□燃料電池ワールド
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■Vol.140 2004/05/19発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■お知らせ
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☆中野区環境行動の日のボランティア募集
出展3回目となる中野区の環境行動の日が、6月5日(土)に開催されます。PEM−DREAMは今年も燃料電池自転車を始め、燃料電池を出展します。当日のボランティアを募集しますので、協力OKの方は、info@pem-dream.com にご連絡ください。
☆岩谷産業が水素サイトをHPに開設
水素ステーションの建設や燃料電池車への水素供給などで水素インフラの構築に注力している岩谷産業株式会社はこのほど、同社のホームページ上に「水素サイト」を開設しました。まだ完成していないようですが、水素についての情報がいろいろ載っています。ぜひ一見を。
http://www.iwatani.co.jp/jpn/h2/index.html
☆『燃料電池パワー』Vol.40の内容
【今週の燃料電池関連画像】著作権フリー/添付ファイル
◇「WEM2004」より12枚。 写真提供=沼崎英夫 氏
1.ミツバの「元祖USO800」
2.ホンダエンジニアリングの「Aqua」
3.宇都宮工高の「UK−hope 04」
4.中日本自動車短大の「マンボースマッシュ」
5.秋田工専の「颯」
6.team TGMY Ashidaの「TGMY 2004」
7.早稲田大学永田研の「Zephy ranthes」
8.八戸工高の「EBI GO」
9.武蔵工大の「武蔵E.E.」
10.東海大の「飛燕」
11.秋田工高の「秋工インフィニティー100」
12.燃料電池部門予選のスタートに整列した14台。右は宮城高専の「NERSERY」、左はミツバの「元祖USO800」、その後ろは大同メタルの「WING 04」
◇燃料電池駆動深海巡航探査機「うらしま」。5枚。 写真提供=沼崎英夫氏1.深海巡航探査機「うらしま」(実機)。長さ10m、空中重量10トン。2.「うらしま」のオープン模型。船尾(左)から酸素ガス容器、燃料電池用耐圧容器。
3.水素吸蔵合金用耐圧容器。
4.酸素ガス容器(球形)と60度の揺動に耐えられる燃料電池用耐圧容器(半球形)。5.開発途上の燃料電池システムの試作品(出力1kW)。ベッセルに組み込むために横長の配置。当時は実用的な水素吸蔵合金はなく、水素、酸素をボンベから供給して試験した。
【沼崎英夫/技術レポート】
◇「WEM秋田2004」燃料電池部門(2)
◇水素エネルギー協会講演会
※このメールマガジンは、より専門的な情報をPEM−DREAM会員に提供していま
す。サンプルは、http://www.pem-dream.com/conts.html
※『燃料電池ワールド』と同様に、次号は5月12日号になります。
■燃料電池グッズ【ご注文はメール info@pem-dream.com でどうぞ】
☆「燃料電池+ミニカー」組み立てセット〔再掲)
資源エネルギー庁のエネルギー教育用教材キットに取り上げられたセットです。自分
で組み立てた燃料電池をミニカーにセットして、水素を供給して走らせることができ、直線で20メートルくらい走ります。燃料電池単独でも使えます。NPO特別価格15000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割引))です。写真は
http://www.pem-dream.com/kit.html でご覧ください。
※激走―そして激突!? 燃料電池ミニカーの23秒ビデオ 鳥取県の信原一郎さんが、ミニカーの激走ぶりをビデオで撮影してくださいました。
http://www.pem-dream.com/move.html
☆「ソーラー+燃料電池」学習キット(再掲)
太陽光発電、水素の製造、燃料電池について、中学から高校生程度の物理と化学の基
礎知識を学びながら、30種類の実験を進めるキットです。再生可能な循環型エネルギーの仕組みを理解するのに最適です。
100頁の英文テキストと和訳テキストつき。販売価格24000円(税、送料別)の
ところ、NPO特別価格23000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割
引)で提供します。写真は http://www.pem-dream.com/kit02.html でご覧ください。
