□燃料電池ワールド
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■Vol.129 2004/02/25発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■お知らせ
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☆燃料電池バスに乗りましょう!(再掲)
東京都は昨年8月28日から、路線バスとして燃料電池バスを走らせています。このバ
スには、1乗車200円を払えば誰でも乗れます。このバスに多くの人が乗ることで、燃料電池バスに対する関心が高いことを示せます。それは、都市の大気汚染を早く解決して欲しいという世論の表れともなるでしょう。首都圏に住んでおられる方も、出張で東京に来られた方も、時間をやりくりして乗ってみませんか。路線や時刻の詳しい情報は以下のホームページで知ることができます。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/community/news/new/topics01-287.htm
☆『燃料電池パワー』Vol.29の内容
【今週の燃料電池関連画像】
☆新潟県定置用燃料電池実証試験開所式より(提供:藤木商会)
1.開所式会場
2.設置の状況1
3.設置の状況2
【沼崎英夫/技術レポート】
◇WE-NETプロジェクトの全貌・その1「終了までの経過」
◇政府のエネルギー基本計画
※このメールマガジンは、より専門的な情報をPEM−DREAM会員に提供しています。サンプルは、http://www.pem-dream.com/conts.html
☆「遊んで作る燃料電池100円実験キット」と材料提供(再掲)
日本中、どこでも誰でも、手軽に、安全に、安上がりに燃料電池の原理を実験できる「遊んで作る燃料電池100円実験キット」。このキットの材料と製作ストーリーを書いた資料をメールで無料で差し上げています。ご希望の方は、
info@pem-dream.com までお申し込み下さい。
また、すでに資料を請求された方から、材料として使うLEDと電線が入手しにくいので対応できないかとの相談がありました。そこで、私たちが常備している中から、希望する方に提供することにしました。
内容は、LED3個と電線20cmくらいを2本です。ご希望の方は、切手200円分(郵送料含む)を事務局までお送り下さい。折り返し郵送します。
・宛先 〒198−0032 東京都青梅市野上町4−3−4ベルドール河辺201
燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■燃料電池グッズ【ご注文はメール info@pem-dream.com でどうぞ】
☆「燃料電池+ミニカー」組み立てセット〔再掲)
資源エネルギー庁のエネルギー教育用教材キットに取り上げられたセットです。自分で組み立てた燃料電池をミニカーにセットして、水素を供給して走らせることができ、直線で20メートルくらい走ります。燃料電池単独でも使えます。NPO特別価格15000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割引))です。写真は
http://www.pem-dream.com/kit.html でご覧ください。
※激走―そして激突!? 燃料電池ミニカーの23秒ビデオ 鳥取県の信原一郎さんが、ミニカーの激走ぶりをビデオで撮影してくださいました。
http://www.pem-dream.com/move.html
☆「ソーラー+燃料電池」学習キット(再掲)
太陽光発電、水素の製造、燃料電池について、中学から高校生程度の物理と化学の基礎知識を学びながら、30種類の実験を進めるキットです。再生可能な循環型エネルギーの仕組みを理解するのに最適です。
100頁の英文テキストと和訳テキストつき。販売価格24000円(税、送料別)のところ、NPO特別価格23000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割引)で提供します。写真は http://www.pem-dream.com/kit02.html でご覧ください。
■燃料電池関連イベント
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☆平成15年度JHFCセミナー
◇開催日 3月12日(金)
◇会 場 東京プリンスホテル(東京・港区芝公園)
◇参加費 無料
◇講演会プログラム
13:25 - 14:05 基調講演 〜燃料電池を取り巻く環境(仮)〜
13:25 - 13:45 「新エネルギー政策について」
経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部部長 藤田昌宏
13:45 - 14:05 「燃料電池技術の未来」
燃料電池実用化戦略研究会委員長 東京大学名誉教授 茅 陽一
14:05 - 15:45 JHFC活動報告 ?
