□燃料電池ワールド
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■Vol.033 2002/01/23発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■お知らせ
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☆2月2日(土)午後2時からお披露目懇談会
先週、新事務所のお披露目を兼ねた懇談会をご案内しましたが、8名の方から申し込みをいただきました。燃料電池の開発メーカー、販売会社、計測関係の会社の方や、燃料電池を勉強している大学生、建築士の方、市民活動をしておられる方など、多彩な顔ぶれです。メーカーの方は自社の燃料電池を持参してくださいます。皆さんが初対面ですので、どんな懇談会になるか分かりませんが、もう少し余裕がありますので、ご希望の方はご連絡下さい。地図など、ご案内を差し上げます。
この申し込みは、お名前、郵便の送付先、ご要望(あれば)などをお書きになり、sak@pem-dream.com にメールして下さい。お待ちしております。
☆ホームページ復旧のため、一時停止
PEM−DREWAMのホームページが、リンクがはずれたりして利用できなくなっております。改善作業を続けてきましたが、全面的に作り直した方がよいとの結論に達しました。そこで、作り直しの間、ホームページを閉鎖いたします。ご迷惑をおかけしますがご了承下さい。
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■世界のニュース〈1月〉
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<輸送>
●ウィスラーが燃料電池ゴルフカートを実演
ウィスラー社のヴォルタリス燃料電池部門は、水素を燃料とするカーボンX燃料電池ゴルフカートの実演を成功裏に収めた。このカートは、アニュヴュ−社が開発した48ボルト陽子交換膜(PEM)型燃料電池を特徴としている。
<定置型電源>
●フュエル・セル・エナジーがビール工場に動力供給
フュエル・セル・エナジー社と丸紅商事は、アジアで最初のダイレクト・フュエル・セル(DFCR)パワープラントの設置場所を、東京郊外にあるキリンビール醸造所に決定した。丸紅はフュエル・セル・エナジー社のアジア地区パートナーとして、2002年の4〜6月の間に250kW級DFCRパワープラントをキリンビール取手醸造工場に供給する。この燃料電池は、ビールの製造工程で生じる廃液から出る、メタンのようなダイジェスターガスを利用する。
<携帯電源>
●米国空軍がHパワーの燃料電池をテスト
コンカレント・テクノロジーズ・コーポレーションは、米国空軍の航空遠征軍戦闘研究部門に代わってHパワー社の燃料電池システムを調査した。それは、コモン・コア・パワー・プロダクション(C2P2)イニシアティブのためである。この4kW級システムで、事務所、航空機負荷、産業工場、航空機支援機器や牽引車の動力伝達系を動かせるかどうか検査された。
<燃料・改質器・貯蔵>
●プロトン・エネルギー・システムがフォードとの計画を発表
プロトン・エネルギー・システム社は、フォード・モーター・カンパニー傘下のTH!NKグループと合同調査及び評価プログラムにおいて協力すると発表した。この合意のもとで、プロトン社はフュエルジェン高圧水素再補給システムをTH!NKTH!NK側に引き渡す予定である。
<燃料電池コンポーネント>
●エンバイロンメンタル・ソリューションが触媒を開発
エンバイロンメンタル・ソリューションズ・ワールドワイド社(ESW)は、「ハイドロジェン・キャット」と呼ばれる新しい電気変換器を開発中である。これはとりわけ低温、低量の水素燃料電池製品における放出を減少させるために設計された。ESMはある燃料電池会社と、ハイドロジェン・キャットを評価することの合意に至った。
<提案要求>
●国防総省の燃料電池技術提案
アメリカ国防総省は、2002年1月のSBIRソリシテーションに関する提案の受付を開始した。海軍・空軍・DARPA・BMDO等の各機関のコンポーネント項目部門の一覧はすべてオンラインで見ることができる。
項目に含まれるのは、航空遠征軍(AEF)の作戦で燃料電池を使用する際の硫黄除去燃料の兵站、金属水素化物を使用した小型の水素貯蔵器、充電可能な燃料電池、そして兵器に利用できる燃料電池などである。段階1の賞金は、おおよそ6万ドルから10万ドルである。
<その他>
●新しいメタノールビデオが登場
メタノール・インスティテュートは、「メタノール燃料電池自動車:明らかに選択すべきもの」というタイトルのビデオを公開した。この10分間のビデオは、燃料電池開発の現段階と水素運搬燃料としてのメタノールの役割と特徴について、産業界、政府機関、環境分野の代表者へのインタビューをもとに構成されている。ビデオのコピーは、メタノール・インスティテュート宛に7ドル送金すれば入手できる。宛先と住所は以下の通り。
Methanol Institute Video
800 Connecticut Avenue, N.W., Suite 620, Washington, D.C. 20006.
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■燃料電池ワールド
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