で開催される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000510-jij-biz
04/06/26 アジアが最大の原発地域に 人口増で、IAEA報告書(共同通信)
【ウィーン26日共同】国際原子力機関(IAEA)は26日、1990年代後半以降に新規建設された原子力発電所の約70%が中国、インドなどアジア地域に集中、こうした傾向はこの先も続き、アジアが最大の原発地域になる可能性があるとする報告書を発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000190-kyodo-soci
04/06/27 現代自がハイブリッド車 来年下半期発売へ(共同通信)
また、燃料電池車についても2009年までに年間1万台規模の生産施設を確保、2010年に量産体制に入る方向で検討中。このため現代自は07年までにハイブリッド車や燃料電池車の技術開発、設備投資に1兆ウォン(約1000億円)を投入する計画という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040627-00000053-kyodo-bus_all
04/06/28 【市場を拓く】加地テック、燃料電池車普及に一役 水素圧縮を従来の3倍に(産経新聞)
燃料電池車などに用いられる水素ガスを、最高千百気圧まで圧縮できる装置をコンプレッサー製造の加地テック(大阪府美原町、樋口有三社長)が開発した。水素ガスを圧縮、体積を減らすことで大量貯蔵が可能となり、走行距離が伸びるという。この装置は燃料電池車の走行実験が行われる日本自動車研究所の安全評価施設(茨城県常北町)に設置される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000016-san-bus_all
04/06/28 四国総研、水素火炎の可視化に成功−取り扱いの安全性向上(日刊工業新聞)
【高松】四国総合研究所(高松市、武智泰三社長、087・843・8111)は水素火炎と水素ガスの可視化技術の開発に成功、同技術を使った可視化装置のプロトタイプを作製した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000019-nkn-ind
04/06/28 出光興産、市販の灯油を燃料にする家庭用コジェネシステム開発(日刊工業新聞)
出光興産は、市販の灯油を燃料にする発電容量1キロワットの家庭用燃料電池コジェネレーション(熱電併給)システムを開発した。送電端発電効率は30%で、60度Cの排熱が回収できるため総合効率は60%を達成。今後、テスト運転や技術改良を加えて、それぞれ32%、70%に設定する目標値の実現を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000018-nkn-ind
04/06/28 従来より多量の水素を貯蔵 東北大が新材料を開発(共同通信)
現在主流の合金系の材料より、3−5倍の水素が貯蔵ができる。燃料タンクの小型化が可能になり、燃料電池自動車への応用が期待されている。折茂助教授の研究グループによると、新材料はマグネシウム窒化物とリチウム窒化物を、水素ガスが入った容器中で熱処理して合成。貯蔵できる水素は材料100グラムあたり9グラムで欧米各国の開発目標値(6グラム程度)を超えることに成功した。しかし、貯蔵した水素を取り出すには、材料を高温(ピーク時約400度)で加熱する必要があるため、実用化に向けては課題が残っているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000152-kyodo-soci
04/06/28 早期実用化と国際協力強化目指す=燃料電池開発−世界水素エネルギー会議(時事通信)
27日に横浜市のパシフィコ横浜で開幕した第15回世界水素エネルギー会議は28日、日米欧の政策担当者による報告が行われ、燃料電池を利用した乗用車、家庭用発電機の普及に向けた商業化の早期実現と、燃料電池・水素製造に関する規格づくりのための国際的な協力が必要との認識で一致した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000715-jij-bus_all
■海外ニュース(中国)
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●持続成長可能な石油・天然ガス資源戦略報告が完成
温家宝国務院総理は25日に開いた会議で、中国工程院による中国の持続成長可能な石油・天然ガス資源戦略に関する研究についての報告を受けた。
中国工程院による中国の持続成長可能な石油・天然ガス資源戦略に関する課題研究は、2003年5月に正式始動した。同院はこの1年間、アカデミー会員31人と関係部署の専門学者120人を組織して課題に取り組んだほか、同時に中国工程院、中国科学院のアカデミー会員と大手石油会社の専門家の計23人を招いて課題諮問委員会をつくり、中国の石油・天然ガス資源の持続成長可能なポイントとカギとなる問題をめぐり、深
く踏み込んだ調査研究と論証作業を行った。7つの特別テーマの研究報告を基に、総合研究報告を構成した。
「中国の持続成長可能な石油・天然ガス資源戦略」は(1)中国の石油・天然ガス資源の需給戦略(2)国内の石油・天然ガス資源開発戦略(3)海外の石油・天然ガス資源開発と輸入戦略(4)石油節約と代替燃料(5)石油化学工業の発展戦略(6)石油安全保障と備蓄戦略(7)石油・天然ガス法規と政策――の分野で深く研究し、中国の石油・天然ガス需給態勢を全面的に分析しており、中国の石油・天然ガス資源の持続成長可能についての総体的戦略や指導原則、政策措置提案を示している。
温総理は報告を受けた後「今わが国の石油・天然ガス消費は急成長期に入っており、石油・天然ガス資源の不足はすでに経済と社会の発展の重要な制約要素となっている。石油・天然ガス資源の持続可能な発展戦略を必ず制定、実施しなければならない」として、次の6点を指摘した。
(1)国内の石油・天然ガスの探査開発を強化し、国内産原油の持続的な安定生産を維持し、天然ガスの生産成長を加速しなければならない。
(2)国際と国内の2つの市場と2種類の資源を十分に利用し、多様な形の国際協力を積極的に広げ、経済と安全保障、安定した石油・天然ガスの供給ルートを築く。
(3)科学技術進歩を加速させ、石油・天然ガス資源の開発、加工、利用効率を強力に向上させる。
(4)開発を堅持するとともに、節約を重点的、優先的な方針とする。経済、法律、必要な行政手段を取ることで、石油・天然ガスの使用節約を全面的に推進する。
(5)新エネルギーと再生可能エネルギーを積極的に発展させ、石油の代替品を強力に開発し、エネルギー生産構造と消費構造を優れたものにする。
(6)現実に立脚して将来を見通し、石油備蓄制度を築き、多方面で系統的な石油供給保障とリスク回避のシステムを築き、国家の石油安全保障を守る。(04/6/26 人民網日本語版)
■海外ニュース(6月ー4)
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<輸送>
●ウォールマートがCellexの燃料電池リフトトラックを試験
ウォールマートストアーズの物流子会社が、今年後半、Cellex Power社製燃料電池電動リフトトラックの一連のフィールドテストに参加する。
http://www.cellexpower.com/about_news.php#14
<定置用電源>
●FCTとSiemens Westinghouseが契約を延長
Fuel Cell Technologies, Ltd. (FCT)は、先日、Siemens Westinghouse PowerCorporationとの 第二の共同開発契約(JDA)を更新した。契約は、SiemensWestinghouse の標準的な管状発電コンポーネントサブシステムをFCT社の第二世代5kW級製品向けに2004年から2005年に掛けて供給することも含む内容に拡大されている。
http://www.fct.ca/index.php?pressid=25
<報告/市場調査>
。Fuel Cell Fuel Sources.
Research and Markets Ltd.は、「Fuel Cell Fuel Sources MarketOpportunities, Strategies, and Forecasts, 2007 to 2013. (燃料電池用燃料ソース市場機会、戦略と予想:2007年から2013年)」を発行した。
http://www.researchandmarkets.com/reports/c2076/
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■燃料電池ワールド
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□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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