14:05 - 14:25 「平成15年度JHFC活動総括」
実証試験推進委員会委員長 東海大学教授 神本武征
14:25 - 14:45 「水素ステーション領域・試験結果」
運用・データ検討(水素ステーション領域)ワーキング主査
東京工業大学教授 岡崎 健
14:45 - 15:05 「自動車領域・試験結果」
運用・データ検討(自動車領域)ワーキング主査
慶応義塾大学教授 石谷 久
15:05 - 15:25 「総合効率検討結果」
総合効率検討特別委員会委員長 慶応義塾大学教授 石谷 久
15:25 - 15:45 「水素ステーション 建設・運用状況」
水素ステーションワーキング主査 佐賀大学教授 門出政則
16:00 - 17:20 JHFC活動報告 ?
16:00 - 16:20 「液体水素製造技術 開発・実証状況」
液体水素製造技術ワーキング主査
高エネルギー加速器研究機構教授 細山謙二
16:20 - 16:40 「広報活動 状況報告」
広報ワーキング主査 燃料電池実用化推進協議会部長 赤松英昭
16:40 - 17:00 「安全推進委員会 活動状況」
安全推進委員会委員長
(財)日本自動車研究所 FC・EVセンター長 増永邦彦
17:00 - 17:20 「欧米における実証試験の動向」
(財)日本自動車研究所 FC・EVセンター参与 丹下昭二
◇燃料電池自動車・バス試乗会 (事前登録制、参加人数定員あり)
本年度新規参画した自動車メーカーを含む、国内外の最新燃料電池自動車(FCV)の試乗会を東京プリンスホテル敷地内特設コースにて、また、燃料電池バスの試乗会を近隣公道にて行います。
◇展示会
プロジェクト参画企業協力の下、複数の燃料電池自動車カットモデル、燃料電池関連部品、水素ステーションのディスペンサー等周辺部品などを一堂にご覧いただけます。また、紹介映像や説明パネル(本年度新規建設水素ステーション3基概要含)などをご覧いただきながら、担当者による説明も受けられます。
◇申し込みはhttp://www.jhfc.jp/seminar/index.htmlから
■PEM−DREAMニュース
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☆寸劇シナリオ『時代は新しいエネルギーを待っている』(2004.2.7)
○キャスト
横山(46歳)
あつ子(42歳)
ひろみ(20歳)
清二(88歳)兼ナレーター
田中さん(50歳)
岡山エネルギー公社社員
岡山エネルギー公社代表
アナウンサー
ナレーター登場
ナレーター ここは岡山市の郊外にある平凡な住宅街に住む平凡な一家、横山家のリビングです。家族は市役所に勤める横山氏と妻のあつ子さん、一人娘のひろみさんは花の女子大生。88歳になる清二じいさん、これがわたくしめの役どころですが、この四人です。
時は2015年。今から十一年後のある穏やかな冬の夕暮れであります。さて、横山家では昨年の暮れに10年間乗ったハイブリッドから、憧れの燃料電池車に買い換えたばかり。横山氏は今日も張り切って出勤していきました。燃料電池車は排気ガスを出さんのですぞ。つまり空気を汚さんのです。おととしには、ソーラーを利用した家庭用燃料電池も取り付けたもんで、あつ子さんもごきげんです。ご存知のように、燃料電池は水素と酸素を使ったまったく新しい発電方法なんですが、その水素をソーラーのあまった電気で作るんですな。まあ、難しい理屈は私にはわかりませんがね。そういえば、この近くの国際交流センターで燃料電池のイベントをやっとるらしいですよ。後で私も行ってみましょうかね。
おっと、あつ子さんが来ましたよ。
あわてて新聞を読んでいるふりをする清二、洗濯物を抱えたあつ子登場
あつ子 ふかふかの洗濯物って気持ちいいわねー。お日様、ありがとう。
おじいちゃん、今日の天気ならソーラーも良く働いてるよね。水素もたっぷり作れてるはずだから夜の電気もうちの燃料電池でまにあうね。後でメーター見なくちゃ。楽しみー。おじいちゃん、晩ご飯何がいい?
チャイムの音、ピンポーン
あつ子 はーい。(玄関に向かう)
田中 回覧板でーす。
あつ子 ありがとう。えー、何のお知らせかなあ。(回覧板を読み始める。)「小学校にソーラーをつけました・・・」
田中 そうなの、小学校の屋上、広いでしょ。結構大きなソーラーをつけたから、余った電気を売るでしょう。夏休みなんかたくさん売れるのよ。取り付けの資金に協力したら、儲かった分がもらえるんだって。
あつ子 ふーん、出資するってこと?