■燃料電池関連イベント
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☆第7818回特別研究セミナー
石川島播磨重工業株式会社
『溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)』開発の最新状況と実用化
−平成17年愛知万博で採用予定、高効率・大容量発電が期待される「燃料電池」−
◇講 師 小澤政弘氏 (石川島播磨重工業株式会社電力事業部開発部長兼燃料電池グループ長)
◇日 時 5月24日(月)14:00〜16:00
◇会 場 JPIカンファレンススクエア(千代田区有楽町)
◇参加費 一人:¥24,590
【優待参加費(1社で複数名、同時申込の場合に限ります)】
1社2名 ¥44,590 1社3名 ¥59,590
☆第7854回特別研究セミナー
〜初の民間単独水素ステーション開設〜
東邦ガス株式会社
水素供給ステーションの最新開発動向と水素ビジネスの取り組み
◇講 師 石川秀征氏(東邦ガス株式会社都市エネルギー技術開発部燃料電池・水素技術グループ課長)
◇日 時 6月10日(木) 14:00〜16:00
◇会 場 JPIカンファレンススクエア(千代田区有楽町)
◇参加費 一人:¥24,230
【優待参加費(1社で複数名、同時申込の場合に限ります)】
1社2名 ¥44,230 1社3名 ¥59,230
※両回とも詳しくは当研究所のホームページをご覧ください。
(ホームページからもお申し込みができます)
http://www.jpi.co.jp/semi-enrg/20040524_7818.html
◇問い合わせ
(株)日本計画研究所 担当/千島(ちしま)
〒100-0006千代田区有楽町1-2-14 紫ビル
TEL 03-3508-9070 FAX 03-5512-9429
E-mail:chishima@jpi.co.jp
☆セミナー「家庭用燃料電池ビジネスの展開」
◇趣 旨 現在実証実験が行われている家庭用燃料電池、実用化のときを
迎えようとしているが、次世代ビジネスとしての方向を探る。
◇日 時 5月27日(木)13:00−16:30
◇場 所 東京証券会館8階会議室(東京都中央区茅場町1−5−8)
◇講 演
1.「家庭用燃料電池ビジネスの現状と方向」
日刊工業新聞社編集委員 駒橋 徐氏
2.「燃料電池ビジネスの本命・住宅市場」
日本総合研究所副主任研究員 井上真壮氏
◇参加費 18、000円(資料代含む)
◇問い合わせ E−mail:taoistyi@ops.dti.ne.jp
会社名、部署、ご氏名、faxをご記入の上e-mail又はfaxで
お問い合わせ下さい。 (faxまたはe-mailにて案内書送付します)
◇主 催 インターフォーラム
東京都千代田区内神田1−18−11東京ロイヤルプラザ1014
TEL:03(5921)1908
FAX:03(5280)1558
■PEM−DREAMニュース
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☆燃料電池駆動深海巡航探査機「うらしま」ーーJAMSTECが一般公開
独立行政法人・海洋研究開発機構(Japan Agency for Marine-Earth Science andTechnology、JAMSTEC)は5月15日、横須賀本部(神奈川県横須賀市夏島町)の施設一般公開で、燃料電池を搭載した日本初のベッセルである深海巡航探査機「うらしま」を展示した。
JAMSTECは特殊法人・海洋科学技術センターと東京大学海洋研究所の船舶運行部門が合併して03年4月に設立された。燃料電池は93年から海洋科学技術センターで独自開発が進められ、03年8月に「うらしま」に搭載されて駿河湾で深度300mまでの潜航試験に成功した。現在、各種試験を継続中で、性能と信頼性を確認のうえ、探査業務を始める。
JAMSTECには各種の無人探査機、有人潜水調査船、マリンロボットがあり、海中の調査・観測に当っている。これらのほとんどは母船で探査海域に運んで潜水し、ケーブルまたは光ファイバーで母船と通信を行い、無人システムの場合は母船から遠隔操作を受けて活動する。運行に要するエネルギーは機内の2次電池から供給される。その使用環境から高出力密度、高エネルギー密度、安全性、高信頼性が求められ、最近はリチウム・イオン電池が主流になってきている。一昔前は、サイクル寿命が短く、高価であるがこれらの要求条件への適合性が高く、ミサイルの点火電源や高性能ソーラーカーなどに使われていた銀・亜鉛電池が搭載されていた。現在も、JASTECの6500m級有人潜水調査船「しんかい6500」(乗員3名、長さ9.5m、空中重量25.8トン)には銀・亜鉛電池が使われている。
