燃料電池ワールド (2001/10/10 11:30)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.022 2001/10/10発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

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☆秋のイベント第2弾は「杉並区主催の環境博覧会すぎなみ2001」(10月27
〜28日、高井戸地域区民センター)、お知らせをどうぞ。
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■アップデート
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◇第1回水素エネルギー技術審議委員会傍聴記――燃料電池の導入に向けて意見さまざま

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は水素エネルギー技術審議委員会を設置し、10月3日に初会合が開かれた。この委員会は、
1.固体高分子形燃料電池及び水素エネルギー関連分野の俯瞰的な調査・把握2.本分野における技術開発等に関する審議(プロジェクトの企画・立案等)についての審議を行う。PEM−DREAMも早速傍聴に出かけていった。
 http://www.pem-dream.com/
    
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■世界のニュース〈10月〉
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<輸送>
●バラードとフォードが3450万カナダドルの契約

 バラード・パワー・システムズ社とフォード・モーター社は、バラードの燃料電池モジュール「マーク900」と、その関連技術およびサポートに関して、3年間、3450万カナダドル(2200万米ドル)の契約に署名した。

<ポータブル電源>
●ハイドロジェニックスがポータブル型燃料電池計画の契約

 ハイドロジェニックス社はカナダ国防省と契約を締結し、ケミカルハイドライドを燃料とする次期ポータブル型燃料電池開発計画に参加する。

<燃料電池コンポーネント>
●UCIの化学者がナノスケールの水素センサーを完成

 カリフォルニア大学アーヴィン校(UCI)の化学者が、実用的なナノスケールの水素センサーを開発した。このセンサーは燃料電池や内燃機関内の水素が、危険なレベルに達したことを検知できる。

<その他>
●シーメンスが燃料電池事業の拠点を選択

 シーメンス・ウェスチングハウス電力会社は定置型燃料電池事業の拡張にあたり、ピッツバーグを選択、アレゲニー郡に43万平方フィートの製造施設を建設する。

<会議・レポート募集>
●ABIの燃料電池ダイナミックス2001が予定変更

 アライド・ビジネス・インテリジェンス(ABI)は、「燃料電池ダイナミックス2001:願望ではなく現実」を2002年2月6-7日に予定を変更した。開催地に関してはニューヨーク州ニューヨークのマリオット・マーキスで変更はない。主要な燃料電池関連企業が将来予測、ビジネスチャンスなど、燃料電池産業に関する見解を披瀝する。詳細は <http://www.alliedworld.com/energy/home.html>

●輸送転換

 「輸送転換会議:持続性」が10月29日、ネバダ州ラス・ベガスのラス・ベガス・ヒルトンで開催される。詳細は <http://www.semashow.com>

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■イベント
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●燃料電池実用化推進協議会がHP開設(再掲)

 日本の燃料電池実用化をめぐる諸問題を研究協議している推進協議会のHPが、このほど公開されました。
まだ基本的な項目が中心ですが、活動記録を見ると、3月の発足以来、連日のごとくワーキンググループの検討を重ねている様子が分かります。協議会の活動が活発であればあるほど、燃料電池の実用化は近づいてくると言えます。これから必見となるHPを、一度ご覧ください。
http://www.fccj.jp

●国際燃料電池ワークショップ2001―移動及び定置用PEFC(再掲)

 山梨大学は、移動動力用、家庭・定置用のPEFCの電池本体とシステムに関する基礎研究及び応用研究を行っている13人のリーダー的研究者・技術者の招待講演と、一般参加者によるポスター発表(30件を予定)による「国際燃料電池ワークショップ2001」を企画しています。13人のリーダー的研究者・技術者は、日本及びアジア、欧州、米国から参加されます。募集要旨は以下の通りです。
○主  催 山梨大学
○共  催 電気化学会燃料電池研究会、他
○日  時 シンポジウム:11月12日(月)〜13日(火)
      見 学 旅 行:11月14日(水)
○場  所 甲府富士屋ホテル(山梨県甲府市湯村3-2-30)
○公式言語 シンポジウムの公式言語は英語です。同時通訳はありません。
○見学旅行 甲府市周辺観光+山梨大学クリーンエネルギー研究センター
○参加定員 シンポジウム:150名 見学旅行:40名
○参加費用 シンポジウム:要旨集 5000円
       (9月30日以降)
         会社関係者 40000円
         大学、国公立研究所など 20000円 
      見学旅行:10000円
○申込締切
・ポスター発表申し込み及び発表アブストラクト、割引の参加登録 9月29日
・ホテル予約と見学旅行 9月29日
(注:締切後も、余席があれば受付可能です)
○申込書及びHPによる詳細な情報
http://www.ab11.yamanashi.ac.jp/ifcw/
(注:アドレス中のab11は数字の11です)
○連絡先
〒400-8511 甲府市武田4-3 山梨大学クリーンエネルギー研究センターIFCW世話人 渡辺政廣 
FAX 055-254-0371
E-mail ifcw@ab11.yamanashi.ac.jp
TEL 055-220-8618(林、内藤)055-220-8619(内田) 

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■燃料電池QUIZ
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毎週ひとつの質問を出します。答は、YESかNOのふたつにひとつ。
どちらかを決めて、解答ページにアクセスしてください。
http://www.pem-dream.com/

25.《バス問題7》都道府県別に見たバス事業者数の全国一は、やはり東京都?

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■お知らせ
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☆10月27日(土)28日(日)は「環境博覧会すぎなみ2001」に出展

 東京・杉並区主催の「環境博覧会すぎなみ2001]に、PEM−DREAMは出展します。京王電鉄井の頭線高井戸駅前にある東京都杉並清掃工場と高井戸地域区民センターをメインに、低公害自動車の展示や新エネルギー展(燃料電池や太陽光発電、風力発電など)が行われます。私たちも準備を整え、有意義な展示を行いますので、ぜひご参加ください。
──────────────────────────────────────『燃料電池ワールド』は、PEM−DREAMの会員を対象にした〈会員版〉も発行しています。
応援してくださるという方は、ぜひ情報会員に!

■燃料電池ワールド
 □毎週水曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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