田中 そうそう。配当があるんだもん!
あつ子 で、田中さんとこはどうするの?
田中 一口5万円だからうちは二口くらいは出資してもいいかなって思ってるの。そういえば赤木さんのところも二口するって言ってたわよ。
あつ子 ふーん、うちもそのくらいしようかな。
田中 それに小学校だったら、岡山エネルギー公社から補助も出るのよ。
あつ子 えっ、補助? ほんと? 配当もあるのに?
田中 それそれ、昔は電気は電力会社からしか買えなかったけど、今は私らが電力会社だってこと。ま、考えといて。回覧、早めによろしくね。
田中退場
あつ子 ご苦労様でした。うちも二口ぐらいしようかな。二口だと配当が・・・
リビングに戻る。うたた寝をしている清二
清二 ぐー。
あつ子 おじいちゃん。今寝たら夜寝られなくなりますよ。
清二 はいはい。燃料電池のあまった熱で床暖房するようになったから、うたたねが気持ちようてな。
あつ子 ふふふ、おじいちゃんたら。まだ床暖房は入ってませんよ。今はお日様の暖かさですよ。ほんと、お日様ってありがたいわー。
ひろみ登場
ひろみ お母さん、携帯電話用の燃料電池、買い置き、あったっけ?
あつ子 スーパーで10本で千円の安売りがあったから、買っておいたよ。でも、安いからってムダ使いはだめよ。使ったものは回収箱に入れといてね。
ひろみ はーい。ねえねえ、今日はお天気がよかったから、明日は燃料電池自転車で学校へいけるね!
あつ子 たぶん、自転車の分ぐらいは水素が使えるけど。若者は元気に普通の自転車で行ったら? あれは明日お母さんが買い物に行くのに使いたいわ。
ひろみ お母さんこそダイエットのために普通ので行ったら!あたしは明日からテストなんだからね。勉強するのにエネルギーがいるの!
あつ子 よくいうわね。寝てばっかりでエネルギーためすぎじゃないの。
チャイムの音
あつ子 はーい。きょうはよく人が来るわね。
エネルギー公社社員 ちわー、エネルギー公社です。ソーラーの点検に伺いました。
あつ子 ご苦労様。
エネルギー公社社員 ソーラーの調子いかがですか。
あつ子 好調よー。今日は点検はいいわー。
エネルギー公社社員 そうですか。(紙を手渡しながら)はいこれ、先月の収支伝票です。お宅は大きめのセットを買われたからプラスのことが多いですね。
あつ子 メーターを見るのが楽しみなのよ。ちょっとでも売りたいじゃない。何だかみんな節約のくせがついちゃって。ねえねえ。小学校のソーラーの話、知ってるわよね。
エネルギー公社社員 ええ、今、すごく人気なんですよ。ヨーロッパなんかではもう十年も前からやってたんですが、やっと、日本でもできるようになったんですよ。
あつ子 それで、どのくらい貰えるのかとか、わかります?
エネルギー公社社員 それはいろいろなんですよ。今度その資料持ってきて見ましょうか。
あつ子 お願いします。
エネルギー公社社員 わかりました。それじゃあ、失礼します。ありがとうございました。
エネルギー公社社員退場 伝票を見ながらリビングに戻るあつ子。
あつ子 よーし、来月もがんばるぞ。
コーン、コーンという耳なれない音
ひろみ あっ、お父さんだ。
横山登場
横山 ただいま。
ひろみ お帰りなさい。お父さん、車の調子どう?