2000年に組み立てられた「うらしま」はリチウム・イオン電池、各種の高度の測位システム、画像探査装置を備えたAUV(自律型無人潜水機)で、AUVとしては世界初といわれる深度3518mの潜水試験に成功し、深度800mを保持しながら距離132.5kmの自律航行も成し遂げている。主電源に燃料電池、補助電源にリチウム・イオン電池を搭載した「うらしま」は04年には距離300kmの自律航行をめざして調整が続けられている。次世代機の開発構想では連続航行距離3000kmをめざし、北極の氷の下を潜航して北極海を横断することを目標にしている。
「うらしま」の燃料電池は固体高分子型燃料電池で、80個のセルを直列に配列して64V、40A、2kW、スタックは2つで、4kWの電力を得ている。特徴は燃料電池の生成物は水、炭酸ガス等一切、燃料電池を収納したチタン合金容器内に貯留し、船内、船外に移出しない。これは中性浮力を保つためと、高圧の海中に排出するためには莫大なエネルギーを必要とするからである。固体高分子型燃料電池の燃料である酸素は高圧タンクで運ぶが、水素は水素吸蔵合金による。現在の水素吸蔵合金の貯蔵圧は25℃で0.3MPa程度であり、35MPaになる高圧水素ボンベに比べて高価になるが安全性は高い。現在、搭載されている水素吸蔵合金の重量は700kgで、大気圧で100立方メートル相当の水素を貯蔵している。開発の過程で種々の水素吸蔵合金を評価したが、室温10℃で充填でき、取り扱いが容易な鉄・チタン・アルミ系合金を採用した。2.8重量%の吸蔵能力を持っている。燃料電池の廃熱を利用して水素吸蔵合金のステンレス製容器の外部に巡らしたパイプの温水、冷水の温度を調節して水素の供給量をコントロールする。次世代では酸素、水素の貯蔵材料としてカーボン・ナノチューブ、フラーレン、カーボン・ナノホーンなどのナノ構造の炭素分子の利用をも視野に入れて検討するという。
(写真は「燃料電池パワー」に掲載。沼崎英夫)
■WEB LINK NEWS
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04/05/11 [てくてくテクノ]燃料電池/2 環境、省エネ性抜群 新装置に高まる期待 /愛知(毎日新聞)
◇課題は発電効率向上
燃料電池を用いた「コージェネレーションシステム」。電気と熱の2種類のエネルギーを、都市ガスから同時に発生させる装置だ。コー(同時に)とジェネレーション(発生)をあわせて「熱電併給」と呼ぶ。環境にクリーンで省エネルギーのため、新時代にぴったり。従来の発電システムに代わる新装置として、急速に期待が高まっている。まさに、21世紀の新しい発電装置と言える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000002-mai-l23
04/05/12 「エコノロジー税」創設構想まとめる 中部開発センター(中日新聞)
【愛知県】社団法人の中部開発センター(名古屋市)は11日、環境をテーマにした愛・地球博(愛知万博)の開催を前に、環境税の一種である中部エコノロジー税の創設などを盛り込んだ「中部エコノロジー圏域構想」をまとめた。中部エコノロジー税は、中部9県が協力して、同じ税率で、環境への負荷が大きい市民生活や企業活動に広く課税する仕組み。具体的には水道料金や電気・ガス料金、ガソリン価格、家庭のごみ袋代に課金するほか、不法投棄の罰金引き上げや、マイカーでの来店が多い郊外型大型ショッピングセンターの建設では駐車場の大きさに応じた課金を提案している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040512-00000015-cnc-l23
04/05/12 電池自動車推進自治体、館山市を指定−−環境省 /千葉(毎日新聞)
館山市は、環境省が公募した「燃料電池自動車啓発推進事業」の指定自治体に選ばれた。次世代の低公害車として期待される電池自動車を、イベント展示や試乗会、学校での教材として活用することになる。環境省が03年度から3カ年で実施する事業で、初年度は館山市など首都圏の13自治体が選ばれた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040512-00000006-mai-l12
04/05/13 大阪ガス、LPG改質装置を発売−4万時間超の安定運転が可能(日刊工業新聞)
