燃料電池ワールド (2001/10/24 14:40)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.024 2001/10/24発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

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☆4種類の燃料電池を一挙公開! 「杉並区主催の環境博覧会すぎなみ2001」(10月27〜28日、高井戸地域区民センター)の企画内容が決まりました。お知らせをご覧ください。
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■アップデート
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◇GMの燃料電池ワークショップ
燃料電池と水素に対して総合的な挑戦を続ける

 世界最大の自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)は10月17日(水)、東京プリンスホテルで「燃料電池ワークショップ」を開催した。会場には、最新型燃料電池自動車 HydroGen3の1対1のカットモデル(東京モーターショウで展示の予定)や、ガソリン改質器などが公開され、来場者の関心を集めていた。が、来場者は思ったより少なかった。一体どうしたのだろう。
 http://www.pem-dream.com/
    
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■世界のニュース〈10月〉
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<輸送>
●BMWがミニクーパーの水素自動車を公表

 BMWは、水素燃料のミニクーパーを公開する計画であると発表した。このミニクーパーには、これまでの同社のクリーン・エネルギー自動車と同様に水素燃料内燃エンジン(ICE)を装備する。また、現在の燃料タンクと同程度のスペースしか必要としない新型の水素燃料タンクを装着する。

<定置型電源>
●サバーバン・プロペインがグローバル・サーモエレクトリックと戦略的提携

 サバーバン・プロペイン、L.P.はグローバル・サーモエレクトリック社との了解覚書(MOU)に署名し、固体電解質形燃料電池(SOFC)製品を開発、プロパンガス市場に供給する。グローバル社の燃料電池技術をプロパンガスに合わせて改良し、遠隔地の消費者に電力を供給する。

<燃料電池コンポーネント>
●ドナルドソンが新型の燃料電池フィルターを公表

 ドナルドソン社は、燃料電池用に特化した二重安全装置付総合空気汚染物質・騒音フィルターシステム「FC3」を公表した。このFC3は、ロス・アラモス国立研究所に共同で設立された汚染物質制御研究室で使用中である。

<報告書・市場研究>
●もっとクリーンな重装備車両

 「もっとクリーンな重装備車両:最新のドライブ・トレーンと燃料」は、過去から未来への車両と燃料の橋渡し役を果たそうとしているウェストスタート(200社を超えるコンソーシアム)の最新レポートである。

<会議・レポート募集>
●第4回燃料電池・機会と投資のビジネス事例

 ビジネス・インテリジェンス・センター(CBI)は「第4回燃料電池・機会と投資のビジネス事例:燃料電池技術・製品・市場の出現」を12月3―4日、フロリダ州マイアミのオムニ・コロネードで開催する。
<http://www.cbinet.com/>

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■イベント
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●燃料電池実用化推進協議会がHP開設(再掲)

 日本の燃料電池実用化をめぐる諸問題を研究協議している推進協議会のHPが、このほど公開されました。
まだ基本的な項目が中心ですが、活動記録を見ると、3月の発足以来、連日のごとくワーキンググループの検討を重ねている様子が分かります。協議会の活動が活発であればあるほど、燃料電池の実用化は近づいてくると言えます。これから必見となるHPを、一度ご覧ください。
http://www.fccj.jp

●国際燃料電池ワークショップ2001―移動及び定置用PEFC(再掲)

 山梨大学は、移動動力用、家庭・定置用のPEFCの電池本体とシステムに関する基礎研究及び応用研究を行っている12人のリーダー的研究者・技術者の招待講演と、一般参加者によるポスター発表(36件)による「国際燃料電池ワークショップ2001」を企画しています。12人のリーダー的研究者・技術者は、日本及びアジア、欧州、米国から参加されます。募集要旨は以下の通りです。
○主  催 山梨大学
○共  催 電気化学会燃料電池研究会、他
○日  時 シンポジウム:11月12日(月)9:00〜113日(火)17:10まで
      見 学 旅 行:11月14日(水)
○場  所 甲府富士屋ホテル(山梨県甲府市湯村3-2-30)
○公式言語 シンポジウムの公式言語は英語です。同時通訳はありません。
○展  示 トヨタ(燃料電池自動車),三菱電機,松下電産,松下電工,東芝IFC,NEC,
      旭硝子,旭化成
○見学旅行 甲府市周辺観光+山梨大学クリーンエネルギー研究センター
○参加定員 シンポジウム:160名 見学旅行:40名
○参加費用 シンポジウム:要旨集 5000円
       (9月30日以降)
         会社関係者 40000円
         大学、国公立研究所など 20000円 
         (いずれも懇親会費を含む)
      見学旅行:10000円
○申込
・参加登録:少し余席があります。至急お申し込みください。
・見学旅行:受付可能です。10月31日までにお申し込みください。
・ポスター発表申し込み,ホテル予約:終了しました。
○申込書,プログラム及びHPによる詳細な情報
http://www.ab11.yamanashi.ac.jp/ifcw/
○連絡先
〒400-8511 甲府市武田4-3 山梨大学クリーンエネルギー研究センターIFCW世話人 渡辺政廣 
FAX 055-254-0371
E-mail ifcw@ab11.yamanashi.ac.jp
TEL 055-220-8618(林、内藤)055-220-8619(内田)

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■燃料電池QUIZ
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毎週ひとつの質問を出します。答は、YESかNOのふたつにひとつ。
どちらかを決めて、解答ページにアクセスしてください。
http://www.pem-dream.com/

27.《バス問題9》バス事業者別で登録台数が一番多いのは、東京都交通局?

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■お知らせ
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☆「環境博覧会すぎなみ2001」の出展内容決まる

 東京・杉並区主催の「環境博覧会すぎなみ2001」(10月27日(土)、28日(日))に、PEM−DREAMは出展します。京王電鉄井の頭線高井戸駅前にある東京都杉並清掃工場と高井戸地域区民センターをメインに、低公害自動車の展示や新エネルギー展(燃料電池や太陽光発電、風力発電など)が行われます。【PEM−DREAMの出展内容】
・10セルスタック240W級のPEM型燃料電池で、HOゲージを走らせます。
・太陽電池から発電して水の電気分解を行い、水素を発生させ、その水素を燃料電池に供給して発電する循環型燃料電池システムを動かします。
・自分で組み立てられる超小型燃料電池(試作品)で、おもちゃのトンボを動かします。
・セルを分解したPEM型燃料電池を展示します。
・燃料電池CD−ROM画像集の販売をします。
・燃料電池関連書籍の販売をします。
・A1パネル6枚で、「燃料電池の今」を展示します。
・PEM−DREAMのチラシを配布します。
──────────────────────────────────────『燃料電池ワールド』は、PEM−DREAMの会員を対象にした〈会員版〉も発行しています。
応援してくださるという方は、ぜひ情報会員に!

■燃料電池ワールド
 □毎週水曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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