横山 バッチリ。コンビニで水素を入れられようになったから、ほんと便利になったよ。(新聞を見せながら)うちの山田君が今度の岡山マラソンの優勝候補だって。山田君、結構いい年なんだけどがんばっているんだな。
あつ子 前、体の調子が良くないって言ってなかった? 山田さん。
横山 そうなんだ。練習で普通の道を走るとき、どうしても排気ガスを吸い込むもんで肺とかやられて良くなかったらしい。
あつ子 今は燃料電池車が多くなったから、その心配は少なくなったわね。
横山 それに岡山マラソンの日は「県民エコカーデー」だから、ガソリン車やディーゼル車は走れない。よし、応援にいってやるか。
清二 昔は車に乗らないノーカーデーがあったなあ。なんぼ燃料電池車でも歩くのが一番省エネじゃ。
ひろみ だから、おじいちゃんはいつまでも健康なんだね。
清二 わしは100歳までは大丈夫。はっはっは。
画面を持ったアナウンサー登場
アナウンサー 6時のニュースをお伝えします。岡山エネルギー公社は昨年度省エネ達成町内会のベスト3を発表しました。1位、平井町内会、2位、中川町内会、3位、春日町内会が昨年度の省エネナンバー3に輝きました。この3町内に旅行券がプレゼントされるということです。
また、岡山エネルギー公社に対しては、エネルギーをより効率的にコーディネートしたという実績が認められ、「京都議定書財団」よりISOの認証が与えられました。喜びを語る岡山エネルギー公社の室山さんです。
室山登場。画面を持つ。
室山 私たちは、エネルギー完全自由化を迎えて、地域の皆様に受け入れられるサービスをと社員一同頑張ってきました。それが認められ、本当にうれしく思います。これからも持続可能なエネルギー社会をつくるため頑張っていくつもりです。ありがとうございました。
ひろみ すごーい! うちの町内が一位だって。旅行ってどこだろう。
横山 町内には150軒あるからなあ。きっと抽選だよ。
ひろみ あたるといいなあ。当たりますように・・・
全員 当たりますように。
清二、ナレーターになる
ナレーター 人が生きていく限り、資源を使わないわけにはいきませんが、大量に作り、使い捨てていく時代は過去のことになりました。エネルギーも同じです。水素は地球上に無限にあるといわれ、燃料電池を筆頭にした水素社会が実現しつつありますが、室山氏の話のように知恵を出し合って、限られた資源を大切に使い、美しい地球を未来に手渡したいとおもいます。岡山から世界にこのメッセージを伝えます。
※この寸劇は、燃料電池を知る会 in OKAYAMA『時代は進む、燃料電池〜わたしの家に燃料電池が来る日〜』で上演されました。この脚本を自由にご利用いただくことを作者も願っています。
■WEB LINK NEWS
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04/02/18 三菱電、PEFCの1kw機を開発−加湿式熱交換器でコスト減(日刊工業新聞)
三菱電機は同社技術となる加工紙を用い熱と同時に湿度も交換する熱交換器を使って加湿を最もシンプルなシステムとし、発電効率34%を実現した固体高分子形燃料電池(PEFC)の1キロワット機を開発、実証に入った。同時にFCスタックを構成するセパレーターに熱硬化樹脂とカーボン材料のモールド形成品を採用。1枚200円のめどをつけ、FCシステムを構成する部品は02年度に最初に開発したシステムより半分に減らすことに成功した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00000020-nkn-ind
04/02/18 水島工高生徒が燃料電池カーを手作り、試走 県内初 /岡山(毎日新聞)
燃料電池カーは、長さ180センチ、幅90センチの1人乗り。工業化学科の生徒がカーボンファイバーなど車体の材質を担当、機械科の生徒がアルミの溶接などを担当した。構想から8カ月、製作費100万円をかけ、放課後も試行錯誤を繰り返した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00000006-mai-l33
04/02/18 出雲エネルギーセンターが県立花公園に電力を割安供給へ 必要性に疑問の声も/島根(毎日新聞)
ごみ処理時の熱を利用し、発電も行う出雲エネルギーセンター(出雲市芦渡町)が、4月にオープンする県立花振興センター花ふれあい公園(同市西新町)へ電力を供給する売電単価が1キロワットあたり13円に決まったことが17日分かった。中国電力よりも割安な料金となり、同公園では年間約350万円のコストダウンになるという。一方で、センターは見込みより消費電力が増えているほか、高いコストでディーゼル発電も行っており、「公園に電力を供給する必要があるのか」との疑問の声も出ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00000001-mai-l32
04/02/19 子会社再編、生産拠点7ヵ所に 日本電池とYUASAの新会社(京都新聞)
鉛蓄電池で国内一の日本電池(京都市南区)と2位のYUASA(大阪府高槻市)の経営統合で、今年4月に発足する新会社「ジーエス・ユアサコーポレーション」の経営体制が16日、明らかになった。持ち株会社の下に電池・電源製造販売、国際事業、サービスなどの子会社11社を再編。新事業育成などで2007年3月期に売上高2600億円、経常利益120億円を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040219-00000004-kyt-l26