大阪ガスは燃料電池用の液化石油ガス(LPG)改質装置を12日発売した。1キロワット級の家庭用固体高分子形燃料電池(PEFC)コジェネレーションシステムの普及促進が狙い。脱硫部や水蒸気改質部などすべての構成要素をパッケージ化した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00000022-nkn-ind
04/05/13 燃料電池搭載ノートPC、2012年までに15%に(ITmediaニュース)
米ABI Researchは5月12日、マイクロ燃料電池を使ったノートPCは、早ければ2012年にも世界で15%近くを占めるようになるとの予測を発表した。マイクロ燃料電池を採用したノートPCやPDA、特定のニッチアプリケーションは、限定的ながら2005年に登場が見込まれると予測。主に日本と米国で試験的に2000台が製造されると見込んでいる。この技術の可能性を最初に示したのは米国企業だが、最近では日本企業の方がリードしているとABI Researchは指摘する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00000003-zdn_n-sci
04/05/14 ガス協、都市ガス原料の小型高能率水素製造システムを開発(日刊工業新聞)
本体は幅3・6×奥行き2・6×高さ2・3メートルのコンパクト設計で、都市ガスからの水素製造効率は72%を実現。純度99・999%以上の水素を、毎時40ノルマル立方メートル製造する能力を持つという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040514-00000022-nkn-ind
04/05/14 電力買い取りの説明不十分 公取委、電力10社に注意(共同通信)
注意を受けたのは北海道、東北、北陸、東京、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄の各電力会社。公取委によると、昨年4月の新エネルギー利用特別措置法の施行で、環境への負担が少ない太陽光発電による余剰電力については、電力そのものと「環境的価値」(クレジット)とが別々に買い取りの対象になった。電気事業者は、環境への負担が少ないエネルギーを一定割合以上使うことが義務付けられており、クレジット購入でこの割合を高めることが可能となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040514-00000111-kyodo-bus_all
04/05/15 長野オールトヨタモーターショー開幕(中日新聞)
参考出品9台を含むトヨタの新車・中古車計210台を出展。次世代型の燃料電池ハイブリッド車「Fine−N(ファインエヌ)」、先端の情報通新技術を搭載した1人乗り電気自動車「PM(ピーエム)」など、話題のコンセプトカーも登場する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040515-00000002-cnc-l20
04/05/16 北京:排ガス規制EURO3施行に向け準備進む(サーチナ・中国情報局)
中国石油天然気(ペトロチャイナ)は、国による環境保護政策の要求に従い、中国の軽油市場で発展しうる、クリーンな燃料生産を提言。各石化メーカーに向け、クリーンエネルギーをより一層重視し、石化産業全体で軽油の品質改良に注力していくよう訴えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040516-00000002-scn-int
04/05/17 新産業戦略、情報家電・燃料電池を柱に300兆円目標(読売新聞)
新産業創造戦略は、17日の産業構造審議会(経産相の諮問機関)で、中川経産相が正式報告する。具体的には、「情報家電」「燃料電池」「ロボット」「(アニメ・映画などの)コンテンツ」の4分野を世界市場をリードする先端産業に据えたほか、社会のニーズに対応した新産業として「健康・福祉」「環境・エネルギー」「(人材派遣や経営サポートなど)ビジネス支援」の3分野を選定した。
燃料電池は現在、一部の自動車メーカーが限定的に燃料電池車の販売を開始しているが、2010年には5万台、市場規模約1兆円、さらに2020年には500万台、約8兆円に成長すると見込む。早期の普及を目指し、官民合同の行動計画を策定すると共に、規制緩和を進めて本格導入に向けた環境を整備する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00000301-yom-bus_all
04/05/18 CO2排出量、京都議定書の目標達成は困難…経産省(読売新聞)