04/02/19 新日石ガスなど、DME燃料に高効率発電を実証するプロ開始(日刊工業新聞)
新日本石油ガス(東京都港区、吉田清社長、03・3502・5111)は、東芝インターナショナルフュエルセルズ(東芝IFC)と共同で、200キロワット規模のリン酸形燃料電池で、クリーンエネルギーのジメチルエーテル(DME)を燃料に高効率発電を実証するプロジェクトを新日石ガス・新潟LPG輸入基地(新潟市)で5月から開始する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040219-00000024-nkn-ind
04/02/19 小型で低コスト、エタノールを使った新たな水素生成装置(WIRED)
「今回の成果は、経済的かつ実用的と思われる方法で、持続的利用可能な水素を生成できる可能性を示唆している」と、この研究を指揮したミネソタ大学のラニー・シュミット教授(化学工学)は述べる。研究成果の概要は、『サイエンス』誌の2月13日号に掲載されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040219-00000005-wir-sci
04/02/19 業務用燃料電池で共同開発=東ガス、京セラなど4社(京都新聞)
京セラと東京ガスは横縞形セルスタックの開発に取り組む。リンナイとガスターは、熱交換機や流体制御などガス機器開発の技術で発電ユニットのシステムを研究する。京セラは、すでに1キロワット級の家庭用燃料電池の熱電供給システムを単独で研究開発している。同システムには独自の縦型セルを利用するが、今回の業務用にはよりコンパクト化の見込める横縞形セルスタックを採用、複数社との協同研究に踏み切った。価格は400万円程度、初年度100台の販売を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040219-00000097-kyt-l26
04/02/21 静電気発生しガスに引火 浜岡2号機屋上の火災(共同通信)
静岡県浜岡町の中部電力浜岡原発2号機(沸騰水型、出力84万キロワット)のタービン建屋屋上で21日午前起きた火災で、中部電は同日午後、記者会見し、屋上の配管(直径5センチ)から水素ガスを排出作業中、静電気が発生し、ガスに引火したのが原因とみられると発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000157-kyodo-soci
■海外ニュース(2月ー3)
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<輸送>
●デューク大学とGMとが燃料電池技術で共同研究
デューク大学とゼネラル・モータースは、水素燃料電池自動車に関する学際的教育と研究の為の複数年プロジェクトで合意に達した。GMはデューク大学に対してプロジェクトの為の約50万ドルの初期寄付を行った。
http://www.fuqua.duke.edu/admin/extaff/news/duke-gm_2004.htm
<ポータブル/バックアップ電源>
●Sinclair Broadcastingが新型カメラ向け燃料電池を評価
Sinclair BroadcastingグループはJadoo Power System, Inc.から供給された水素燃料電池で駆動する新型カメラの実用性を評価する計画だ。評価試験は、来月から、カリフォルニア州サクラメントにあるSinclairのCBS関係会社であるKOVR-TVで開始される。Sinclairは、評価結果が良好であれば、今年後半から、同社の他のニュース放送局でも利用を開始する可能性があるとしている。
http://www.jadoopower.com/
<燃料電池コンポーネント>
●IonとGenCellが契約趣意書の署名
Ion Power, Inc.とGenCell CorporationはGenCell社の定置型、携帯用、自動車用の燃料電池開発を推進する為の契約趣意書(MOU)に署名した。契約では、Ion Power社がGenCellに対し、GenCell社の陽イオン交換膜型燃料電池(PEMFC)の生産ラインの試験及び最適化に必要な電解質膜組み立て部品を提供する。
http://www.ion-power.com/about.html
<その他>
●Texas A&Mが燃料電池発電システム研究所を設立
テキサスA&M大学電気工学部は燃料電池発電システム研究所を設立した。研究所は、バッテリーやキャパシタを使ったエネルギー貯蔵装置が付いた複雑な燃料電池発電システムについて、その電気的性能を厳密に評価できる最新式の産業的研究支援と設備を提供する。
http://www.tamu.edu
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■燃料電池ワールド
□毎週水曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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