京都議定書が温室効果ガスの削減目標を定めている2010年度の排出量に関しては、現在実施している省エネ対策などがすべて予定通りの効果を上げた場合でも2億9900万トンと、議定書が目標とする1990年度の水準(2億8600万トン)を上回る見通しを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040517-00000214-yom-pol
04/05/18 東京ガス、電力・熱・水素を同時供給できる新システム開発に着手(日刊工業新聞)
水素製造による燃料電池車の普及を促すだけでなく、環境性や経済性を高い次元で実現するシステムとして構想。05年度末の商品化を目指し、公共施設や高速道路のサービスエリアといった電力と熱需要が近傍にあり、燃料電池車の先導的導入が期待される場所での配備を提案していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040518-00000022-nkn-ind
04/05/18 カリフォルニア州の停電に備え、燃料電池に注目する企業(WIRED)
何千リットルもの地ビールを醸造している最中に、停電ほど迷惑なものはない。米シエラネバダ・ブルーイング社は、あてにならないことで有名なカリフォルニアの電力網によるエネルギー供給の不安定さに経営が翻弄されるのを避けるため、近い将来、燃料電池を用いた自家発電設備を導入する予定だ。このように、エネルギーを可能なかぎり自給自足しようと考える企業は増加傾向にある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040518-00000008-wir-sci
04/05/18 地域再生計画と構造改革特区 医療、観光など8件数−−申請状況 /三重(毎日新聞)
また、「燃料電池特区」では、全国に先駆けた環境都市モデル地域を目指して環境産業育成を図る鈴鹿市で、産学官連携による燃料電池の実証試験を行うことなど、燃料電池技術確立と今後の普及のための規制緩和を求めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040518-00000002-mai-l24
04/05/18 [てくてくテクノ]燃料電池/3 試行錯誤も「積み重ね」 /愛知(毎日新聞)
「なぜ、都市ガスから電気を作るのですか」
愛知県東海市新宝町の東邦ガス総合技術研究所にある「ガスエネルギー館」。都市ガスに関するさまざまな知識が、パネルや模型や実験などで学べる展示スペースだ。この燃料電池コーナーの見学者から、冒頭のような質問が少なくない。答えは「燃料電池に不可欠な水素が、都市ガスから得られやすいから」。これは「都市ガスが一般家庭に供給されているから入手も容易」ともいえる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040518-00000002-mai-l23
04/05/18 御池中新校舎を「エコ」に 環境にやさしい工夫凝らす(京都新聞)
京都市中京区に建設される京都御池中の新校舎を、次世代エネルギーの燃料電池の導入など、環境にやさしいさまざまな工夫を凝らした「エコ校舎」にする計画を市教委が進めている。生徒や市民に環境について考えてもらう目的といい、19日の市議会で門川大作教育長が答弁した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040519-00000019-kyt-l26
■海外ニュース(5月ー2)
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<輸送>
●フォードとBPが3都市で燃料電池車をテスト
Ford Motor CompanyとBP plcは、アメリカ合衆国の水素経済への移行を促すための重要なイニシアティブを発表した。カリフォルニア州サクラメント、フロリダ州オーランド、ミシガン州デトロイトの3都市で、フォードは30台の水素燃料電池車を提供し、BPはこれらをサポートするための水素再充填ステーションを建設する計画である。
http://www.bp.com/genericarticle.do?categoryId=120&contentId=2017980
<定置用電源>
●荏原と日本石油が灯油使用の燃料電池発電機を開発
荏原バラードと日本石油は、日本の住宅市場向けに、燃料に灯油を使用する1キロワット級熱電併給(CHP)定置型陽イオン交換膜(PEM)燃料電池発電機を開発した。システムは、バラード社の燃料電池と荏原のポンプ、ブロワー、製造技術と、日本石油のリフォーマー技術で構成され、荏原バラードが製造する。両社は、2006年の上市に向け、電気および排熱回収の効率向上と信頼性、耐久性の向上に注力する。
http://www.ballard.com/pdfs/10%20EBC%20Kerosene.PDF
<ポータブル/バックアップ電源>
●MGEがバラード社のNexaモジュールを利用したUPS発売
MGE UPS Systems, Incは、オプションとしてBallard Power Systemsユ Nexaィ RMシリーズ燃料電池モジュールを利用することで動作時間を延長可能なPulsar EX RTオンライン無停電電源供給装置(UPA)を発売した。MGE社の実績のあるオンライン二重変換技術を基に、新型のラックシステムは、高密度IT用途及びサーバー向けに最大限の信頼性と長時間バックアップを行うために最適化された電源保護を提供する。
http://www.ballard.com/pdfs/Pulsar%20EX%20RT%20with%20Nexa%20final.PDF
<燃料/改質器/貯蔵>
●CanadaがHydrogen Highwayへの資金提供を発表
カナダ政府は、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーとウィスラーの間に建設される世界初のHydrogen Highwayェへの資金提供を発表した。Hydrogen Highwayは、2010年にバンクーバーとウィスラーで開催される冬季オリンピック及びパラリンピックまでに完成、操業を予定している。同時に発表された燃料電池車開発推進のための三つの新規プロジェクトは、バンクーバー燃料電池車プロジェクト、水素高圧バルブ開発プロジェクト、水素燃料電池配達バンプロジェクト。これらのプロジェクトのため、These projects will receive CAN$5 million from theカナダ交通機関燃料電池同盟(CTFCA)から5百万カナダドル(約4億4000万円)が提供される。
http://www.fuelcellscanada.ca/Industry%20news/h2highway2.html
●California州がHydrogen Highways Network のために5000万ドルを受領
アーノルド・シュワルツネッガーカリフォルニア州知事は、2010年までに同州内の水素ハイウェイを建設するため、公共及び民間のパートナーシップを創設する行政命令に署名したと発表した。新規水素、燃料電池技術研究開発のため、最高5000万ドル(約55億円)に達する資金が米国エネルギー省からカリフォルニアの研究所に提供され、2010年までに州全体で150から200の初期水素ステーションネットワークを設置するという目標を達成を支援する。
http://www.governor.ca.gov/state/govsite/gov_homepage.jsp
<燃料電池コンポーネント>
●Arbinが10kW PEMFCテストシステムを納入
Arbin Instrumentsは米国政府PEM燃料電池試験機関に、10kW統合燃料電池評価システムを納入した。システムは、燃料シュミレーションのための水素ガス及び4系列の改質ガス用の5つのガス取り扱いユニットから構成されている。
http://www.arbin.com/CompanyInfo/News.htm
<その他>
●Fuel Cells 2000がデザインをリニューアル、更新www.fuelcells.org.
1996年に燃料電池及び水素に関するオンライン情報サイトとして始まったFuelCells 2000は、新たなデザインとレイアウトのインターネットサイ
トwww.fuelcells.orgを立ち上げた。ウェブサイトのデザイン変更に加えて、FuelCells 2000は、www.fuelcells.org を更新し、リンク切れの修正や新規ソースの掲載、イメージギャラリー、就職情報、汎用チャートページの拡張を行った。新しいSpecialty Vehiclesのチャートには、燃料電池スクーターや自転車、ボート、車椅子も加えられた。
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■燃料電池ワールド
□毎週水曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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